JPH02233210A - 泥漿鋳込成形装置 - Google Patents

泥漿鋳込成形装置

Info

Publication number
JPH02233210A
JPH02233210A JP5437589A JP5437589A JPH02233210A JP H02233210 A JPH02233210 A JP H02233210A JP 5437589 A JP5437589 A JP 5437589A JP 5437589 A JP5437589 A JP 5437589A JP H02233210 A JPH02233210 A JP H02233210A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slurry
particles
ultrasonic wave
casting
transferred
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5437589A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Kamei
亀井 和彦
Yoshie Iwakura
岩倉 与志衛
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furuno Electric Co Ltd
Original Assignee
Furuno Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Furuno Electric Co Ltd filed Critical Furuno Electric Co Ltd
Priority to JP5437589A priority Critical patent/JPH02233210A/ja
Publication of JPH02233210A publication Critical patent/JPH02233210A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Producing Shaped Articles From Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、泥漿の鋳込みを行う泥漿鋳込成形装置に係り
、より詳細には、超音波により泥漿中の粒子に運動エネ
ルギーを与える泥漿鋳込成形装置に関する。
〈従来の技術〉 セラミックス等を用いて素子の製作を行う場合には、そ
の焼成以前において、原料となる粒子を成形し、乾燥さ
せておく必要のあることから、その成形の工程として、
粒子と溶媒(主に水)との混合物を石膏からなる泥漿鋳
込成形型に流し込み、その混合物から水分のみを取り除
くことによって成形品を作成する方法が採用されている
〈考案が解決しようとする課題〉 上記成形において良質の成形品を得るためには、鋳込み
時において、原料となる粒子が均一に分布している必要
があるが、粒子は重力の影響によって溶媒中を沈降する
ため、時間の経過と共にその分布が不均一となる。
粒子の沈降速度は、その値をVtとし、粒径をr、粒子
、溶媒のそれぞれの密度をρ、ρ0,溶媒の粘度をη、
重力の加速度をgとするとVt=2r2X (ρ−ρ。
)Xg/(9Xη)として示される。
このことは、沈降が原因となる粒子の不均一な分布を減
少ざせる方法して、原料に粒径rの細かい粒子を用いる
、あるいは、溶媒に、密度と粘度の高い液体を用いれば
良いことを意味するが、粒径の微細な原料は、粗い粒径
の粒子に比べると高価になるという問題点あり、溶媒の
密度を高める方法は、溶媒が有機溶媒となるため、その
取り扱い方が困難となり、溶媒の粘度を高める方法は、
泥漿の流動性が悪く、鋳込みの形状が限定されるという
問題点があった。また、泥漿は一種のコロイド溶液であ
るので、ヂクソトラピー流動を示ず泥漿などでは、振動
を加えることによってニュートン流動を示すといった性
質もある。
本考案は上記課題を解決するため発案されたものであり
、その目的は、泥漿中の粒子の分布を均一に保つことの
できる泥漿鋳込成形装置を提供することにある。
〈課題を解決するための手段〉 上記課題を解決するため木考案の泥漿鋳込成形装置は、 泥漿の鋳込を行う鋳込成形型に超音波を与える構成を採
用する。
〈作用〉 泥漿鋳込成形型には超音波が与えられるため、鋳込成形
型の内部に流し込まれた泥漿中の粒子には、超音波によ
る高い運動エネルギーが与えられる。
〈実施例〉 第1図は本考案の一実施例を示す一部破砕外観斜視図で
ある。
図において、開口面の形状が長方形の容器であり、この
底板112の下面に円板状の超音波振動子111が取り
付けられた超音波槽11の内部には、超音波の伝導率が
良好なステンレス等からなり、底面が閉じられた円筒形
の容器であるη込成形型格納容器]2が2つ置かれてい
る。
この鋳込成形型格納容器12の各々の内部には、超音波
の伝導率が高く、かっ泥漿中の水分の吸収率の良い、ア
ルミニウム等の通気性金属がらなる鋳込成形型13が位
置し、この鋳込成形型13の中央上部には鋳込み穴13
1が形成されている。そしてこの鋳込み穴131には、
原料となる粒子と水との混合物である泥漿14が流し込
まれている。
また超音波槽11の内部には、超音波の伝達を行うため
の液体として、取り扱いの極めて容易な水15が、鋳込
成形型格納容器12の大部分が水中に没する高さに充た
されている。
以上の構成からなる本考案の一実施例の動作について以
下に説明する。
泥漿14が鋳込み穴131に流し込まれた状態において
は、高周波電圧が印加された超音波振動子111は、既
に振動を行っている。この振動によって発生した超音波
は、超音波+1h11の底板112と側壁113とに伝
達され、さらに水15へと伝達される。
そのため鋳込成形型格納容器12には、底板112を介
した底面からの超音波と、水15を介した側壁121か
らの超音波とが導かれる。
このように、鋳込成形型格納容器12の外壁に導かれた
超音波は、鋳込成形型格納容器12が、超音波の伝達の
良好なステンレスにより構成されていることから、その
内壁123に超音波が導かれる。
この内壁123には鋳込成形型13の外壁132が接し
ているため、鋳込成形型格納容器12に伝達された超音
波は鋳込成形型13に導かれる。
そのため、鋳込成形型本体13の鋳込み穴131に流し
込まれた泥漿には、鋳込成形型13を介して、超音波が
伝達されることとなる。そして超音波の影響により、泥
漿14中の粒子は運動を始める。この運動の方向はラン
ダムな方向の運動となるため、小さな粒子、中程度の粒
子、大きな粒子が共に良く混しり合った状態に維持され
る。
この状態において泥漿14中の水分が、通気性金属てあ
る鋳込成形型13に吸収され、粒子のりが残されること
になるので、鋳込成形型13を鋳込成形型格納容器12
から取り出すと共に、固まった泥漿を鋳込成形型13か
ら取り出すと、この取り出された品が成形品となる。
第2図は本考案の第2の実施例を示す断面回である。
開口面の形状が長方形をした容器24の内部23には、
水が充たされておらず、鋳込成形型13のみが置かれて
いる。そして底板22の下面には超音波振動子21が取
り付けられている。また鋳込成形型13の鋳込み穴13
1には泥漿14が充たされている。この状態において超
音波振動子21に高周波電圧が印加される。そのため、
超音波振動子21からの超音波は、底板22から鋳込成
形型13の下面に伝達され、泥漿14へと伝達される。
第3図は本考案の第3の実施例を示す断面図である。
この実施例においては、超音波振動子31の上に直接に
鋳込成形型13が置かれており、鋳込み穴131には同
様に泥漿14が流し込まれている。そして超音波振動子
31に高周波電圧が印加される。そのため、超音波振動
子21からの超音波は、鋳込成形型13に直接に伝達さ
れ、泥漿14へと伝えられる。
以」二説明したように、第1図に示す実施例においては
、超音波が、鋳込成形型13の外壁132と底面とから
伝達されることになるため、鋳込成形型13への超音波
の伝達効率を良くすることが可能となっている。
なお本考案は上記実施例に限定されず、鋳込成形型格納
容器12については、ステンレスを用いた構成について
説明したが、超音波を良好に伝達するると共に、水の浸
透を遮断するその他の素材として、例えばアルミニウム
等を用いた構成とすることが可能である。
また超音波槽11内には、2つの鋳込成形型格納容器1
2を置いた場合について説明したが、その他の任意の個
数として、例えば1つ、あるいは4つ等を置く構成とす
ることが可能である。
また鋳込成形型13については、アルミニウムからなる
通気性金属を用いた場合について説明したが、その他の
材質として、例えば鉛等の通気性金属、あるいは石膏等
を用いた構成とすることが可能である。
く考案の効果〉 本考案に係る泥漿鋳込成形装置は、鋳込成形型に超音波
を与える構成となっていることから、鋳込成形型に流し
込まれた泥漿に超音波が印加されることとなり、泥漿中
の粒子がランダムな方向に運動ずるため、泥漿中の粒子
を均一に分布させることが可能になると共に、特に排泥
鋳込においては、粒子が均一に分布していることから、
着肉の厚みが均一になるという顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す一部破砕外観斜視図、
第2図は本考案の第2の実施例を示す断面図、第3図は
本考案の第3の実施例を示す断面図である。 13・・・鋳込成形型 14・・・泥漿

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)泥漿の鋳込を行う鋳込成形型に超音波を与えるこ
    とを特徴とする泥漿鋳込成形装置。
JP5437589A 1989-03-07 1989-03-07 泥漿鋳込成形装置 Pending JPH02233210A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5437589A JPH02233210A (ja) 1989-03-07 1989-03-07 泥漿鋳込成形装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5437589A JPH02233210A (ja) 1989-03-07 1989-03-07 泥漿鋳込成形装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02233210A true JPH02233210A (ja) 1990-09-14

Family

ID=12968929

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5437589A Pending JPH02233210A (ja) 1989-03-07 1989-03-07 泥漿鋳込成形装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02233210A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010105323A (ja) * 2008-10-31 2010-05-13 Toppan Printing Co Ltd 珪素酸化物系多孔質成型体およびその製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010105323A (ja) * 2008-10-31 2010-05-13 Toppan Printing Co Ltd 珪素酸化物系多孔質成型体およびその製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH02233210A (ja) 泥漿鋳込成形装置
ES2562754T3 (es) Dispositivo y procedimiento de vibración para el tratamiento de una mezcla endurecible
GB2130784A (en) Filling interstices between pieces of material
US1513801A (en) Process of forming concrete products by vibratory means
KR101931202B1 (ko) 초음파 진동자를 이용한 액상교반장치 및 그 방법
JPS6089305A (ja) 軽量気泡コンクリ−トのモルタル注入方法
US1700156A (en) Method of making stone castings
SU1509127A1 (ru) Ультразвуковой диспергатор дл абразивных и неабразивных составов
MX159573A (es) Mejoras a procedimiento para preparar granulos huecos y endurecidos de silicato alcalino y producto resultante
JPH0613794B2 (ja) 硬化したコンクリ−トの表面にち密な層を形成する方法
DE964826C (de) Verfahren zum Herstellen von Formkoerpern
CN214819392U (zh) 一种新型混凝土振捣平台
JP2008088640A (ja) 模型地盤作成装置および方法
JPS5554256A (en) Exciting device of mold
SU881084A1 (ru) Устройство дл ультразвуковой активации строительных растворов
RU200101U1 (ru) Устройство для нанесения сыпучих материалов на изделие
JPH1119910A (ja) 固形泥漿鋳込み成形型
US1241144A (en) Process of molding concrete.
SU673626A1 (ru) Способ изготовлени газобетонных изделий
RU2152300C1 (ru) Способ и устройство для изготовления строительных изделий
JPS6236052A (ja) 放射線遮断用、遮音用コンクリ−ト
US1893309A (en) Method of making molds
SU659275A1 (ru) Способ изготовлени литейной формы вакуумной формовкой
RU2540710C1 (ru) Устройство для формования изделий
US4636086A (en) Vibrator equipped with fastening device