JPH02233098A - スピーカ振動板及びその製造方法 - Google Patents

スピーカ振動板及びその製造方法

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JPH02233098A
JPH02233098A JP5301889A JP5301889A JPH02233098A JP H02233098 A JPH02233098 A JP H02233098A JP 5301889 A JP5301889 A JP 5301889A JP 5301889 A JP5301889 A JP 5301889A JP H02233098 A JPH02233098 A JP H02233098A
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alumina
carbon
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speaker diaphragm
diaphragm
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JP5301889A
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Yoshinori Shinohara
篠原 義典
Keiichiro Nishi
慶一郎 西
Takeshi Sato
武 佐藤
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Mitsubishi Mining and Cement Co Ltd
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Mitsubishi Mining and Cement Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く産業上の利用分野〉 本発明は、音響用スピーカ振動板及びその製造法に関す
る. く従来の技術〉 従来スピーカ振動板を製造するための材料として,例え
ばアルミニウム,マグネシウム,ケイ素,チタン等の金
属又はパルプ等を用いることが知られており,また最近
、軽量、且つヤング率が高いアルミナ振動板が開発され
、中高音用振動板として実用化されている。
しかしながら従来のアルミナ振動板は、比重が3.9と
大きいために,音速特性が十分でない。
く発明が解決しようとするa!題〉 本発明の目的は,優れた音速特性を有し,且つ軽量なス
ピーカ振動板及びその製造方法を提供することにある. く課題を解決するための手段〉 本発明によればアルミナ50〜90重量%と、炭素50
〜10重量%とから成るアルミナ−炭素の複合体により
形成された比重2.8〜3.7のスピーカ振動板が提供
される。
また本発明によればベーマイトゾル及び有機バインダー
の混合物によりグリーンシートを作製した後、該グリー
ンシートをドーム状又はコーン状に成形し,不活性雰囲
気下あるいは還元雰囲気下で焼成することを特徴とする
スピーカ振動板の製造方法が提供される。
以下本発明を更に詳細に説明する。
本発明のスピーカ振動板は、アルミナ−炭素の複合体を
必須の構成成分としており,該複合体中におけるアルミ
ナと、炭素との含有割合は,アルミナ50〜90重量%
、炭素50〜10重量%の範囲である。前記アルミナの
含有割合が50重量%未満、即ち炭素が50重量%を超
える場合には、振動板の強度が低下し、またアルミナが
90重量%を超える場合,即ち炭素が10重量%未満で
は、比重が大きくなるので、前記含有割合の範囲とする
必要がある。
本発明において、スビーカ振動板の比重は、2.8〜3
.7である。該比重が3.7を超える場合には.4sれ
た音速特性が得られない。
本発明において、スピーカ振動板の厚さは、30〜10
0μm、特に30〜50μmであるのが好ましい。この
際30μm未満では振動板自身の強度が低下し,100
μmを超える場合には、優れた音響特性が得られないの
で好ましくない。
本発明のスピーカ振動板を製造するには、まず,ベーマ
イトゾル及び有機バインダーとの混合物によりグリーン
シートを作製する。該ベーマイトゾルは,ペーマイトに
例えば塩酸、硝酸等の解膠剤を添加し,水溶液とするこ
とにより得ることができる。ここで本発明の製造方法に
おいて、アルミナ−炭素の複合体を得るためにアルミナ
粉末でなくベーマイトゾルを使用するのは、焼成した際
の焼結体自身の強度を増大させるためである。また前記
有機バインダーとしては,ポリビニルアルコール、メチ
ルセルロース等を好ましく拳げることかできる。前記ベ
ーマイトゾル及び有機バインダーを混合するには,公知
の混合機により混合すればよく、得られた混合物は、例
えばドクターブレード法等によりテープ成形を行うこと
によって所望の厚さのグリーンシートを得ることができ
るウ次いで本発明の製造方法では、前記グリーンシート
を金型等によって所望のドーム型又はコーン型に成形し
,十分乾燥させた後、窒素等の不活性雰囲気下又は水素
等の還元雰囲気下において、焼成して,グリーンシート
中のベーマイトをアルミナに反応させ、また有機バイン
ダーを分解して炭素とすることにより.アルミナ−炭素
の複合体から成るスピーカー振動体を製造することがで
きる。
前記焼成の際の温度は、1500〜1600℃であるの
が好ましい。前記焼成温度が1500℃未満の場合には
焼結が不十分であるので好ましくない。
〈発明の効果〉 本発明のスピーカ振動板は,アルミナ−炭素の複合体に
より形成されており、且つ比重が小さいので,アルミナ
単独で形成されるスピーカ振動板に比して、軽量、且つ
音速特性等に極めて優れており、広帯域のスピーカー振
動板として有用である.また本発明の製造方法では,ベ
ーマイトゾルを出発原料として使用するので,特殊な装
置を必要とせず、特に強度に優れたスピーカ振動板を容
易に製造することができる。
く実施例〉 以下本発明を実施例により更に詳細に説明するが,本発
明はこれらに限定されるものではない.去痙あユ アルミニウムイソプロポキシドを加水分解して得たベー
マイトloogに,解膠剤として塩酸24gを添加し、
ベーマイトゾルを調製した。次いで得られたベーマイト
ゾルに有機バインダーとしてポリビニルアルコールをベ
ーマイトゾル中のアルミナ含量に対して40重量%加え
た後、ドクターブレード法に従いテープ成形を行い、厚
さ40μmのグリーンシートを作製した。得られたグリ
ーンシートを金型よりドーム状に成形し、十分乾燥させ
た後,水素雰囲気下、1550℃で時間焼成した。得ら
れたドーム状のアルミナ−炭素の複合体よりなるスピー
カ振動板の比重は3,0であり,振動リード法による音
速は9900m/秒であった。
ルl誹L 実施例1と同様なグリーンシートを大気中で焼成した以
外は、実施例1と同様にスピーカ振動板を製造した。得
られたアルミナ単体のスピーカ振動板は、 比重3. 9であり、 振動リード法による 音速は9400m/秒であった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)アルミナ50〜90重量%と、炭素50〜10重量
    %とから成るアルミナ−炭素の複合体により形成された
    比重2.8〜3.7のスピーカ振動板。 2)ベーマイトゾル及び有機バインダーの混合物により
    グリーンシートを作製した後、該グリーンシートをドー
    ム状又はコーン状に成形し、不活性雰囲気下あるいは還
    元雰囲気下で焼成することを特徴とするスピーカ振動板
    の製造方法。
JP5301889A 1989-03-07 1989-03-07 スピーカ振動板及びその製造方法 Expired - Lifetime JP2623819B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5701359A (en) * 1995-04-06 1997-12-23 Precision Power Flat-panel speaker
US6097829A (en) * 1995-04-06 2000-08-01 Precision Power, Inc. Fiber-honeycomb-fiber sandwich speaker diaphragm and method

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5701359A (en) * 1995-04-06 1997-12-23 Precision Power Flat-panel speaker
US6097829A (en) * 1995-04-06 2000-08-01 Precision Power, Inc. Fiber-honeycomb-fiber sandwich speaker diaphragm and method

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