JPH0223293A - 回転式圧縮機 - Google Patents

回転式圧縮機

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Publication number
JPH0223293A
JPH0223293A JP17301488A JP17301488A JPH0223293A JP H0223293 A JPH0223293 A JP H0223293A JP 17301488 A JP17301488 A JP 17301488A JP 17301488 A JP17301488 A JP 17301488A JP H0223293 A JPH0223293 A JP H0223293A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
refrigerant
lubricating oil
dissolved
rotary compressor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17301488A
Other languages
English (en)
Inventor
Itsuo Iwasaki
岩崎 逸男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Publication of JPH0223293A publication Critical patent/JPH0223293A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、密閉容器の内部に、電動要素によって駆動さ
れる回転式圧縮要素を配設すると共に、該回転式圧縮要
素の各摺動箇所に供給される潤滑オイルを前記密閉容器
の内底部に貯溜してなる回転式圧縮機に関する。
(ロ) 従来の技術 本発明に先行する特開昭63−94092号公報に記載
された従来の回転式圧縮機では、回転式圧縮要素から吐
出した冷媒を密閉容器の内部空間を経て外部に吐出する
と共に、該内部空間の底部に、前記回転式圧縮要素の各
摺動箇所に供給される潤滑オイルを貯溜しているが、そ
の停止時に内部空間の冷媒が潤滑オイルに溶は込みこの
潤滑オイルの下層に寝込んだり、その起動時に冷凍サイ
クルからの帰還冷媒が前記潤滑オイルに直接、溶は込ん
だりする不都合があり、斯る不都合状態の場合には、回
転式圧縮機の起動時に、低温状態の潤滑オイルからは容
易に冷媒が蒸発し得す、その分だけ冷凍サイクル内の循
環冷媒量が不足して、所定能力の安定運転状態に達する
までの時間の長くなる欠点がある。
(ハ〉 発明が解決しようとする課題 本発明は前述の欠点を解消し、回転式圧縮機の所定能力
の安定運転状態に達するまでの起動特性をアップするも
のである。
(ニ)  課題を解決するための手段 本発明は、密閉容器の内部に、電動要素によって駆動さ
れる回転式圧縮要素を配設し、該回転式圧縮要素から吐
出した冷媒を前記密閉容器の給される潤滑オイルを貯溜
してなるものにおいて、 前記内部空間の底部に遮蔽室を形成すると共に、該遮蔽
室を画成する遮蔽板にオイル流通部を設け、該オイル流
通部をオイル温度が所定値以下のときに閉成する開閉装
置を、前記遮蔽板に設けたものである。
(*)作 用 本発明によれば、回転式圧縮機が停止してオイル温度が
所定値以下になると、開閉装置によりオイル流通部が閉
成され遮蔽室の内部の潤滑オイルは冷媒流通空間から遮
蔽されるようになり、こ゛           の遮
蔽状態の潤滑オイルには、低温度故に冷媒の溶は込み易
い状態であっても冷媒は溶は込まないようになる。また
、回転式圧縮機の起動時においてもオイル温度の末昇温
婁の状態では、依然として潤滑オイルは冷媒流通空間か
ら遮蔽され冷凍サイクルからの帰還冷媒の溶は込み得な
い状態になる。従って、回転式圧縮機では、潤滑オイル
に対する冷媒の溶は込みの肪止された分だけ、起動時の
冷凍サイクル内の循環冷媒量が増加して所定能力の安定
運転状態に達するまでの時間が短縮されるようになる。
くへ)実施例 次に本発明の一実施例について説明する。
第1図において、(1)は密閉容器(2)の内部に配設
した電動要素、(3)は電動要素(1)によって駆動さ
れる回転式圧縮要素である。
(4)は電動要素(1)の一部を構成するステーターで
、密閉容器(2)の内周に圧入固定すると共に、密閉容
器(2)との間に、冷媒通過用の狭い間隙通路(5)(
6)を複数箇所に有している。(7)はステーター(4
)の内側に狭い間隙通路(8)を有して配置したロータ
ーで、回転軸〈9)を挿着している。
(10)は前記回転式圧縮要素(3)の一部を構成する
シリンダーブロックで、円盤状に形成され外周部で密閉
容器(2)の内周に圧入固定されている。
シリンダーブロック(10)は、適所に消音用の透孔及
び切欠部を有してその上部空間と下部空間を互いに連通
させている。 (11)(12)は一対の軸受けで、シ
リンダーブロック(10)の上部開口及び下部開口を閉
室することでシリンダー室(13)を画成している。 
(14)はシリンダー室(13)に配置した回転ローラ
で、前記回転軸(9)の偏心部(9a〉に係合して偏心
回転する。 (15)は回転ローラ(14)に圧接した
摺動ベーンで、シリンダー室(13)を高圧室と低圧室
に区画する。 (16)は密閉容器の(2)に貫設した
吸込バイブで、密閉容器(2)の外部から冷凍サイクル
のガス状冷媒を吸込んでシリンダーブロック(10)の
吸込通路(17)を経てシリンダー室(13)に供給す
る。 (18)はシリンダー室(13)の吐出口で、上
部の軸受け(11)に形成されている。(19)は軸受
はり11〉の上部に設けたマフラー室で、力・ノブ状マ
フラ一体(20)で画成され、このカップ状マフラ一体
(20)ト吐出口(21)を形成している。との吐出口
(21)から吐出したガス状冷媒は、その後、密閉容器
(2)の内部空間(22)における電動要素(1)の狭
い間隙通路(5)(6)(8)を通る間にその混入オイ
ルの分離きれた状態で吐出側空間〈23)を経て吐出パ
イプ(24)から密閉容器(2)の外部へ吐出される。
(25)は前記回転軸(9)に設けたオイルポンプで、
軸方向孔に、リボン状のオイルかき部材(26)を圧入
固定すると共に径方向孔を連通させている。オイルポン
プ(25)では、前記回転軸(9)が回転することでそ
の遠心力により径方向孔からオイルが吐出しこのオイル
の吐出力によって軸方向孔の下端開口から潤滑オイル(
27)を汲み上げてオイルかき部材(26)の機能も併
用して各摺動個所に供給する。
而して、密閉容器(2)は、その内部空間(22)の底
部に、遮蔽板(28〉で画成した遮蔽室(29)を設け
である。遮蔽板(28〉は、筒状に形成されその段差部
に穿設孔状のオイル流通部(30)(31)を形成する
と共に、このオイル流通部(30) (31)の開閉装
置(32)(33)を設けである。開閉装置(32)(
33)は、第2図に示すように、その動作部材としての
弁部材(34)を形状記憶合金で形成して螺子り35)
にて遮蔽板(28)に取付けである。弁部材(34)は
、潤滑オイル(27)の温度が所定値以下の場合には平
板形状となってオイル流通部(30)を閉成すると共に
所定値以上の場合には第3図に示すようにL形状に変転
してオイル流通部(30)(31)を開成すべく構成し
である。前記弁部材(34)についてはバイメタルで形
成するものも実施される。
前記回転式圧縮機では、第4図に示すように、回転式圧
縮機が停止すると、任意時間(T1)経過後、潤滑オイ
ル(27)の温度が所定値以下になって開閉装置(32
)(33)が閉成し、遮蔽室(29)の内部の潤滑オイ
ル(27)は冷媒流通空間から遮蔽され冷媒の溶は込み
得ない状態になる。
また前記回転式圧縮機では、その起動時においても、任
意時間(T、)経過するまではオイル温度が末昇温状態
で所定値以下のため開閉装置(32)(33)は閉成状
態にあり、遮蔽室(29)の潤滑オイル(27)は依然
として冷媒流通空間から遮蔽され冷凍サイクルからの帰
還冷媒の溶は込み得ない状態にある。従って、回転式圧
縮機では、潤滑オイル(27)に対する冷媒の溶は込仲
止された分だけ起動時の冷凍サイクル内の循環冷媒量が
増加して所定能力の安定運転状態に達するまでの時間が
短縮されるようになる。
(ト)  発明の効果 本発明は以上のように構成したから、回転式圧縮機が停
止してオイル温度が所定値以下になると、開閉装置によ
りオイル流通部が閉成され遮蔽室の内部の潤滑オイルは
冷媒流通空間から遮蔽されるようになり、この遮蔽状態
の潤滑オイルには滑オイルは冷媒流通空間から遮蔽され
冷凍サイクルからの帰還冷媒の溶は込み得ない状態にあ
り、従って回転式圧縮機では、潤滑オイルに対する冷媒
の溶は込みの防止された分だけ起動時の冷凍サイクル内
の循環冷媒量が増加して所定能力の安定運転状態に達す
るまでの時間を短縮できる。
【図面の簡単な説明】 第1図乃至第4図は本発明の一実施例を示し、第1図は
縦断面図、第2図は要部の縦断面図、第3図は同要部の
第2図とは異なる動作状態の縦断面図、第4図は同実施
例に備えた開閉装置の動作説明図である。 (1)・・・電動要素、(2)・・・密閉容器、(3)
・・・回転式圧縮要素、(22)・・・内部空間、(2
7)・・・潤滑オイル、(28)・・・遮蔽板、(29
)・・・遮蔽室、(30)(31)・・・オイル流通部
、(32)<33)・・・開閉装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)密閉容器の内部に、電動要素によって駆動される回
    転式圧縮要素を配設し、該回転式圧縮要素から吐出した
    冷媒を前記密閉容器の内部空間を経て外部に吐出すると
    共に、該内部空間の底部に、前記回転式圧縮要素の各摺
    動箇所に供給される潤滑オイルを貯溜してなるものにお
    いて、前記内部空間の底部に遮蔽室を形成すると共に、
    該遮蔽室を画成する遮蔽板にオイル流通部を設け、該オ
    イル流通部をオイル温度が所定値以下のときに閉成する
    開閉装置を、前記遮蔽板に設けたことを特徴とする回転
    式圧縮機。 2)前記開閉装置は、その動作部材を形状記憶合金で形
    成してなる第1請求項記載の回転式圧縮機。 3)前記開閉装置は、その動作部材をバイメタルで形成
    してなる第1請求項記載の回転式圧縮機。
JP17301488A 1988-07-12 1988-07-12 回転式圧縮機 Pending JPH0223293A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17301488A JPH0223293A (ja) 1988-07-12 1988-07-12 回転式圧縮機

Applications Claiming Priority (1)

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JP17301488A JPH0223293A (ja) 1988-07-12 1988-07-12 回転式圧縮機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0223293A true JPH0223293A (ja) 1990-01-25

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ID=15952602

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17301488A Pending JPH0223293A (ja) 1988-07-12 1988-07-12 回転式圧縮機

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JP (1) JPH0223293A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08215961A (ja) * 1994-11-19 1996-08-27 Maschinenfabrik Berthold Hermle Ag 穴あけ及びフライス削りのための工作機械
JPH08215960A (ja) * 1994-11-19 1996-08-27 Maschinenfabrik Berthold Hermle Ag 穴あけ及びフライス削りのための工作機械

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08215961A (ja) * 1994-11-19 1996-08-27 Maschinenfabrik Berthold Hermle Ag 穴あけ及びフライス削りのための工作機械
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