JPH0223159Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0223159Y2
JPH0223159Y2 JP1986050677U JP5067786U JPH0223159Y2 JP H0223159 Y2 JPH0223159 Y2 JP H0223159Y2 JP 1986050677 U JP1986050677 U JP 1986050677U JP 5067786 U JP5067786 U JP 5067786U JP H0223159 Y2 JPH0223159 Y2 JP H0223159Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
protruding
coil spring
bag
base
grip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1986050677U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62161827U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1986050677U priority Critical patent/JPH0223159Y2/ja
Publication of JPS62161827U publication Critical patent/JPS62161827U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0223159Y2 publication Critical patent/JPH0223159Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Length-Measuring Instruments Using Mechanical Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、鞄等の提げ手に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
鞄本体に対して上下動する形式の提げ手として
は、既に、実公昭40−19736号公報に提案されて
いる。
このものは、鞄本体の上壁に一対の環状の基部
を一定間隔で配設すると共にこれら基部相互間に
コイルばねを架設し、このコイルばねに、軟質合
成樹脂製の筒状の把持体を外嵌させて構成したも
のである。
このものでは、把持体を持つて鞄を持ち上げる
とコイルばねの付勢力に抗して把持体が上昇し、
持ち運び中に鞄が上下動した場合には、コイルば
ねが急激な荷重の変化を吸収する。
したがつて、鞄の上下動に伴う腕にかかる負荷
を軽減できることとなる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記従来のものでは、持ち運び
の際には、軟質合成樹脂で構成された把持体の中
央部分の形状は山なりとなり、これに伴つて、コ
イルばねは変形した把持体に沿つた形状に伸長変
形する。この状態では、把持体の下部内周面とコ
イルばねの下部外周面とは圧接状態となつている
ことから、鞄本体の上下動に対するコイルばねの
伸縮は阻害され、この結果、鞄本体の上下動に伴
う腕への衝撃力はほとんど吸収されない。
したがつて、上記従来の提げ手では、鞄を持つ
者の負担をほとんど軽減することができない。
この考案は、上記問題を解決する為になされた
ものであり、その目的とするところは、鞄の上下
動に伴う腕への負荷を十分に軽減できるようにし
た提げ手を提供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は、把持体1の両端に具備させた垂下
部5の下面に凹部6を形成し、本体の天壁4に、
上方に突出する突出筒11を具備した基部2を取
付け、前記突出筒11を凹部6に慴動自在に嵌挿
し、前記凹部6の底面6aに突出杆7を突設する
と共に、該突出杆7を突出筒11内にこれと同軸
上に突入させ、該突出筒11と突出杆7との間に
コイルばね21を介在させ、該コイルばね21に
より、把持体1を基部2側にバネ付勢したもので
ある。
〔作用〕
基部2の突出筒11と、これに突入させた垂下
部5の突出杆7との間にコイルばね21を介在さ
せて把持体1を基部2側にバネ付勢してあるか
ら、把持体1を持つて鞄を持ち上げると、コイル
ばねの付勢力に抗して把持体1は上昇し、持ち運
び中に鞄が上下動した場合にはコイルばね21が
急激な荷重の変化を吸収する。
上記基部2の突出筒11は垂下部5の凹部6に
摺動自在に嵌挿させてあるから、把持体1は本体
に対して上下方向にすすみ対隅状態となつてお
り、この結果、鞄の上下動に伴う衝撃や過重され
た鞄の重量は、鞄の姿勢に関係なく、コイルばね
21に対して、これの軸線方向に作用することと
なる。
したがつて、持ち運び中において、突出筒11
と突出杆7相互間に介在させたコイルばね21に
は、これの伸縮を阻害する外力は作用しないもの
となり、鞄の上下動に伴う急激な荷重の変化は、
コイルばね21によつて、十分に吸収されること
となる。
〔実施例〕
この考案の一実施例を図面に基づき説明する。
第1図乃至第3図においてこの考案にかかる提
げ手は、把持体1と基部2からなり、基部2を枠
体3によつてかばん本体の天壁4に固定したもの
である。
把持体1は両端を垂下させたコの字状であつ
て、左右一対の垂下部5の下面に凹部6を形成
し、該凹部6の底面6a中央に突出杆7を突設
し、該突出杆7にボルト孔8を形成している。ま
た、垂下部5の外側面には段付部9が形成されて
いる。
基部2は、台部10と突出筒11とからなる。
内部は中空であつて、上端に貫通孔12を有する
上面壁13を形成し、下端には開口17を設け、
蓋14が嵌入するものとしている。台部10の内
外の側面には突子15を設けている。
突出筒11内部は台部10内部より小径に形成
され、側面には計量目盛16を表示している。
枠体3は底板18に内外2枚の側板19を立設
すると共に、かばん本体の天壁4下面に接合する
下桟20を左右の枠体3の底板18下面に連設し
ている。
次に、これらの部材の組み立て方法について説
明する。
基部2は枠体3の内外の側板19に挟持され、
突子15によつて回動自在に枢支されている。
把持体1を基部2に取り付けるには、まず凹部
6を突出筒11に嵌挿すると共に突出筒11の貫
通孔12から突出杆7を突出筒11内に突入させ
る。次に、開口17からコイルばね21を挿入し
突出筒11内まで押し込んだ後、突出杆7のボル
ト孔8にボルト22を螺着する。これにより、コ
イルばね21はボルトの頭部22aによつて圧縮
され、把持体1を基部2側に常に押し付ける弾性
力が働く。最後に開口17に蓋14を嵌入する。
また、基部2の外側面と枠体3の側板19との
間にはロツク板23を介在させて突子15により
回動自在としている。このロツク板23は先端を
鉤状に折曲した係止端24を形成し、係止端24
は垂下部の段付部9に係脱自在としてある。
以上の構成からなる提げ手を使用する場合、ロ
ツク板23を回動して段付部9から離脱させれ
ば、把持体1は基部2に対して上下動可能とな
る。
この状態では、かばんの持ち運び中に上下動す
ると重力の加速度により急激に荷重が増減する。
そのため、提げ手には基部2と把持体1を引き離
すような外力が働き、コイルばね21はこの外力
に反発して基部2と把持体1を引き付けるように
作用する。
このような力の作用を、把持体を握つた手を中
心に見ると、下方に向かつて急激な外力が働くと
コイルばね21の弾性力がこの力を相殺するよう
に働くので、下方への急激な荷重の増加を軽減
し、手に伝わる衝撃及び過重されたかばん重量を
緩和する。
また、この実施例では、計量目盛16を表示し
ている。従つて、ゆつくり持ち上げれば、かばん
の重量とコイルばね21の弾性力が釣り合うまで
把持体1は基部2から抜け出てかばんの重量を知
ることができる。
従つて、提げ手の最大許容重量内に収容物の重
量を抑えるのに役立ち、また簡便な計量器として
使用することもできる。
また、コイルばね21を作用させず通常の提げ
手として使用する場合には、ロツク板23を段付
部9に係止すればよい。
〔考案の効果〕
この考案は、以上の構成としたので、コイルば
ね21にはこれの伸縮を阻害する外力は作用しな
いものとなるから、鞄の上下動に伴う急激な荷重
の変化は、コイルばね21によつて、十分に吸収
されることとなり、腕や肩にかかる負荷を十分に
軽減できることとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図はこの考案の一実施例を示す
図面である。第1図は提げ手の斜視図。第2図は
ロツク板を段付部に係止した状態の部分断面図。
第3図はロツク板を段付部から離脱し把持体を持
ち上げた状態を示す部分断面図。 1……把持体、2……基部、4……天壁、5…
…垂下部、6……凹部、6a……底面、7……突
出杆、11……突出筒、21……コイルばね。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 把持体1の両端に具備させた垂下部5の下面
    に凹部6を形成し、本体の天壁4に、上方に突
    出する突出筒11を具備した基部2を取付け、
    前記突出筒11を凹部6に慴動自在に嵌挿し、
    前記凹部6の底面6aに突出杆7を突設すると
    共に、該突出杆7を突出筒11内にこれと同軸
    上に突入させ、該突出筒11と突出杆7との間
    にコイルばね21を介在させ、該コイルばね2
    1により、把持体1を基部2側にバネ付勢した
    ことを特徴とする提げ手。 2 突出筒11の側面に計量目盛りを表示したこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の提げ手。
JP1986050677U 1986-04-03 1986-04-03 Expired JPH0223159Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986050677U JPH0223159Y2 (ja) 1986-04-03 1986-04-03

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986050677U JPH0223159Y2 (ja) 1986-04-03 1986-04-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62161827U JPS62161827U (ja) 1987-10-14
JPH0223159Y2 true JPH0223159Y2 (ja) 1990-06-22

Family

ID=30874257

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986050677U Expired JPH0223159Y2 (ja) 1986-04-03 1986-04-03

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0223159Y2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8557950B2 (en) 2005-06-16 2013-10-15 Grupo Petrotemex, S.A. De C.V. High intrinsic viscosity melt phase polyester polymers with acceptable acetaldehyde generation rates
US9267007B2 (en) 2005-09-16 2016-02-23 Grupo Petrotemex, S.A. De C.V. Method for addition of additives into a polymer melt
US8901272B2 (en) 2007-02-02 2014-12-02 Grupo Petrotemex, S.A. De C.V. Polyester polymers with low acetaldehyde generation rates and high vinyl ends concentration

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4019736Y1 (ja) * 1964-03-17 1965-07-09

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4019736Y1 (ja) * 1964-03-17 1965-07-09

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62161827U (ja) 1987-10-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0223159Y2 (ja)
CN212465469U (zh) 一种新型瑜伽球坐椅
CN213802550U (zh) 一种建筑施工用防脱落吊具
JPS62100980U (ja)
JPH0344200U (ja)
JPS62169043U (ja)
JPH03204Y2 (ja)
JPH0312666Y2 (ja)
JPS5934794Y2 (ja) 脚の取付装置
JPH0141348Y2 (ja)
JPH02120355U (ja)
JPH0412112Y2 (ja)
JPH03126158U (ja)
JPH0386841U (ja)
JPS63151238U (ja)
JPS5978383U (ja) 吊具
JPH03108174U (ja)
JPH02149681U (ja)
JPH0261261U (ja)
JPS6334296U (ja)
JPH02106258U (ja)
JPS6447224U (ja)
JPS62157432U (ja)
JPS62113185U (ja)
JPS6229381U (ja)