JPH02229964A - ピストンリング - Google Patents
ピストンリングInfo
- Publication number
- JPH02229964A JPH02229964A JP4719989A JP4719989A JPH02229964A JP H02229964 A JPH02229964 A JP H02229964A JP 4719989 A JP4719989 A JP 4719989A JP 4719989 A JP4719989 A JP 4719989A JP H02229964 A JPH02229964 A JP H02229964A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ring
- abutment
- piston
- chamfer
- tip part
- Prior art date
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- Pending
Links
- 238000007789 sealing Methods 0.000 abstract description 10
- 230000006835 compression Effects 0.000 abstract description 3
- 238000007906 compression Methods 0.000 abstract description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 abstract 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 abstract 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 101100008044 Caenorhabditis elegans cut-1 gene Proteins 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000008094 contradictory effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的1
(産業上の利用分野)
この発明は、ピストン頭NSの周溝に嵌装されてガスシ
ールに用いられるピストンリングに関する。
ールに用いられるピストンリングに関する。
(従来の技術)
ピストンリングのうちのコンブレッションリングでは、
ガスシール性を高めるために、リングの上面内径縁に面
取りが追加され、シリンダにピストンが咲合されたとき
に、リング断面から見て、外側上向きの姿勢にする技術
が知られている。
ガスシール性を高めるために、リングの上面内径縁に面
取りが追加され、シリンダにピストンが咲合されたとき
に、リング断面から見て、外側上向きの姿勢にする技術
が知られている。
すなわち、第4図に示すように、ピストンリングaO′
)1面内径縁にインナーカツ1・あるいはインナーベベ
ルと呼ばれる面取りb@施すことにより、ビス1一ンC
に装着された上でシリンダdに嵌合されて内方へ圧縮さ
れたときに、面取りにより断面積が減少した分上面側の
内部応力が減少する結果、第5図に示すように、外側が
上方に反る形になる《反り角θ》ものである。これによ
り、第6図に示す通り、シリンダdおよびピストンCの
リング溝eに対してエッジで接触して面圧が上り、シー
ル性が向上できる。
)1面内径縁にインナーカツ1・あるいはインナーベベ
ルと呼ばれる面取りb@施すことにより、ビス1一ンC
に装着された上でシリンダdに嵌合されて内方へ圧縮さ
れたときに、面取りにより断面積が減少した分上面側の
内部応力が減少する結果、第5図に示すように、外側が
上方に反る形になる《反り角θ》ものである。これによ
り、第6図に示す通り、シリンダdおよびピストンCの
リング溝eに対してエッジで接触して面圧が上り、シー
ル性が向上できる。
第8図のピストンリングfは面取りを施さないもので、
而接触のため面圧が低く、シール性が不充分になる心配
があり、これを改良したのが上記のピストンリングaで
ある。
而接触のため面圧が低く、シール性が不充分になる心配
があり、これを改良したのが上記のピストンリングaで
ある。
ところが、ピ・ストンリングには一部を切り離した合口
qがあり、合口Q付近は自山端となるため、歪みによる
応力が小さく、従って反り角が減少ケるという現象があ
り、所定の反り角θa(第6図)に対し、合口f付近の
反り角θb(第7図)は、θa〉θbとなって、この部
分のシール性が低下する、という問題がある。
qがあり、合口Q付近は自山端となるため、歪みによる
応力が小さく、従って反り角が減少ケるという現象があ
り、所定の反り角θa(第6図)に対し、合口f付近の
反り角θb(第7図)は、θa〉θbとなって、この部
分のシール性が低下する、という問題がある。
〈介明が解決しようとする課題》
この発明は、上記のような問題に鑑みなされたもので、
リング上面内径縁に而取りを施したものにおいて、合口
付近を含めリング全周に亘って均一・な反り角を与え、
全周のガスシール性を均一化さぜたビス1・ンリングを
得ることを目的とする。
リング上面内径縁に而取りを施したものにおいて、合口
付近を含めリング全周に亘って均一・な反り角を与え、
全周のガスシール性を均一化さぜたビス1・ンリングを
得ることを目的とする。
(課題を解決するための手段)
上記の目的を達成するため、この発明のビス1ヘシリン
グは、リング上面内周縁に而取りが施されたピストンリ
ングにおいて、その面取りの而取り酔が、リングを切り
離した合口の直径方向反対側の中央部から合口のある先
端部に向かって漸増するように設定された構成になるも
のである。
グは、リング上面内周縁に而取りが施されたピストンリ
ングにおいて、その面取りの而取り酔が、リングを切り
離した合口の直径方向反対側の中央部から合口のある先
端部に向かって漸増するように設定された構成になるも
のである。
(作用)
このように構成されたものであって、次の通り作用する
。
。
リングの反り角の大きさは、面取りによる断面積の減少
分と、内部応力の大きさにほぼ比例して与えられる。こ
の場合、面取り量は合口に向かって漸増する反面、合口
付近が自由端である故に発生した内部応力は漸減してい
るので、相方の作用が互いに相殺されて、全周に口って
ほぼ一様な反り角が確保される。
分と、内部応力の大きさにほぼ比例して与えられる。こ
の場合、面取り量は合口に向かって漸増する反面、合口
付近が自由端である故に発生した内部応力は漸減してい
るので、相方の作用が互いに相殺されて、全周に口って
ほぼ一様な反り角が確保される。
従ってシリンダおよびリング満に対して線接触の条件が
全周に口って一定になり、ガスシール性を全周均等化す
る。
全周に口って一定になり、ガスシール性を全周均等化す
る。
(実施例)
以下この発明の実施例を示す図に就いて説明する。
第1図において、ピストンリング1には、その上面内径
縁に、リングセンタOより僅かに合口2寄りのセンタO
aを中心として加工された面取り3が施される。
縁に、リングセンタOより僅かに合口2寄りのセンタO
aを中心として加工された面取り3が施される。
従って面取り3は、その面取り吊が合口2の直径方向反
対側中央部1aから合口2の先端部1bに向かって漸増
するように形成される。
対側中央部1aから合口2の先端部1bに向かって漸増
するように形成される。
このピストンリング1がピストン4のリング溝5に装肴
されてシリンダ6に嵌合されると、内方への圧縮により
内部応力が発生し、面取り3により断面積が減少してい
る上面部の同力が他部より小さくなるので、バランス上
外周部が上方へ反.る形になる。
されてシリンダ6に嵌合されると、内方への圧縮により
内部応力が発生し、面取り3により断面積が減少してい
る上面部の同力が他部より小さくなるので、バランス上
外周部が上方へ反.る形になる。
その反り角は、面取り3の面取り最にほぼ比例し、この
場合は、中央部1aの反り角を基準にして合口2付近の
先端部1bに向かって次第に大きくなるように性格付け
される。
場合は、中央部1aの反り角を基準にして合口2付近の
先端部1bに向かって次第に大きくなるように性格付け
される。
一方、合口2の存在により先端部1bは自由端として機
能し、前記内部応力は中央部1aを最大にして先端部1
bに向かって漸減するように分布し、従って反り角θは
先端部1bに向かって次第に小さくなる傾向を持つ。
能し、前記内部応力は中央部1aを最大にして先端部1
bに向かって漸減するように分布し、従って反り角θは
先端部1bに向かって次第に小さくなる傾向を持つ。
このような反り角,に対する相反する2つの作用が融合
されたことにより、中央部1a(第2図)から先端部1
b(第3図》に亘ってピストンリング1にはほぼ一様の
反り角αが与えられる。
されたことにより、中央部1a(第2図)から先端部1
b(第3図》に亘ってピストンリング1にはほぼ一様の
反り角αが与えられる。
こうして、ピストンリング1は、一様の反り角αをもっ
てリング溝5およびシリンダ6に線接触し、而圧が高く
、高性能で均一なガスシール性を右するものとなる。
てリング溝5およびシリンダ6に線接触し、而圧が高く
、高性能で均一なガスシール性を右するものとなる。
[発明の効果]
上記の通り、この発明に係わるピストンリングは、リン
グ上面内周縁に面取りがMされたピストンリングにおい
て、その面取りの面取り量が、合口の直径方向反対側か
ら合口に向かって漸増するように設定されたもので、外
周側が上方に反る反り角をリング全周に亘って一様にし
、従ってシリンダおよびリング溝との線接触による高性
能なガスシール性が全周一定に制御され、コンブレッシ
ョンリングとしてのピストンリングの機能が大巾に向上
する効果を持つ。
グ上面内周縁に面取りがMされたピストンリングにおい
て、その面取りの面取り量が、合口の直径方向反対側か
ら合口に向かって漸増するように設定されたもので、外
周側が上方に反る反り角をリング全周に亘って一様にし
、従ってシリンダおよびリング溝との線接触による高性
能なガスシール性が全周一定に制御され、コンブレッシ
ョンリングとしてのピストンリングの機能が大巾に向上
する効果を持つ。
第1図はこの発明の実施例になるピストンリングの平面
図、第2図は第1図A−A矢視の拡大した断面図、第3
図は第1図B−8矢視の拡大した断面図、第4図は従来
型のピストンリングの平面図、第5図は第4図のピスト
ンリングの拡大した側面図、第6図は第4図C−C矢視
拡大断面図、第7図は第4図D−D矢視拡大断面図、第
8図は面取りのないピストンリングの断面図である。 1・・・ピストンリング、1a・・・中央部、1b・・
・先端部、2・・・合口、3・・・面取り、4・・・ピ
ストン、5・・・リング溝、6・・・シリンダ。
図、第2図は第1図A−A矢視の拡大した断面図、第3
図は第1図B−8矢視の拡大した断面図、第4図は従来
型のピストンリングの平面図、第5図は第4図のピスト
ンリングの拡大した側面図、第6図は第4図C−C矢視
拡大断面図、第7図は第4図D−D矢視拡大断面図、第
8図は面取りのないピストンリングの断面図である。 1・・・ピストンリング、1a・・・中央部、1b・・
・先端部、2・・・合口、3・・・面取り、4・・・ピ
ストン、5・・・リング溝、6・・・シリンダ。
Claims (1)
- リング上面内径縁に面取りが施されたピストンリングに
おいて、その面取りの面取り量が、リングを切り離した
合口の直径方向反対側の中央部から合口のある先端部に
向かって漸増するように設定されたことを特徴とするピ
ストンリング。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4719989A JPH02229964A (ja) | 1989-02-28 | 1989-02-28 | ピストンリング |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4719989A JPH02229964A (ja) | 1989-02-28 | 1989-02-28 | ピストンリング |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02229964A true JPH02229964A (ja) | 1990-09-12 |
Family
ID=12768463
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4719989A Pending JPH02229964A (ja) | 1989-02-28 | 1989-02-28 | ピストンリング |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02229964A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5655433A (en) * | 1995-10-10 | 1997-08-12 | Briggs & Stratton Corporation | Piston-piston ring assembly and method for reducing engine exhaust emissions |
DE10314034A1 (de) * | 2003-03-28 | 2004-10-21 | Federal-Mogul Burscheid Gmbh | Kolbenring |
WO2008151619A1 (de) * | 2007-06-13 | 2008-12-18 | Mahle International Gmbh | Kolbenring für den kolben eines verbrennungsmotors |
-
1989
- 1989-02-28 JP JP4719989A patent/JPH02229964A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5655433A (en) * | 1995-10-10 | 1997-08-12 | Briggs & Stratton Corporation | Piston-piston ring assembly and method for reducing engine exhaust emissions |
DE10314034A1 (de) * | 2003-03-28 | 2004-10-21 | Federal-Mogul Burscheid Gmbh | Kolbenring |
JP2006521505A (ja) * | 2003-03-28 | 2006-09-21 | フェデラル−モーグル ブルシャイト ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | ピストンリング |
US7494129B2 (en) | 2003-03-28 | 2009-02-24 | Federal Mogul Burscheid Gmbh | Piston ring |
WO2008151619A1 (de) * | 2007-06-13 | 2008-12-18 | Mahle International Gmbh | Kolbenring für den kolben eines verbrennungsmotors |
US7997584B2 (en) | 2007-06-13 | 2011-08-16 | Mahle International Gmbh | Piston ring for the piston of an internal combustion engine |
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