JPH02229528A - ジーゼルエンジンからの硫酸塩排出を低減させるためのシリカ触媒担体 - Google Patents

ジーゼルエンジンからの硫酸塩排出を低減させるためのシリカ触媒担体

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JPH02229528A
JPH02229528A JP2000142A JP14290A JPH02229528A JP H02229528 A JPH02229528 A JP H02229528A JP 2000142 A JP2000142 A JP 2000142A JP 14290 A JP14290 A JP 14290A JP H02229528 A JPH02229528 A JP H02229528A
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sulfur
catalyst
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JP2000142A
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Douglas J Ball
ダグラス ジェー.ボール
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、例えば、米国特許第4,303,552号明
細書に開示されているような、本願の特許請求の範囲第
1項の前文部分に特定されているジーゼル排ガス流を処
理する方法に関する.さらに詳細には、本発明はシリカ
担体貴金属触媒を使用して,ジーゼル排ガス流からの硫
酸塩の排出を最小限におさえつつ、ジーゼル排ガス流に
存在する一酸化炭素と炭化水素を酸化する方法を開示す
るものである.従来,ジーゼルエンジンから排出される
一酸化炭素,炭化水素および微粒子を減少させることが
望まれている.この目的を達成するために自動車メーカ
は各種のエンジン設計ならびに燃料制御に取り組んでい
る.さらに、エンジン排ガスの浄化方法に焦点を絞った
広範な鰭究開発が進められている. ここ約15年の間に排出物中に存在する一酸化炭素と炭
化水素の量.は触媒手段によってきわめて成功的に抑制
されてきた.特に、アルミナのビーズまたはペレットに
担持された貴金属の屯独または1種以Hの助触媒と組み
合わせた使用が一酸化炭素と炭化水素との同時的な二酸
化炭素への酸化に非常に効果的であることがt証されて
きた.しかしながら.このような触奴はガソリンエンジ
ンの排ガス流の処理に好ましい結果をもたらしているが
,ジーゼル排ガスの処理における成果はほとんど名目的
なものにすぎない.ジーゼル燃料にはガソリン燃料の場
合よりもはるかに高い濃度で硫黄が存在する.この硫黄
が一酸化炭素および炭化水素と同時的に酸化されて各種
の硫黄酸化物をつくる.二酸化硫黄( SOz)は認容
されるジーゼルエンジン排出成分テあるが,三酸化硫黄
( SCh )および硫酸塩類(SO4−−)は微粒f
とみなされる.したがって、アルミナ担体貴金属触媒を
使用して一酸化炭素と炭化水素の排出を減少させようと
すると必然的に大槍の微粒子を産出することになる.こ
のためにジーゼル排ガスの処理にアルミナ担体触媒を効
果的に使用することができなくなっている. 代科的担体物質としてセリウム,シリカや他の耐火性無
機酸化物がガソリンエンジンとジーゼルエンジンとの両
用に提案されているが,いずれも実用上の評価は低く、
アルミナほどには技術者から受入れられていない.従来
技術でジーゼル排ガス浄化触媒にかかわる硫黄蓄積とい
う特別な問題についての知見を発表したものはない.従
来技術は新規な触媒担体物質の使用を通じて硫黄含有排
出物を抑制することにはなんらの教示も行なっていない
. 有害な硫黄酸化物を低減する排ガス節化方法が開発され
れば自動車産業は大きな利益を受けることになるであろ
う.さらに、適当な担体物質ビーズまたはペレ7トに担
持ざれた貴金属の使用を含むジーゼル排ガス処理方法の
開発も自動車業界にきわめて有利な結果をもたらすはず
である.徒来技術はジーゼル燃料中の硫黄の存在によっ
てもたらされるL記のような面倒な問題を解決する方法
を開発することに失敗している.本出願人はかかる困難
な問題に対処してこれを解決する方法を開発すべく努力
したものである. 本発明によるジーゼルエンジン排ガス流に存在する一酸
化炭素および炭化水素の酸化方法は特許請求の範囲第1
項に記載した特徴を有する方法である. すなわち、本発明の目的は担体物質によって担持された
貴金属を使用してジーゼルエンジン排ガス流中に存在す
る炭化水素と一酸化炭素を二酸化炭素と水に酸化する方
法であって、選択された担体物質がアルミナ担体使用の
場合よりもm著に少ない硫酸塩排出をもたらすような方
法を提供することにある.本発明のいま1つの目的はそ
のような望ましい酸化をコスト的に有利な方法で達成す
ることにある. 安価であると共にアルミナより顕著に硫黄吸収能が低い
シリカベース担体はこれら目的を達成するために役立つ
有用な手段である.さらに、シリカはアルミナ担体によ
るほぼ完全な一酸化炭素一炭化水素の酸化という利点を
犠牲にすることなく上記目的を実現することを可能にす
るものである. 本発明のこれらの特徴ならびに利点は以ドの記載ならび
に添付図面からさらにあきらかとなろう. ジーゼルエンジン排ガスは典型的には下記の4種の成分
を含む.すなわち、窒素酸化物、一酸化炭素,低分子情
炭化水素および微粒子の4種類である.微粒子のクラス
に含まれるものは炭素(スス),灰、高分子m炭化水素
(特に芳香族炭化水素)、水および硫酸塩化合物である
. 微粒子の排lJ′1品゛の低減は各種の方法で実施しう
る.エンジンの改良、燃料抑制などによってかなり微粒
子排出量を減少させることができよう.このような防御
的技術は特にそれが単に排ガス問題に対処するだけでな
く,むしろ排ガス問題を理論的に無〈すことを[1標と
しているだけに、アピール度は高い.しかし,理想的条
件が欠如している場合には,エンジン後段の処理装置は
可能最良のb化を行うために必要である.エンジン後段
処理の1つのタイプが触媒コンバーターである.触媒コ
ンバーターはメーカーの開発エンジンが設計目標値に近
いエンジン性能を発揮した場合に成功的に使用されうる
.触媒コンバーター内では排ガス流は炭化水素と一酸化
炭素のほぼ完全な醸化を行う貴金届含浸シリカボールま
たはペレットの触媒床に通じられる.所望されない1つ
の有力な競争反応は二酸化硫黄を三酸化硫黄へ転化する
酸化反応である.三酸化硫酋は排ガス流内の水とさらに
反応して硫/1[化合物たとえば硫酸を生成する.触媒
コンバーターは有機微粒子の酸化を最大限にし、二酸化
硫黄のそれ以Fの酸化を最少限にとどめ、そして灰分と
元素状炭素微粒子はそのまま排気流と共に排出するよう
に設計される.これによる利点は設計が簡単なことおよ
びコスト効率が高いことである.ジーゼルエンジン燃焼
室内ではジーゼル燃料に存在する硫黄の95乃至99バ
ーセントが二酸化硫黄に酸化される.残りの1乃至5パ
ーセントが硫酸塩のごときより高次に酸化された硫黄の
状態で存在する.本発明はジーゼルエンジン燃焼室内で
生成された硫酸塩を一酸化硫偵に還元するものではない
.すなわち、二酸化硫黄よりも高い酸化状態まで酸化さ
れるジーゼル燃料に存在する硫黄の1乃至5パーセント
はそのまま触媒コンバーターに入りそしてそのままそこ
から出ていく.シかしながら,本出願人はシリカ担持貴
金属触媒は,生成された硫酸塩を還元はしないが、触媒
コンバーター内で二酸化硫黄がよりρ;い酸化状態にま
で酸化ざれるのを明らかに低減させることを見い出した
のである.実際に,シリカ担持触媒は対応するアルミナ
担体触媒に比較してはるかに高い程度で硫酸塩の生成を
防ILする. 本願発明の発明者はシリカの示すこの有利な挙動を認識
して、その発見を説明するべく多くの実験を実施した.
理論にとらわれることを望むものではないが、本発明者
はより高い酸化状態になりそして触媒コンバーターから
排出される経路は1つの吸着一放出のメカニズムを通る
ものと確信するものである.アルミナ支持体の場合、二
酸化f&黄は硫酸アルミニウムとしてその触媒支持体に
よって吸着されるであろう.飽和した時に排気温度の.
1―昇により硫酸塩が排気流内に放出される.排気流内
に存在する水のために、かかる硫酸塩は通常硫酸として
存在する.本発明者はシリ力支持体がアルミナに比較し
て!黄を吸着し放出する傾向がはるかに低いという全く
予期されなかった、しかし極めて注目すべき特性を発見
したのである.この特性はシリカ担持貴金属触媒をジー
ゼルエンジン排ガスの沙化に使用するために望ましい性
質であるばかりでなくその実現を0工能にするものであ
る.一酸化炭素/炭化水素め酸化と二酸化硫黄の酸化と
の相対速度は相違する.一般に,コンバーター人口温度
が200乃至300℃の時、一・酸化炭素と炭化水素の
二酸化炭素と水への酸化は最大量となり、回時に二酸化
tLtltのさらに高次の酸化は最小となる.アルミナ
基体の場合、排気流温度が300℃以Lになると硫黄微
粒子の排出ダ:はWJ著となり,実際上有機酸化物の聞
を上回る場合もある.これに対して、シリカのごとき新
規ジーゼル触媒基体では蓄植され,放出される硫黄の量
が減少されるのでかかる不都合な現象は大幅に回避され
る. 一酸化炭素,炭化水素、二酸化硫黄の酸化の速度論的考
察では比較的望ましい結果が導かれるが、選択された温
度のいかんにかかわらず触媒コンバーター内ではいぜん
として硫酸塩が産出されるであろう. さらに,このような硫酸塩の生成は使用される担体のい
かんにかかわらず、ある程度までは起こるであろう.し
かしながら、本発明によれば、シリカ担持貴金属触媒を
使用することによって硫酸塩の排出は対応するアルミナ
担持触媒を使用した場合に比較して約56パーセント低
減されるのである. これを添付図面を参照して説明する. 図面は排ガス流温度と暴露時間の関数としての、アルミ
ナ担体物質とシリカ担体物質とによって吸収ざれた硫黄
の重量%を重ねて示した棒グラフである.このデータは
次ぎのようにして得たものである.すなわち、貴金属含
浸シリカ触媒とアルミナ支持触媒をそれぞれ別々にジー
ゼル排ガス流に暴露した.ジーゼル排ガス流の温度は組
織的に200℃→ 300 ℃→ 4 0 0 ℃→ 
3 0 0℃→ 200 ℃に変えて保持された.各温
度における触媒暴露時間は50時間であった.試験中全
行程にわたって同一のシリカ担体触媒とアルミナ支持触
媒が使用された.したがって、シリカ触媒もアルミナ触
媒も共に250時間排ガス流に暴露された.重量%硫竹
分は蛍光X線によって各50時間の暴露後に測定された
測定イめである. この試験結果はシリカがアルミナよりもはるかに硫黄吸
収傾向が低いことを示している.アルミナによる硫黄吸
収のレベルは0.8乃至0.97重星%で横ばい状態で
あるが,シリカによる硫黄吸収のピークは約0.33i
i%のレベルにある.すなわち、シリカが吸収する硫黄
の量はアルミナが吸収する量よりもおよそ3分の2も少
ない.さらに、アルミナは温度の変更時にシリカよりも
大量の硫M(および吸着したその各種酸化物)を放出す
る傾向を有する.排ガス温度が室温から400℃まで上
昇する時に、アルミナ支持体によって吸収された硫黄の
量は約0.05重量%から約.0,8重量%まで増加す
る.そのあとの排ガス温度の低下段階で硫黄吸収量はさ
らに約0.93%まで増加している.この温度下降に伴
なう吸収址の増加は吸収理論によって認識されている現
象の1つである.次ぎに排ガス温度が上昇した時,その
アルミナは理論的には少ない量の硫黄を吸収するはずで
ある(0.8重量%).すなわち,硫黄ならびその吸着
酸化物は多分温度上昇の間アルミナが硫黄で飽和された
時に放出されるのである. グラフのシリカ部分と比較すると違いがはっきりと分る
.すなわち,新鮮な触媒の硫黄含量は0.1重量%であ
る.200℃のジーゼル排ガスに50時間暴露すると硫
黄分は約0.3fi(l%まで増加する.グラフのデー
タは200℃から400℃までの排ガス温度範囲ではシ
リカの硫黄吸収能が比較的定にとどまることを示してい
る.したがって,アルミナ支持体の不都合な特徴とは逆
に、シリカ支持体の場合では次ぎに排ガス温度がL昇し
た時に、そのシリカ支持体から有害な硫黄ならびにその
吸着酸化物の放出があることは考えられない. 上記した棒グラフデータを得るための触媒試験に使用し
た方法は適当なシリカ担体を選択するための.8準を提
供する.すなわち,貴金属および/または助触奴で含浸
されたシリカの新鮮な試料を200℃、300℃.40
0℃、300℃、200℃の順序で各温度においてそれ
ぞれ50時間ジーゼル排ガスに暴露する.さらに,試験
の最終段階として、試料を再度300℃と400℃の加
熱温度で各50時間ジーゼル排ガスに暴露する.すなわ
ち,全試験時間は350時間とする.この試験の全時間
にわたって同一の触媒試料を使用しなければならない.
各50時間の羞露後、触媒の.硫黄吸収量を分析して調
べる.蛍光X線分析はこの測定に使用しうる1つの分析
的方法である.そして試験期間のいずれの測定時におい
ても硫黄吸収量は0.4重琶%を超えてはならない. ジーゼル燃料は典型的には約0.25重ψ%の硫黄を含
有している.本発明は市販のいずれのジーゼル燃料を使
用した場合でもその排ガス制御に効果的に使用しうるち
のであるが,燃料の硫黄含有量が0.005乃至0,7
重φ%の場合において本発明の効果は最大に発揮される
うる. 硫黄吸収俺が0.4重量%より低いものであればいかな
るタイプのアモルファスシリカ材料も本発明の目的を達
成するために使用することができる.基体形状、粉砕強
度、表面積およびかさ密度を変えることによって所望の
排出レベルをもたらす触媒担体が開発できる.代表的な
基体形状はペレット、ビーズおよびシリカ塗覆モノリス
である. ビーズの直径は3乃至7■lが好ましいが、2乃至8層
票の範囲の直径のビーズが成功的に使用しラる.粉砕強
度は6.81Kg(15ボンド)から13.62Kg(
30ボンド)の範囲が好ましいが、4.54Kg(10
ボンド)ていどの粉砕強度でもよい 典型的表面積は9
0d/gから275ゴ/gの範囲である.かさ密度は典
型的には4 8 0 . 5Kg/m3( 3 0  
1bs/ft:+)から6 4 0 . 7Kg/m3
( 4 0  lbs/ft’ )の範囲であるが、こ
の範囲は4 0 0 . 5 Kg/ m” ( 2 
5  1bs/ft3)乃至7 2 0 . 8 Kg
/ s3 ( 4 5  lbs#t:l)まで拡大で
きると思われる. 1種またはそれ以Lの貴金属が、場合によっては1種ま
たはそれ以上の助触媒と組み合わせて、シリカ基体に含
浸させられる.適当な貴金属はプラチナ、パラジウム、
ロジウムから選択された1種またはそれ以tの貴金属で
ある.プラチナとパラジウムを別個にまたは相互に組み
合わせ使用するのが好ましい 貴金属負荷量は439.
4g/層3(0 . 4 トロイオンス/ft3)から
2910.8g/鳳3(2.65トロイオンス/lt3
)の範囲である.助触媒はプラチナ、パラジウムおよび
/またはロジウムと組み合わせ使用されるその他貴金属
または卑金属である.適当な助触奴の例は金、銀、バナ
ジウム、セリウム、ランタン,ネオジムである. 触媒金属の出発物質として適当な化合物を以下に非限定
的に例示する. 適当な4種の白金塩は白金アミン塩化物、白金アミン水
酸化物,}!!化白金酸およびヘキサヒドロキシ白金酸
である.適当なパラジウム塩はパラジウムアミン塩化物
、パラジウムアミン硝酸塩、塩化パラジウムおよび硝酸
パラジウムである.ロジウム塩の例はロジウムヘキサア
ミン塩化物、ロジウムペンタアミン塩化物、塩化ロジウ
ム、硝酸ロジウムの4種である.これらすべては水溶性
である.助触媒が必要な場合は、下記に例示する塩が出
発物質として選択できる. 塩化金、硝酸銀、塩化セリウム,硝酸セリウム,炭酸セ
リウム,酸化セリウム,セリウムll’l I%l’ア
ンモニウム,硝酸ランタン、m化−yンタン、炭酸ラン
タン、硝酸ネオジム、酸化ネオジム、炭酸ネオジム、塩
化バナジウム(m  これらはいずれも容易に入手Of
能である.バナジウム (!V)を除きすべて水溶性で
あり,バナジウム (rv)はエタノーノレにd丁溶で
ある. 基体として使用するシリカ基質は当業者に公知の方法で
製造することができる.そして1種以上の貴金属の溶液
を単独で、または1種以上の助触媒の溶液と組み合わせ
て調製する.セリウム、ランタン,ネオジムまたはバナ
ジウl・の溶液はl乃至40重捕%溶液として調製する
.プラチナ、パラジウム、ロジウム、金または銀塩の溶
液は.0・.001乃至5重敞%濃度の溶液として調製
する.溶液は常用方法でシリカビーズに付かすることが
できる.たとえば、スプレーやソーキング、あるいはそ
の他の当業者に公知の適当な方法で付与することができ
る. 基体をh記塩溶液と接触させておく時間は使用する付与
技術による.基体を塩溶液に浸けて含浸する場合には、
接触時間は15秒乃至1分間が適当である.代わりに基
体に塩溶液を噴霧する場合は、接触時間はl乃至15分
間が適当である.含浸された基体はこのあと好ましくは
400乃至500℃(場合によっては350乃至600
℃の温度でもよい)の温度で約1時間か焼する.か焼は
酸化雰囲気または水素富化された雰囲気で好ましく実施
される. 以下に本発明を説明するための実施例を記藏する.これ
は本発明を限定するものではない. lJ口1ユ 本発明の好ましい1つの実施例において、使用された触
媒は下記方法で製造された.白金アミン塩化物からの白
金1.55gを水11に溶解する.場合により、さらに
セリウム硝酸アンモニウムからのセリウム168gをこ
の溶液に溶解する. ビーズの直径が3乃至7■膳、粉砕強度が6.81Kg
(15ポンド)乃至13.62Kg(30ボンド)、表
面積が90rn″/g乃至275rn’/g,そしてか
ざ密度が480.5Kg/ mJ ( 3 0  lb
+/ft’)乃至640 . 7Kg/ 1( 4 0
 lbs/ft3 )のシリカビーズが市場で入手町能
である.このようなシリカビーズをh記により調製され
た溶液に15秒間あるいは溶液が完全に吸収されてしま
うまで浸漬する.適当な貴金属負荷量は423.8g/
m3( 1 2 g/ft’ )乃至4238g/m’
( 1 2 0 g#tj)である.適当な助触媒負荷
量は423.8g/■3(1 2  g/ft:i)乃
至52.972Kg/腸3( 1 5 0 0g/ft
3)である.含浸後、シリカビーズを酸化雰囲気または
水素富化雰囲気中,400乃至500℃の温度で1時間
か焼する.
【図面の簡単な説明】
添付図面は排ガス流温度および暴露時間の関数としての
シリカとアルミナのtL黄.v′61特性を比較して示
す棒グラフである.

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ジーゼルエンジン排ガス流中に存在する一酸化炭素
    と炭化水素を二酸化炭素と水と に酸化する方法であって、ジーゼル排ガス 流を、適当なサイズと表面積とを有するシ リカ担体物質であって1種以上の貴金属お よび場合によってはさらに1種以上の助触 媒を含浸させた担体物質と接触させること を含む方法において、使用するシリカ担持 物質のタイプをジーゼル排ガス試験流を該 シリカ担持物質上に350時間通じ、該期 間中、排ガス試験流の温度を最初200℃ から300℃、さらに400℃まで上昇さ せ、それら各温度において50時間該シ リカ担持物質を老化させ;次いで温度を 400℃から300℃、さらに200℃ま で低下させ、後の2つの温度において各 50時間該シリカ担持物質を老化させ;さ らにその後、温度を200℃から300℃ にそしてさらに400℃まで上昇させ、後 の2つの温度において各50時間該シリカ 担体物質を老化させる。試験条件の試験に かけた場合に、蛍光X線で測定したその物 質の硫黄吸収能が最大0.4重量%である ことを基準にして選択し、しかして該ジー ゼルエンンジン排ガス流が、0.005乃 至0.7重量%の硫黄を含有するジーゼル 燃料を使用するジーゼルエンジンによって 発生したものである場合に、該ジーゼル排 ガス流中に存在する炭化水素と一酸化炭素 は二酸化炭素に酸化され、該排ガス流中に 存在する二酸化硫黄の三酸化硫黄並びに硫 酸塩への酸化は同時に最小限に抑制される ことを特徴とする方法。 2、1種以上の貴金属がプラチナ、パラジウムおよび/
    またはロジウムを含む請求項1 記載のジーゼルエンジン排ガス流中に存在 する一酸化炭素と炭化水素を二酸化炭素と 水に酸化する方法。 3、1種以上の助触媒が金、銀、バナジウ ム、セリウム、ランタンおよび/またはネ オジムを含む請求項1記載のジーゼルエン ジン排ガス流中に存在する一酸化炭素と炭 化水素を二酸化炭素と水に酸化する方法。 4、ジーゼルエンジン排ガス流に存在する一酸化炭素と
    炭化水素を二酸化炭素と水とに 酸化するために有用な触媒であって、適当 縫の1種以上の貴金属および場合によって はさらに適当量の1種以上の助触媒で含浸 されたシリカ基体を含有する触媒におい て、該シリカ基体のタイプはジーゼル排ガ ス試験流を該シリカ担持物質上に350時 間通じ、該期間中、該排ガス試験流の温度 を最初200℃から300℃さらに400 ℃まで上昇させ、それら各温度において 50時間該シリカ担持物質を老化させ;次 いで温度を400℃から300℃、さらに 200℃まで低下させ、後の2つの温度に おいて各50時間該シリカ担持物質を老化 させ;さらにその後、温度を200℃から 300℃にそしてさらに400℃まで上昇 させ、後の2つの温度において各50時間 該シリカ担持物質を老化させる試験条件の 試験にかけた場合に、蛍光X線で測定した その基体の硫黄吸収能が0.4重量%以下 であることを基準にして選択し、しかして 0.005乃至0.7重量%の硫黄を含有 するジーゼル燃料を使用するジーゼルエン ジンによって発生したジーゼルエンジン排 ガス流を処理するために該触媒を使用した 場合に、該ジーゼルエンジン排ガス流中に 存在する二酸化硫黄の三酸化硫黄並びに硫 酸塩への酸化は同時に最小限に抑制される ことを特徴とする触媒。 5、1種以上の貴金属がプラチナ、パラジウムおよび/
    またはロジウムを含む請求項4 記載の触媒。 6、1種以上の助触媒が金、銀、バナジウ ム、セリウム、ランタンおよび/またはネ オジムを含む請求項4記載の触媒。
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