JPH02228596A - 使用済燃料輸送容器 - Google Patents

使用済燃料輸送容器

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JPH02228596A
JPH02228596A JP1050630A JP5063089A JPH02228596A JP H02228596 A JPH02228596 A JP H02228596A JP 1050630 A JP1050630 A JP 1050630A JP 5063089 A JP5063089 A JP 5063089A JP H02228596 A JPH02228596 A JP H02228596A
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JP
Japan
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plug
inner container
container
swinging member
cylindrical member
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JP1050630A
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English (en)
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JPH0672952B2 (ja
Inventor
Hideya Matsushima
松島 英哉
Masanori Shintani
新谷 聖法
Shinichi Uruwashi
宇留鷲 真一
Takahisa Nakatani
中谷 高久
Tsutomu Matsumoto
務 松本
Masaru Sawa
澤 賢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Zosen Corp
Power Reactor and Nuclear Fuel Development Corp
Original Assignee
Hitachi Zosen Corp
Power Reactor and Nuclear Fuel Development Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は使用済燃料、特に使用済核燃料の輸送容器に関
する。
従来の技術 従来、例えば使用済の核燃料(以下、単に燃料という)
輸送容器への燃料集合体の装荷は、−殻内に使用済燃料
プールにおいて10m近い水中下で行われている。この
ため、第8図に示すような内容器が使用されていた。即
ち、筒状の容器本体51に厚い蓋52がただ単にボルト
53により取り付けられたものであった。
発明が解決しようとする課題 ところで、高速増殖炉においては、破損燃料が万一発生
した場合、破損原因究明のため、照射後試験施設に運び
各種試験を行っている。この際破損原因究明のために燃
料表面状態をそのまま保持する必要があり、したがって
燃料の表面に付着しているナトリウムを洗浄しないで、
乾式で輸送容器に収納することになる。このため、従来
技術における使用済燃料プールでの燃料集合体の装荷方
法は使用できず、乾式で輸送容器に収納した後、蓋部の
溶封および気密検査を行うため、十分に遮蔽密封する必
要がある。
そこで、本発明は上記課題を解消し得る使用済燃料輸送
容器を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するため、本発明の使用済燃料輸送容器
は、輸送容器本体内に挿入される内容器に形成された燃
料収容室の入口上部に、拡大段差部を形成するとともに
入口周囲の両側部に係合穴部を形成し、上記入口を塞ぐ
プラグに上記拡大段差部に当接する接触面を形成すると
ともにこれら接触部を密封するシール材を設け、上記プ
ラグに、上記各係合穴部にそれぞれ係脱自在な係合突部
を存する揺動部材を設け、これら各揺動部材の対向端部
同士を連結ピンにより連結された中折れリンクで互いに
接続し、上記プラグに、上記連結ピンに接続された筒状
部材を昇降自在に設けるとともに筒状部材を上方に付勢
して揺動部材の係合突部を上記係合突部に突出させるば
ね体を設け、かつ上記プラグ上方を塞ぐ蓋を設けたもの
である。
作用 上記構成において、使用済みの燃料を収容室に収容した
後、プラグを拡大段差部に載置する。この後、プラグ内
に設けられた筒状部材は、プラグの保持装置によってば
ね体に抗して押圧されて揺動部材の係合突部は引っ込ん
だ状態であり、したがってプラグを上記保持装置から引
き抜くことにより、筒状部材は上方に付勢されるため揺
動部材の係合突部は内容器の係合穴部に入り、プラグは
しっかりと内容器に固定される。勿論、内部のガスはシ
ール材により密封されるとともに内部圧力が上昇した場
合でも揺動部材の係合によりプラグの浮き上がりが防止
される。そして、この後蓋をして封止すればよい。
実施例 以下、本発明の一実施例を第1図〜第7図に基づき説明
する。
第1図において、1は使用済核燃料(以下、燃料という
)の輸送容器で、容器本体2の内部には、燃料を安全に
収容するための内容器3が配置されている。この内容器
3には、燃料集合体4が挿入配置される円柱状の収容室
5が形成されている。
この収容室5の入口上部には、拡大段差部6が形成され
ている。そして、上記拡大段差部6には、収容室5を密
封するための内蓋であるプラグ7が配置されている。
このプラグ7は、第2図〜第7図に示すように、収容室
5に入る下手径部8と上人径部9とから構成されるとと
もに、下手径部8と上人径部9との間の環状円周面は上
記拡大段差部6と接触する接触面10にされ、さらにこ
の接触面10にはシール材11が配置されている。また
、上人径部9の中央部には、所定幅の溝12が形成され
る(第5図参照)とともに溝12の中央には円形の穴1
3が形成されている。また、この溝12には、上記内容
器3の拡大段差部6上方の周壁両側部にそれぞれ形成さ
れた係合穴部14に係脱自在な揺動部材15を一対有す
る取付部材16が配置されている。即ち、この取付部材
16の中央にはプラグ7を保持する保持装置の保持金具
17(第3図参照)を挿入可能な中央空間部18が形成
されるとともに、両側部には側部空間部19が形成され
、かつこの側部空間部19には上記係合穴部14に係脱
自在な係合突部15aを有する上記揺動部材15がそれ
ぞれ水平ピン20を介して揺動自在に支持されている。
そして、これら揺動部材15同士は中折れリンク21を
介して互いに連結されるとともにその連結ピン22を介
して揺動部材15の揺動が行われるようにしている。即
ち、下部がプラグ7側の穴13内に挿入案内されるとと
もに上部が中央空間部18内に位置され、かつ中間部に
上記連結ピン22が挿通された筒状部材23が昇降可能
に設けられている。そして、この筒状部材23と連結ピ
ン22とが連結されるとともにこの筒状部材23を上方
に付勢する圧縮ばね(ばね体)24が上記穴13内に配
置され、しかも連結ピン22の水平位置で揺動部材15
の係合突部15aが係合穴部14内に突出するようにさ
れている。
なお、25は取付部材16に設けられた筒状部材23の
ガイド部、26は同じく中折れリンク21の位置決め用
ボルトである。また、取付部材16は組み立て上、二つ
割り構造とされるとともに、互いに連結ボルト27によ
り連結され、さらにプラグ7側には取付ボルト28によ
り取付けられている。そして、さらに内容器3の入口部
には収容室5全体を覆う中蓋29および外蓋30が設け
られている。中蓋29はボルト31により内容器3に取
付られるとともに、その内外を連通ずる連通穴32が形
成されている。また、外蓋30は内容器3に螺着される
とともに、外蓋30には、上記中蓋29側に漏れ検出用
のガスを供給するためのカプラー33が設けられている
なお、内容器3の容器本体2への固定は、その周囲に複
数個配置された係合爪34により行われている。35は
その押込み片である。
次に、作用について説明する。
まず、燃料集合体4を内容器3の収容室5に収納した後
、プラグ7を保持装置(図示せず)により保持する。こ
の時、保持装置の保持金具17の中央空間部18への挿
入により、第3図の二点鎖線で示すように、筒状部材2
3が圧縮ばね24に抗して降下しているため、揺動部材
15の係合突部15aが引っ込んでいる。この状態でプ
ラグ7を拡大段差部6に載置し、そして保持金具17を
引き抜けば、筒状部材23が上昇して揺動部材15の係
合突部15aが係合穴部14に入り、プラグ7がしっか
りと内容器3に固定される。したがって、内部の放射性
ガスはシール材11により密封され、しかも内部圧力の
、上昇によるプラグ7の浮き上がりが揺動部材15によ
り防止される。この後、中蓋28および外蓋30を取付
け、その周囲を溶接36すればよい。そして、最後にカ
プラー33を介して内部の空気をヘリウムガスに置換し
た後、ガス漏れ検査を行えばよい。勿論、上記プラグは
、放射線を十分に遮蔽し得るだけの厚さを有している。
なお、プラグ7を取外す場合、外蓋30および中蓋29
を取外して保持金具17を取付部材16の中央空間部1
8に挿入すれば、筒状部材23は押圧されて揺動部材1
5の内容器3への係合が外れてプラグ7が自由に取外せ
る状態となる。
発明の効果 以上のように本発明の構成によれば、収容室を密封する
プラグを設けたので、十分に放射線および放射性物質を
遮蔽することができるから、従来のように水中作業では
な(、安心して作業者が内容器の蓋に接近して乾式で密
封作業および気密検査を行うこと゛ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第7図は本発明の一実施例を示すもので、第1
図は全体断面図、第2図は要部断面図、第3図は動作を
説明する要部断面図、第4図は第3図のA−A断面図、
第5図は第3図のB−B断面図、第6図は第3図のC−
C断面図、第7図は第3図のD−D断面図、第8図は従
来例の全体断面図である。 2・・・・容器本体、3・・・・内容器、5・・・・収
容室、6・・・・拡大段差部、7・・・・プラグ、10
・・・・接触面、11・・・・シール材、14・・・・
係合穴部、15・・・・揺動部材、15a・・・・係合
突部、21・・・・中折れリンク、23・・・・筒状部
材、24・・・・圧縮ばね、29・・・・中蓋、30・
・・・外蓋。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、輸送容器本体内に挿入される内容器に形成された燃
    料収容室の入口上部に、拡大段差部を形成するとともに
    入口周囲の両側部に係合穴部を形成し、上記入口を塞ぐ
    プラグに上記拡大段差部に当接する接触面を形成すると
    ともにこれら接触部を密封するシール材を設け、上記プ
    ラグに、上記各係合穴部にそれぞれ係脱自在な係合突部
    を有する揺動部材を設け、これら各揺動部材の対向端部
    同士を連結ピンにより連結された中折れリンクで互いに
    接続し、上記プラグに、上記連結ピンに接続された筒状
    部材を昇降自在に設けるとともに筒状部材を上方に付勢
    して揺動部材の係合突部を上記係合突部に突出させるば
    ね体を設け、かつ上記プラグ上方を塞ぐ蓋を設けたこと
    を特徴とする使用済燃料輸送容器。
JP1050630A 1989-03-02 1989-03-02 使用済燃料輸送容器 Expired - Fee Related JPH0672952B2 (ja)

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JP1050630A JPH0672952B2 (ja) 1989-03-02 1989-03-02 使用済燃料輸送容器

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014529737A (ja) * 2011-08-19 2014-11-13 ホルテック・インターナショナル・インコーポレーテッド 損傷を受けた核燃料を取り扱うための容器およびシステム、ならびにその製造方法
CN113066596A (zh) * 2021-03-23 2021-07-02 中国原子能科学研究院 放射性样品存储装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014529737A (ja) * 2011-08-19 2014-11-13 ホルテック・インターナショナル・インコーポレーテッド 損傷を受けた核燃料を取り扱うための容器およびシステム、ならびにその製造方法
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