JPH022279Y2 - - Google Patents

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JPH022279Y2
JPH022279Y2 JP1985089886U JP8988685U JPH022279Y2 JP H022279 Y2 JPH022279 Y2 JP H022279Y2 JP 1985089886 U JP1985089886 U JP 1985089886U JP 8988685 U JP8988685 U JP 8988685U JP H022279 Y2 JPH022279 Y2 JP H022279Y2
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holder
nozzle
razor
razor head
head
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JP1985089886U
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JPS61205476U (ja
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的 (産業上の利用分野) この考案はひげ剃り液貯蔵容器を備えた安全剃
刀に関するものである。
(従来の技術及び考案が解決しようとする問題
点) 従来、この種のものとしては、例えば実開昭59
−148768号公報に記載のものがある。この安全剃
刀においては、ひげ剃り液案内通路を有する案内
部材のみに剃刀ヘツドが着脱可能に直接装着され
るとともに、この案内部材自身がノズル押圧手段
になつているか、又はこの案内部材内のひげ剃り
液案内通路にノズル押圧手段が組込まれている。
ところが、案内部材のみに剃刀ヘツドを直接接
着すると、使用時同ヘツドの支持が不安定になる
おそれがあるため、ホルダの頭部に特別の取付部
を形成してこれに剃刀ヘツドを着脱可能に装着す
ることが好ましい。又、案内部材とノズル押圧手
段との間に構造上関連性があると、使用時剃刀ヘ
ツドに加わる力によりノズル押圧手段が案内部材
を介して不用意に押されて余分なひげ剃り液が噴
出し、又構造も複雑になるため、これらの間に構
造上の関連性をなくすことが好ましい。
しかし、ノズルはノズル押圧手段により押され
て動くため、前記取付部に装着されて位置決めさ
れた剃刀ヘツドとこのノズルとの間の連結手段、
並びに同連結手段と剃刀ヘツドとの間の着脱手段
について、工夫を凝らす必要があつた。
又、実開昭59−178969号公報に記載の剃刀器も
提案されている。この剃刀器は器体内部にノズル
を設け、ノズルの上端部開口部に剃り刃を設け、
ノズルの下端部にはレバーの中央部に連結してク
リームチユーブ内のパイプと連結し、器体の下端
開口部をクリームチユーブの上端部に対して着脱
可能に嵌合したものである。
ところが、この剃刀器はクリームチユーブの上
端部に器体を連結する構造のため、クリームチユ
ープの上下長さにさらに器体上下長さが加わるた
め、全体が上下方向に長くなる。一方、クリーム
チユーブ内にはシエービングクリームが収納され
ているため、全体としては下部の方が極めて重く
なる。このため、使用時には全体が長くて下部が
重いものを使用しなければならず、バランスが取
りにくいため、長時間使用すると手疲被れてしま
うという問題がある。
さらに、使用後に剃り刃に付着したシエービン
グクリームを洗浄する場合、この種の剃刀器は長
くて下部が重いため、器体を連結したままでは、
洗浄がやりにくいとともに、器体を洗浄中に他の
ものにぶつけたとき、クリームチユーブのパイプ
上端部とレバーとの連結箇所が損傷するおそれが
ある。この問題を回避するためには、器体をクリ
ームチユーブから外して行なうことが考えられる
が、器体をクリームチユーブ上端部から外す際
に、クリームチユーブから突出するパイプも外す
ことになる。ところが、再度器体をクリームチユ
ーブに取着する際に、クリームチユーブから突出
したパイプをレバーの中央部に連結すると同時に
器体の下端開口部をクリームチユーブに嵌合しな
ければならず、取着作業が面倒な問題がある。
この考案は前記問題点を解消するためになされ
たものであつて、ひげ剃りが行ない安く、しかも
洗浄も行ない易いひげ剃り液貯蔵容器付き安全剃
刀を提供することにある。
考案の構成 (問題点を解決するための手段) すなわち、本考案は後記する実施例の図面に示
すように、頭部2aから付勢突出するノズル3を
その付勢に抗して押したとき同ノズル3からひげ
剃り液が噴出するように構成したひげ剃り液貯蔵
用ホルダ1を備えた安全剃刀において、前記ホル
ダ1に設けた回動支点8に対して上下方向に回動
可能に支持され、ホルダ1に設けた位置決め部1
0により止着され、止着状態でホルダ1の上部の
一側方にその上端部が位置するようにホルダ1か
ら延出する取付部5と、この取付部5に対し着脱
可能に装着され、内部にひげ剃り液案内通路20
を入力18から刃先側の出口19へ貫通した剃刀
ヘツド12と、前記ノズル3に連結され、同通路
20の入口18に対し着脱可能に嵌着される可撓
管27と、前記ホルダ1の頭部2aに支持したノ
ズル押圧部材24とを設けたものである。
(作用) そして、使用時、ノズル押圧部材24によりノ
ズル3が押されると、そこから噴出するひげ剃り
液が可撓管27を通して剃刀ヘツド12の入口1
8から案内通路20に至り、その出口19から刃
先側へ導かれる。このとき、ノズル3の動きに伴
い可撓管27も追従して撓む。剃刀ヘツド12を
取付部5に対し着脱する場合には可撓管27を剃
刀ヘツド12の入口18から抜いて行う。
また、剃刀ヘツドを洗浄するときは、取付部5
を止着状態のまま洗浄しても行うことができ、こ
の場合にはホルダの上部が水、湯に濡れることは
避けられないが、この洗浄中に剃刀ヘツド12を
他のものにぶつけても剃刀ヘツドは可撓管27に
連結されているので、両者の連結箇所が損傷する
ことはない。さらに、可撓管27を剃刀ヘツド1
2から外した状態で取付部5を回動支点にて回動
させて、ホルダの上部から離間して洗浄すること
もでき、この場合には剃刀ヘツドのみを洗浄する
ことができ、ホルダが水又は湯に濡れることがな
い。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を面面に従つて説明す
る。
第1,2図に示すひげ剃り液貯蔵容器2は従来
周知のエアゾールシエービングクリームスプレー
(シエービングクリームをフレオンガスとともに
密閉充填させてその圧力で噴出させるもの)であ
つて、その頭部2aから上方へ付勢突出するノズ
ル3をその付勢に抗して押したとき同ノズル3か
らひげ剃り液が噴出するようになつている。この
貯蔵容器2はケース4に収納され、その頭部2a
がケース4の上端から露出している。そして、こ
の貯蔵容器2とケース4とにより安全剃刀のホル
ダ1が構成されるようになつている。
前記ケース4の左右両側には取付部5の左右両
アーム6が支持ピン7及び回動支点としての支持
孔8をもつて上下方向へ回動可能に支持され、両
アーム6とケース4とが係止ピン9及び位置決め
部として係止孔10をもつて位置決めされるよう
になつている。両アーム6の上端には取付部5の
支持台11が左右方向へ延びるように形成され、
その前後両壁11aの上端から支持突条11bが
突設されている。
剃刀ヘツド12は第3図に示すように刃台13
と下刃台14とスペーサ15と上刃体16と天板
17とからなり、第4図に示すように刃台13上
に下刃体14、スペーサ15及び上刃体16が順
次重ね合わされて天板17との間で挾着されてい
る。天板17の後縁中央の突出部17a内には入
口18が形成され、この突出部17aが刃台13
の後縁中央部に重合するようになつている。刃台
13の上面にはこの入口18から刃台13の前縁
全体に広がる出口19へ連通する凹状部分が形成
され、この凹状部分が天板17若しくは下刃体1
4で閉塞されて案内通路20となつている。この
出口19には下刃体14の刃先側を支える支持部
21が突設されている。
前記刃台13の下面には嵌着凹部22が左右方
向へ延びるように形成され、その前後両縁には支
持溝22aが形成されている。そして、剃刀ヘツ
ド12を前記取付部5に装着するとき、この装着
凹部22は前記取付部5の支持台11に嵌合され
て、それらの支持溝22aと支持突条11bとが
互いに係合するようになつている。この装着状態
から、剃刀ヘツド12を取付部5から離脱させる
こともできる。
前記ひげ剃り貯蔵容器2の頭部2aには前記ノ
ズル3を囲う筒部23が形成され、この筒部23
に形成された切込み23a内にノズル押圧部材2
4が嵌め込まれて同押圧部材24の両アーム25
が切込み23aの片側で軸26により上下方向へ
回動可能に支持されている。ノズル3は大径部3
aとその上の小径部3bとから段差状をなし、小
径部3bが押圧部材24の両アーム25間を通つ
て上方へ突出するとともに、この両アーム25の
下面の膨み部25aが大径部3aの段差部分に当
接してノズル3を下方へ押さえることができるよ
うになつている。
前記ノズル3には可撓管27の一端が連結さ
れ、その他端は前記剃刀ヘツド12の入口18に
対し着脱可能に嵌着されるようになつている。
さて、使用時、第1図に示す組付状態で押圧部
材24を下方へ押すと、ノズル3が押され、そこ
から噴出するひげ剃り液が可撓管27を通して剃
刀ヘツド12の入口18から案内通路20に至
り、その出口19から下刃体14の下方に導かれ
る。このとき、ノズル3が押されて下方へ動いて
も可撓管27が追従して撓むため、押圧操作に支
承を来たすことはない。
又、剃刀ヘツド12は取付部5に安定性良く支
持され、これを取付部5に対し着脱する場合には
可撓管27を剃刀ヘツド12の入口18から抜い
て行う。
さらに、ノズル押圧部材24と剃刀ヘツド12
及び可撓管27との間には何ら関連性がないた
め、使用時剃刀ヘツド12に加わる力によりノズ
ル押圧部材24が可撓管27を介して不用意に押
されることがなくなるとともに、構造も簡単にな
る。
また、剃刀ヘツド12を洗浄する場合、取付部
5を止着状態のまま洗浄しても行うことができ、
この場合にはホルダの上部が水、湯に濡れること
は避けられないが、この洗浄中に剃刀ヘツド12
を他のものにぶつけても剃刀ヘツドは可撓管27
に連結されているので、両者の連結箇所が損傷す
ることはない。さらに、可揆管27を剃刀ヘツド
12から外した状態で取付部5を支持孔8を中心
に下方へ回動させて、ホルダ1の上部から離間し
て洗浄することもでき、この場合には剃刀ヘツド
12のみを洗浄することができ、ホルダ1が水又
は湯に濡れることがない。
なお、ホルダ1としては、ケース4をなくして
ひげ剃り液貯蔵容器2のみで構成し、取付部5を
これに直接支持するようにしてもよい。
考案の効果 要するに本考案によれば、剃刀ヘツド12をホ
ルダ1の取付部5に支持し、この剃刀ヘツド12
とノズル3との間の連結手段として可撓管27を
利用するとともに、ノズル押圧部材24をこの可
撓管27と分離させたので、使用時剃刀ヘツド1
2に加わる力によりノズル押圧部材24が可撓管
27を介して不用意に押されることがなくなつて
余分なひげ剃り液の噴出を防止できる効果があ
る。
又、本考案は剃刀ヘツドがホルダ上部の一側方
に位置する構成としたので、全体としてはホルダ
の上部に継足す構造ではないので、全体の長さが
長くならず、バランスの良いものとなり、長時間
使用しても手が疲れてしまうということはない。
さらに、取付部を止着状態で行なつた剃刀ヘツ
ドを洗浄する場合、剃刀ヘツドを他のものにぶつ
けても剃刀ヘツドは可撓管に連結されているの
で、両者の連結箇所が損傷することはない。さら
に、可撓管を剃刀ヘツド12から外した状態で取
付部を支持孔を中心に下方へ回動させて、ホルダ
の上部から離間して洗浄することもでき、この場
合には剃刀ヘツドのみを洗浄することができ、ホ
ルダが水又は湯に濡れることがないので、水等に
濡れたホルダを拭く必要がないという後の管理が
楽になる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る安全剃刀を示
す組付斜視図、第2図は同じく分解斜視図、第3
図は剃刀ヘツドの分解斜視図、第4図は同安全剃
刀の部分断面図である。 ホルダ1、ひげ剃り液貯蔵容器2、ノズル3、
取付部5、回動支点としての支持孔8、位置決め
部としての係止孔10、支持台11、剃刀ヘツド
12、入口18、出口19、案内通路20、嵌着
凹部22、ノズル押圧部材24、可撓管27。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 頭部2aから付勢突出するノズル3をその付勢
    に抗して押したとき同ノズル3からひげ剃り液が
    噴出するように構成したひげ剃り液貯蔵用ホルダ
    1を備えた安全剃刀において、 前記ホルダ1に設けた回動支点8に対して上下
    方向に回動可能に支持され、ホルダ1に設けた位
    置決め部10により止着され、止着状態でホルダ
    1の上部の一側方にその上端部が位置するように
    ホルダ1から延出する取付部5と、 この取付部5に対し着脱可能に装着され、内部
    にひげ剃り液案内通路20を入口18から刃先側
    の出口19へ貫通した剃刀ヘツド12と、 前記ノズル3に連結され、同通路20の入口1
    8に対し着脱可能に嵌着される可撓管27と、 前記ホルダ1の頭部2aに支持したノズル押圧
    部材24とを設けたことを特徴とするひげ剃り液
    貯蔵容器付き安全剃刀。
JP1985089886U 1985-06-13 1985-06-13 Expired JPH022279Y2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4947531A (ja) * 1972-05-25 1974-05-08

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59178969U (ja) * 1983-05-17 1984-11-29 株式会社 井上製作所 剃刀器

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4947531A (ja) * 1972-05-25 1974-05-08

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JPS61205476U (ja) 1986-12-25

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