JP3053082U - 掃除具 - Google Patents
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- JP3053082U JP3053082U JP1998002710U JP271098U JP3053082U JP 3053082 U JP3053082 U JP 3053082U JP 1998002710 U JP1998002710 U JP 1998002710U JP 271098 U JP271098 U JP 271098U JP 3053082 U JP3053082 U JP 3053082U
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 構造が簡単で、必要な時のみに洗剤を洗浄部
近傍に供給でき、用途に応じて洗浄用ヘッド部を交換可
能な掃除具を提供すること。 【解決手段】 掃除具は、洗剤タンクを有する握り部1
と、その一端に択一的に装着される複数の洗浄用ヘッド
部2,26,27から成り、洗剤タンク内にシリンダ及
びピストンを設け、シリンダに洗剤流出路及び洗剤流入
路を接続し、ピストンの外側端部に設けたプッシュボタ
ン131を押圧操作した時に、開となる第1の弁を洗剤
流出路に、閉となる第2の弁を洗剤流入路にそれぞれ設
け、洗浄用ヘッド部2,26,27は、柄部250,2
60,270と洗浄部28,265,275を有し、柄
部200,260,270に洗浄部近傍において開口す
る洗剤供給路を設け、洗剤供給路の基端を洗剤流出路の
先端に着脱自在に接続する。
近傍に供給でき、用途に応じて洗浄用ヘッド部を交換可
能な掃除具を提供すること。 【解決手段】 掃除具は、洗剤タンクを有する握り部1
と、その一端に択一的に装着される複数の洗浄用ヘッド
部2,26,27から成り、洗剤タンク内にシリンダ及
びピストンを設け、シリンダに洗剤流出路及び洗剤流入
路を接続し、ピストンの外側端部に設けたプッシュボタ
ン131を押圧操作した時に、開となる第1の弁を洗剤
流出路に、閉となる第2の弁を洗剤流入路にそれぞれ設
け、洗浄用ヘッド部2,26,27は、柄部250,2
60,270と洗浄部28,265,275を有し、柄
部200,260,270に洗浄部近傍において開口す
る洗剤供給路を設け、洗剤供給路の基端を洗剤流出路の
先端に着脱自在に接続する。
Description
【0001】
本考案は、洗剤を先端部に供給できる掃除具に関する。
【0002】
柄の先端にブラシ、スポンジ等の洗浄部を設けた掃除具においては、その洗浄 部に適宜量の洗剤を付着させて被清掃面を擦ることにより、掃除を行うのが一般 的である。 このものは、洗浄部に付着させた洗剤の洗浄能力が低下する度に、新たなに洗 剤を付着させなければならないので、非常に手間がかかって無駄な労力及び時間 を必要とする。
【0003】 そこで、図25及び図26に示すように、中空の握り部1と、その一端に着脱 可能に取り付けられた洗浄部4とから成り、握り部100の他端に設けられたエ ンドキャップ101を開けて握り部1内に洗剤94を貯蔵し、この洗剤94を洗 浄部4に自動的に供給できるようにした掃除具が提案されている。 この掃除具は、図27に示すように、握り部100の一端外周に中空管102 が嵌合されると共に、中空管102の先端に洗浄部取り付け板103が設けられ る。そして、洗浄部取り付け板103に穿設された孔104及び洗浄部4の上面 に穿設された孔41に、ロック機構3の係止爪31を挿入して洗浄部4の内部上 面に引っかけることにより、洗浄部4がの握り部100に取り付けられ、ロック 機構3を解除すると洗浄部4を外せるようになっている。
【0004】 また、握り部100の一端部に小孔105が穿設されると共に、中空管102 の末端において洗浄部取り付け板103に透孔106が穿設され、小孔105を 通して握り部100から流出した洗剤94が、握り部100と中空管102との 隙間107及び透孔106を通過して洗浄部4に供給されるようになっている。
【0005】 しかし、この掃除具は、図26に示すように、その洗浄部4を汚れを落とすた めに水95に漬けると、洗浄部4に含浸された水が上記経路を逆流して握り部1 00内の洗剤94を希釈してしまい、洗浄能力が低下するという欠点がある。
【0006】 また、洗浄部4で被清掃面を擦ると、ロック機構3の係止爪312が破損して 洗浄部4が脱落しやすく、使用していない時にも、洗剤94が洗浄部4に流れ落 ちるので、洗剤94の無駄になるばかりか、床等を汚す結果となる。 さらに、この掃除具によって高い場所を掃除しようとすると、図28に示すよ うに、洗剤94が他端側に移動して小孔105から流出しないため、洗剤94に よる掃除ができない。
【0007】 また、図29に示すように、温水バルブ61と冷水バルブ62を温度調整用レ バー6に接続すると共に、その下方に出水管54を接続し、出水管54の先端に ブラシヘッド55を取り付け、洗剤タンク5の内部に泡立防止用のベンチュリ管 51を立設すると共に、図30に示すように、その下端部に洗剤タンク5と連通 する透孔52を穿設し、この透孔52に連通された洗剤供給管53の先端を、図 31に示すように、出水管54に接続した掃除具が知られている。 しかし、このものも、洗剤の流出量を制御できず、使用しない時にもブラシヘ ッド55に洗剤がしみこむので、洗剤が無駄になりやすく、しかも、構造が複雑 で手軽に移動できないという欠点がある。
【0008】
本考案の目的は、構造が簡単であり、必要な時に必要な量の洗剤を先端に設け られた洗浄部近傍に供給でき、用途に応じて洗浄部を容易に交換可能な掃除具を 提供することにある。
【0009】
本発明の掃除具は、中空棒状の握り部と、該握り部の一端に着脱自在に、且つ 、択一的に取り付けられる複数種類の洗浄用ヘッド部とから成り、握り部の内部 に洗剤タンクを形成すると共に、握り部の外部から洗剤タンク内にシリンダを配 設し、該シリンダ内に外方に向けて付勢されるピストンを摺動自在に設け、ピス トンの外側端部にプッシュボタンを装着し、シリンダに洗剤流出路及び前記洗剤 タンク内に開口する洗剤流入路を接続し、前記洗剤流出路に、常態で閉じると共 に、前記プッシュボタンの押圧操作によって開く第1の弁を設け、洗剤流入路に 、常態で開くと共に、プッシュボタンの押圧操作によって閉じる第2の弁を設け 、各洗浄用ヘッド部は、中空の柄部とその先端に設けられた洗浄部とを有し、柄 部の内部に前記洗浄部近傍において開口する洗剤供給路を設け、該洗剤供給路の 基端を前記洗剤流出路の先端に着脱自在に接続する。
【0010】 掃除しようとする場所、掃除方法等に応じて、適当な洗浄用ヘッド部を握り部 に取り付ける。 プッシュボタンを押圧すると、ピストンが内方に摺動すると共に、第1の弁が 開いて、シリンダ内の洗剤が定まった分量だけ洗剤流出路に押し出されて、該洗 剤流出路及び洗剤供給路を通して洗浄部近傍に供給される。 また、プッシュボタンを解放すると、付勢力によってピストンが外方に移動す ると共に、第2の弁が開き、洗剤タンク内の洗剤が洗剤流入路を通してシリンダ 内に流入する。
【0011】 第1の洗浄用ヘッド部は、柄部の先端に択一的に、且つ、柄部の軸線を中心と して回動固定自在に取り付けられて複数種類の洗浄部を有し、各洗浄部に2種類 の摺擦体を装着することができる。 この構成により、適当な洗浄部を柄部に取り付けると共に、洗浄部を回動して 、最適な摺擦体を洗剤供給路の開口部に向け、その位置で固定できる。 その洗浄部の内の1つは、一側縁にスクレーパより成る摺擦体を装着すると共 に、他側縁にスポンジより成る摺擦体を装着しても良い。
【0012】 また、その洗浄部の内の1つは、柄部の軸線を挟んで両面に、互いに異なる2 種類の摺擦体がそれぞれ装着されることがある。 この時、洗浄部の2種類の摺擦体は、スポンジとブラシ、ネルとブラシ及びネ ルとスポンジのいずれかの組み合わせとすることができる。
【0013】 第2の洗浄用ヘッド部は、互いに異なる摺擦体を支持板の下面又は先端縁に設 けた複数種類の洗浄部を有し、前記柄部の先端外周にフランジを形成し、各洗浄 部の支持板の上面に前記フランジと着脱自在に係合する係止片を形成しても良い 。 この時、第2の洗浄用ヘッド部において、洗浄部の内の1つはその先端縁にス クレーパより成るを装着し、他の1つはその先端縁にスポンジより成るを装着す ることが可能である。 第3の洗浄用ヘッド部は、柄部の先端にブラシを固定することができる。
【0014】
本考案の掃除具は、図1に示すように、中空棒状の握り部1と、握り部1の一 端に着脱自在に、且つ、択一的に取り付けられる第1の洗浄用ヘッド部2、第2 の洗浄用ヘッド部26及び第3の洗浄用ヘッド部27とから成る。 握り部1の一面には指を係止するための複数の溝が並設される。また、握り部 1の内部は洗剤タンク14(図6及び図7参照)となっており、握り部1の他端 には開閉自在のエンドキャップ12が装着され、このエンドキャップ12を開け て洗剤タンク14に洗剤を注入できるようになっている。
【0015】 さらに、握り部1の一端には、図4に示すように、洗剤タンク14と隔離され た接続筒部11が形成され、この接続筒部11の内面に、断面弧状に湾曲する複 数の係止突条111が周方向に沿って形成されている。 そして、洗浄用ヘッド部2,26,27の基端部にそれぞれ設けられた小径部 251,261,271を握り部1の接続筒部11に挿入すると共に、これら小 径部251,261,271の外面に周方向に沿って形成された複数の係止溝2 52,262,272を係止突条111に係合することによって、洗浄用ヘッド 部2,26,27を握り部1の一端に着脱自在に取り付けることができるように なっている。
【0016】 図5乃至図7に示すように、握り部1の中間部は他の部分より大径となってお り、この部分に洗剤供給装置13が設けられる。洗剤供給装置13は、図5に示 すように、プッシュボタン131、座板132、シャフト133、ピストン13 4、第1及び第2のバネ1382,135、ボール状の第1及び第2の弁138 1,136、キャップボード137、シリンダ138、流出管コネクタ1383 及び流入管コネクタ1386から成る。
【0017】 図6及び図7に示すように、シリンダ138は、握り部1の外部から洗剤タン ク14内に配設され、その内側端部が狭く形成されるとともに、流入管コネクタ 1386が接続される。この流入管コネクタ1386には洗剤流入管1387の 基端部が接続され、洗剤流入管1387の先端は洗剤タンク14内に開口してい る。そして、洗剤流入管1387及び流入管コネクタ1386によって、洗剤タ ンク14内の洗剤をシリンダ138に導入する洗剤流入路が構成される。
【0018】 また、シリンダ138の中間部から分岐した枝管1389に流出管コネクタ1 383が接続されると共に、流出管コネクタ1383に洗剤流出管1388の基 端部が接続される。なお、枝管1389は基端部は先端部より狭くなっており、 洗剤流出管1388の先端は、接続筒部11内に開口している。そして、枝管1 389、洗剤流出管1388及び流出管コネクタ1383によって、シリンダ1 38内の洗剤を排出する洗剤流出路が構成される。
【0019】 さらに、枝管1389内に第1のバネ1382が配設されるとともに、その内 側に第1の弁1381が摺動可能に設けられ、第1の弁1381は、第1のバネ 1382によって枝管1389の基端部に向けて付勢されている。 そして、常態においては、図6に示すように、第1の弁1382が枝管138 9の基端部を塞いで、洗剤流出路が閉じるようになっている。
【0020】 また、シャフト133が座板132及びキャップボード137を貫通してシリ ンダ138内に挿入され、シャフト133の内側端部に取り付けられたピストン 134がシリンダ138内に摺動可能に嵌合される。 そして、このピストン134が、シリンダ138の内部に収納された第2のバ ネ135により外側方向に向けて、すなわち、洗剤流入路と逆側の端部に向けて 付勢されている。
【0021】 さらに、シリンダ138の洗剤流入路寄りに第2の弁136が摺動可能に収納 され、常態において、図6に示すように、第2の弁136はシリンダ138の内 側端部から遠ざかって、洗剤流入路が開いた状態となっている。 また、シャフト138の上端にプッシュボタン131が装着されて、プッシュ ボタン131を押圧するとピストン134が降下し、プッシュボタン131を解 放すると、第2のバネ135の付勢力によってピストン134が上昇するように なっている。
【0022】 従って、図7に示すように、プッシュボタン131を押圧操作すると、ピスト ン134が第2のバネ135を圧縮しながら内側に摺動する。すると、シリンダ 138内の圧力が高まって、第1の弁1381が第1のバネ1382を圧縮しな がら枝管1389の先端側に移動し、この結果、洗剤流出路が開いてシリンダ1 38内の洗剤が排出される。 また、この時、第2の弁136が押されて洗剤流入路を塞ぐので、シリンダ1 38内に新たな洗剤が流入することはなく、このため、洗剤流出路から排出され る洗剤の量は一定量に規制される。
【0023】 図6に示すように、プッシュボタン131を解放すると、ピストン134は第 2のバネ135の復元力によって外側に移動するので、シリンダ138内の圧力 が低下して、第2の弁136が浮き上がり、この結果、洗剤流入路が開いて洗剤 タンク14内の洗剤がシリンダ138内に流入する。 この時、第1の弁1381は、第1のバネ1383の復元力によって枝管13 89の基端部側に押され、これを塞ぐため、洗剤流出路が閉じてシリンダ138 内の洗剤の流出が停止される。
【0024】 図1、図19、図23及び図24に示すように、第1の洗浄用ヘッド部2は、 握り部1の一端に取り付けられる中空の柄部250と、その先端に択一的に、且 つ、柄部250の軸線を中心として回動固定自在に取り付けられる複数種類の洗 浄部28,29とから成る。 柄部250の基端部には上記した小径部251が形成され、先端部は略ラッパ 状に拡開している。また、図3に示すように、柄部250の内部には、軸線方向 に沿って洗剤供給路となるパイプ23が挿通され、その先端が柄部250の先端 寄りの一側面に開口している。このパイプ23の基端部は洗剤流出管1388の 先端に着脱自在に接続され、第1の洗浄用ヘッド部2を握り部1に装着すると、 洗剤流出路と洗剤供給路とが連通するようになっている。
【0025】 柄部250の先端寄りの他側面には、軸方向に長い長孔24が穿設され、その 内側に臨んで略円筒形の固定部材22が設けられる。固定部材22の先端から中 心軸に沿ってネジ穴221が形成され、固定部材22の両側面に張り出し片22 2が設けられる。 また、柄部250の先端部の両側内面から、固定部材22を挟むようにガイド 片21が張り出される。
【0026】 さらに、図1に示すように、長孔24の外面に操作レバー241が長孔24に 沿って摺動自在に設けられ、長孔24の内側において固定部材22の上方に、断 面半円形の押圧部材242が設けられる。 この押圧部材242の両側縁は固定部材22の張り出し片222の上面に摺動 自在に載置され、図8、図10及び図12に示すように、押圧部材242と操作 レバー241が固定されて、操作レバー241を摺動操作すると、押圧部材24 2も長孔24に沿って摺動するようになっている。また、押圧部材242の先端 面には突起243が形成されている。
【0027】 洗浄部28は、図1に示すように、細長状に形成され、その一側の長縁に沿っ てスクレーパ281より成る摺擦体が装着され、他側の長縁に沿ってスポンジ2 82より成る摺擦体が装着される。 また、洗浄部28の中央部裏面に筒部材286が取り付けられる。図2、図9 、図11及び図13に示すように、筒部材286の先端面は、その径方向両端部 に頂部が形成されると共に、頂部から急激に陥没した後、他の頂部に向けて湾曲 するガイド面287となっている。
【0028】 さらに、筒部材286の基部外周には外筒部288が形成される。この外筒部 288の先端面は、筒部材286のガイド面287の最も陥没した部分で最も高 くなるよう傾斜しており、ガイド面287の頂部に対応する位置に切欠部289 が形成されている。 そして、図16に示すように、洗浄部28の表面から筒部材286内に内部管 283を挿入し、雄ネジ284を内部管283の底部を通して固定部材22のネ ジ穴221に螺合して、洗浄部28を柄部250に取り付ける。 また、筒部材286の先端内面に形成された鍔片と、内部管283の表面側端 部の外面に形成された鍔片との間に第3のバネ285が介在され、これにより、 洗浄部28は柄部250に接近する方向に付勢されている。
【0029】 図8及び図9に示すように、操作レバー241を握り部1側に摺動させて、ス クレーパ281を上(操作レバー241の側)に向けると、押圧部材242の先 端に形成された突起243が筒部材286のガイド面287の頂部に当接し、ガ イド片21が外筒部288の切欠部289に係合して、洗浄部28はその位置で 位置決めされる。 図10及び図11に示すように、操作レバー241を洗浄部28側に摺動させ ると、押圧部材242も同じく摺動して、その突起243が筒部材286を押し 、この結果、洗浄部28が柄部250から遠ざかると共に、第3のバネ285が 圧縮され、ガイド片21が切欠部289から脱出する。この状態では、図17に 示すように、洗浄部28が柄部250の軸線を中心に回動可能である。
【0030】 図12及び図13に示すように、洗浄部28を少し回動させると、突起243 がガイド面287の最も陥没した部分に係合して逆回転が規制され、ガイド片2 1は外筒部288の先端面の最も高い位置に当接する。 操作レバー241を解放して、洗浄具28をさらに回動させると、図14及び 図15に示すように、スポンジ282が上を向いた状態で洗浄具28が柄部25 0に接近し、ガイド片21が切欠部289に係合して、洗浄具28はその位置で 位置決めされる。
【0031】 従って、スクレーパ281及びスポンジ282の必要な方を、パイプ23(洗 剤供給路)の開口部に向けて配置させ、これに洗剤を付着させて掃除をすること ができる。 また、雄ネジ284を固定部材22のネジ穴221から抜き取ることによって 、洗浄部28を柄部250から外すことができる。
【0032】 他の洗浄具29は、図19に示すように、柄部250の軸線と平行な略三角形 に形成され、その基端面に筒部材286が装着され、柄部250の一端にその軸 線を中心として回動固定自在に、且つ、着脱可能に取り付けられる。取り付け部 分の構造は洗浄具28とほぼ同様なので、同一部分に同一符号を付して説明を省 略する。
【0033】 また、洗浄具29の両面には、それぞれスポンジ291より成る摺擦体とブラ シ293より成る摺擦体とが着脱自在に装着される。 スポンジ291の裏面には左右一対の固定ピン292が突設され、ブラシ29 3の裏面には左右一対の受け筒294が突設され、これら受け筒294及び固定 ピン292を、洗浄具29に穿設された一対の固定孔290にそれぞれ挿入する と共に、洗浄具29の内部において互いに着脱可能に係合する。
【0034】 従って、図18に示すように、洗浄具29を柄部250の軸線を中心として回 動すると、スポンジ291及びブラシ293のいずれか必要な方を洗剤供給路の 開口部に向けることができる。 なお、図23に示すように、洗浄具29の両面に綿ネル等の布295より成る 摺擦体と、ブラシ293より成る摺擦体とを装着することも、図24に示すよう に、布295より成る摺擦体と、スポンジ291より成る摺擦体とを装着するこ ともできる。
【0035】 図20に示すように、第2の洗浄具は、中空の柄部260と、その先端に着脱 自在に装着される複数種類の洗浄部263,264,265,266とから成る 。 柄部260の先端外周には、握り部1の軸線と鋭角をもって交差するフランジ 267が形成される。 洗浄部263は、支持板2633の下面にスポンジ2634より成る摺擦体が 装着されて構成される。支持板2633の1辺を除く外周囲の上面には、フラン ジ267と係合する係止片2631が内側に向けて形成され、係止片2631が 形成されていない1辺には、上方内向きに傾斜する弾性片2632が形成されて いる。
【0036】 そして、フランジ267を、弾性片2632を押し下げながら3方の係止片2 631の間に挿入すると、係止片2631がフランジ267の周縁部に係合して 、洗浄部263が柄部260の先端に取り付けられる。また、弾性片2632を 指で押し下げながらフランジ267を係止片2631から引き抜くと、洗浄部2 63を柄部260から外すことができる。 さらに、支持板2633には、洗剤供給口2635が穿設され、握り部1から 排出されて柄部260を通過した洗剤を、スポンジ2634に付着させることが できるようになっている。
【0037】 洗浄部264にはプラスチックブラシ2644から成る摺擦体が、洗浄部26 5には鋼ブラシ2654から成る摺擦体が、洗浄部266には布2664から成 る摺擦体がそれぞれ装着される。 また、洗浄部264,265,266には、洗浄部263と同様に支持板26 43,2653,2663、係止片2641,2651,2661、弾性片26 42,2652,2662及び洗剤供給口2645,2655,2665がそれ ぞれ設けられている。
【0038】 図21に示すように、柄部260の先端に、先端部が基部に比べて幅広く拡開 する略T字状の支持板2683,2693を有する洗浄部268,269を着脱 自在に取り付けることもできる。 洗浄部268の先端縁には、スクレーパ2684から成る摺擦体が装着され、 洗浄部269の先端縁下面には、細長い円筒状のスポンジ2694から成る摺擦 体が装着される。
【0039】 また、これら洗浄部268,269の支持板2683,2693の基部には、 洗浄部263と同様に、係止片2681,2691、弾性片2682,2692 及び洗剤供給口2685,2695がそれぞれ設けられる。 そして、洗剤供給装置13のプッシュボタン131を押圧操作すると、洗剤供 給口2685,2695からスクレーパ2684又はスポンジ2694の近傍に 洗剤が供給されるようになっている。
【0040】 第3の洗浄用ヘッド部27は、便器の掃除等に適しており、図22に示すよう に、中空棒状の柄部270の先端にブラシ274が取り付けられている。柄部2 70の中間部外周には、これを掃除具支持台273にブラシ274を下に向けて 立てた時に、掃除具支持台273の上端にひっかるようにリブ275が周方向に 沿って形成されている。 また、第3の洗浄用ヘッド部27においては、柄部270の内部が洗剤供給路 となっており、洗剤供給装置13のプッシュボタン131を押圧操作すると、柄 部270を通してブラシ274に洗剤が供給される。
【0041】
請求項1に記載された構成によれば、洗浄用ヘッド部を、掃除をしようとする 場所及び掃除の方法等に応じて、最も適したものに簡単に交換することができる 。 また、洗浄部に洗剤を必要時のみに一定量供給することができるので、洗剤の 洗浄能力が低下する度に、洗剤を容器から取り出して洗浄用ヘッド部の先端に付 着させる手間を省くことができ、しかも、洗剤が常時流出して床等を汚す心配が ない。 さらに、構造が簡単なため、取り扱いが容易で、コストも低廉で済む。
【0042】 請求項2に記載された構成によれば、洗浄部を掃除方法等に応じて最適なもの に交換可能であるばかりか、2種類の摺擦体の内の適した方を洗剤供給路の開口 部に向けて、これに洗剤を付着させることができる。 請求項6に記載された構成によれば、洗浄部を、最も適した摺擦体を備えたも のに簡単に交換することが可能である。
【図1】本考案の実施形態を示す掃除具の分解斜視図
【図2】第1の洗浄具の柄部の要部斜視図
【図3】筒部材の斜視図
【図4】柄部と握り部との接続部の断面図
【図5】握り部の分解斜視図
【図6】握り部の常態における要部断面図
【図7】握り部のプッシュボタン操作時の要部斜視図
【図8】第1の洗浄用ヘッド部のスポンジを下に向けた
時の要部断面図
時の要部断面図
【図9】同上の押圧部材と筒部材との関係を示す展開図
【図10】第1の洗浄用ヘッド部の操作レバー摺動時の
要部断面図
要部断面図
【図11】同上の押圧部材と筒部材との関係を示す展開
図
図
【図12】第1の洗浄用ヘッド部の洗浄部回動時の要部
断面図
断面図
【図13】同上の押圧部材と筒部材との関係を示す展開
図
図
【図14】第1の洗浄用ヘッド部のスクレーパを下に向
けた時の要部断面図
けた時の要部断面図
【図15】同上の押圧部材と筒部材との関係を示す展開
図
図
【図16】洗浄部と柄部との取り付け構造を示す断面図
【図17】洗浄部の回動状態を示す図
【図18】他の洗浄部の回動状態を示す図
【図19】他の洗浄部を有する第1の洗浄用ヘッド部を
装着した掃除具の分解斜視図
装着した掃除具の分解斜視図
【図20】第2の洗浄用ヘッド部を装着した掃除具の分
解斜視図
解斜視図
【図21】他の洗浄部を有する第2の洗浄用ヘッド部を
装着した掃除具の分解斜視図
装着した掃除具の分解斜視図
【図22】第3の洗浄用ヘッド部を装着した掃除具及び
掃除具スタンドの斜視図
掃除具スタンドの斜視図
【図23】さらに他の洗浄部を有する第1の洗浄用ヘッ
ド部を装着した掃除具の斜視図
ド部を装着した掃除具の斜視図
【図24】さらに他の洗浄部を有する第1の洗浄用ヘッ
ド部を装着した掃除具の斜視図
ド部を装着した掃除具の斜視図
【図25】従来の掃除具の一部破断斜視図
【図26】同上の断面図
【図27】同上の要部拡大断面図
【図28】同上の高所を掃除する際の断面図
【図29】従来の別の掃除具の斜視図
【図30】同上の洗剤タンク部分の一部破断側面図
【図31】同上の一部破断側面図
1 握り部 11 接続筒部 111 係止突条 12 エンドキャップ 13 洗剤供給装置 131 プッシュボタン 132 座板 133 シャフト 134 ピストン 135 第2のバネ 136 第2の弁 137 キャップボード 138 シリンダ 1381 第1の弁 1382 第1のバネ 1383 流出管コネクタ 1386 流入管コネクタ 1387 洗剤流入管 1388 洗剤流出管 1389 枝管 14 洗剤タンク 2 第1の洗浄用ヘッド部 21 ガイド片 22 固定部材 221 ネジ穴 222 張り出し片 23 パイプ 24 長孔 241 操作レバー 242 押圧部材 243 突起 250,260,270 柄部 251,261,271 小径部 252,262,272 係止溝 26 第2の洗浄用ヘッド部 263,264,265,266,268,269 洗
浄部 2631,2641,2651,2661,2681,
2691 係止片 2632,2642,2652,2662,2682,
2692 弾性片 2633 スポンジ 2643 プラスチックブラシ 2653 鋼ブラシ 2663 布 267 フランジ 27 第3の洗浄用ヘッド部 273 掃除具スタンド 274 ブラシ 275 リブ 28 洗浄部 281 スクレーパ 282 スポンジ 283 内部筒 284 雄ネジ 285 第3のバネ 286 筒部材 287 ガイド面 288 外筒部 289 切欠部 29 洗浄部 290 固定孔 291 スポンジ 292 固定ピン 293 ブラシ 294 受け筒
浄部 2631,2641,2651,2661,2681,
2691 係止片 2632,2642,2652,2662,2682,
2692 弾性片 2633 スポンジ 2643 プラスチックブラシ 2653 鋼ブラシ 2663 布 267 フランジ 27 第3の洗浄用ヘッド部 273 掃除具スタンド 274 ブラシ 275 リブ 28 洗浄部 281 スクレーパ 282 スポンジ 283 内部筒 284 雄ネジ 285 第3のバネ 286 筒部材 287 ガイド面 288 外筒部 289 切欠部 29 洗浄部 290 固定孔 291 スポンジ 292 固定ピン 293 ブラシ 294 受け筒
Claims (8)
- 【請求項1】 中空棒状の握り部と、該握り部の一端に
着脱自在に、且つ、択一的に取り付けられる複数種類の
洗浄用ヘッド部とから成り、前記握り部の内部に洗剤タ
ンクを形成すると共に、前記握り部の外部から前記洗剤
タンク内にシリンダを配設し、該シリンダ内に外方に向
けて付勢されるピストンを摺動自在に設け、ピストンの
外側端部にプッシュボタンを装着し、前記シリンダに洗
剤流出路及び前記洗剤タンク内に開口する洗剤流入路を
接続し、前記洗剤流出路に、常態で閉じると共に、前記
プッシュボタンの押圧操作によって開く第1の弁を設
け、前記洗剤流入路に、常態で開くと共に、前記プッシ
ュボタンの押圧操作によって閉じる第2の弁を設け、各
洗浄用ヘッド部は、中空の柄部とその先端に設けられる
洗浄部とを有し、前記柄部の内部に前記洗浄部近傍にお
いて開口する洗剤供給路を設け、該洗剤供給路の基端を
前記洗剤流出路の先端に着脱自在に接続したことを特徴
とする掃除具。 - 【請求項2】 第1の洗浄用ヘッド部は、前記柄部の先
端に択一的に、且つ、柄部の軸線を中心として回動固定
自在に取り付けられて複数種類の洗浄部を有し、各洗浄
部には2種類の摺擦体が装着された請求項1に記載の掃
除具。 - 【請求項3】 前記洗浄部の内の1つは、一側縁にスク
レーパより成る摺擦体が装着されると共に、他側縁にス
ポンジより成る摺擦体が装着された請求項2に記載の掃
除具。 - 【請求項4】 前記洗浄部の内の1つは、前記軸線を挟
んで両面に互いに異なる2種類の摺擦体が装着された請
求項2に記載の掃除具。 - 【請求項5】 前記洗浄部の2種類の摺擦体は、スポン
ジとブラシ、ネルとブラシ及びネルとスポンジのいずれ
かの組み合わせより成る請求項4に記載の掃除具。 - 【請求項6】 第2の洗浄用ヘッド部は、互いに異なる
摺擦体を支持板の下面又は先端縁に設けた複数種類の洗
浄部を有し、前記柄部の先端外周にフランジを形成し、
各洗浄部の支持板の上面に前記フランジと着脱自在に係
合する係止片を形成した請求項1乃至5のいずれかに記
載の掃除具。 - 【請求項7】 前記第2の洗浄用ヘッド部において、前
記洗浄部の内の1つはその先端縁にスクレーパより成る
摺擦体が装着され、他の1つはその先端縁にスポンジよ
り成る摺擦体が装着された請求項6に記載の掃除具。 - 【請求項8】 第3の洗浄用ヘッド部は、柄部の先端に
ブラシが固定された請求項1乃至7のいずれかに記載の
掃除具。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
TW84204848A02 | 1997-10-21 | ||
TW84204848 | 1997-10-21 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3053082U true JP3053082U (ja) | 1998-10-13 |
Family
ID=43187176
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1998002710U Expired - Lifetime JP3053082U (ja) | 1997-10-21 | 1998-04-09 | 掃除具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3053082U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012030040A (ja) * | 2010-07-09 | 2012-02-16 | Ogino:Kk | 付着物除去用具 |
-
1998
- 1998-04-09 JP JP1998002710U patent/JP3053082U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012030040A (ja) * | 2010-07-09 | 2012-02-16 | Ogino:Kk | 付着物除去用具 |
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