JPH02227497A

JPH02227497A - 光学的増白剤を含有する液体洗濯用洗剤組成物

Info

Publication number: JPH02227497A
Application number: JP33681589A
Authority: JP
Inventors: Jean-Pierre Chavannes; ジャン‐ピエール　ジャバンヌ; Rolf-Heinz Forrer; ロルフ‐ハインツ　フォレル
Original assignee: Sandoz AG
Current assignee: Sandoz AG
Priority date: 1988-12-30
Filing date: 1989-12-27
Publication date: 1990-09-10
Also published as: EP0376893A3; DE3844341A1; EP0376893A2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は光学的増白剤を含む液体洗濯用洗剤組成物に関
する。

洗濯用洗剤組成物における光学的増白剤の使用は長年に
わたり知られている。一般に、液体組成物においては、
水溶性の低い光学的増白剤が分散液として用いられてい
る。これはそのような生成物が十分な直接性を持ってお
らず、このことはそれらの洗濯されるべき基材の繊維に
対する親和性が直ちに洗い落とされない程度に十分に高
いということを意味するからである。しかしながら、そ
のような生成物の使用は、洗剤組成物の貯蔵安定性が低
い、即ち光学的増白剤が沈澱するという不利益をもたら
す。一方、・より水溶性の高い光学的増白剤が用いられ
る場合、これらの生成物は洗濯されるべき基材の繊維に
対する直接性が十分でない。

水溶性で、特定の化学構造を有する光学的増白剤を用い
る場合に、十分な貯蔵安定性を有する洗濯用洗剤組成物
が得られるということが見出されたのである。

同様の光学的増白剤が、米国特許４，２３３，１６７お
よびヨーロッパ特許出願公開１０６４０７に記載された
液体洗剤組成物に用いられている。これらの公知の洗剤
組成物において解決されるべき問題は、カチオン柔軟剤
の作用に反作用を与えず、これらの柔軟剤が布帛上に黄
色のフィルムとして堆積される原因とならないような光
学的増白剤を見出すこと（米国特許４，２３３．１６７
）または洗剤組成物中に含まれるカチオン界面活性剤と
不溶性の錯体を形成しない光学的増白剤を見出すことで
あった。これらの特許明細書中に述べられている好まし
い化合物は望ましい直接性を有していない。

本発明は、１種またはそれ以上の、アルカリ塩またはア
ルキル、ヒドロキシアルキルまたはアンモニウム塩形の
、下記式！、（上式中、Ｒは独立に水素、ハロゲン、ＣＩ−ｔアルキ
ル、ｃ＋−ｚアルコキシ、ヒドロキシまたはスルホン酸
基を表し、ａｌｋｙｌｅｎｅは独立に２または３個の炭
素原子を有するアルキレン基を表し、Ｘは独立にハロゲ
ン、シアノ、カルボキシアミドＳ　ＣＩ、ｔアルコキシ
またはヒドロキシを表し、Ｒ１は水素またはアルキレン
−Ｘを表し、但しＸがヒドロキシである場合Ｒはパラ位
にあるスルホン酸基ではないものとする〕で示される光学的増白剤を含むか、または下記式〔、上
式中、Ｒは前記規定に同一のものを表し、ａｌｋｙｌは
独立に１または２個の炭素原子を有するアルキル基を表
し、Ｍはヒドロキシアルキルアンモニウムカチオンを表
す〕で示される光学的増白剤を含む液体洗濯用洗剤組成物を
提供する。

好ましくは、式■および式■において、Ｒはともに同一
であり、Ｘはともに同一であり、アルキルおよびアルキ
レン基は同じ数の炭素原子を有する、即ち式！および■
の化合物は好ましくは対称である。さらに好ましくは、
式！の化合物において、Ｘはヒドロキシ以外のものであ
るかまたはＲ１は水素である。特に好ましい化合物は、
弐■、■、■、■および／または■の構造を有する。最
も好ましい化合物は、弐■のものである。

〉一一一一一一一−Ｊ本発明に係る光学的増白剤は粉末状でまたは水溶液とし
て用いられる。そのような溶液は１８〜７５重量％の活
性物質を含み、好ましくはヒドロトロープ物質をも含む
、これらの活性物質はよく知られており、通常の方法に
従って製造することができる。

光学的増白剤の他に、本発明に係る液体洗濯用洗剤組成
物は、そのような組成物に通常の成分を含む、一般に、
そのような成分はアニオンおよび非イオン界面活性剤、
ビルグー、アルカリ、ヒドロトロープ剤、緩衝剤、酵素
等を含む。沈澱しないカチオン柔軟剤を含むことも可能
である。

そのような液体洗濯用洗剤組成物の成分の量は通常の範
囲内にある。典型的な洗剤組成物は、０゜０５〜０．１
５重量％の光学的増白剤（１００％活性物質として）、
５〜３０、好ましくは１０〜２５重量％の脂肪酸、２〜
２０、好ましくは５〜１５重量％の他のアニオン界面活
性剤、０．５〜１２、好ましくは１．５〜８重量％の非
イオン界面活性剤（界面活性剤は合計で２０〜５０、好
ましくは３０〜５０重量％である）および５〜１５重量
％のビルグーを含む。アルカリの量は存在する全ての酸
を中和し、洗濯に適するｐＨ値にするのに十分なもので
ある。

アニオン界面活性剤として用いられる脂肪酸は、好まし
くは飽和および不飽和Ｃ２−２□、さらに好ましくはｃ
、　ｔ−１１カルボン酸である。脂肪酸、例えば、ヤシ
油脂肪酸またはオレイン酸はそのままで添加され、アル
カリ、例えば、ＮａＯＨ１ＫＯＨまたは有機塩基、例え
ば、トリエタノールアミンの添加により塩形に変えられ
る。

存在し得る他のアニオン界面活性剤は、下記の通常のタ
イプのいかなるものであってもよい。

ａ）脂肪酸のスルフェートおよびスルホネート、脂肪酸
エステルおよび脂肪酸アミドｂ）直鎖または分枝鎖Ｃ３−Ｉ８アルキルスルフェート
およびスルホネートＣ）硫酸化エトキシル化化合物、特にスルフェート形の
非イオン界面活性剤ｄ）ポリカルボン酸スルフェートエステルｅ）Ｃｓ−ｔ
＊アルキルベンゼンスルホネートおよびＣ９−４アルキ
ルおよびジアルキルナフタレンスルホネートこれらの化合物は、酸形で添加され、アルカリの添加に
より塩形に変性されてもよい。

極めて弱いアニオン性の好ましい種類の界面活性剤は、
下記式■で示されるものである。

ＲＯ（ＣＨｚＣＨｔＯ）−（Ａ　　Ｃ００）ｌ）ＸＩＸ
上式中、ＲはＣ１−０脂肪アルコールまたは１０〜２４
個の炭素原子を有するアルキルフェノールの残基を表し
、Ａはメチレンまたはエチレン基を表し、ｍは１〜２０
の数であり、Ｘは０．１〜１の平均値である。

式■の化合物は公知であるかまたは入手可能な出発原料
から通常の方法で製造することのできるものである。最
も好ましい成分（Ｂ）は合成ラウリルアルコール（Ｃ＋
ｚ−＋ｓ）を４〜５モルのエチレンオキシドと反応させ
、次いで０．８モルのクロロ酢酸と反応させることによ
り得られる式■の化合物である。これらの化合物は、通
常それらのアルカリ金属塩、特にナトリウム塩の形で用
いられる。

存在していてもよい非イオン界面活性剤は、エチレンオ
キシド（ＥＯ）　／プロピレンオキシド（ＰＯ）ブロッ
クコポリマー（プルロニック）、および脂肪アルコール
、脂肪アミン、脂肪酸、脂肪酸アルカノールアミドおよ
びアルキルフェノールのＥＯまたはＰＯ，好ましくはＥ
Ｏ付加生成物である。そのような非イオン界面活性剤は
通常のものであり、市販されている。

存在していてもよいヒドロトロープ化合物は、例えば、
尿素、ジシアンジアミドおよびその誘導体、アルコール
、水溶性クリコール、クリコールエーテルおよびグリコ
ールエステルおよびＣｌ−４アルキルベンゼンスルホネ
ートを含み、但しこれらの化合物は蒸留水中で１００’
Ｃまでは基点を示さない、これらは、層分離を防止する
ように、即ち液体組成物を安定化するように作用する。

金属イオン封鎖剤は、クエン酸、ニトリロトリ酢酸およ
び他の錯体形成剤を含む、洗濯液のｐＨを中性またはア
ルカリ性の領域に安定化させるために緩衝剤を用いても
よい、緩衝剤物質は炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウ
ムおよび珪酸ナトリウムである。

他の通常の成分は、カチオン柔軟剤、例えば、下記式Ｘ
で示されるポリアルキレンポリアミンのアシル化および
第四級化生成物である。

上式中、Ｒ６は独立にＣ＋＊−＋ＳアルキルまたはＣ８
２−ｌアルケニルを表し、ｎは独立に２または３であり
％　ＲｆｆｉはＣ，−４アルキル、ＣＩ−ａヒドロ牛ジ
アルキルまたは１〜１０個のエチレンオキシド基により
エーテル化されたＣｌ−４ヒドロキシアルキルを表し、
Ｒ１はＣ１−４アルキルまたはベンジルを表し、ＸＯは
ハロゲン、メチル硫酸またはエチル硫酸アニオンを表す
。

これらの追加の成分の選択により、液体洗剤の洗浄効果
を所望の使用分野のために調整することができる０本発
明の液体洗剤組成物は、主として家庭洗濯用洗剤として
有用である。これらは良好な洗浄力を示すだけでなく、
洗濯された木綿製品に対して柔軟な風合を与える。ホス
フェートを含まないので、これらは生態学的に許容され
得る。

本発明の液体組成物は、安定であり、２層に分離せず、
また貯蔵時に光学的増白剤が結晶化したり、沈澱したり
しない。

下記の例１〜７（表）においては、下記式、Ｃｌｚ−＋
５Ｏ（ＣＨ２ＣＨｔＯ）４．ｓ　−（ＣＨｔＣＯＯＮａ
）ｏ、ｔで示されるカルボキシメチル化エチレンオキシ
ド付ｊｌｌｌｌ物を５０％の水中ペーストとして、下記
式、Ｃｌｚ−＋５Ｏ（ＣＨｔＣＩｌｔＯ）ｓ　　　（Ｃ
Ｈ−ＣＨｔＯ）４Ｈ０１りで示される非イオン界面活性剤を９９％水中ペーストと
して、下記式、８Ｏ−ＣＨｚＣＨｚ　　　Ｎ　−（ＣＦＩｚＣＨ＊−Ｎ
）Ｉ−ＣＯＲｘ　）ｚ〔上式中、Ｒ８は８５％のオレイ
ン酸と１５％のステアリン酸残基を表す〕で示される柔軟剤を水中９０％溶液として、ＭＷＩＯｏ
。

００のポリアクリル酸Ａを半中和酸（ナトリウム塩）の
２９％の溶液として、ＭＷ４５００のポリアクリル酸Ｂ
を４９％の溶液として用い、さらに下記の組成の光学的
増白剤を用いた。

式１［［２５％活性物質を含む水溶液または８９％活性
物質を含む粉末として式ＩＶ　　２０％活性物質を含む水溶液として式Ｖ　　
２３％活性物質を含む水溶液または５０％活性物質を含
む粉末として式■　３４％活性物質を含む水溶液として式Ｖｌ　　３
３％活性物質を含む水溶液として例１はいわゆる布帛柔
軟剤であり、例２は工業用の液体洗濯用洗剤であり、例
３は家庭用の完全な洗濯用洗剤であり、例４は家庭用の
液体洗濯用洗剤および布帛柔軟剤であり、例５および６
は家庭用の液体洗濯用洗剤であり、例７は家庭用の濃厚
な完全洗濯用洗剤である。

Claims

【特許請求の範囲】１、１種またはそれ以上の、アルカリ塩またはアルキル
、ヒドロキシアルキルまたはアンモニウム塩形の、下記
式 I 、 ▲数式、化学式、表等があります▼ I 〔上式中、Ｒは独立に水素、ハロゲン、Ｃ＿１＿−＿２
アルキル、Ｃ＿１＿−＿２アルコキシ、ヒドロキシまた
はスルホン酸基を表し、ａｌｋｙｌｅｎｅは独立に２ま
たは３個の炭素原子を有するアルキレン基を表し、Ｘは
独立にハロゲン、シアノ、カルボキシアミド、Ｃ＿１＿
−＿２アルコキシまたはヒドロキシを表し、Ｒ＿１は水
素またはアルキレン−Ｘを表し、但しＸがヒドロキシで
ある場合Ｒはパラ位にあるスルホン酸基ではないものと
する〕で示される光学的増白剤を含むか、または下記式II、 ▲数式、化学式、表等があります▼II 〔上式中、Ｒは前記規定に同一のものを表し、ａｌｋｙ
ｌは独立に１または２個の炭素原子を有するアルキル基
を表し、Ｍはヒドロキシアルキルアンモニウムカチオン
を表す〕で示される光学的増白剤を含む液体洗濯用洗剤組成物。２、光学的増白剤が粉末状でまたは水溶液として添加さ
れ、またヒドロトロープ物質を含む、請求項１記載の液
体洗濯用洗剤組成物。３、アニオンおよび非イオン界面活性剤、金属イオン封
鎖剤、アルカリおよび所望により緩衝剤、酵素および／
またはカチオン柔軟剤を含む、請求項１または２記載の
液体洗濯用洗剤組成物。４、ホスフェートを含まない、請求項１〜３のいずれか
に記載の液体洗濯用洗剤組成物。５、光学的増白剤が式IIIを有する、請求項１〜４のい
ずれかに記載の液体洗濯用洗剤組成物。 ▲数式、化学式、表等があります▼III ６、光学的増白剤が式IVを有する、請求項１〜４のいず
れかに記載の液体洗濯用洗剤組成物。 ▲数式、化学式、表等があります▼IV ７、光学的増白剤が式Ｖを有する、請求項１〜４のいず
れかに記載の液体洗濯用洗剤組成物。 ▲数式、化学式、表等があります▼Ｖ８、光学的増白剤が式VIを有する、請求項１〜４のいず
れかに記載の液体洗濯用洗剤組成物。 ▲数式、化学式、表等があります▼VI ９、光学的増白剤が式VIIを有する、請求項１〜４のい
ずれかに記載の液体洗濯用洗剤組成物。 ▲数式、化学式、表等があります▼VII