JPH02226774A - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents
不揮発性半導体記憶装置Info
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- JPH02226774A JPH02226774A JP4691689A JP4691689A JPH02226774A JP H02226774 A JPH02226774 A JP H02226774A JP 4691689 A JP4691689 A JP 4691689A JP 4691689 A JP4691689 A JP 4691689A JP H02226774 A JPH02226774 A JP H02226774A
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- gate
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- memory cell
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、不揮発性半導体記憶装置に係り、詳しくは、
FLASHBEPROMと称される不揮発性半導体記憶
装置に適用される不揮発性半導体記憶装置に関する。
FLASHBEPROMと称される不揮発性半導体記憶
装置に適用される不揮発性半導体記憶装置に関する。
近年、不揮発性半導体記憶装置(不揮発性半導体メモリ
)の新しい素子としてFLASHEEP ROM (7
ラy シs E E P ROM )が登場している。
)の新しい素子としてFLASHEEP ROM (7
ラy シs E E P ROM )が登場している。
そこで、まず最初に本発明の詳細な説明する。
i+し1最
不揮発性半導体メモリとしては従来からEFROMが多
く利用されており、そのメモリセルは、例えば第3図(
a) (b)のように示される。同図(a)はメモリセ
ルの平面図、同図(b)は同図(a)のA−A’断面図
を示している。これらの図において、lはP形のシリコ
ン基板、2はSiO□からなる絶縁層、3はポリシリコ
ンよりなるフローティングゲート、4はポリシリコンよ
りなり、フローティングゲート3と容量的に結合してい
るコントロールゲート、5はN膨拡散層よりなるドレイ
ン、6はN膨拡散層よりなるソース、7はドレイン5と
接続される金属(例えば、jl)の配線、8はドレイン
5と配線7を接続するコンタクトホール、9はソース6
と接続される金属(例えば、Af)の配線、lOはソー
ス6と配線9を接続するコンタクトホール、11は、例
えばPSGからなる絶縁層であり、メモリセルはいわば
NチャンネルMOSトランジスタのゲートの下にフロー
ティングゲート3があるような構造になっている。なお
、同図(a)の平面図では説明の都合上、一部を実線で
表し、見やすくしているが、実際上は同図(b)に示す
ような断面関係にあるものである。このような平面図示
は後述の図面についても同様である。
く利用されており、そのメモリセルは、例えば第3図(
a) (b)のように示される。同図(a)はメモリセ
ルの平面図、同図(b)は同図(a)のA−A’断面図
を示している。これらの図において、lはP形のシリコ
ン基板、2はSiO□からなる絶縁層、3はポリシリコ
ンよりなるフローティングゲート、4はポリシリコンよ
りなり、フローティングゲート3と容量的に結合してい
るコントロールゲート、5はN膨拡散層よりなるドレイ
ン、6はN膨拡散層よりなるソース、7はドレイン5と
接続される金属(例えば、jl)の配線、8はドレイン
5と配線7を接続するコンタクトホール、9はソース6
と接続される金属(例えば、Af)の配線、lOはソー
ス6と配線9を接続するコンタクトホール、11は、例
えばPSGからなる絶縁層であり、メモリセルはいわば
NチャンネルMOSトランジスタのゲートの下にフロー
ティングゲート3があるような構造になっている。なお
、同図(a)の平面図では説明の都合上、一部を実線で
表し、見やすくしているが、実際上は同図(b)に示す
ような断面関係にあるものである。このような平面図示
は後述の図面についても同様である。
かかる構造のもとで、紫外線を照射するとフローティン
グゲート3から電荷が逃げ、フローティングゲート3の
電荷がOになる。この状態でコントロールゲート4に適
当な電圧を印加すると、トランジスタは導通状態になる
。一方、コントロールゲート4とドレイン5に高電圧を
印加すると、アバランシェ・ブレーク・ダウンが起き高
エネルギーを得た電子の一部がフローティングゲート3
に補われる。この場合、フローティングゲート3には電
荷が蓄積されているため、コントロールゲート4に電圧
を印加してもトランジスタは導通しない、このようにし
て2値情報を記憶する。
グゲート3から電荷が逃げ、フローティングゲート3の
電荷がOになる。この状態でコントロールゲート4に適
当な電圧を印加すると、トランジスタは導通状態になる
。一方、コントロールゲート4とドレイン5に高電圧を
印加すると、アバランシェ・ブレーク・ダウンが起き高
エネルギーを得た電子の一部がフローティングゲート3
に補われる。この場合、フローティングゲート3には電
荷が蓄積されているため、コントロールゲート4に電圧
を印加してもトランジスタは導通しない、このようにし
て2値情報を記憶する。
EFROMはシステムの制御プログラムを格納するため
に利用されることが多(、最近ではチップ上に、I M
ビットから4Mビットの記憶容量をもつようになってき
たが、このように大きなプログラムともなると、内容の
変更が何度も行われるようになっている。内容を変更す
るためには、紫外線を照射して情報を消去し、再度新し
いデータを書き込まなければならない、この紫外線照射
には20分〜30分の時間が必要であることや、装置に
組み込んである場合には装置から外さなければならない
ことなどから、電気的に消去できるEFROMが強、(
求められるようになってきた。
に利用されることが多(、最近ではチップ上に、I M
ビットから4Mビットの記憶容量をもつようになってき
たが、このように大きなプログラムともなると、内容の
変更が何度も行われるようになっている。内容を変更す
るためには、紫外線を照射して情報を消去し、再度新し
いデータを書き込まなければならない、この紫外線照射
には20分〜30分の時間が必要であることや、装置に
組み込んである場合には装置から外さなければならない
ことなどから、電気的に消去できるEFROMが強、(
求められるようになってきた。
そのため、電気的に内容を変更できる不揮発性メモリが
開発され、これがEEFROMである。
開発され、これがEEFROMである。
EERPOMは書込みも消去もトンネル現象を利用する
。したがって、この素子のメモリセルはどうしてもEF
ROMに比べて大きく、ビット単価が安くならない0例
えば、現在のところ市場に出回っているEEFROMは
64にビットから256にビットの容量であることから
も、記憶密度がEFROMにはかなわないことが伺い知
れる。
。したがって、この素子のメモリセルはどうしてもEF
ROMに比べて大きく、ビット単価が安くならない0例
えば、現在のところ市場に出回っているEEFROMは
64にビットから256にビットの容量であることから
も、記憶密度がEFROMにはかなわないことが伺い知
れる。
そこで、EFROMのように書き込んで、電気的に一括
消去できる不揮発メモリが考え出された。
消去できる不揮発メモリが考え出された。
それがフラッシュ EEFROMである。フラッシュ
EEPROMのメモリセルの場合、書込みは従来のEF
ROMのメモリセルと同じくアバランシェ・インジェク
シヨンを利用し、消去はトンネル現象を利用する。これ
により、EFROMと同じ程度の大きさのメモリセルが
実現できるので、大容量化が容易である。
EEPROMのメモリセルの場合、書込みは従来のEF
ROMのメモリセルと同じくアバランシェ・インジェク
シヨンを利用し、消去はトンネル現象を利用する。これ
により、EFROMと同じ程度の大きさのメモリセルが
実現できるので、大容量化が容易である。
本発明は上記事項を技術的背景としている。
C従来の技術〕
フラッシュ EEFROMのメモリセルはEEPROM
のメモリセルに消去ゲート(EGIRASE GAT
E)を付加するタイプと、コントロールゲートを低電圧
にしておいてドレインに高電圧を印加するタイプとがあ
る。
のメモリセルに消去ゲート(EGIRASE GAT
E)を付加するタイプと、コントロールゲートを低電圧
にしておいてドレインに高電圧を印加するタイプとがあ
る。
前者は書込みや消去が確実に行えるものの、消去ゲート
を有するためにセルサイズが太き(なるという特徴を持
つ。後者は逆に、消去ゲートがないのでセルサイズは小
さいが、書込み時に非選択のメモリセルが消去される心
配がある。小さなメモリセルが実現できるのであれば、
前者のタイプ、すなわち消去ゲートを有するメモリセル
の方がすぐれている。
を有するためにセルサイズが太き(なるという特徴を持
つ。後者は逆に、消去ゲートがないのでセルサイズは小
さいが、書込み時に非選択のメモリセルが消去される心
配がある。小さなメモリセルが実現できるのであれば、
前者のタイプ、すなわち消去ゲートを有するメモリセル
の方がすぐれている。
消去ゲートを付加する従来のフラッシュ EEFROM
のメモリセルとしては、例えば第4図(a)(b)に示
すようなものが知られている。
のメモリセルとしては、例えば第4図(a)(b)に示
すようなものが知られている。
同図は前記第3図と同様にメモリセルの平面図とB−B
’断面図を示している。これらの図において、21は
P形のシリコン基板、22は5iO1からなる絶縁層、
23はポリシリコンよりなる消去ゲート、24はポリシ
リコンよりなるフローティングゲート、25はポリシリ
コンよりなるコントロールゲート、26はN膨拡散層か
らなるドレイン、27はN膨拡散層からなるソース、2
8はコンタクトホール29を介してドレイン26と接続
されるAI配線、30はコンタクトホール31を介して
ソース27と接続されるA!配線、32は、例えばPS
Gからなる絶縁層である。なお、24bは他のメモリセ
ルのフローティングゲートである。
’断面図を示している。これらの図において、21は
P形のシリコン基板、22は5iO1からなる絶縁層、
23はポリシリコンよりなる消去ゲート、24はポリシ
リコンよりなるフローティングゲート、25はポリシリ
コンよりなるコントロールゲート、26はN膨拡散層か
らなるドレイン、27はN膨拡散層からなるソース、2
8はコンタクトホール29を介してドレイン26と接続
されるAI配線、30はコンタクトホール31を介して
ソース27と接続されるA!配線、32は、例えばPS
Gからなる絶縁層である。なお、24bは他のメモリセ
ルのフローティングゲートである。
このようなメモリセルは、次のように動作する。
まず、コントロールゲート25をOVとし、消去ゲート
23に27Vを印加する。このとき、ドレイン26やソ
ース27はOvにしておく、そうすると、トンネル現象
でフローティングゲート24に電子が蓄積されている場
合は電子が消去ゲート23に逃げる。
23に27Vを印加する。このとき、ドレイン26やソ
ース27はOvにしておく、そうすると、トンネル現象
でフローティングゲート24に電子が蓄積されている場
合は電子が消去ゲート23に逃げる。
蓄積されていなければ状態は変わらない。これが消去で
ある。消去後はフローティングゲート24に電子がいな
いか、いても少量なので、コントロールゲート25に5
■程度の電圧を印加すると、このトランジスタは導通状
態になる。
ある。消去後はフローティングゲート24に電子がいな
いか、いても少量なので、コントロールゲート25に5
■程度の電圧を印加すると、このトランジスタは導通状
態になる。
一方、消去ゲート23をOVにし、コントロールゲート
25に18v1 ドレイン26に17Vを印加する。
25に18v1 ドレイン26に17Vを印加する。
このとき、ソース27は0■にする。そうすると、いわ
ゆるアバランシェ・インジェクシヨンによりフローティ
ングゲート24に電子が注入される。これが書込みであ
る。書込み後、コントロールゲート25に5■程度の電
圧を印加しても、フローティングゲート24の電圧はマ
イナスなので、トランジスタは非導通状態になる。この
ようにして情報を記憶する。
ゆるアバランシェ・インジェクシヨンによりフローティ
ングゲート24に電子が注入される。これが書込みであ
る。書込み後、コントロールゲート25に5■程度の電
圧を印加しても、フローティングゲート24の電圧はマ
イナスなので、トランジスタは非導通状態になる。この
ようにして情報を記憶する。
しかしながら、このような従来の不揮発性半導体記憶装
置にあっては、消去ゲート23、フローティングゲート
24およびコントロールゲート25について3層のポリ
シリコンを利用する構造であるため、メモリセルを作る
ときのマスクが位置合わせずれを起こすと、メモリセル
の特性が大きく変化し、不揮発性半導体記憶装置として
の性能が低下するという問題点があった。
置にあっては、消去ゲート23、フローティングゲート
24およびコントロールゲート25について3層のポリ
シリコンを利用する構造であるため、メモリセルを作る
ときのマスクが位置合わせずれを起こすと、メモリセル
の特性が大きく変化し、不揮発性半導体記憶装置として
の性能が低下するという問題点があった。
例えば、第5図は位置合わせずれを起こした状態を示す
図であり、特にフローティングゲート24.24bがコ
ントロールゲート25に対して図中下方に大きくずれて
いる様子を示している。
図であり、特にフローティングゲート24.24bがコ
ントロールゲート25に対して図中下方に大きくずれて
いる様子を示している。
一方、上記位置合わせずれを防ぐためには、セルサイズ
を大きくする必要があるが、これでは前述したようなセ
ルサイズの縮小という近時の要求に沿わず、大容量化が
困難である。また、設計上でマスクの位置合わせずれを
防ぐ方法も考えられるが、設計が複雑になったり、製造
プロセスが複雑になることが予想され、好ましくない。
を大きくする必要があるが、これでは前述したようなセ
ルサイズの縮小という近時の要求に沿わず、大容量化が
困難である。また、設計上でマスクの位置合わせずれを
防ぐ方法も考えられるが、設計が複雑になったり、製造
プロセスが複雑になることが予想され、好ましくない。
そこで本発明は、位置合わせずれによる特性変化が少な
く、かつ製造プロセスも簡単でセルサイズの小さい不揮
発性半導体記憶装置を提供することを目的としている。
く、かつ製造プロセスも簡単でセルサイズの小さい不揮
発性半導体記憶装置を提供することを目的としている。
(課題を解決するための手段〕
本発明による不揮発性半導体記憶装置は上記目的を達成
するため、−導電形の半導体基板に、反対導電形の不純
物を有する拡散層によって形成されソース、ドレインお
よび消去ゲートと、該ソースとドレインの間の半導体基
板の上面に消去ゲートに対して少な(でも一部が重なり
合うように形成されたフローティングゲートと、該フロ
ーティングゲートの上面に形成され、フローティングゲ
ートを容量結合により制御するコントロールゲートとを
有するメモリセルを具備するように構成している。
するため、−導電形の半導体基板に、反対導電形の不純
物を有する拡散層によって形成されソース、ドレインお
よび消去ゲートと、該ソースとドレインの間の半導体基
板の上面に消去ゲートに対して少な(でも一部が重なり
合うように形成されたフローティングゲートと、該フロ
ーティングゲートの上面に形成され、フローティングゲ
ートを容量結合により制御するコントロールゲートとを
有するメモリセルを具備するように構成している。
本発明では基板上に、不純物の拡散層によってソース、
ドレインおよび消去ゲートが形成され、該ソースとドレ
インの間には消去ゲートと一部が重なり合うようにフロ
ーティングゲートが形成され、さらに、その上面にコン
トロールゲートが形成される。この場合、消去ゲートは
拡散層であるため、実際上はフローティングゲートをコ
ントロールゲートによりセルフアライメントでパターニ
ングすることができる。
ドレインおよび消去ゲートが形成され、該ソースとドレ
インの間には消去ゲートと一部が重なり合うようにフロ
ーティングゲートが形成され、さらに、その上面にコン
トロールゲートが形成される。この場合、消去ゲートは
拡散層であるため、実際上はフローティングゲートをコ
ントロールゲートによりセルフアライメントでパターニ
ングすることができる。
したがって、フローティングゲートとコントロールゲー
ト間に位置を合わせずれが生じることがなく、メモリセ
ルとしての特性の変化が少なく、また製造プロセスも簡
単でかつセルサイズも小さく保つことができる。
ト間に位置を合わせずれが生じることがなく、メモリセ
ルとしての特性の変化が少なく、また製造プロセスも簡
単でかつセルサイズも小さく保つことができる。
以下、本発明を図面に基づいて説明する。
第1.2図は本発明に係る不揮発性半導体記憶装置の一
実施例を示す図である。第1図(a)(b)は消去ゲー
トを有するフラッシュ EEFROMのメモリセルの構
造を示す図であり、特にその平面図(同図(a))とc
−c’断面図(同図(b))を示している。
実施例を示す図である。第1図(a)(b)は消去ゲー
トを有するフラッシュ EEFROMのメモリセルの構
造を示す図であり、特にその平面図(同図(a))とc
−c’断面図(同図(b))を示している。
第1図(a)(b)において、41はP形(−導電形に
相当)のシリコン基板、42はSiO□からなる絶縁層
、42はN形の(反対導電形に相当)の拡散層によりな
る消去ゲート(この点が特徴である)であり、消去ゲー
ト43はシリコン基板41の内部にN形不純物(図中X
印で示す)を拡散により注入して形成される。44はポ
リシリコンよりなるフローティングゲート、44bは他
のメモリセルのフローティングゲート、45はポリシリ
コンよりなるコントロールゲート、46はN膨拡散層よ
りなるドレイン、47はN膨拡散層からなるソース、4
8はコンタクトホール49を介してドレイン46と接続
されるAf配線、50はコンタクトホール51を介して
ソース47と接続されるAn配線、52はコンタクトホ
ール53を介して消去ゲート43と接続される/1配綿
、54はPSGからなる絶縁層である。
相当)のシリコン基板、42はSiO□からなる絶縁層
、42はN形の(反対導電形に相当)の拡散層によりな
る消去ゲート(この点が特徴である)であり、消去ゲー
ト43はシリコン基板41の内部にN形不純物(図中X
印で示す)を拡散により注入して形成される。44はポ
リシリコンよりなるフローティングゲート、44bは他
のメモリセルのフローティングゲート、45はポリシリ
コンよりなるコントロールゲート、46はN膨拡散層よ
りなるドレイン、47はN膨拡散層からなるソース、4
8はコンタクトホール49を介してドレイン46と接続
されるAf配線、50はコンタクトホール51を介して
ソース47と接続されるAn配線、52はコンタクトホ
ール53を介して消去ゲート43と接続される/1配綿
、54はPSGからなる絶縁層である。
次に、上記構造のメモリセルを製造する際のプロセスに
ついて説明する。
ついて説明する。
第2図(a)は第1図に示す構造のメモリセルが完成し
た平面図であり、この図においては、説明の都合上主要
部を示している。かかる構造のメモリセルの製造プロセ
スは第2図(bl)(b2)〜(hl)(h2)のよう
に示され、特に(bl)〜(hl)は第2図(a)のc
−c’断面図、(b2)〜(h2)は第2図(a)のD
−D’断面図である。
た平面図であり、この図においては、説明の都合上主要
部を示している。かかる構造のメモリセルの製造プロセ
スは第2図(bl)(b2)〜(hl)(h2)のよう
に示され、特に(bl)〜(hl)は第2図(a)のc
−c’断面図、(b2)〜(h2)は第2図(a)のD
−D’断面図である。
1上♀工互(第2図(bl:1(b2))まず、P形の
シリコン基板41の上面に保護用のSin、からなる絶
縁層42を成長させ、その上にSi*Naからなる膜6
1を成長させ、この膜61をマスク(図示路)によりト
ランジスタのドレイン、チャンネル、ソース、消去ゲー
トとなる領域のみ残るようにエツチングする。
シリコン基板41の上面に保護用のSin、からなる絶
縁層42を成長させ、その上にSi*Naからなる膜6
1を成長させ、この膜61をマスク(図示路)によりト
ランジスタのドレイン、チャンネル、ソース、消去ゲー
トとなる領域のみ残るようにエツチングする。
策l曵工■(第2図(cl)(c2))次いで、酸化処
理により膜61の無い領域に5tO8を厚り(8000
人程度除去長させて絶縁層42を厚くし、その後膜61
を全面除去し、さらにSin。
理により膜61の無い領域に5tO8を厚り(8000
人程度除去長させて絶縁層42を厚くし、その後膜61
を全面除去し、さらにSin。
を2000人程度除去する。
11豊工且(第2図(di)(d2))次いで、絶縁層
42の上面を薄< (300人程除去酸化し、その後M
O3)ランジスタのしきい値■h II制御用のP形不
純物としてボロン(B゛)をイオン注入する。これによ
り、−例として領域62に示すようにシリコン基板41
にボロンが注入され、P形の薄い濃度となる。
42の上面を薄< (300人程除去酸化し、その後M
O3)ランジスタのしきい値■h II制御用のP形不
純物としてボロン(B゛)をイオン注入する。これによ
り、−例として領域62に示すようにシリコン基板41
にボロンが注入され、P形の薄い濃度となる。
星工亘工■(第2図(eL)(e2))マスク(図示路
)により消去ゲート43となる部分のみ絶縁層42であ
るSin、をエツチングし、再度薄< (100人程除
去酸化する。
)により消去ゲート43となる部分のみ絶縁層42であ
るSin、をエツチングし、再度薄< (100人程除
去酸化する。
玉l■工程(第2図([1)(f2))フローティング
ゲート44となるべき1層目のポリシリコンロ3を全面
成長させ、マスクにより選択的にエツチングする。この
段階では1層目のポリシリコンロ3はフローティングゲ
ート44の形状にはなっていない。次いで、1m目のポ
リシリコンロ3を薄< (350人程除去酸化して酸化
膜64を成長させ、マスクにより選択的にエツチングす
る。
ゲート44となるべき1層目のポリシリコンロ3を全面
成長させ、マスクにより選択的にエツチングする。この
段階では1層目のポリシリコンロ3はフローティングゲ
ート44の形状にはなっていない。次いで、1m目のポ
リシリコンロ3を薄< (350人程除去酸化して酸化
膜64を成長させ、マスクにより選択的にエツチングす
る。
第■曵工■(第2図(gl)(g2))次いで、コント
ロールゲート45となるべき2層目のポリシリコンロ5
を全面成長させ、その後マスクよりコントロールゲート
45の形状にエツチングする。このとき、セルフアライ
ンメントによりコントロールゲート45が残らない部分
は1層目のポリシリコンロ3についても同時にエツチン
グされる。
ロールゲート45となるべき2層目のポリシリコンロ5
を全面成長させ、その後マスクよりコントロールゲート
45の形状にエツチングする。このとき、セルフアライ
ンメントによりコントロールゲート45が残らない部分
は1層目のポリシリコンロ3についても同時にエツチン
グされる。
したがって、両者は全く位置ずれを起こさず、重なり合
う。
う。
11重工程(第2図(hl)(h2))次いで、N形不
純物としてのひ素(As”)をマスクを介してシリコン
基板41にイオン注入してN膨拡散領域66〜68を形
成する。N膨拡散領域66.67はそれぞれドレイン4
6、ソース47に対応する。
純物としてのひ素(As”)をマスクを介してシリコン
基板41にイオン注入してN膨拡散領域66〜68を形
成する。N膨拡散領域66.67はそれぞれドレイン4
6、ソース47に対応する。
また、68は消去ゲート43に対応する。その後、PS
Gからなる絶縁層54を全面成長させ、マスクによりコ
ンタクトホールを開け、/lを全面成長させ、マスクに
より配線48.50.52の領域を残してエツチングす
る。これにより、フラッシュ EEFROMのメモリセ
ルが完成する。
Gからなる絶縁層54を全面成長させ、マスクによりコ
ンタクトホールを開け、/lを全面成長させ、マスクに
より配線48.50.52の領域を残してエツチングす
る。これにより、フラッシュ EEFROMのメモリセ
ルが完成する。
次に、メモリセルの動作を説明する。
コントロールゲート45を0■とし、消去ゲート43に
12.8V程度の電圧を印加する。このとき、ドレイン
46およびソース47はOvにしてお(。そうすると、
トンネル現象でフローティングゲート44に電子が蓄積
されている場合は電子が消去ゲート43に逃げる。蓄積
されていなければ、状態は変わらない。これが消去であ
る。消去後はフローティングゲート44に電子がいない
か、いても少量なので、コントロールゲート45に5V
程度の電圧を印加すると、このトランジスタは導通状態
になる。
12.8V程度の電圧を印加する。このとき、ドレイン
46およびソース47はOvにしてお(。そうすると、
トンネル現象でフローティングゲート44に電子が蓄積
されている場合は電子が消去ゲート43に逃げる。蓄積
されていなければ、状態は変わらない。これが消去であ
る。消去後はフローティングゲート44に電子がいない
か、いても少量なので、コントロールゲート45に5V
程度の電圧を印加すると、このトランジスタは導通状態
になる。
一方、消去ゲート43をOVにし、コントロールゲート
45に12.5V程度、ドレイン46に7V程度の電圧
を印加する。このとき、ソース47はOvにする。そう
すると、アバランシェ・インジェクシリンによりフロー
ティングゲート44に電子が注入される。これが書込み
である。書込み後、コントロールゲート5に5V程度の
電圧を印加しても、フローティングゲート44の電圧は
マイナスなので、トランジスタは非導通状態になる。こ
のようにして情報の記憶が行われる。
45に12.5V程度、ドレイン46に7V程度の電圧
を印加する。このとき、ソース47はOvにする。そう
すると、アバランシェ・インジェクシリンによりフロー
ティングゲート44に電子が注入される。これが書込み
である。書込み後、コントロールゲート5に5V程度の
電圧を印加しても、フローティングゲート44の電圧は
マイナスなので、トランジスタは非導通状態になる。こ
のようにして情報の記憶が行われる。
ここで、本実施例では消去ゲート43がN形の拡散層で
形成され、かつ消去ゲート43とオーバランプする形で
フローティングゲート44およびコントロールゲート4
5がセルフアラインメントによりバターニングされる構
造となっている。したがって、仮にフローティングゲー
ト44とコントロールゲート45には位置合わせずれが
おきないので変化が少なく、フラッシュ EEPROM
としての性能の低下が防止される。また、製造プロセス
も簡単で設計の複雑化を招くこともな(、しかも位置合
わせずれによる特性変化が少ないから、セルサイズも小
さくすることができる。
形成され、かつ消去ゲート43とオーバランプする形で
フローティングゲート44およびコントロールゲート4
5がセルフアラインメントによりバターニングされる構
造となっている。したがって、仮にフローティングゲー
ト44とコントロールゲート45には位置合わせずれが
おきないので変化が少なく、フラッシュ EEPROM
としての性能の低下が防止される。また、製造プロセス
も簡単で設計の複雑化を招くこともな(、しかも位置合
わせずれによる特性変化が少ないから、セルサイズも小
さくすることができる。
(発明の効果〕
本発明によれば、各ゲートの位置合わせずれによる特性
変化を少なくすることができ、製造プロセスも簡単でセ
ルサイズの小さい不揮発性半導体記憶装置を得ることが
できる。
変化を少なくすることができ、製造プロセスも簡単でセ
ルサイズの小さい不揮発性半導体記憶装置を得ることが
できる。
第1.2図は本発明に係る不揮発性半導体記憶装置の一
実施例を示す図であり、 第1図はそのメモリセルの構造を示す図、第2図はその
メモリセルの製造プロセスを示す図、 第3図は従来のEFROMのメモリセルの構造を示す図
、 第4図は従来のEEFROMのメモリセルの構造を示す
図、 第5図は従来のEEFROMのメモリセルが位置合わせ
ずれを起こした状態を示す図である。 41・・・・・・シリコン基板、 42・・・・・・絶縁層、 43・・・・・・消去ゲート、 44・・・・・・フローティングゲート、45・・・・
・・コントロールゲート、46・・・・・・ドレイン、 47・・・・・・ソース、 48.50.52・・・・・・配線、 49.5153・・・・・・コンタクトホール、54・
・・・・・絶縁層、 63.65・・・・・・ポリシリコン、66.67.6
8・・・・・・N膨拡散領域。
実施例を示す図であり、 第1図はそのメモリセルの構造を示す図、第2図はその
メモリセルの製造プロセスを示す図、 第3図は従来のEFROMのメモリセルの構造を示す図
、 第4図は従来のEEFROMのメモリセルの構造を示す
図、 第5図は従来のEEFROMのメモリセルが位置合わせ
ずれを起こした状態を示す図である。 41・・・・・・シリコン基板、 42・・・・・・絶縁層、 43・・・・・・消去ゲート、 44・・・・・・フローティングゲート、45・・・・
・・コントロールゲート、46・・・・・・ドレイン、 47・・・・・・ソース、 48.50.52・・・・・・配線、 49.5153・・・・・・コンタクトホール、54・
・・・・・絶縁層、 63.65・・・・・・ポリシリコン、66.67.6
8・・・・・・N膨拡散領域。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 一導電形の半導体基板に、反対導電形の不純物を有する
拡散層によって形成されソース、ドレインおよび消去ゲ
ートと、 該ソースとドレインの間の半導体基板の上面に消去ゲー
トに対して少なくても一部が重なり合うように形成され
たフローティングゲートと、該フローティングゲートの
上面に形成され、フローティングゲートを容量結合によ
り制御するコントロールゲートとを有するメモリセルを
具備することを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4691689A JPH02226774A (ja) | 1989-02-28 | 1989-02-28 | 不揮発性半導体記憶装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4691689A JPH02226774A (ja) | 1989-02-28 | 1989-02-28 | 不揮発性半導体記憶装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02226774A true JPH02226774A (ja) | 1990-09-10 |
Family
ID=12760666
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4691689A Pending JPH02226774A (ja) | 1989-02-28 | 1989-02-28 | 不揮発性半導体記憶装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02226774A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63166A (ja) * | 1986-06-19 | 1988-01-05 | Toshiba Corp | 不揮発性半導体記憶装置 |
-
1989
- 1989-02-28 JP JP4691689A patent/JPH02226774A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63166A (ja) * | 1986-06-19 | 1988-01-05 | Toshiba Corp | 不揮発性半導体記憶装置 |
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