JPH0222616Y2 - - Google Patents

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JPH0222616Y2
JPH0222616Y2 JP18900684U JP18900684U JPH0222616Y2 JP H0222616 Y2 JPH0222616 Y2 JP H0222616Y2 JP 18900684 U JP18900684 U JP 18900684U JP 18900684 U JP18900684 U JP 18900684U JP H0222616 Y2 JPH0222616 Y2 JP H0222616Y2
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JP
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spine
heat exchange
heat exchanger
exchange pipe
ring
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JP18900684U
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  • Details Of Heat-Exchange And Heat-Transfer (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案はスパインフインチユーブを螺旋状に巻
回した冷蔵庫等の熱交換器に関するもので、例え
ば冷却器に使用される。
(ロ) 従来の技術 本考案の出願人が特願昭58−228862号で出願し
た従来の冷蔵庫技術では、スパインフインを螺旋
状に巻回した熱交換器を、その収容室の上下壁に
夫々密接させているが、熱交換器の自重及び冷蔵
庫の運搬時の衝撃等により熱交換器の下側部のス
パインフインが徐々につぶれ、つぶれて下方に変
位した分だけ、熱交換器の上部に隙間を生じ、こ
の隙間を空気流が熱交換器と熱交換することなし
にバイパスしてしまい、従つて熱交換器の熱交換
効率が著しく低下してしまう欠点がある。
(ハ) 考案の解決しようとする問題点 本考案は前述の欠点を解消し、熱交換器の熱交
換効率の低下を防止するものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案はスパインフインチユーブの中核の熱交
換パイプに、前記スパインフインチユーブの外径
と略同一の外径寸法のリング状支持部材を嵌着し
てなるものである。
(ホ) 作用 本考案によれば、熱交換パイプと載置面とは両
者間に介在するリング状支持部材により所定間隔
に維持され、従つてスパインフインがつぶれた
り、熱交換器の上部に隙間が生じたりすることは
無い。
(ヘ) 実施例 次に本考案の一実施例について説明する。
第1図において、1は冷蔵庫本体で、外箱1a
に対して断熱材2を介して内箱3を配設し、この
内箱3を中仕切部4にて冷凍室5と冷蔵室6に区
画してなり、且つコンプレツサ7凝縮パイプ8及
び熱交換器9等とで冷凍サイクルを形成し、熱交
換器9で冷却した冷気をフアン10にて冷凍室5
及び冷蔵室6に給送している。11,12は
夫々、冷凍室5及び冷蔵室6の開閉扉である。
次に前記熱交換器9について説明する。第2図
に於いて、13は銅及びアルミニウム等の熱伝導
率の高い素材で形成されたスパインフインチユー
ブ(Spine fin tube)で、冷媒の流通する所要長
さ単位で両端部に両面接着テープ14を貼付した
熱交換パイプ15の外周に、針状フイン16,1
6…を連設した帯状部材17を螺旋状に巻き付け
ている。帯状部材17はその長手方向と直角に切
込みを入れ、切込まれた両側部を立上げてU字状
に形成している。このスパインフインチユーブ1
3は、帯状部材17の始端部を熱交換パイプ15
の両面接着テープ14部分に固定し、熱交換パイ
プ15を矢印イ方向に回転させ、同時に矢印ロ方
向へ任意速度で移動させることにより任意のピツ
チを有し終端部を両面接着テープ14部分で固定
して直管状に形成されている。
また、熱交換パイプ15の両端部における帯状
部材17は、両面接着テープ14によつて瞬時に
接着するため、ゆるみ或いは巻き戻りは全くなく
且つ作業性も向上する。第3図に於て、18は直
管状スパインフインチユーブ13を螺旋状に湾曲
させる治具としてのマンドリルで、略直線的に延
長され延長された先端部18aに、螺旋の旋回径
に対応する湾曲態様(矢印ハで示す)とピツチP
に対応するひねり(矢印ニで示す)とが形成され
ている。この治具18に、該治具の直線部から後
述のリング状支持部材19とスパインフインチユ
ーブ13を嵌挿する。支持部材19及びスパイン
フインチユーブ13が嵌挿された後、第4図に示
す様に、治具18の露出箇所18bに固定治具2
0を固着し、この固定治具20にて治具18を固
定する。治具18を固定した後、送り具21を送
り装置(図示しない)により治具18に沿つて矢
印ホ方向に滑動させる。すると、スパインフイン
チユーブ13は送り具21を介して治具18の前
方に押し出される。スパインフインチユーブ13
は治具18の先端部18aを通過するときに、湾
曲態様(矢印ハで示す)に従つて旋回方向に曲げ
られ、同時にひねり(矢印ニで示す)に従つてピ
ツチP方向に曲げられ、所望とする螺旋態様にな
る。ここで、前記スパインフインチユーブ13で
は帯状部材17の巻き付け方向とスパインフイン
チユーブ13の旋回方向が同方向であるため、ス
パインフインチユーブ13の旋回曲成時に帯状部
材17が更に熱交換パイプ15の外周に締め付け
られる様になり、従つて帯状部材17は両端部の
両面接着テープ14以外には接着剤を使用するこ
となしに熱交換パイプ15に圧着固定されてい
る。
第5図に示す様に、前記スパインフインチユー
ブ13に、同様にして形成された他のスパインフ
インチユーブ22を併設して、接続部23,2
4,25でロウ付けして接続することにより、冷
蔵庫用の熱交換器9を得る。この熱交換器9に
は、前記リング状支持部材19,19…が熱交換
パイプ15に嵌着して設けられている。このリン
グ状支持部材19,19…は具体的には耐熱性の
ネオプレンゴムで形成され、且外径Raがスパイ
ンフインチユーブ13の外径Rbと略同一寸法に
設定されている。このリング状支持部材19,1
9…は熱交換パイプ15と載置面の間隔を所定間
隔に規制してスパインフイン16がつぶれること
を防止している。前記スパインフインチユーブ1
3,22は螺旋状に巻回されているため、各螺旋
ループの下端の点接触部でしか載置面と接触せ
ず、この点接触部に重量が集中してつぶれるの
を、前記リング状支持部材19,19…で効果的
に防止されている。前記リング状支持部材19,
19…のうちの数個のものは、熱交換パイプ15
が螺旋状に巻回される以前にこの熱交換パイプ1
5に嵌合されると共に、巻回後にその熱交換パイ
プ15の端部が他管との接続のために拡開される
際拡開部で抜け止めが阻止され所定位置からの偏
倚が防止されている。
第6図に示す様に、前記熱交換器9では、前記
仕切部4に設置される際、螺旋の内径部で、スパ
インフイン16の弾性を利用して除霜用パイプヒ
ータ26を保持している。この除霜用ヒータ26
の熱による劣化を防止するために、前記リング状
支持部材19,19…を耐熱性素材で形成したの
である。
(ト) 考案の効果 本考案は以上の様に構成したから、スパインフ
インチユーブの熱交換パイプと載置面の相互間隔
を両者間に介在するリング状支持部材により所定
間隔に維持でき、これにより、スパインフインが
つぶれたり、そのために熱交換器の上部の隙間が
拡大したりするこを阻止でき、従つて熱交換器の
熱交換効率の低下を防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は本考案の一実施例を示し、
第1図は冷蔵庫の縦断面図、第2図乃至第5図
a,b,cは熱交換器の各製造工程の説明図、第
6図は一部の横断面図である。 13,22……スパインフインチユーブ、15
……熱交換パイプ、16……スパインフイン、1
9……リング状支持部材、Ra……リング状支持
部材の外径、Rb……スパインフインチユーブの
外径。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 熱交換パイプの外周にスパインフインを多数連
    設することによりスパインフインチユーブを形成
    すると共に、このスパインフインチユーブを螺旋
    状に巻回してなるものに於て、前記熱交換パイプ
    に、前記スパインフインチユーブの外径と略同一
    の外径寸法のリング状支持部材を嵌着してなるこ
    とを特徴とする冷蔵庫等の熱交換器。
JP18900684U 1984-12-13 1984-12-13 Expired JPH0222616Y2 (ja)

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JP18900684U JPH0222616Y2 (ja) 1984-12-13 1984-12-13

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JP18900684U JPH0222616Y2 (ja) 1984-12-13 1984-12-13

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JPS61106785U JPS61106785U (ja) 1986-07-07
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JP2005195269A (ja) * 2004-01-08 2005-07-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 冷蔵庫

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JPS61106785U (ja) 1986-07-07

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