JPH04263777A - 針状フィン付き蒸発器を有する冷蔵庫 - Google Patents
針状フィン付き蒸発器を有する冷蔵庫Info
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- JPH04263777A JPH04263777A JP3276121A JP27612191A JPH04263777A JP H04263777 A JPH04263777 A JP H04263777A JP 3276121 A JP3276121 A JP 3276121A JP 27612191 A JP27612191 A JP 27612191A JP H04263777 A JPH04263777 A JP H04263777A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B39/00—Evaporators; Condensers
- F25B39/02—Evaporators
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D17/00—Arrangements for circulating cooling fluids; Arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces
- F25D17/04—Arrangements for circulating cooling fluids; Arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces for circulating air, e.g. by convection
- F25D17/06—Arrangements for circulating cooling fluids; Arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces for circulating air, e.g. by convection by forced circulation
- F25D17/062—Arrangements for circulating cooling fluids; Arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces for circulating air, e.g. by convection by forced circulation in household refrigerators
- F25D17/065—Arrangements for circulating cooling fluids; Arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces for circulating air, e.g. by convection by forced circulation in household refrigerators with compartments at different temperatures
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F1/00—Tubular elements; Assemblies of tubular elements
- F28F1/10—Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses
- F28F1/12—Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses the means being only outside the tubular element
- F28F1/34—Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses the means being only outside the tubular element and extending obliquely
- F28F1/36—Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses the means being only outside the tubular element and extending obliquely the means being helically wound fins or wire spirals
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D2400/00—General features of, or devices for refrigerators, cold rooms, ice-boxes, or for cooling or freezing apparatus not covered by any other subclass
- F25D2400/04—Refrigerators with a horizontal mullion
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- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
この発明は、蒸発器を有する冷蔵庫に関する。
【０００１】
【従来の技術】長年にわたって、針状（スパイン）フィ
ン付き管が空調装置の熱交換構造に使用されている。こ
のような熱交換器では、針状フィン付きリボンを蒸発器
管のまわりに極めて密な編み状に巻く。すなわち、リボ
ンの隣り合うパスが相互に接触し、フィンガまたはスパ
イン間隔が極めて近くなるように針状フィン付きリボン
を巻く。このように構成すると、スパインまたはフィン
ガが与える熱伝達のための合計表面積が極めて大きくな
る。同時に、スパインまたはフィンガの間隔をきわめて
近接させるので、全体の構造が製造時にはほとんど円筒
のように作用する。この構成の属性として、スパインが
相互支持的であり、管の取扱中に押しつぶされたり折り
曲げられたりするのに抵抗する。空調装置の熱交換器に
密に充填したきわめて薄いスパインを有する針状フィン
付き管を使用できる理由の一つは、通常の運転中、スパ
インに霜（凍結した凝縮物）がつかないからである。
ン付き管が空調装置の熱交換構造に使用されている。こ
のような熱交換器では、針状フィン付きリボンを蒸発器
管のまわりに極めて密な編み状に巻く。すなわち、リボ
ンの隣り合うパスが相互に接触し、フィンガまたはスパ
イン間隔が極めて近くなるように針状フィン付きリボン
を巻く。このように構成すると、スパインまたはフィン
ガが与える熱伝達のための合計表面積が極めて大きくな
る。同時に、スパインまたはフィンガの間隔をきわめて
近接させるので、全体の構造が製造時にはほとんど円筒
のように作用する。この構成の属性として、スパインが
相互支持的であり、管の取扱中に押しつぶされたり折り
曲げられたりするのに抵抗する。空調装置の熱交換器に
密に充填したきわめて薄いスパインを有する針状フィン
付き管を使用できる理由の一つは、通常の運転中、スパ
インに霜（凍結した凝縮物）がつかないからである。
【０００２】針状フィン付き管は空調装置には多年にわ
たって有効に使用されているが、このような熱交換構造
は冷蔵庫の蒸発器には使用されたことがない。多くの経
験あるエンジニアの間では、針状フィン付き材は冷蔵庫
の蒸発器には適当でないと考えられてきた。こう考える
根拠は、冷蔵庫の蒸発器ではすぐに霜がつき、そのため
熱伝達構造としての針状フィンの効率が悪くなることに
ある。その上、空調装置に用いられているような針状フ
ィン構造はたいへん繊細で、冷蔵庫の蒸発器の製造およ
び取付けの際の取り扱いに耐えない、と考えられていた
。他方、とげ（スパイン）の寸法を製造時の過酷な条件
に耐える程度に大きくすると、蒸発器は、この種の蒸発
器に通常課せられる厳格な寸法制限下でも有効な熱交換
能力をもてなくなる。
たって有効に使用されているが、このような熱交換構造
は冷蔵庫の蒸発器には使用されたことがない。多くの経
験あるエンジニアの間では、針状フィン付き材は冷蔵庫
の蒸発器には適当でないと考えられてきた。こう考える
根拠は、冷蔵庫の蒸発器ではすぐに霜がつき、そのため
熱伝達構造としての針状フィンの効率が悪くなることに
ある。その上、空調装置に用いられているような針状フ
ィン構造はたいへん繊細で、冷蔵庫の蒸発器の製造およ
び取付けの際の取り扱いに耐えない、と考えられていた
。他方、とげ（スパイン）の寸法を製造時の過酷な条件
に耐える程度に大きくすると、蒸発器は、この種の蒸発
器に通常課せられる厳格な寸法制限下でも有効な熱交換
能力をもてなくなる。
【０００３】したがって、この発明の目的は、針状フィ
ン付き熱交換構造を組み込んだ蒸発器を有する改良した
冷蔵庫を提供することにある。
ン付き熱交換構造を組み込んだ蒸発器を有する改良した
冷蔵庫を提供することにある。
【０００４】この発明の別の目的は、針状フィン付きリ
ボンを蒸発器管のまわりに間隔のあいたらせん状に巻い
た改良した熱交換構造を提供することにある。
ボンを蒸発器管のまわりに間隔のあいたらせん状に巻い
た改良した熱交換構造を提供することにある。
【０００５】この発明の他の目的は、リボンの隣り合う
パス間の距離とリボンの基部の幅が対称でない（等しく
ない）改良した熱交換構造を提供することにある。
パス間の距離とリボンの基部の幅が対称でない（等しく
ない）改良した熱交換構造を提供することにある。
【０００６】この発明の他の目的や効果は後述する説明
から明らかになるであろう。そしてこの発明を特徴づけ
る新規な事項は特許請求の範囲に記載した通りである。
から明らかになるであろう。そしてこの発明を特徴づけ
る新規な事項は特許請求の範囲に記載した通りである。
【０００７】
【発明の概要】この発明の冷蔵庫は、冷却すべき室と、
通常霜発生温度で作動してこの室を冷却する蒸発器とを
有する。蒸発器は、冷媒を通す細長い管と、管のまわり
に間隔のあいたらせん状にかつ管の外面と熱伝達密着関
係に巻いた細長い針状フィン付きリボンとを含む。リボ
ンは、基部（ベース）と、この基部の各側部に沿って管
から外向きに突出する一連の実質的に連続なフィンガと
を含む。間隔のあいたらせん巻きのピッチを十分に大き
くして、リボンの隣り合うパス間の距離をリボンの基部
の幅より大きくする。
通常霜発生温度で作動してこの室を冷却する蒸発器とを
有する。蒸発器は、冷媒を通す細長い管と、管のまわり
に間隔のあいたらせん状にかつ管の外面と熱伝達密着関
係に巻いた細長い針状フィン付きリボンとを含む。リボ
ンは、基部（ベース）と、この基部の各側部に沿って管
から外向きに突出する一連の実質的に連続なフィンガと
を含む。間隔のあいたらせん巻きのピッチを十分に大き
くして、リボンの隣り合うパス間の距離をリボンの基部
の幅より大きくする。
【０００８】
【具体的な構成】図１は、この発明の好適な実施例を適
用した冷蔵庫の一部を示す縦断面図である。冷蔵庫１０
は、外側キャビネット１２内に冷凍室１４と生鮮食品室
１６を設けた構成である。冷凍室１４を氷点以下の温度
に、生鮮食品室１６を氷点以上の食品保存温度に維持す
るために、空気をこれらの室および蒸発器１８に循環さ
せる。蒸発器１８は、冷凍室１４のうしろに配置され、
冷凍室から壁構造２２により分離された縦長の蒸発器室
２０に位置する。さらに詳しくは、蒸発器室２０の上部
に配置されたファン２４により、空気を壁２２の開口２
６を通して冷凍室１４に、また通路２８（部分的に図示
）を通して生鮮食品室１６に送り込む。ファン２４は同
時に、空気を冷凍室１４および生鮮食品室１６内から吸
引して、蒸発器室２０および蒸発器１８に戻す。冷凍室
１４から戻る空気は通路３０（部分的に図示）を流れ、
一方生鮮食品室１６から戻る空気は通路３２を流れる。 蒸発器室２０から吐出される空気を適切に分割し、空気
の大部分を冷凍室１４に向かわせ、小部分を生鮮食品室
１６に向かわせることによって、冷凍室１４を氷点以下
に維持する一方、生鮮食品室１６を氷点より上に維持す
る。
用した冷蔵庫の一部を示す縦断面図である。冷蔵庫１０
は、外側キャビネット１２内に冷凍室１４と生鮮食品室
１６を設けた構成である。冷凍室１４を氷点以下の温度
に、生鮮食品室１６を氷点以上の食品保存温度に維持す
るために、空気をこれらの室および蒸発器１８に循環さ
せる。蒸発器１８は、冷凍室１４のうしろに配置され、
冷凍室から壁構造２２により分離された縦長の蒸発器室
２０に位置する。さらに詳しくは、蒸発器室２０の上部
に配置されたファン２４により、空気を壁２２の開口２
６を通して冷凍室１４に、また通路２８（部分的に図示
）を通して生鮮食品室１６に送り込む。ファン２４は同
時に、空気を冷凍室１４および生鮮食品室１６内から吸
引して、蒸発器室２０および蒸発器１８に戻す。冷凍室
１４から戻る空気は通路３０（部分的に図示）を流れ、
一方生鮮食品室１６から戻る空気は通路３２を流れる。 蒸発器室２０から吐出される空気を適切に分割し、空気
の大部分を冷凍室１４に向かわせ、小部分を生鮮食品室
１６に向かわせることによって、冷凍室１４を氷点以下
に維持する一方、生鮮食品室１６を氷点より上に維持す
る。
【０００９】冷凍室１４を氷点以下の温度に維持するた
めには、蒸発器１８が氷点以下の温度で作動することが
必要であり、その結果、蒸発室２０を流れる空気中に含
まれる水分が蒸発器の外面に霜として付着する。蒸発器
表面に対してふく射および対流加熱関係に配置されたヒ
ータ３４を付勢することにより、こうしてつもった霜を
定期的に蒸発器表面から除去する。
めには、蒸発器１８が氷点以下の温度で作動することが
必要であり、その結果、蒸発室２０を流れる空気中に含
まれる水分が蒸発器の外面に霜として付着する。蒸発器
表面に対してふく射および対流加熱関係に配置されたヒ
ータ３４を付勢することにより、こうしてつもった霜を
定期的に蒸発器表面から除去する。
【００１０】冷蔵庫の蒸発器は熱を、蒸発器表面の外側
を通過する空気から蒸発器の内側を流れる冷媒に伝達し
て、空気を冷却する。代表的な冷蔵庫蒸発器は、本質的
に冷媒を搬送する細長い管（チューブ）からなり、この
管を蛇行状に曲げたり成形して、一層限定された空間に
おさまるようにし、したがって冷蔵庫の冷却室内に占め
る広さを小さくする。蒸発器の熱伝達特性を高めるため
に、管から外向きに延びるある種のフィンを設け、伝熱
用の表面積を増加することがよく知られている。冷蔵庫
蒸発器、特に冷凍室を冷却するための蒸発器の場合、か
なりの量の霜が蒸発器管のまわりに付着しても、蒸発器
構造が効果的な熱伝達を維持できることが必要である。 このために、隣り合うフィンまたは隣り合うフィン列の
間の空間が大きければ大きいほど、蒸発器を通る空気流
れが長く有効になる。他方、フィン空間が長いと、フィ
ンの数が少なくなり、得られる総熱伝達表面積が少なく
なる。
を通過する空気から蒸発器の内側を流れる冷媒に伝達し
て、空気を冷却する。代表的な冷蔵庫蒸発器は、本質的
に冷媒を搬送する細長い管（チューブ）からなり、この
管を蛇行状に曲げたり成形して、一層限定された空間に
おさまるようにし、したがって冷蔵庫の冷却室内に占め
る広さを小さくする。蒸発器の熱伝達特性を高めるため
に、管から外向きに延びるある種のフィンを設け、伝熱
用の表面積を増加することがよく知られている。冷蔵庫
蒸発器、特に冷凍室を冷却するための蒸発器の場合、か
なりの量の霜が蒸発器管のまわりに付着しても、蒸発器
構造が効果的な熱伝達を維持できることが必要である。 このために、隣り合うフィンまたは隣り合うフィン列の
間の空間が大きければ大きいほど、蒸発器を通る空気流
れが長く有効になる。他方、フィン空間が長いと、フィ
ンの数が少なくなり、得られる総熱伝達表面積が少なく
なる。
【００１１】蒸発器１８において、管３６を当業界で周
知の態様で成形し配置する。すなわち、管３６を蛇行状
に曲げて、複数の水平配管パスを鉛直方向に間隔をあけ
て配列し帰還曲げ部で連結する。蒸発器１８全体のレイ
アウトは大体長方形の構成で、管３６の多数のパスが互
いに間隔をあけた関係で、蒸発器の反対側に設けた対向
フレーム部材（１つを３８で示す）に支持されている。 フレーム部材３８は蒸発器１８を蒸発器室２０内に大体
鉛直な位置に装着するが、蒸発器１８は鉛直に対してわ
ずかに傾斜させて管３６の水平なパスを、蒸発器室２０
内を上向きに流れる帰還空気に一層十分にさらす。
知の態様で成形し配置する。すなわち、管３６を蛇行状
に曲げて、複数の水平配管パスを鉛直方向に間隔をあけ
て配列し帰還曲げ部で連結する。蒸発器１８全体のレイ
アウトは大体長方形の構成で、管３６の多数のパスが互
いに間隔をあけた関係で、蒸発器の反対側に設けた対向
フレーム部材（１つを３８で示す）に支持されている。 フレーム部材３８は蒸発器１８を蒸発器室２０内に大体
鉛直な位置に装着するが、蒸発器１８は鉛直に対してわ
ずかに傾斜させて管３６の水平なパスを、蒸発器室２０
内を上向きに流れる帰還空気に一層十分にさらす。
【００１２】ふく射ヒータ３４を定期的に付勢して蒸発
器表面を霜取り温度に暖める。このヒータ３４は、本出
願人に譲渡された米国特許出願（出願人控え番号９Ｄ−
ＨＲ−１７６６７）に開示されたものとするのが好都合
である。
器表面を霜取り温度に暖める。このヒータ３４は、本出
願人に譲渡された米国特許出願（出願人控え番号９Ｄ−
ＨＲ−１７６６７）に開示されたものとするのが好都合
である。
【００１３】図２、図３および図４に示すように、蒸発
器１８では、細長い針状フィン付きリボン４０を管３６
の外面に、隙間のあいたらせん形状に巻いている。すな
わち、リボン４０の各パス（管のまわりの一回分の円周
回路）をリボンの長さ方向に隣り合うパスから離す。さ
らに詳しくは、リボン４０は基部（ベース）４２と複数
のとげ（スパイン）またはフィンガ４４とを含む。フィ
ンガ４４は１つの基部４２の両側に沿って２つの列４６
、４８として配列されている。各列４６、４８は実質的
に連続な一連のフィンガ４４から形成される。すなわち
、フィンガ４４は、基部４２につながる位置では有意な
相互間隔なしで、互いに隣接して形成される。図２〜４
に示すように管３６のまわりに巻つけると、フィンガ４
４は、リボン基部４２の側部に隣り合う管３６の外面か
ら外向きに（放射状に）広がる。そしてフィンガ４４を
管３６の外面に大体直角に配置するのが好ましい。
器１８では、細長い針状フィン付きリボン４０を管３６
の外面に、隙間のあいたらせん形状に巻いている。すな
わち、リボン４０の各パス（管のまわりの一回分の円周
回路）をリボンの長さ方向に隣り合うパスから離す。さ
らに詳しくは、リボン４０は基部（ベース）４２と複数
のとげ（スパイン）またはフィンガ４４とを含む。フィ
ンガ４４は１つの基部４２の両側に沿って２つの列４６
、４８として配列されている。各列４６、４８は実質的
に連続な一連のフィンガ４４から形成される。すなわち
、フィンガ４４は、基部４２につながる位置では有意な
相互間隔なしで、互いに隣接して形成される。図２〜４
に示すように管３６のまわりに巻つけると、フィンガ４
４は、リボン基部４２の側部に隣り合う管３６の外面か
ら外向きに（放射状に）広がる。そしてフィンガ４４を
管３６の外面に大体直角に配置するのが好ましい。
【００１４】この発明の好適な実施例では、リボンの巻
きピッチ、すなわち、管の長さ方向単位長さあたりのリ
ボンの巻数を、隣り合うパスが、５０で示すように互い
に離れるように設定する。隣り合うパス間の空間５５と
、リボン基部４２の幅、すなわちフィンガの列４６、４
８間の距離５２とが非対称である（等しくない）のが好
ましい。このようにフィンガ列を等間隔でなくすると、
管３６のまわりに霜がついても、針状フィン付き蒸発器
が空気から冷媒に熱を効果的に伝達し続ける能力が高ま
る。家庭用冷蔵庫の蒸発器に霜がつく場合、間隔を０．
０３０インチから０．５５０インチとするのが好ましい
。
きピッチ、すなわち、管の長さ方向単位長さあたりのリ
ボンの巻数を、隣り合うパスが、５０で示すように互い
に離れるように設定する。隣り合うパス間の空間５５と
、リボン基部４２の幅、すなわちフィンガの列４６、４
８間の距離５２とが非対称である（等しくない）のが好
ましい。このようにフィンガ列を等間隔でなくすると、
管３６のまわりに霜がついても、針状フィン付き蒸発器
が空気から冷媒に熱を効果的に伝達し続ける能力が高ま
る。家庭用冷蔵庫の蒸発器に霜がつく場合、間隔を０．
０３０インチから０．５５０インチとするのが好ましい
。
【００１５】この発明の好適な実施例では、スパインま
たはフィンガ４４は有効な熱伝達表面を最適にする一方
、本質的に自分で立っているフィンガにとって十分な強
さを与える寸法とし、製造過程で、蒸発器のその後の作
動に悪影響を与えるほど多くのフィンガが大きく押しつ
ぶされたり曲げられたりしないようにする。１実施例で
は、蒸発器管は外径０．３７５インチ、フィンガは長さ
（管３６に直角な方向の寸法）０．３５０インチ、幅（
管３６の大体円周方向の寸法）０．０３３インチ、厚さ
（管３６の長さ方向の寸法）０．００９インチである。 この発明の好適な実施例では、蒸発器管および針状フィ
ン付き構造両方をアルミニウムから作製したが、他の材
料を用いてもよい。家庭用冷蔵庫の蒸発器に霜がつく場
合、フィンまたはフィンガを長さ約０．０５０〜４．０
０インチ、幅約０．０１０〜０．２００インチ、厚さ約
０．００８〜０．０３０インチとするのが好ましい。
たはフィンガ４４は有効な熱伝達表面を最適にする一方
、本質的に自分で立っているフィンガにとって十分な強
さを与える寸法とし、製造過程で、蒸発器のその後の作
動に悪影響を与えるほど多くのフィンガが大きく押しつ
ぶされたり曲げられたりしないようにする。１実施例で
は、蒸発器管は外径０．３７５インチ、フィンガは長さ
（管３６に直角な方向の寸法）０．３５０インチ、幅（
管３６の大体円周方向の寸法）０．０３３インチ、厚さ
（管３６の長さ方向の寸法）０．００９インチである。 この発明の好適な実施例では、蒸発器管および針状フィ
ン付き構造両方をアルミニウムから作製したが、他の材
料を用いてもよい。家庭用冷蔵庫の蒸発器に霜がつく場
合、フィンまたはフィンガを長さ約０．０５０〜４．０
０インチ、幅約０．０１０〜０．２００インチ、厚さ約
０．００８〜０．０３０インチとするのが好ましい。
【００１６】この発明の現在のところ好適な実施例と考
えられるものを図示し説明したが、この発明はこれらに
限定されず、種々の変形や変更もすべてこの発明の要旨
の範囲内に包含される。
えられるものを図示し説明したが、この発明はこれらに
限定されず、種々の変形や変更もすべてこの発明の要旨
の範囲内に包含される。
【図１】この発明の１実施例を組み込んだ冷蔵庫の一部
を示す縦断面図である。
を示す縦断面図である。
【図２】図１の管を横方向から見た図である。
【図３】図１の管の長さ方向断面図である。
【図４】図１の管の斜視図である。
１０ 冷蔵庫
１４ 冷凍室
１６ 生鮮食品室
１８ 蒸発器
２０ 蒸発器室
２２ 壁
２４ ファン
３６ 管
４０ リボン
４２ 基部
４４ フィンガ
４６、４８ フィンガ列
５２ フィンガ列間距離
５５ パス間距離
Claims (12)
- 【請求項１】少なくとも１つの冷却すべき室と、通常こ
の室を冷却するよう作動する冷媒蒸発器とを有する冷蔵
庫において、上記蒸発器は、冷媒を通す細長い蒸発器管
と、管の外面のまわりに間隔のあいたらせん状にかつ管
の外面と熱伝達密着関係に巻いた針状フィン材の細長い
リボンとを含む、ことを特徴とする冷蔵庫。 - 【請求項２】上記針状フィン材のリボンは、上記管と熱
伝達密着関係にある細長い基部ストリップと、この基部
の少なくとも片側に沿って上記管から大体直角に外向き
に突出する一連の連続なフィンガとを含む請求項１に記
載の冷蔵庫。 - 【請求項３】上記フィンガは長さ０．０５０〜４．００
インチ、幅０．０１０〜０．２００インチ、厚さ０．０
０８〜０．０３０インチである請求項２に記載の冷蔵庫
。 - 【請求項４】上記針状フィン材のリボンは、上記管と熱
伝達密着関係にある細長い基部と、この基部の両側に沿
って上記管から大体直角に外向きに突出する一連の連続
なフィンガとを含む請求項１に記載の冷蔵庫。 - 【請求項５】上記リボンの長さ方向に隣り合うパス間の
間隔が上記基部の両側から突出するフィンガ間の距離に
等しくない請求項１に記載の冷蔵庫。 - 【請求項６】上記リボンの隣り合うパス間の上記管の長
さ方向での距離が上記リボン基部の幅に等しくない請求
項４に記載の冷蔵庫。 - 【請求項７】上記リボンの隣り合うパス間の上記管の長
さ方向での距離が約０．０３０〜０．５５０インチであ
る請求項４に記載の冷蔵庫。 - 【請求項８】冷却すべき室と、通常霜付着温度で作動し
てこの室を冷却する冷媒蒸発器とを有する冷蔵庫におい
て、上記蒸発器は、冷媒を通す細長い管と、管のまわり
に間隔のあいたらせん状に巻いた細長い針状フィン付き
リボンとを含み、上記リボンは、上記管と熱伝達密着関
係にある細長い基部と、この基部の両側に沿って上記管
から外向きに突出する一連の実質的に連続なフィンガと
を含む、ことを特徴とする冷蔵庫。 - 【請求項９】上記リボンのらせん巻きのピッチが上記リ
ボンの両側のフィン列間の距離に等しくない請求項８に
記載の冷蔵庫。 - 【請求項１０】上記リボンのらせん巻きのピッチが上記
リボン基部の両側のフィンガ列間の距離に等しくない請
求項８に記載の冷蔵庫。 - 【請求項１１】上記フィンガは長さ０．０５０〜４．０
０インチ、幅０．０１０〜０．２００インチ、厚さ０．
００８〜０．０３０インチである請求項１０に記載の冷
蔵庫。 - 【請求項１２】上記リボンの隣り合うパス間の上記管の
長さ方向での距離が約０．０３０〜０．５５０インチで
ある請求項１０に記載の冷蔵庫。
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