JPH02225911A - 火災検出装置 - Google Patents

火災検出装置

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JPH02225911A
JPH02225911A JP4512589A JP4512589A JPH02225911A JP H02225911 A JPH02225911 A JP H02225911A JP 4512589 A JP4512589 A JP 4512589A JP 4512589 A JP4512589 A JP 4512589A JP H02225911 A JPH02225911 A JP H02225911A
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capacitor
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丹沢 孝直
Akito Kasai
葛西 明人
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はガス、石油等の燃焼器の火炎検出・装置に係わ
り、特に、低コストで信頼性の高い熱電対を使用し、着
火の迅速な検出が可能な火炎検出装置に関する。
【従来の技術] 石油等の燃焼器においては火炎の有無を常時監視する必
要があり、その方法として、光検出法、フレームイオン
検出法、温度検出法等が背反している。温度検出法のう
ち熱電対を使用する方法は低コストで信頼性が高いため
広く普及しているが、熱時定数が大きいため検出応答時
間が長いという欠点があった。
熱電対を使用し、火炎を迅速に検出する火炎検出装置が
特公昭53−32094号公報、特公昭53−4629
1号公報、特公昭53−46292号公報、特公昭57
−35378号公報、特公昭58−34724号公報お
よび特公昭62−37734号公報に提案されている。
それらの火炎検出装置は、燃焼器の火炎の位置に熱電対
を配置し、熱電対の起電力を増幅器で増幅し、増幅器の
出力電圧と、増幅器の出力電圧をコンデンサによる遅延
回路により遅延された電圧、またはコンデンサと抵抗の
直列回路により微分されたものとを比較するものである
〔発明が解決しようとする課!!〕
上記提案された火炎検出装置によると、熱電対の起電力
を増幅器で増幅し、増幅器の出力電圧が、増幅器の出力
電圧を遅延した電圧あるいは微分された電圧とが比較さ
れるため、熱電対の起電力が上昇または下降傾向にある
ときは安定した検出出力が得られるが、着火していない
状態では起電力が変化せず遅延された電圧と遅延されな
い電圧または微分された電圧とで比較しても安定した出
力が得られず誤動作が生じる恐れがある。
また、着火の操作をすばやく行い、ガス洩れによる爆着
を防止するためには着火検出は極めて短い時間で行う必
要があり、そのために熱電対起電力の僅かな差が比較さ
れる。
従って、増幅器の入力オフセット電圧による影響が無視
できず、例えば、入力オフセット電圧がプラス側である
と着火検出において誤動作が発生し、また、入力オフセ
ット電圧がマイナス側であると着火検出が遅れることに
なる。
このような影響をなくすためには、個々にバラツキのあ
る増幅器の入力オフセット電圧の補正回路が必要となり
、部品コストが高価になる上に調整の手間がかかるとい
う問題があった。
さらに、上記火炎検出装置では燃焼器が消火して間もな
いホットスタートに対する対策が必要であるという問題
があった。
本発明は上記間U点を解決するためになされたもので低
コストで信頼性の高い熱電対を使用し、増幅器の入力オ
フセット電圧に影響されず、火炎検出が安定して迅速に
行われる火炎検出装置を提供することを目的とする。
[課組を解決するための手段] 本発明の火炎検出装置は、ガス、石油等の燃焼器の火炎
の位置に配置された熱電対の起電力を増幅器に入力し該
増幅器の出力電圧初期値をコンデンサに記憶し、該記憶
値の1次変換値と、その後の前記増幅器の出力電圧の1
次変換値とを比較して燃焼器の着火または失火を検出す
るものである。
ここにいう1次変換とは変数に定数を乗じて定数を加え
るような1次式で表せる変換であって、出力端子に基準
電圧点から抵抗を直列に接続し、該抵抗の接続点の電圧
として得ることができる。
上記、基準電圧や抵抗の値は検出速度や検出の正確性を
考慮して最も適したものが選定される。
さらに、上記火炎検出装置における増幅器入力に入力オ
フセット電圧を補償する電圧が追加して加えられるもの
である。
また、上記火炎検出装置においてコンデンサに記憶され
た電圧を1次変換する定数を時間とともに変化させるも
のである。
1次変換する定数を時間とともに変化させる手段はステ
ラグミ圧源に抵抗とコンデンサの直列回路を接続した1
次遅れ回路により達成される。
さらに、上記検出装置において増幅器の増幅倍率を時間
により変化させるものである。
増幅器の増幅倍率は増幅器の帰還抵抗直列回路の接続点
を所定のタイミングで作動するスイッチ素子により抵抗
を介して接地させることにより変えることができる。
さらに、本発明の火炎検出装置はガス、石油等の燃焼器
の火炎の位置に配置された熱電対の起電力を増幅器に入
力し該増幅器の出力電圧を所定のタイミングでコンデン
サに記憶し、該記憶値の1次変換値と、その後の前記増
幅器の出力電圧の1次変換値とを比較して燃焼器の着火
または失火を検出するものである。
前記増幅器入力に入力オフセット電圧を補償する電圧が
追加して加えられること、また、コンデンサの記憶値を
1次変換する定数を時間とともに変化させる手段、さら
に、増幅の倍率を時間により変化させること等を前述の
火炎検出装置と同様に実施することができる。
さらに、本発明の火炎検出装置はガス、石油等の燃焼器
の火炎の位置に配置された熱電対の起電力を増幅器に入
力し該増幅器の出力電圧の1次変換値を所定のタイミン
グでコンデンサに記憶し、該コンデンサに抵抗を介して
基準電圧源を接続し、前記増幅器の出力電圧の1次変換
値と前記コンデンサの電圧とを比較して燃焼器の着火ま
たは失火を検出するものである。
前記増幅器に入力オフセット電圧を補償する電圧が追加
して加えられること、また、コンデンサの記憶値を1次
変換する定数を時間とともに変化させる手段、さらに、
増幅の倍率を時間により変化させること等を前述の火炎
検出装置と同様に実施することができることは明らかで
ある。
さらに、本発明の火炎検出装置はガス、石油等の燃焼器
の火炎の位置に配置された熱電対の起電力に一定電圧を
加えて所定のタイミングでコンデンサに記憶し、該コン
デンサに抵抗を介して基準電圧源を接続し、前記一定電
圧の加えられた熱電対起電力と前記コンデンサの電圧と
を比較して燃焼器の着火または失火を検出するものであ
る。
し作用] 初期値がコンデンサに記憶される時点の熱電対の起電力
は低く、着火による鑵かな起電力の上昇も比較検出でき
るため極めて短時間に着火が検出される。
増幅された熱電対の初期値をX。とじ、その後の値をX
とするとa X o + bとXとが比較されるが、i
とbの値を最適なものとすれば着火または失火が安定し
て短時間に検出可能となる。
さらに、熱電対の起電力を増幅する増幅器入力に入力オ
フセット電圧を補償する電圧が加えられると、増幅器の
出力は着火前の熱起電力の小さいときも着火後と同じプ
ラス側またはマイナス側の電位となり、コンデンサに記
憶することが可能となり、入力オフセット電圧を補償す
る電圧の増播器出力に及ぼす影響はコンデンサに記憶す
るときと、比較するときとで同じであり検出精度か悪く
なることがない。
また、コンデンサに記憶された電圧を1次変換する定数
を時間とともに変化させる場合に、時間の経過とともに
熱電対起電力の増幅器出力電圧と比較する電圧を上昇す
るようにすれば、着火時には熱電対起電力の増幅出力電
圧が低い電圧と比較され検出が速くなり、燃焼時には熱
電対起電力の増幅出力電圧が高い電圧と比較され失火の
検出が速くなる。
逆に、時間の経過とともに熱電対起電力の増幅出力と比
較する電圧を下降させれば、着火ミスに対し、点火操作
を数回繰り返すときに、着火検出の誤動作が少なくなる
さらに、上記検出装置において増幅器の増幅倍率を時間
により変化させれば着火時と燃焼時とで比較電圧レベル
が最適となり、着火および失火の検出時間が短縮される
さらに、熱電対の起電力の増幅出力を着火前あるいは着
火後等適当なタイミングでコンデンサに記憶させ、その
後の熱電対の起電力の増幅出力電圧と比較する基準の電
圧とすれば、着火前の基準の電圧は低くなり着火後の基
準の電圧は高くなるので着火または失火の検出が速くな
る。
また、熱電対の起電力の増幅出力電圧を1次変換してコ
ンデンサに記憶させ比較する基準の電圧としても、熱電
対の起電力の増幅出力電圧をコンデンサに記憶させて、
コンデンサの記憶電圧を1次変換して得られる基準電圧
と同様の電圧が得られる。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。第1
図は本発明の第1の実施例を示す回路図である0図にお
いて97は電池であり、自己ホールド型押釦スィッチ9
8が閉じられると電源陽極端子99にプラス電源電圧を
印加する。1は熱電対であり、燃焼器の火炎の発生する
位置に配置され、マイナス側導線が演算増幅器2の反転
入力端子に抵抗5を介して接続されている。
100は増幅回路であり、演算増幅器2の帰還抵抗6と
入力抵抗5の比で決まる増幅率の反転出力電圧を演算増
幅器の出力端子に出力する。
演算増幅器2の入力オフセット電圧を補償するために、
電源電圧を抵抗3および4の抵抗比で分圧した電圧が演
算増幅器2の非反転入力端子に加えられている。
この実施例での演算増幅器2として、汎用の358Cタ
イプが用いられたが、61個の試料について入力オフセ
ット電圧■10を測定したところ、平均値は1.416
mVWA準偏差は0.35911Vであった。このよう
に入力オフセット電圧のばらつく演算増幅器を使用して
も非反転入力端子に一定の電圧を加えることにより、出
力として入力を一定倍して一定電圧を加えたものが得ら
れる。
すなわち、演算増幅器2の出力電圧をV。とすると、 ゞ −−R/R5(VTH−VIO) 十V  −R、/(R+R>  (1+R6/R,、)
cc    4      4    3ここに、VT
Hは熱起電力であり常温の小さい値から燃焼時の絶対値
の大きい負の値まで変化する。
R、R4,R5,R6は夫々抵抗3.4.5゜6の抵抗
値である。
RおよびR4の値を適当に選定することにより、人カオ
フセ・ソト電圧v1oのばらつきに拘らず、常に、Vo
を正とすることができる。
なおダイオード9は演算増幅器2の保護用のものであり
、コンデンサ7および8はノイズ除去用のものである。
300は上記V。の電圧をコンデンサ23に記憶させる
記憶回路である。
20は演算増幅器であり、非反転入力端子が演算増幅器
2の出力端子に接続され、また出力端子が抵抗21、ダ
イオード44を介してコンデンサ23に接続されている
。コンデンサ23とダイオード44の接続点は演算増幅
器20反反転出力電圧接続されているのでコンデンサ2
3は演算増幅器20の非反転入力端子の電圧すなわち演
算増幅器2の出力電圧に充電される。
トランジスタ24は所定のタイミングでグランドと短絡
し、コンデンサ23の充電回路をX断させるものである
電源とグランド間に抵抗25.26およびコンデンサ2
9の直列回路が接続されており、電源投入後、コンデン
サ29が充電されるにつれて、抵抗25と26の接続点
の電圧が上昇し、その接続点とグランドとの間に接続さ
れた抵抗27.28の直列回路の中間接続点の電圧がト
ランジスタ24のベース、エミッタ間順電圧を越えると
トランジスタ24が導通しダイオード44のアノード電
圧は下がりダイオード44逆バイアスとなりダイオード
44からコンデンサ23の充電電流が流れ込まなくなり
コンデンサ23は演算増幅器2の出力電圧V の初期値
V、を記憶する。抵抗22は演算増幅器入力端子からの
流れ込み電流分を放電させるものであり抵抗値は非常に
大きくしである。
抵抗26とコンデンサ29の接続点に入力端子の接続さ
れているバッファ30はトランジスタ24の導通よりさ
らに遅れたタイミングで出力がHとなるように構成され
ている。
500は比較器回路である。比較器50の非反転入力端
子は増幅回路100の出力端子とグランド間に接続され
た抵抗51および52の接続点に接続されており、抵抗
51および52の抵抗値は等しく、比較器50の非反転
入力端子には電圧1/2XVoが印加される。
コンデンサ58は発振防止用のものである。
比較器50の反転入力端子はコンデンサ23のプラス側
端子と、基準電圧発生回路700の抵抗71および72
の接続点の間に接続された抵抗53および54の直列回
路の中間接続点に接続されており、抵抗53および54
の抵抗値は等しく、比較器50の反転入力端子には電圧
1/2x(V、+V )が印加される。ただし、V−よ
基準電r 電源70(を圧vref)とグランド間に接続された抵
抗71および72の直列回路の接続点の電圧であり、抵
抗71および72の抵抗値をR71およびR7□とする
と、 V  ” R/ (R71+ R72)となる。
r     72 なお、抵抗53および54の抵抗値は抵抗71および7
2の抵抗値に比べると無視できる程大きく、抵抗22の
抵抗値に比べると無視できる程小さい。
電源投入時は前述のようにバッファ30の出力電圧は低
く、電源から抵抗55および56を通ってバッファ30
に電流が流れ、トランジスタ57のベースに接続されて
いる抵抗55および56の接続点の電圧が低くなりトラ
ンジスタ57が導通し、トランジスタ57のコレクタと
接続されている比較器50の反転入力端子の電圧は高い
従って、その間は比較器50の出力端子はLとなり火炎
が検出されていない信号を出力する。
前述のようにバッファ30の出力がHとなるとトランジ
スタ57は遮断され、比較器50で非反転入力端子の電
圧1 / 2 x V oと反転入力端子の電圧L/2
X (V、 十V、)とが比較される。
増幅回路の出力V。と初期値V、の差がVrをこえると
比較器50の出力がHとなり着火が検出される。なお、
抵抗64は比較器50がオーブンコレクタ出力であるた
めの1ルアツブ抵抗である。
第2図は本発明の第2の実施例を示す回路図である0図
中、第1の実施例と同一の機能を有する部分は同一の符
号を付しており、詳細な説明を省略する。
着火後の熱電対起電力の変化を第5図に示す。
図から明らかなように、1秒以内で着火検出を行うたぬ
には前述のVrを熱電対起電力に換算してIIV以下に
しなければならない、しかしながら、着火検出後もV、
をそのような小さな値に保つと、失火検出は演算増幅器
2の出力電圧■。が■・+■r以下となる時点で行われ
るので、失火検出が大巾に遅れ生ガス放出の事故が発生
する恐れがある。その欠点を改善するために、この実施
例では比較器50に加えられるV、は時間の経過に従っ
て、上昇するように構成されている。
基準電圧発生回路700aの部分を第6図(a)に示す
9図のように基準電圧■、をコンデンサ76のプラス側
電圧とする場合■、は第6図(b)に示すようにコンデ
ンサ76が充電されるに従つて上昇する。Vrの初期値
はV、。fを抵抗7374.75の抵抗値R73,R7
5で分圧された電圧v   x R/ (R73+ R
75) テあり、ソノ後、ref     75 抵抗73,74.75およびコンデンサ76により決ま
る時定数の1次遅れにより、 ■refx(R75+R74)/(R73+R74+R
75)に近づく、燃焼の定常状態においてV、+V、を
■ の80%程度とすれば失火検出が速やかに行われる
また、検出装置の出力でイグナイタを停止する場合には
、燃焼が安定燃焼域と成らない状態で検出装置の出力が
Hとなりイグナイタを停止させると、火炎がそこで消火
してしまい使いにくいものとなる。その対策として、第
7図(b)に示すように、■、をコンデンサ74のマイ
ナス端子側の電圧とし、第7図(b)に示すように変化
させることもできる。
第2の実施例では着火検出時間を速めるために、増幅回
路100aのゲインを可変とし、第5図に示すように立
上りの遅い熱電対起電力をゲインを高めて検出しやすく
している。
演算増幅器2の帰還抵抗10および11の接続点が抵抗
12とトランジスタ14を介してグランドと接続されて
おり、トランジスタ14のベースには抵抗13を介して
時間信号発生回路900aのインバータ96の出力から
電源投入後所定時間経過するまでベース電流が供給され
トランジスタ14が導通する。を源投入後所定時間経過
するとインバータ96の出力はしとなりトランジスタ1
4が遮断される。
トランジスタ14が導通しているときのゲインはトラン
ジスタ14が導通していないときのゲインに比べ高めら
れている。
なお、抵抗13は熱電対1が断線したとき演算増幅器2
の反転入力端子を0■とし失火と判断させる安全対策用
のものである。
この実施例ではさらに電池を長期間にわたって使用でき
るように、記憶回路300aが改善されている。第1の
実施例では演算増幅器20の出力から抵抗21およびダ
イオード44を通してコンデンサ23が充電されるが、
演算増幅器の出力電圧は一服に■。、(@源電圧)−1
,5V以上には上昇しない、ダイオードの順電圧が0.
6〜0.7vあるので電池の電圧が2.2■程度に低下
すると抵抗21およびダイオード44の直列回路に電流
を流すことができずコンデンサ23に増幅回路100の
出力を記憶させることができない。
第2の実施例の記憶回路300aではコンデンサ23は
抵抗21およびトランジスタ31を通して充電されトラ
ンジスタ31のベース電圧がマイナス側に下げられベー
ス、エミッタ間順電圧が大きくとれるようにしである。
コンデンサ34の一方の端子は電源グランド間の抵抗3
6およびトランジスタ33の直列回路の中間接続点に接
続されており、トランジスタ33のベースは時間信号発
生回路900aの抵抗90および91の接続点とグラン
ド間の抵抗37および38の直列回路の中間接続点に接
続されている。
コンデンサ34の他方の端子は電源グランド間の抵抗3
5およびトランジスタ32の直列回路の中間接続点に接
続されており、トランジスタ32のベースは電源グラン
ド間のコンデンサ45と抵抗42の直列回路の中間接続
点とグランド間の抵抗40および41の直列回路の中間
接続点に接続されている。
電源投入時はコンデンサ93および45は充電されてい
ないため、トランジスタ33のベース電圧は低く、トラ
ンジスタ32のベース電圧は高い。
従って、トランジスタ33は遮断され、トランジスタ3
2は導通する。その間コンデンサ34は図の右側がプラ
スとなるように充電される。
コンデンサ93が充電されてトランジスタ33のベース
電圧が高くなるとトランジスタ33は導通しコンデンサ
34の右側端子はグランドに短絡され、左側の端子がマ
イナスの電圧となる。そのとき抵抗39を通るコンデン
サ34の放電を流がトランジスタ31のベース電流とな
りトランジスタ31が導通し、コンデンサ23が抵抗2
1およびトランジスタ31を通る#!L流により充電さ
れる。
なお、抵抗21はコンデンサ23の初期充電の過電流に
対して演算増幅器20を保護するために設けられている
コンデンサ34が放電されその放電電流がOとらり、ま
た、コンデンサ45が充電されトランジスタ32が遮断
されると、トランジスタ31のベース14′?fLがO
となりトランジスタ31が遮断される。このようにして
コンデンサ23は増幅回路100aの初期出力電圧を記
憶する。
上記一連の作動のための信号を発生させる時間信号発生
回N 900 aを説明する。
コンデンサ93の充電につれて直列回路の各接続点の電
圧は高くなるが閾値を越える順序は、まず抵抗90と9
1の接続点電圧の上昇により、トランジスタ33を導通
させ、次ぎに抵抗91と92の接続点電圧の上昇により
バッファ3oがHとなりトランジスタ57を遮断し、次
ぎに抵抗92とコンデンサ93の接続点電圧の上昇によ
りインバータ96の出力がLとなりトランジスタ13を
遮断する。
第3図は本発明の第3の実施例を示す回路図である0図
中、第1および第2の実施例と同一の機能を有する部分
は同一の符号を付しており、詳細な説明を省略する。
この実施例では第2の実施例と同様に比較器50の反転
入力端子に印加される電圧を時間の経過とともに一定電
圧に近付くように上昇させる構成となっている。
第1および第2の実施例では比較器5oの非反転入力端
子に増幅回路100および100aの出力電圧が抵抗5
1および52で1/2に分圧されて印加されているが、
ゲインを1/2にするのは着火の検出速度を速めるため
には不利である。
そこでこの実、S[では比較器50の非反転入力端子に
印加される増幅回路100bの出力電圧を分圧せず、記
憶回路300bの演算増幅器20の非反転入力端子に抵
抗43および44による1/2加算回路が設けられてい
る。
加算回路の抵抗43および44の抵抗値を等しく、また
、演算増幅器20の帰還抵抗46と抵抗46とグランド
間に接続されている抵抗47の抵抗値を等しくしである
ので、V、=Vo十V、となる。ここに、Vgはコンデ
ンサ23の端子電圧よたV、は基準電圧発生回路700
bの抵抗74および73の接続点の電圧である。
コンデンサ23は抵抗67とトランジスタ66との直列
回路により初期放電される。すなわち、ベースに接続さ
れた電源グランド間のコンデンサ69および抵抗68の
直列回路の中間接続点の電圧は電源投入時高く、トラン
ジスタ66は導通しコンデンサ23の電荷は放電される
。その後、コンデンサ69が充電されるとトランジスタ
66のベース電圧は低くなりトランジスタ66によるコ
ンデンサ23の放電は停止する。
すると、前記したようにコンデンサ23は■。
の初期値■iにV、を加えた電圧に充電されるので、比
較回路500bで当初V。とv、+v、が比較されるこ
とになる。
比較器5Qで比較されるコンデンサ23の電圧は第2の
実施例と同様に燃焼の定常状態においてVoの80%程
度となるように、当初のV、 +V、から時間の経過に
つれて高められる。
すなわち、基準電圧発生回路700bの抵抗73および
74の接続点とコンデンサ23が抵抗60を介して接続
されており、コンデンサ23の電圧は抵抗60とコンデ
ンサ23とで決まる時定数の1次遅れで変化し抵抗73
および74の接続点の電圧に近付く。
抵抗73の抵抗値をr、抵抗6oの抵抗値をR1抵抗7
4と75の抵抗値の和をS、コンデンサ23の容量をC
とすると、上記1次遅れの時定数TはT=C(rs+r
R+sR)/(r+s)で決定されるが、その値を最も
燃焼温度立上がりの遅いガスに対する燃焼温度立上がり
時定数より大きくしである。
すなわち、通常の燃焼において失火と判断されることは
ない。
コンデンサ23の電圧は初期放電により低くなり■。よ
り下がるので、このとき着火検出の信号が出ないように
、検出出力は比較器50の出力がらアンドゲート65を
介して得られる。
アンドゲート65の一方の入力端子には時間信号発生回
路900bのバッファー95の出力が加えられており、
コンデンサ23が上記したようにV、+V、の電圧に充
電された後、バッファー95がHとなり、アンドゲート
65をHの着火検出信号が通ることになる。
第4図は本発明の第4の実施例を示す回路図である9図
中、第1、第2および第3の実施例と同一の機能を有す
る部分は同一の符号を付しており、詳細な説明を省略す
る。
本実施例では第3の実施例における増幅回路100が省
略され、増幅回路100の出力電圧V。
の代りに、熱電対起電力に抵抗3および4の接続点の電
圧を加えたものが現れる。
それ以外は第3の実施例と同様である。
本発明の実施例は以上のように構成されているが発明は
これに限られず、例えば、増幅回路の出力電圧をコンデ
ンサに記憶させるタイミングは電源投入による時間信号
でなく、マイクロコンピュータにより設定する任意の時
刻によってもよい。
[発明の効果] 以上、説明したように本発明の火炎検出装置は石油等の
燃焼器において、低コストで信頼性の高い熱電対を使用
し、着火または失火の迅速で安定した検出が可能である
。また、演算増幅器の入力オフセット電圧の影響が比較
回路の2つの入力に同様に現れて相殺されるので、演算
増幅器の入力オフセット電圧に影響されず、そのための
調整回路や調整工程が不要となる。
さらに、ホットスタートや冷間スタート等任意の熱電対
起電力の初期状態が記憶されそれに一定電圧が加えられ
たものと、その後の熱電対起電力が比較されるので、着
火時の状態に拘らず、安定した着火検出が行われる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示す回路図、第2図は
本発明の第2の実施例を示す回路図、第3図は本発明の
第3の実施例を示す回路図、第4図は本発明の第4の実
施例を示す回路図、第5図は熱電対起電力の時間変化を
示すグラフ、第6図(a)は本発明の実施例の基準電圧
発生回路を示す回路図、第6図(b)は同回路における
電圧変化を示すグラフ、第7図(a>は本発明の実施例
の他の基準電圧発生回路を示す回路図、第7図(b)は
同回路における電圧変化を示すグラフである。 1・・・熱電対、2・・・演算増幅器、3.4.5.6
・・・抵抗、7.8・・・コンデンサ、9・・・ダイオ
ード、10.11.12.13・・・抵抗、14・・・
トランジスタ、20・・・演算増幅器、21.22・・
・抵抗、23・・・コンデンサ、24・・・トランジス
タ、25.26.27.28・・・抵抗、29・・・コ
ンデンサ、30・・・ダイオード、31,32.33・
・・トランジスタ、34・・・コンデンサ、35,36
,37゜38.39.40,41,42.43.44・
・・抵抗、45・・・コンデンサ、46.47・・・抵
抗、50・・・比較器、51.52.53,54,55
.56・・・抵抗、57・・・トランジスタ、58・・
・コンデンサ、5つ・・・トランジスタ、60,61.
62・・・抵抗、63・・・コンデンサ、64・・・抵
抗、65・・・アンドゲート、70・・・基準電圧源、
71,72,73,74.75・・・抵抗、76・・・
コンデンサ、90,91゜92・・・抵抗、93・・・
コンデンサ、95・・・バッファー、96・・・インバ
ータ、97・・・電池、98・・・自己ボールド型押釦
スィッチ、9つ・・・電源陽極端子、100.100a
、100b−−−増幅回路、300.300a、300
b、300cm−−記憶回路、500.500a、50
0b、 500cm比較回路、700.700a、70
0b、700cm基準電圧発生回路、900a、900
b、900c=−・時間信号発生回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ガス、石油等の燃焼器の火炎の位置に配置された熱
    電対の起電力を増幅器に入力し該増幅器の出力電圧初期
    値をコンデンサに記憶し、該記憶値の1次変換値と、そ
    の後の前記増幅器の出力電圧の1次変換値とを比較して
    燃焼器の着火または失火を検出することを特徴とする火
    炎検出装置。 2、前記増幅器入力に入力オフセット電圧を補償する電
    圧が追加して加えられる請求項1記載の火炎検出装置。 3、前記コンデンサの記憶値を1次変換する定数が時間
    とともに変化する請求項1または2記載の火炎検出装置
    。 4、前記増幅器の増幅倍率を時間により変化させる請求
    項1乃至3記載の火炎検出装置。 5、ガス、石油等の燃焼器の火炎の位置に配置された熱
    電対の起電力を増幅器に入力し該増幅器の出力電圧を所
    定のタイミングでコンデンサに記憶し、該記憶値の1次
    変換値と、その後の前記増幅器の出力電圧の1次変換値
    とを比較して燃焼器の着火または失火を検出することを
    特徴とする火炎検出装置。 6、前記増幅器入力に入力オフセット電圧を補償する電
    圧が追加して加えられる請求項5記載の火炎検出装置。 7、前記コンデンサの記憶値を1次変換する定数が時間
    とともに変化する請求項5または6記載の火炎検出装置
    。 8、前記増幅器の増幅倍率を時間により変化させる請求
    項5乃至7記載の火炎検出装置。 9、ガス、石油等の燃焼器の火炎の位置に配置された熱
    電対の起電力を増幅器に入力し該増幅器の出力電圧の1
    次変換値を所定のタイミングでコンデンサに記憶し、該
    コンデンサに抵抗を介して基準電圧源を接続し、前記増
    幅器の出力電圧の1次変換値と前記コンデンサの電圧と
    を比較して燃焼器の着火または失火を検出することを特
    徴とする火炎検出装置。 10、前記増幅器入力に入力オフセット電圧を補償する
    電圧が追加して加えられる請求項9記載の火炎検出装置
    。 11、前記増幅器の増幅倍率を時間により変化させる請
    求項9乃至10記載の火炎検出装置。 12、ガス、石油等の燃焼器の火炎の位置に配置された
    熱電対の起電力に一定電圧を加えて所定のタイミングで
    コンデンサに記憶し、該コンデンサに抵抗を介して基準
    電圧源を接続し、前記一定電圧の加えられた熱電対起電
    力と前記コンデンサの電圧とを比較して燃焼器の着火ま
    たは失火を検出することを特徴とする火炎検出装置。
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