JPH02224591A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、文字情報を映像信号に挿入し磁気記録媒体に
記録する磁気記録再生装置に関する。

［従来の技術とその課題］ 磁気テープに記録されている映像情報等に後で例えば日
付や標題等を重ねて記録する場合、いわゆるダビングに
よる画質の劣化を防ぐために映像情報等が記録されてい
る磁気テープを再生しながら、日付等を当該磁気テープ
に直接記録するビデオテープレコーダ（以下ＶＴＲと略
す）が知られている。

このようなＶＴＲにおいては、記録されている映像情報
に日付等を挿入する挿入記録期間が、複数の水平走査、
例えば２０ないし３０Ｈ１に及ぶため、前記挿入記録期
間を形成するための垂直及び水平同期信号を発生する回
路、いわゆるＰＰＬ回路等を有する同期信号発生回路を
備える必要があった。

ところがごの同期信号発生回路は、ＰＰＬ回路等を有す
るため回路規模が太きくＶＴＲ内のスぺ−ス上不利であ
ることや製品コストが高価になるという問題、さらに日
付等が挿入された挿入記録期間を有する表示画像は、第
６図に示すように、挿入記録期間を示す、表示画面にお
いて垂直方向にはある範囲、水平方向には水平走査期間
の全ての範囲において当初記録されていた映像情報が消
去された画像となるという問題があった。

本発明は、上述したような問題点を解決するためになさ
れたもので、平易な回路構成にて挿入記録期間を作成で
き、製品コストが安価で、さらに挿入記録期間により消
去される映像情報が少ない磁気記録再生装置を提供する
ことを目的とする。

［課題を解決するための手段］ 本発明は、磁気記録媒体に記録された映像信号を再生す
る再生手段と、再生手段により再生された映像信号に同
期し所定の文字情報を発生する文字情報発生手段と、文
字情報発生手段が送出する信号にて制御信号を発生する
制御信号発生手段と、制御信号発生手段が送出する制御
信号にて再生中の映像信号に同期した文字情報が挿入さ
れる所定の挿入記録期間を形成する信号を発生する挿入
記録期間発生部と、挿入記録期間発生部にて形成される
挿入記録期間を示す信号に前記文字情報を挿入するとと
もに再生中の映像信号内にこの文字情報の挿入された挿
入記録期間の信号を記録さ仕る記録手段とを備えたこと
を特徴とする。

［作用］ 上記のように構成することで、映像信号内に文字情報を
記録する場合、文字情報発生手段は、映像信号内に挿入
する文字情報を発生し、制御信号発生手段は挿入記録期
間発生部を作動させる制御信号を発生する。挿入記録期
間発生部は、再生中の映像信号内に文字情報を挿入する
ため、水平走査期間及び垂直走査期間について所定の挿
入記録期間を形成する信号を発生する。記録手段は、前
記挿入記録期間にて示される信号に文字情報を挿入する
とともに文字情報が挿入された挿入記録期間の信号を再
生中の映像信号内に挿入記録する。

［実施例コ 本発明の一実施例を示す第１図において、録再切替スイ
ッチｌのノーマル側端子１ａには、ビデオ信号入力端子
２より供給されるビデオ信号と、後述するキャラクタ発
生器３が送出する文字や数字の信号、いわゆるキャラク
タ信号とを加算する加算器４の出力側が接続され、一方
、録再切替スイッチｌのインサート側端子１ｂには前記
キャラクタ信号と後述する同期信号分離回路５より供給
される水平同期信号とを加算する加算器６の出力側が接
続される。録再切替スイッチｌは、キースイッチ７に備
わる、ノーマル側とインサート側とを操作者が選択でき
る、第５図に示すような、選択スイッチ５５が送出する
信号に従いマイクロコンピュータ８より送出される制御
信号にてノーマル側とインサート側とが切り替わるスイ
ッチである。

録再切替スイッチ１の出力側は、ビデオ信号を磁気テー
プに記録するためにＦ’Ｍ変調を行うＦＭ変調回路９に
接続される。ＦＭ変調回路９の出力側は、選択スイッチ
５５にて操作者がインサート側を選択した場合にゲート
パルス発生回路１１が送出するゲートパルス信号に従い
オン、オフ動作をする挿入記録切替スイッチ１０を介し
て、ＦＭ変調されたビデオ信号を増幅する記録アンプ１
２に接続される。尚、選択スイッチ５５にて操作者がノ
ーマル側を選択した場合、挿入記録切替スイッチ１０は
常にオン状態にある。

ゲートパルス発生回路１１は、操作者が選択スイッチ５
５にてインサート側を選択することで、マイクロコンピ
ュータ８より制御信号が供給され、制御信号が供給され
ることで後述する同期信号分離回路５より供給される水
平同期信号及び垂直同期信号に同期して、画面の垂直方
向には約ｌＯないし約３０水平走査分、いわゆる約１０
ないし約３０Ｈ間、又、画面の水平方向には約１０ない
し約４０μｓの水平走査の所定の間、第３図すに示すよ
うな、例えばＨレベルのパルス波であるゲートパルスを
発生する回路である。

よって、挿入記録切替スイッチ１０は、ゲートパルス発
生回路１１よりＨレベルのゲートパルス信号が供給され
る間のみオン状態となり、ＦＭ変調されたビデオ信号を
記録アンプ１２へ供給する。

記録アンプ１２の出力側は、切替スイッチ１３の端子１
３ａを介して、磁気テープにビデオ信号を記録又は再生
するビデオヘッド１４に接続される。尚、切替スイッチ
１３の端子１３ｂは接地されている。尚、切替スイッチ
１３は、操作者が選択スイッチ５５のノーマル側を選択
する場合、常に端子！３ａ側に接続され、選択スイッチ
５５のインサート側を選択する場合、■４レベルのゲー
トパルス信号が供給されている間は端子１３ａ側に切り
替わり、Ｌレベルのゲートパルス信号が供給されている
間は端子１３ｂ側に切り替わるスイッチである。

ビデオヘッド１４の出力側は、再生されたビデオ信号を
増幅する再生アンプ１５、再生されたビデオ信号をＦＭ
復調するＦＭ復調回路１６を介してビデオ信号出力端子
１７に接続される。又、ＦＭ復調回路１６の出力側は、
再生されたビデオ信号より水平同期信号及び垂直同期信
号のみを抽出する同期信号分離回路５に接続され、同期
信号分離回路５の出力側は、文字や数字の情報いわゆる
キャラクタ情報を発生するキャラクタ発生器３及びゲー
トパルス発生回路１１に接続される。又、同期信号分離
回路５より送出される水平同期信号は、前述した加算器
６へ送出される。

上記のように構成されるＶＴＲにおいて、第４図に示す
ように画面表示された再生画像内に例えば日付の文字情
報５０を挿入する場合について説明する。

まず操作者は、文字等の情報を挿入したい区間に相当す
る画像が記録されているビデオテープの区間を再生でき
るように巻き戻しや早送り等を行いビデオテープをセッ
トする。次に操作者は、第５図に示す、キースイッチ７
に備わる文字や数字等を入力するキーボード５６やテン
キー５７を操作することで画像に挿入したい文字や数字
の情報を入力するとともに、選択スイッチ５５をインサ
ート側に切り替える。操作者が入力した前記文字等の情
報は、キースイッチ７よりマイクロコンピュータ８を介
してキャラクタ発生器３に送出され、又、選択スイッチ
５５にてインサート側を選択した信号はマイクロコンピ
ュータ８より制御信号として録再切替スイッチ！及びゲ
ートパルス発生回路１１に送出される。したがって、録
再切替スイッチ１はインサート側端子ｌｂ側に切り替わ
り、ゲートパルス発生回路２はゲートパルスを送出可能
な状態にセットされる。

次に操作者はＶＴＲを再生状態にセットしビデオテープ
に記録される映像を再生する。よって、ビデオヘッド１
４より送出される再生ビデオ信号は、再生アンプ１５に
て増幅された後、ＦＭ復調回路１６にてＦＭ復調される
。そしてＦＭ復調された再生ビデオ信号より水平同期信
号および垂直同期信号が同期信号分離回路５にて抽出さ
れ、キャラクタ発生器３及びゲートパルス発生回路１１
に供給される。したがってキャラクタ発生器３は、文字
情報を水平及び垂直同期信号に同期させることで、再生
ビデオ信号に同期した文字情報の信号いわゆるキャラク
タ信号を加算器４及び６に送出する。

キャラクタ信号は、映像の輝度により映像信号のレベル
が変動する、いわゆるクランプ現象を不図示のクランプ
回路にて補償可能なように加算器６にて同期信号分離回
路５より供給される水平同期信号が加算された後、録再
切替スイッチ！のインサート側端子１ｂ及びＦＭ変調回
路９を介して挿入記録切替スイッチＩＯに送出される。

尚、ＦＭ変調回路９より送出されるキャラクタ信号を第
３図Ｃに示す。

一方、ゲートパルス発生回路１１は、マイクロコンピュ
ータ８より供給される制御信号に従い再生ビデオ信号の
水平及び垂直同期信号に同期して、上述した所定の期間
のみＨレベルのゲートパルスを発生するものである。即
ち、第３図に示すように再生ビデオ信号に同期して、キ
ャラクタ信号を再生ビデオ信号内に挿入したい期間のみ
Ｈレベルのゲートパルスを送出する。

よって挿入記録切替スイッチ！０は、供給されるゲート
パルス信号がＨレベルのときのみオン状態となることよ
り、挿入記録切替スイッチ！０より送出されるキャラク
タ信号は第３図ｄに示す信号となり、挿入記録切替スイ
ッチ１０より送出されるキャラクタ信号は記録アンプ１
２にて増幅され切替スイッチ１３に供給される。

又、ゲートパルスが１４レベルのとき切替スイッチ１３
は端子１３ａ側に切り替わることより記録アンプ１２よ
り送出されるキャラクタ信号は、端子１３ａを介してビ
デオヘッド１４に供給され、第３図ｅに示すように、再
生されているビデオ信号内にビデオヘッド１４によりキ
ャラクタ信号が挿入され記録される。

したがって、第４図に示すように、ビデオテープに記録
されていた画像内に日付が挿入された画像を得ることが
でき、しかもキャラクタ信号が挿入されるビデオ信号内
の水平方向の時間及び垂直方向の期間は、予め設定され
た所定のものであるからキャラクタ信号が挿入されるこ
とで消去される元の画像部分が少なくすることができる
。

一方、キースイッチ７にて選択スイッチ５５のノーマル
側を操作者が選択した場合、ＶＴＲは録画状態に設定さ
れる。

又、録再切替スイッチ１はマイクロコンピュータ８が送
出する制御信号によりノーマル側端子ｌａにスイッチを
切り替える。又、選択スイッチ５５のノーマル側が選択
されていることより、挿入記録切替スイッチ１０は常に
オン状態であり、切替スイッチ！３は常に端子１３ａ側
に接続される。

したがって、ビデオ信号入力端子２より供給されるビデ
オ信号と、キャラクタ発生器３より送出されるキャラク
タ信号とは加算器４にて加算され、加算器４より端子１
ａ、ＦＭ変調回路９、挿入記録切替スイッチ１０．記録
アンプ１２及び端子１３ａを介してビデオヘッド１４に
て磁気テープに記録される。

尚、第２図に第１図に示す挿入記録切替スイッチｌＯ１
記録アンプ１２及び切替スイッチ１３部分の回路図の一
例を示す。

ＦＭＲ＠回路９より送出されるＦＭ変調されたビデオ信
号は、ＦＭ信号入力端子２０、コンデンサ２１、バイア
ス抵抗２２を介してアナログスイッチ２３に供給される
。ここでバイアス抵抗２２は、アナログスイッチ２３の
スイッチング特性を良くするためにビデオ信号にバイア
スをかけるものである。ゲートパルス発生回路１１より
送出されるゲートパルス信号は、ゲートパルス入力端子
２４を介してアナログスイッチ２３のイネイブル端子及
びインバータ２５、抵抗を介してＮチャンネルのトラン
ジスタ２６のゲートに供給される。よって、アナログス
イッチ２３は、ゲートパルス入力端子２４よりＨレベル
のゲートパルスが供給されている間オン状態となり、ビ
デオ信号をコンデンサ２７、バイアス抵抗２８を介して
Ｎチャンネルのトランジスタ２９のゲート及びＰチャン
ネルのトランジスタ３０のゲートに供給する。尚、コン
デンサ２１．抵抗２２及びアナログスイッチ２３にて挿
入記録切替スイッチｌＯを構成するものである。

トランジスタ２９のドレインは、抵抗３２とコンデンサ
３１の入力側に接続され抵抗３２は抵抗３３に直列接続
され抵抗３３及びコンデンサ３１の出力側はトランジス
タ３０のソースに接続される。尚、抵抗２８、トランジ
スタ２９、トランジスタ３０、コンデンサ３１．抵抗３
２及び３３にて記録アンプＩ２を構成する。

記録アンプ１２より送出されるビデオ信号は、コンデン
サ３４を介してトランジスタ２６のソース側、抵抗３６
の一端及びビデオヘッド入力端子３５に供給される。尚
、トランジスタ２６のドレイン側及び抵抗３６の一端は
接地されている。又、トランジスタ２６にて切替スイッ
チ！３を構成する。

トランジスタ２６はゲートパルス入力端子２４に供給さ
れるゲートパルス信号がＨレベルのときオフとなるので
、記録アンプ１２より送出されるビデオ信号はビデオヘ
ッド入力端子３５に供給される。

一方、ゲートパルス信号がＬレベルのとき、トランジス
タ２３はオフ状態となりビデオ信号入力端子２０より供
給されるビデオ信号はトランジスタ２９及びトランジス
タ３０へ送出されず、さらにトランジスタ２６はこのと
きオン状態となるのでビデオヘッド入力端子３５側は接
地される。

このように、二重のスイッチを備えたことでキャラクタ
信号をビデオテープに記録するとき以外のビデオテープ
に対する雑音の入力を防ぐことができる。

［発明の効果］ 以上詳述したように本発明によれば、映像情報内に挿入
される文字情報を記録するための挿入記録期間を形成す
る信号は、挿入記録期間発生部にて所定の挿入記録期間
の信号を発生させるようにしたことより、回路構成が平
易となり、さらに挿入記録期間により消去される映像情
報を少なくすることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の磁気記録再生装置の構成を示すブロッ
ク図、第２図は第１図に示す挿入記録切替スイッチ、記
録アンプ、切替スイッチ部分の回路図、第３図は本発明
の磁気記録再生装置の各部の波形を示すタイミングチャ
ート、第４図は本発明の磁気記録再生装置にて得られる
キャラクタ信号が挿入された画像を示す図、第５図は第
１図内のキースイッチの一構成例を示す外観図、第６図
は従来の磁気記録再生装置にて得られる画像を示す図で
ある。 ｌ・・・録再切替スイッチ、３・・・キャラクタ発生器
、１０・・・挿入記録切替スイッチ、 ２・・・ゲートパルス発生回路、 １２・・・記録アンプ、１３・・・切替スイッチ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）磁気記録媒体に記録された映像信号を再生する再
   生手段と、 再生手段により再生された映像信号に同期し所定の文字
   情報を発生する文字情報発生手段と、文字情報発生手段
   が送出する信号にて制御信号を発生する制御信号発生手
   段と、 制御信号発生手段が送出する制御信号にて再生中の映像
   信号に同期した文字情報が挿入される所定の挿入記録期
   間を形成する信号を発生する挿入記録期間発生部と、 挿入記録期間発生部にて形成される挿入記録期間を示す
   信号に前記文字情報を挿入するとともに再生中の映像信
   号内にこの文字情報の挿入された挿入記録期間の信号を
   記録させる記録手段と、を備えたことを特徴とする磁気
   記録再生装置。