JPH0222429Y2 - - Google Patents

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JPH0222429Y2
JPH0222429Y2 JP10666184U JP10666184U JPH0222429Y2 JP H0222429 Y2 JPH0222429 Y2 JP H0222429Y2 JP 10666184 U JP10666184 U JP 10666184U JP 10666184 U JP10666184 U JP 10666184U JP H0222429 Y2 JPH0222429 Y2 JP H0222429Y2
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JP
Japan
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board
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instrument
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JP10666184U
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JPS6122850U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、横張り方式による壁板の張付施工時
に用いる器具に関する。
〈従来の技術〉 従来より、家屋の外壁面を構築する手段の一つ
として、横張り方式による壁板の張付工法があ
る。
これは上下の各端面にさね組加工等を施した横
長な壁板を家屋の下地材に下から上へと順次さね
接しながら固定してゆくものである。
斯かる工法による施工作業に於いては、使用す
る壁板のサイズが縦0.5m 横3m程度と大型で
且つ重量が10〜20Kgと嵩むため到底1人では施工
できるもので無く、横長の壁板を下地材に宛がつ
て保持する作業者と、その壁板の上面より下地材
に釘を打入する作業者とを必要とする。
〈考案が解決しようとする問題点〉 この様に従来の施工作業では二人以上の作業者
を必要としていたので作業性が悪く、施工費もコ
スト高となつていた。
本考案は斯かる状況に鑑みなされたもので、横
張り方式による壁板の張付施工作業を1人で行う
ことを可能として作業性を向上させ、施工費を低
減するものである。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案の構成要旨は、板材の上方に壁板を滑ら
かに摺動案内するための曲部を形成し、同板材の
上端から適宜間隔の位置に小径の孔を穿設し、同
孔の下方に大径の孔の連穿し、同板材の適宜位置
にハンマーによる下方からの叩打受部を形成して
なる壁板の張付施工用器具にある。
〈作用〉 本考案壁板の張付施工用器具は家屋の外壁面の
下端に1枚目の壁板が略固定された状態の後に使
用され、同壁板より上方の張付施工作業に於いて
適用されるものである。
即ち、外壁面の下端において壁板を家屋の下地
材に釘等の固着具を介して横張りするが、同壁板
の略中央部上方に最後に釘を打込む様にして、当
該釘の打込みの際に本考案の器具の上部が壁板の
上端より突出するべく併せて打入すれば、次に横
張りする壁板を1枚目の壁板の上方でさね接して
家屋の下地材に張付ける場合に、本考案の器具本
体が上部の壁板を下方にずれ落ちないように安定
に保持するので、別に壁板を保持する作業員を必
要とせずに能率良く釘の打込が行えるものであ
る。
〈実施例〉 以下、本考案の実施例を図面に基き説明する。
第1図は本考案の1実施例を示す斜視図であつ
て、1は壁板の張付施工用器具本体であつて、錆
で壁板を汚染することのないステンレス、スチー
ル等を素材とする。2,2′は器具本体の重心よ
り稍上方に穿設した釘、ビス等固着具の係止孔で
あり、種々の固着具が使用出来るように係止孔
2,2′は径を異なるものとしている。3は係止
孔2,2′に連穿した固着具の挿脱孔である。4
は壁板を上方から器具本体1裏面へと滑らかに摺
動案内するために鈍角状に折曲した曲部である。
5はハンマーの叩打受部である。
次に上述の器具本体1の使用法を第3図を用い
て説明する。図中Aは家屋の下地材、Bは壁板で
あり、イは壁板Bの略中央部上方位置の釘6を除
いて釘の打込みが終了した状態を示したものであ
る。次に器具本体1の挿脱孔3を打込み途中の釘
6に挿通し、器具本体1を下方にずらして係止孔
2若しくは2′に係止する。その後ハンマーで釘
6を打込み、器具本体1を壁板Bの上部に固定す
る(ロ参照)。次に壁板B′を壁板Bの上方に接合
するために下地材Aと器具本体1の間に挿入する
が、この時曲部4が鈍角状であるので壁板B′を
傷めること無く摺動案内できる(ハ参照)。次に
壁板Bとさね接された壁板B′は、その中央部下
方を器具本体1によつて安定に支持されるので、
下方にずれ落ちることも無く壁板B′への釘6′の
打込みを一人の作業者で行うことができる(ニ参
照)。次に叩打受部5を下方よりハンマーで叩い
て器具本体1を上方にずらし、釘6を係止孔2,
2′より挿脱孔3に案内し、器具本体1を壁板B
より外す(ホ参照)。次に釘6を完全に打込んで
1工程を終了する(ハ参照)が、以下この工程を
繰返し順次上方への壁板の張付施工を行うもので
ある(第4図参照)。
尚、器具本体1の形状は上述のものに限定する
ものでは無く、特に叩打受部5の位置は本体1の
どの部分に形成しても良く、第5図に示す如き本
体1の上方の曲部4に叩打受部5を一体に連成し
たもの等も本考案の範疇に属するものであること
は謂う迄も無い。
〈効果〉 叙述の如く、本考案に依れば、大型の壁板の張
付施工を1人で行うことが出来、作業性を向上さ
せると共に施工費を低減するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
その斜視図、第2図はその縦断面図、第3図及び
第4図はその使用状態を示す説明図、第5図は他
の実施例を示す斜視図である。 1:器具本体、2,2′:係止孔、3:挿脱孔、
4:曲部、5:叩打受部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 板材の上方に壁板を滑らかに摺動案内するため
    の曲部を形成し、同板材の上端から適宜間隔の位
    置に小径の孔を穿設し、同孔の下方に大径の孔を
    連穿し、同板材の適宜位置にハンマーによる下方
    からの叩打受部を形成してなる壁板の張付施工用
    器具。
JP10666184U 1984-07-13 1984-07-13 壁板の張付施工用器具 Granted JPS6122850U (ja)

Priority Applications (1)

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JP10666184U JPS6122850U (ja) 1984-07-13 1984-07-13 壁板の張付施工用器具

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10666184U JPS6122850U (ja) 1984-07-13 1984-07-13 壁板の張付施工用器具

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Publication Number Publication Date
JPS6122850U JPS6122850U (ja) 1986-02-10
JPH0222429Y2 true JPH0222429Y2 (ja) 1990-06-18

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ID=30665940

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JP10666184U Granted JPS6122850U (ja) 1984-07-13 1984-07-13 壁板の張付施工用器具

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JP6310211B2 (ja) * 2013-08-26 2018-04-11 ケイミュー株式会社 支持部材及び壁材施工方法

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JPS6122850U (ja) 1986-02-10

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