JPH0222323Y2 - - Google Patents

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JPH0222323Y2
JPH0222323Y2 JP8753686U JP8753686U JPH0222323Y2 JP H0222323 Y2 JPH0222323 Y2 JP H0222323Y2 JP 8753686 U JP8753686 U JP 8753686U JP 8753686 U JP8753686 U JP 8753686U JP H0222323 Y2 JPH0222323 Y2 JP H0222323Y2
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JP
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air
unit
evaporator
roof
passenger compartment
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JP8753686U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、競走馬を運ぶ車両に搭載される冷
房装置を持つ馬運搬車に関する。
(従来の技術) 競走馬を運ぶ車両にあつても、運ばれる競走馬
の体力の消耗を防ぐために、例えば実開昭54−
160739号公報に示すごとく冷房装置が搭載される
ようになつてきている。
冷房装置は、馬収納室のみならず、運転席を有
する乗員室にも設けられるもので、その方式とし
て、例えば実開昭51−109540号公報、実開昭52−
60053号公報に示すように屋根に冷房装置が設け
られた車両が示されている。そして、馬運搬車で
は馬収納室の屋根に複数の冷房ユニツトを設け、
更に乗員室の屋根に冷房ユニツトを設けるのが通
常であるが、冷房ユニツトの個数の増加は、経費
の増加となり、コスト高となつていた。
(考案が解決しようとする問題点) このため、この考案は、冷房ユニツトの一部を
共用化することで、個数の削減を図りつつ、且つ
馬収納室と完全に分離して衛生上からも問題とな
らない冷房装置を持つ馬運搬車を提供することを
目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) この考案の要旨は、車両1の前方に乗員室2が
その後方に馬収納室3が設けられると共に、車両
1の屋根1aの外面にコンデンサ7とコンデンサ
用送風機8とより成るコンデンサユニツト9と、
その前後にエバポレータ10とエバポレータ用送
風機11とより成るエバポレータユニツト12
a,12bをケース15と仕切壁6a,6bとで
別々に構成した冷房ユニツト5aを配し、前記前
方のエバポレータユニツト12aを構成する屋根
1aに吸入口18と吹出口20とが形成され、該
吸入口18は、側面に開口の開口部15と上面に
開口の空気吸込ケース16を前記屋根1aの内面
に取付けて形成されて乗員室2に開口の空気吸込
通路17に連通し、前記吹出口20は、空気吹出
ケース22により構成の空気吹出通路23と連通
し、該空気吹出通路23には乗員室2に開口の吹
出口23が形成されると共に、前記後方のエバポ
レータユニツト12bを構成する屋根1aに前記
馬収納室3へ開口した吸入口13と吹出口20と
を有することにある。
(作用) したがつて、一つのコンデンサユニツトと二つ
の前方又は後方のエバポレータユニツトで冷房ユ
ニツトが構成され、前方のエバポレータユニツト
12aを乗員室2の冷房用とし、後方のエバポレ
ータユニツトを馬収納室3の冷房用とすると共
に、前記乗員室2の空気が空気吸込ケース16よ
り成る空気吸込通路17を介して前方のエバポレ
ータユニツト12aに吸込まれ、冷風は空気吹出
ケース22より成る空気吹出通路23を介して乗
員室2に吹出されるし、後方のエバポレータユニ
ツト12bは吸入口13から馬収納室3内の空気
を吸入し、冷風は吹出口14から直接馬収納室3
内に吹出される。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面により説明す
る。
第1図、第2図において、馬運搬用の車両1が
図示され、前方に運転席を有する乗員室2が、そ
して後方に馬を収納する馬収納室3が設けられ、
両室は仕切壁4にて完全に区切られている。この
車両1の天井1aには、前後方向に2個の冷房ユ
ニツト5a,5bが設けられており、前方の冷房
ユニツト5aは下記するように、乗員室2と馬収
納室3との冷房に用い、冷房ユニツト5bは馬収
納室3の専用に用いられている。
第3図、第4図において、冷房ユニツト5a
は、コンデンサ7とこのコンデンサ7に凝縮風を
送るコンデンサ用送風機8とより成るコンデンサ
ユニツト9が中央に配されている。このコンデン
サユニツト9の前後方向に、当然ながらケース1
5の内側が仕切壁6a,6bで仕切られたエバポ
レータ10とエバポレータ用送風機11とより成
るエバユニツト12a,12bを持ち、後方側の
エバポレータユニツト12bは、吸入口13から
馬収納室3内の空気を吸入し、エバポレータ10
で冷却して送風機11にて吹出口14から冷風と
して吹出している。また、前方側のエバポレータ
ユニツト12aに、乗員室2に開口する開口部1
5を有し、且つ上面を開口する空気吸込ケース1
6を前記屋根1aの内面にその縁部16aを密着
させて、且つ開口部15を仕切壁4に形成の切欠
19に係合するように取付けると、この空気吸込
みケース16にて乗員室2から空気を導入する空
気吸込通路17が構成される。なお、この空気吸
込通路17内には、屋根1aに開口の吸入口18
があり、該吸入口18から乗員室2内の空気がエ
バポレータユニツト12a内に取入れられる。
冷風の吹出口20に接続する空気吹出ケース2
2は、第4図に示され、一面は開口し、且つ屋根
1aに添つた形状で、該屋根1aに密着して取付
られて空気吹出通路23が形成されている。
24は、空気吹出ケース22の所望の位置に開
口の吹出孔である。したがつて、冷風は吹出口2
0より空気吹出通路23に入り、これに添つて流
れ、吹出孔24より乗員室2内に吹出すものであ
る。
なお、冷房サイクルを構成する他の機器である
コンプレツサや、冷房制御については、この考案
と直接関係がないので説明を省略する。
(考案の効果) 以上のように、この考案によれば、冷房ユニツ
トを構成する後方のエバポレータユニツトを馬収
納室内の冷房用に、前方のエバポレータユニツト
を乗員室の冷房用にし、かつコンデンサユニツト
を共用としているので、馬収納室内の冷房と乗員
室の冷房を確実に行なわせることができる。ま
た、冷房ユニツトは車体の長手方向に設けられる
ようになり、メンテナンスが容易となるのである
と共に乗員室だけの専用の冷房ユニツトを設ける
必要がなくなつて冷房ユニツトの個数が減少し、
簡素化され車体がスマートになるし、経費の節減
となる。
また、冷房ユニツトの個数の減少から空気に対
する抵抗の減少ともなり、省エネともなるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す側面図、第2
図は同上斜視図、第3図は要部の断面図、第4図
は空気吸込ケースと空気吹出ケース22の斜視図
である。 1……車両、1a……屋根、5a,5b……冷
房ユニツト、7……コンデンサ、8……コンデン
サ用送風機、9……コンデンサユニツト、10…
…エバポレータ、11……エバポレータ用送風
機、12a,12b……エバポレータユニツト、
16……空気吸込ケース、22……空気吹出ケー
ス。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 車両1の前方に乗員室2がその後方に仕切壁4
    で構成される馬収納室3が設けられると共に、車
    両1の屋根1aの外面に共同のコンデンサ7とコ
    ンデンサ用送風機8とより成るコンデンサユニツ
    ト9と、その前後にエバポレータ10とエバポレ
    ータ用送風機11とより成るエバポレータユニツ
    ト12a,12bをケース15と仕切壁6a,6
    bとで別々に構成した冷房ユニツト5aを配し、 前記前方のエバポレータユニツト12aを構成
    する屋根1aに吸入口18と吹出口20とが形成
    され、該吸入口18は、側面に開口の開口部15
    と上面に開口の空気吸込ケース16を前記屋根1
    aの内面に取付けて形成されて乗員室2に開口の
    空気吸込通路17に連通し、前記吹出口20は、
    空気吹出ケース22により構成の空気吹出通路2
    3と連通し、該空気吹出通路23には乗員室2に
    開口の吹出口23が形成されると共に、前記後方
    のエバポレータユニツト12bを構成する屋根1
    aに前記馬収納室3へ開口した吸入口13と吹出
    口20とを有することを特徴とする冷房装置付競
    走馬運搬車。
JP8753686U 1986-06-09 1986-06-09 Expired JPH0222323Y2 (ja)

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JP8753686U JPH0222323Y2 (ja) 1986-06-09 1986-06-09

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JPS62198116U JPS62198116U (ja) 1987-12-16
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