JPH02222604A - 播種機の播種深さ制御装置 - Google Patents

播種機の播種深さ制御装置

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JPH02222604A
JPH02222604A JP4389089A JP4389089A JPH02222604A JP H02222604 A JPH02222604 A JP H02222604A JP 4389089 A JP4389089 A JP 4389089A JP 4389089 A JP4389089 A JP 4389089A JP H02222604 A JPH02222604 A JP H02222604A
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seeds
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Koji Fukumitsu
康治 福光
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TAKI NOUKOUGU KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は土中の水分を検出して、該水分量に応じて播種
深さ、覆土量、鎮圧力を制御可能とする技術に関するも
のである。
(ロ)従来技術 従来から施肥と播種を同時に行う施肥播種機は公知とな
っており、例えば実開昭62−172309号公報のよ
うに、種子が種子繰出装置からガイドバイブを介して作
溝ディスクにより作溝された溝内に落下されて播種が行
われ、該作溝ディスクによる作溝深さはロータリー耕耘
装置に連結するピッチ装置の高さ調節装置や作溝ディス
クの支持杆の高さ調節及び、平行リンクの枢支軸間に介
装したバネ力、播種部の自重により決まり、覆土ディス
クによる覆土量及び鎮圧ローラーの鎮圧力も略前記同様
にヒツチ装置の高さ調節装置や自重、平行リンクに介装
したバネ力等により決まっていたのである。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 しかし、圃場は気候や排水の便、土質等の地理的条件等
により土中の水分量はまちまちであり、圃場内でも高低
差等により部分的にみれば水分量は異なるのである。ま
た、播種する種子の種類により発芽に必要な水分も異な
るために、播種深さもそれに応じて異なるものである。
よって、その土壌の条件、種子に応じて的確な深さが要
求されるのであるが、その条件に対応して播種深さを変
更する施肥播種機はなかったのである。
(ニ)問題を解決するための手段 本発明はこのような点に鑑み、土壌の水分をオペレータ
ーが随時判断する必要がなく、種子の増類に応じた播種
深さが得られるように、次の如く構成したものである。
播種機において、播種土壌の含水率を電気伝導率を利用
して検出し、該含水率の検出値に従い作溝装置と播種装
置を昇降し、播種深さを制御したものである。
(ホ)実施例 本発明の目的は以上の如くであり、添付の図面に示した
実施例の構成を説明すると。
第1図は施肥播種機全体側面図。第2図は作溝・覆土・
鎮圧部の側面図。第3図は水分センサー後面断面図。第
4図は電気及び油圧回路図、第5図は播種深さ制御装置
の他の実施例を示す施肥播種機側面図である。
第1図において全体構成から説明すると、ロータリー耕
耘装置Rのデプスフレーム1後端に横架したデプスパー
2に施肥播種機Aの取付ヒツチ装置Bが固定され、該取
付ヒツチ装置!FB後端に取付バー3が横架され、該取
付バー3に数条骨の施肥播種機A−A・・の取付フレー
ム4・4・・・及び接地輪支持体7が固定され、該接地
輪支持体°lにチェーンケースを介して接地輪8が支持
され、該接地輪8の回動により取付フレーム4後面に固
設した肥料繰出装置W5・種子繰出装置6が駆動される
のである。
前記肥料繰出装置5・種子繰出装置6上にはそれぞれホ
ッパー10・11が載置され、前記取付フレーム4下部
には平行リンク12・13を介して播種フレーム14が
枢結され、該播種フレーム14に作溝ディスク15、覆
土ディスク16、鎮圧ローラー17が付設されてこれら
播種フレーム部が平行に昇降できるようにし、該作溝デ
ィスク15、覆土ディスク16、鎮圧ローラー17の支
持部にはそれぞれ本発明の高さ調節装置が付設されてい
るのである。
即ち第2図に示すように、平行リンク12・13の前後
方向の対角線上の枢支軸21・22間にはスプリング2
0が介装され、播種フレーム部を常に一定力で下方に付
勢し圃場面の凹凸に対応できるようにしている。
播種フレーム14前端には取付パイプ23が固設され、
該取付パイプ23に支持杆24が嵌挿され、取付バイブ
23前面に油圧シリンダー25が固設され、該油圧シリ
ンダー25のピストンロッド25a先端は支持杆24に
固設され、油圧シリンダー25を伸縮させることにより
支持杆24を昇降できるようにし、該油圧シリンダー2
5にはポテンショメーター等よりなる位置センサー26
が付設され、油圧シリンダー25の伸縮長、即ち作溝デ
ィスク15の位置を検知しているのである、そして前記
支持杆24下端に平面視V字状に作溝ディスク15が軸
支されているのである。
また、前記取付バイブ23側面に取付ステー27を突設
して、該取付ステー27先端から後方へスフレバー28
を突出し、該スフレバー28後端を作溝ディスク15に
接触させて付着する土等を除去している。そして−側の
スフレバー28取付部にはロータリーエンコーダー等よ
りなる角度センサー29を付設して、該角度センサー2
9よりセンサーアーム29aを下後方へ突出して、播種
フレーム14の地上高を検出している。
また、前記平行リンク13の後端を枢支する枢支軸31
が側方に延設され取付アーム32の上端が枢支され、該
取付アーム32下端に覆土ディスク16が枢支されてい
る。該取付アーム32中途部と播種フレーム14の間′
には油圧シリンダー33が介装され、該油圧シリンダー
33には前記同様に位置センサー34が付設され、ピス
トンロッド33aの長さを検知することにより覆土ディ
スク16の高さを検知している。
また、播種フレーム14後下端にはローラーフレーム3
5が枢支され、該ローラーフレーム35後端に鎮圧ロー
ラー17が軸支され、該ローラーフレーム35の中途部
と播種フレーム14より後方へ突出した支持ステー14
a後端との間に油圧シリンダー36が介装され、該油圧
シリンダー36に前記同様に位置センサー37を付設し
、鎮圧ローラー17の高さを検出している。
該鎮圧ローラー17の構成は第3図に示すように、ロー
ラーフレーム35・35後端に絶紅体でできたカラー3
9・39を介してローラー軸40が回転自在に枢支され
、該ローラー軸40にローラー17aの中心が固設され
ている。該ローラー17aの両側面には導電体の側板1
7b−17bが貼設されて含水率センサーの役目を果た
し、前記ローラーフレーム35・35からブラシ41・
41を突出して該側板17b−17bに当接させている
該ブラシ41・41間には電圧がかけられており、鎮圧
ローラー17を接地させると一方の側板17bから土中
を介して他方の側板17bへ電流が流れ、該電流は土中
の含水率に比例するので、その電流値を電流計42で検
知すれば土の含水率を検出することができるのである。
但し、この含水率を検出するセンサーを別体として設け
ることも可能である。
上記作溝ディスク15、覆土ディスク16、鎮圧ローラ
ー17の位置制御は第4図に示す電気及び油圧回路によ
り制御される。即ち、前記位置センサー26・34・3
7、角度センサー29、電流計42、及び、鎮圧ローラ
ー17の接地圧を検知するために油圧シリンダー36と
電磁バルブ48の間に介装した圧力センサー43の出力
がマイクロコンピュータ−等よりなる制御回路45に入
力され、また、運転席近傍に設ける操作パネル44とも
接続されている。
該操作パネル44上の50は電源のON・0ドFスイッ
チ、51は手動・自動切換スイッチ、52は種子や土壌
によってオペレーターが任意に調節(または初期設定)
できる深さ設定ダイヤル、53は播種深さ制御において
凹凸や含水率変化が激しい時等に追随感度を調節する感
度調節ダイヤル、54・55・56は手動操作の場合の
作溝ディスク15、覆土ディスク16、鎮圧ローラー1
7のそれぞれの位置設定ダイヤルである。
そして、油圧シリンダー25・33・36を伸縮させる
ための電磁バルブ46・47・48のソレノイド46a
・46b・47a・47b・48a・48bが前記制御
回路45と接続され、該電磁バルブ46・47・48へ
は油圧ポンプ57から圧油が送油される。58はリリー
フバルブ、59はチエツクバルブである。
第5図は従来の施肥播種機に播種部の高さを検知する角
度センサー29と播種部を昇降させる油圧シリンダー6
0を設け、鎮圧ローラー17に前記同様土壌の水分を検
出するようにセンサーを設けたものであり、角度センサ
ー29は前記同様に装着され、油圧シリンダー60はス
プリング20の代わりに枢結され、土壌の含水率に応じ
て播種フレーム部全体が同時に昇降させるように構成し
たものである。
尚、作溝ディスク15は支持杆24を上下調節すること
により、覆土ディスク16と鎮圧ローラー17との相対
高さを調節することができ、覆土ディスク16は取付ア
ーム32と播種フレーム14の間に介装したロッド62
に外嵌したスプリング63を、ロッド62に螺装したナ
ツト61を回動することによりスプリング圧を変更して
覆土量を変更でき、予め種子及び土壌に応じて設定する
ことができるものである。
(へ)発明の作用 このような構成において、鎮圧ローラー17に設けた水
分センサーにより含水率を検知して、土中の含水率が低
いと検知した場合、即ち、側板17b−17b間の電流
値が低い場合には、電磁バルブ46のソレノイド46a
を作動させて油圧シリンダー25に送油して伸長し、作
溝ディスク15を下げて播種深さを深くするのである。
そして、その深さを角度センサー29と位置センサー2
6の信号から演算して、深さ設定ダイヤル52により設
定された含水率に応じた深さになると、ソレノイド46
aをOFFとしてその高さで停止するのである。尚、前
記深さ調節ダイヤル52は種子や土壌を考慮して設定す
るものであり、該深さ調節ダイヤル52の目盛に種子の
種類を表示しておけば更に操作が簡単となる。
また、播種後の種子上には多くの土を被せ、強く鎮圧し
ておく必要があるので、電磁バルブ47のソレノイド4
7 a、 電磁バルブ48のソレノイド48aを作動さ
せて油圧シリンダー33・36を伸長させて覆土ディス
ク16及び鎮圧ロッド17を下降させ、その深さを角度
センサー29と位置センサー34・37の信号から演算
し、鎮圧力を圧力センサー43にて検知し1.その水分
量に応じた深さ・圧力となればソレノイド47a・48
aをOFFとするのである。
逆に、含水率が高い場合には電磁バルブのソレノイド4
6b・47b・48bをそれぞれ作動させて、油圧シリ
ンダー25・33・36内の作動油をタンク側へ送油可
能として、土壌からの反作用により作溝ディスク15、
覆土ディスク1°6、鎮圧ローラー17をそれぞれ含水
率に応じた高さまで上昇させ、含水率に合った深さなれ
ばソレノイド46b・47b・48bをそれぞれOFF
とするのである。
(ト)発明の効果 以上のような構成により、本発明は次のような効果が得
られるのである。
第1に、圃場の含水率に応じて播種深さを自動的に変更
することができるようになったので、最適水分の発芽条
件の土中に種子を埋めることができるようになり、欠株
等が少なくなり、成育もよくなったのである。
第2に、播種する種子の種類に応じて播種深さを設定で
きるようになり、作溝ディスク、覆土ディスク、鎮圧ロ
ーラーそれぞれの高さを作業前に調節する必要がなくな
ったのである。
第3に、作溝ディスク、覆土ディスク、鎮圧ローラーそ
れぞれ別々に昇降できるようになったので、圃場の小さ
な凹凸にも容易に追随できるようになり、播種精度を向
上することができるようになったのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は施肥播種機全体側面図。第2図は作溝・覆土・
鎮圧部の側面図、第3図は水分センサー後面断面図、第
4図は電気及び油圧回路図。第5図は播種深さ制御装置
の他の実施例を示す施肥播種機側面図であるゆ 14・・・播種フレーム 15・・・作溝ディスク ・覆土ディスク ・鎮圧ローラー ・支持杆 ・取付アーム ・ローラーフレー11 3・36・・・油圧シリンダー 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 播種機において、播種土壌の含水率を電気伝導率を利用
    して検出し、該含水率の検出値に従い作溝装置と播種装
    置を昇降し、播種深さを制御したことを特徴とする播種
    機の播種深さ制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009270975A (ja) * 2008-05-08 2009-11-19 Si Seiko Co Ltd 土壌特性測定装置
JP2015039304A (ja) * 2013-08-20 2015-03-02 松山株式会社 農作業機
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CN117397423A (zh) * 2023-11-30 2024-01-16 西藏自治区农牧科学院 一种草原免耕补播的开沟机

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