JPH0222249B2 - - Google Patents

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JPH0222249B2
JPH0222249B2 JP60071687A JP7168785A JPH0222249B2 JP H0222249 B2 JPH0222249 B2 JP H0222249B2 JP 60071687 A JP60071687 A JP 60071687A JP 7168785 A JP7168785 A JP 7168785A JP H0222249 B2 JPH0222249 B2 JP H0222249B2
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JP
Japan
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brake
pressure
brake disc
piston
flange
Prior art date
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JP60071687A
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English (en)
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JPS61233230A (ja
Inventor
Hideo Utsu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyosha Co Ltd
Original Assignee
Toyosha Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyosha Co Ltd filed Critical Toyosha Co Ltd
Priority to JP60071687A priority Critical patent/JPS61233230A/ja
Publication of JPS61233230A publication Critical patent/JPS61233230A/ja
Publication of JPH0222249B2 publication Critical patent/JPH0222249B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D65/00Parts or details
    • F16D65/14Actuating mechanisms for brakes; Means for initiating operation at a predetermined position
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D2125/00Components of actuators
    • F16D2125/02Fluid-pressure mechanisms
    • F16D2125/06Pistons

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Braking Arrangements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は油圧式ブレーキのピストン構造に関す
る。
近時小型のトラクターやその他の車両において
も、メンテナンスのフリー化に近い油圧式ブレー
キ装置が採用されつつあるが、そのブレーキデイ
スクを押動するピストン構造としては、例えば実
開昭58−31438号、同58−31448号並びに同58−
50321号に見受けられるようなリング状ピストン
が一般的である。
ところが、このようなリング形態ではそのブレ
ーキ用ピストンと、マスターシリンダー内のピス
トンとの受圧面積比が著しく大となり、そのブレ
ーキ用ピストンにおける直径寸法に対し、同じく
スライドストローク長さが比較的に過小であるた
め、そのスライド運動上偏倚して、不安定となり
やすく制動効果に劣ると共に、その解放戻り時に
おけるブレーキデイスクの間隙を充分に確保する
ことができない。そして、このことはブレーキデ
イスクを多板形態にすればする程、ますます困難
になることが明らかである。
本発明はこのような問題点の改良を企図してお
り、その具体的構成を図示の実施例に基いて詳述
すると、次の通りである。即ち、第1,2図はト
ラクターに適用した油圧式ブレーキ装置を例示し
ており、10はトラクター機体、11は操縦席上
からペダル12により踏圧操作されるマスターシ
リンダーであり、そのブレーキ用油圧の給排管路
13を介して、後述のブレーキ用油圧ブレーキに
連通接続されている。その管路13の系統は不動
状態にあり、トラクター機体10内へ自由自在に
埋入敷設することもできるので、操縦席の足廻り
を極力に広く確保すると共に、その席上へキヤビ
ンなどを設置するに当り、そのスペース上の制約
を受けないことになる。
Aは上記トラクター機体10のセンターケース
であり、第2図の拡大図から明白なように、その
中心部が図外のミツシヨン機構や、差動装置14
の内蔵室aとして断面ほぼU字型に区画されてい
ると共に、同じくその隣接の横側位置が隔壁15
により、断面ほぼコ字型の減速用ギヤ内蔵室bと
して連成されている。そして、その内蔵室bの開
口面は車軸ケースBの開口面と接合可能なように
実質上対応している。16は差動装置14のデフ
ケース17から外方への横架状態に派出されたデ
フギヤ軸であり、その派出端部が上記内蔵室bを
越えて、車軸ケースB内に入り込むまで延長され
ていると共に、その派出端部には所謂多板形態の
ブレーキデイスク18がスプライン嵌合されてい
る。
19はセンターケースAの上記隔壁15に嵌め
付けられたデフベヤリングケースであり、そのベ
ヤリング20によつてデフギヤ軸16の中途部も
支承されている。21はそのデフベヤリングケー
ス19の固定用ボルト、22は車軸ケースBの下
部位置に支持された車軸であつて、上記デフギヤ
軸16と平行な上下2段の横架状態に保たれてる
と共に、その車軸16,22上における減速用ギ
ヤ23,24の噛合により、減速回転自在に連繋
されている。その両減速用ギヤ23,24がセン
ターケースAの上記内蔵室bに収容されているこ
と、図例から明白な通りである。
又、25は同じく車軸ケースBの上部位置へ一
体連続に張り出し形成された油圧シリンダーであ
り、デフギヤ軸16上のブレーキデイスク18と
実質的な同芯状態として向かい合うよう開口され
ている。26はその内周面に嵌め付けられたシー
ル材、27はエアー抜きプラグであり、その油圧
シリンダー25には上記したブレーキ用圧油の管
路13が連通開口されていること、言うまでもな
い。
上記の油圧シリンダー25内にはブレーキデイ
スク18を押動するブレーキピストン29が封入
され、その油圧力により上記ペダル12の踏圧に
比例した制動力が、ブレーキデイスク18へ付与
されるようになつている。そのブレーキピストン
29は鋼板のプレス加工やその他の塑性加工によ
つて、油圧シリンダー25と実質上対応する全体
的なトツプハツト型又はシリンダーハツト型に湾
曲形成されており、その胴部30が油圧シリンダ
ー25に対するスライドガイド面として、又同じ
く胴部30から連続的に張り出す鍔部31が、ブ
レーキデイスク18の受圧面に対する加圧面とし
て各々機能するように設定されている。
しかも、そのブレーキピストン29の就中鍔部
31は第3図の拡大図から明白なように、ブレー
キデイスク18の制動時に自づと弾性変形作用し
得る特殊形態として、予じめ加工されているので
ある。
即ち、鍔部31の張り出し基端位置P1が同じ
く先端位置P2よりもブレーキデイスク18の受
圧面から一定距離だけ離れるように、その鍔部3
1の加圧面にブレーキデイスク18の受圧面と交
叉する関係の一定傾斜角度θを予め付与するので
あり、以つてそのブレーキデイスク18を実質上
最大に制動した時点で、第4図のように鍔部31
の就中基端位置P1において弾性変形作用を起生
させ、その加圧面をブレーキデイスク18の受圧
面と全面的に密着させるように定める。そのよう
なブレーキピストン29のトツプ面も、図例のよ
うな若干外向きに張り出す凸曲状に弯曲させるこ
とが良い。
上記のように、ブレーキデイスク18の加圧面
となる鍔部31を、極力薄肉な鋼板から塑性加工
によりフラツト化する場合、そのブレーキピスト
ン29の使用中油圧力を受ける時には、その作用
中心線Yに近い鍔部31の張り出し基端位置P1
がブレーキデイスク18を過大に押動する反面、
同じく張り出し先端位置P2ではブレーキデイス
ク18の押動力に不足を生じる現象が起ることに
なる。この点、本発明の上記構成によれば、この
ような制動上の欠陥を確実に解消することができ
る。上記傾斜角度θが、このような現象の過不足
を見越して、予め適当な数値に選定されること言
うまでもない。
更に、第2図の符号34はブレーキピストン2
9の鍔部31と相俟つて、デフギヤ軸16上のブ
レーキデイスク18を挟む仕切プレートであつ
て、これはセンターケースAにおける減速用ギヤ
内蔵室bの開口面と、車軸ケースBの開口面との
接合相互間に介挿設置されており、且つセンター
ケースAに対する車軸ケースBの取付け用ボルト
35を兼用して、一挙同時に共締め固定されてい
る。そして、その平盤状仕切りプレート34の介
在により支持構造上、上記減速用ギヤ23,24
の内蔵室bも完全に施蓋されていると共に、その
内蔵室bと油圧シリンダー25との相互も隔離状
態に区分されているのである。但し、ブレーキの
摩擦熱逃し用油はその作用上、仕切りプレート3
4や隔壁15に各々形成された油連通口s1,s
2を介して、各室の相互に対流するようになつて
いることは言うまでもない。
この仕切りプレート34は、デフギヤ軸16と
車軸22との双方における中途部支持用ベヤリン
グ36,37のケースを兼ねており、特にその長
い車軸22がこのベヤリング37に加えて、その
内外の両端部もベヤリング38,39により支承
されているので、その組立状態の安定性に優れる
と共に、その組立作業も上記ボルト35の兼用に
より、効率良く行なうことができる。その内側端
部の支持用ベヤリング38は上記隔壁15に嵌め
付けられており、且つ押え板40により抜け止め
されている。41はその押え板40の固定ボル
ト、42はカラー、43はシール材であり、車軸
ケースBから派出する車軸22の外側端部には、
車輪44が取付けられること言うまでもない。
尚、図例では本発明をトラクターに適用している
が、フオークリフトやその他の各種車両に対して
も、本発明を同様に適用できること勿論である。
以上のように、本発明では油圧式ブレーキのピ
ストン29を鋼板の塑性加工によつて、全体的な
トツプハツト型又はシリンダーハツト型に弯曲形
成していると共に、その胴部30を油圧シリンダ
ー25に対するスライドガイド面とし、同じく胴
部30から連続一体に張り出す鍔部31を、ブレ
ーキデイスク18に対する加圧面として設定して
いる。
しかも、その加圧面となる鍔部31の張り出し
基端位置P1が、同じく張り出し先端位置P2よ
りも第3図のように、ブレーキデイスク18の受
圧面から一定距離だけ離れる如く、その加圧面に
ブレーキデイスク18の受圧面と交叉する関係の
一定な傾斜角度θを予じめ付与しており、そのデ
イスク制動時に起生する鍔部31の弾性変形作用
によつて、上記加圧面を第4図のように受圧面
へ、全体的に密着させるように説定してあるた
め、冒頭に述べた従来技術の問題点を確実に解消
でき、その全体的な必要構成の頗る簡素で足りる
にも拘らず、高性能な制動効果を得られるのであ
る。
つまり、本発明のブレーキピストン29は胴部
30から連続一体に張り出す鍔部31を備えたも
のとして、鋼板の塑性加工により全体的にトツプ
ハツト型又はシリンダーハツト型に弯曲形成され
ており、その鍔部31がブレーキデイスク18の
加圧面として、又胴部30が油圧シリンダー25
とのスライドガイド面として、各々機能するよう
に定められているため、冒頭に述べた公知のリン
グ状ピストンに比して、直径寸法に対するスライ
ドストローク長さを長く確保することが可能とな
り、そのスライド運動も決して偏倚姿勢とならぬ
安定・適正に営なませることができ、特に多板式
のブレーキデイスク18に対する制動効果に優れ
ると共に、その鋼板から塑性変形された連続一体
品として、量産効果も最大限に期待できるのであ
る。
又、上記ブレーキデイスク18の加圧面となる
鍔部31には、その向かい合う受圧面と交叉する
関係の一定な傾斜角度θが予じめ与えられてお
り、これによつてブレーキデイスク18の制動時
に、その鍔部31が第3図から第4図の状態へと
弾性変形し、ブレーキデイスク18の受圧面と全
体的に密着作用するようになつているため、その
加圧面や受圧面の不陸などを自づと効果的に吸収
でき、著しく高性能な制動力とその安定な解放状
態とを得られると共に、マスターシリンダー11
との受圧面積比も、適当に小さく合理的に設定で
きる効果があり、実用上有益なものと言える。
【図面の簡単な説明】
図はトラクターに適応した本発明を例示してお
り、第1図はその油圧式ブレーキの操作系統を示
す全体概略側面図、第2図はその装置要部を拡大
した断面図、第3図はブレーキピストンを抽出し
て示す半欠截の拡大断面図、第4図はそのピスト
ンの制動作用状態を示す半欠截の拡大断面図であ
る。 A……センターケース、B……車軸ケース、θ
……傾斜角度、18……ブレーキデイスク、25
……油圧シリンダー、29……ブレーキピスト
ン、30……胴部、31……鍔部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 鋼板の塑性加工により、全体としてトツプハ
    ツト型又はシリンダーハツト型に弯曲形成すると
    共に、 その胴部30を油圧シリンダー25に対するス
    ライドガイド面とし、同じく胴部30から連続一
    体に張り出す鍔部31を、ブレーキデイスク18
    に対する加圧面とする油圧式ブレーキのピストン
    29であつて、 上記加圧面となる鍔部31の張り出し基端位置
    P1が、同じく張り出し先端位置P2よりもブレ
    ーキデイスク18の受圧面から一定距離だけ離れ
    るように、その加圧面にブレーキデイスク18の
    受圧面と交叉する関係の一定な傾斜角度θを予じ
    め付与し、 そのデイスク制動時に起生する鍔部31の弾性
    変形作用により、上記加圧面を受圧面へ全体的に
    密着させるように設定したことを特徴とする油圧
    式ブレーキのピストン構造。 2 鋼板の塑性加工により、全体として実質上均
    等肉厚のトツプハツト型又はシリンダーハツト型
    に弯曲形成すると共に、 その胴部30のトツプ面を、外向きに張り出す
    凸曲形態に設定したことを特徴とする特許請求の
    範囲・第1項記載の油圧式ブレーキのピストン構
    造。
JP60071687A 1985-04-04 1985-04-04 油圧式ブレ−キのピストン構造 Granted JPS61233230A (ja)

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JPS61233230A JPS61233230A (ja) 1986-10-17
JPH0222249B2 true JPH0222249B2 (ja) 1990-05-17

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6174925A (ja) * 1984-09-14 1986-04-17 Akebono Brake Ind Co Ltd 油圧式ウエットディスクブレ−キ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS614404Y2 (ja) * 1978-11-29 1986-02-10

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6174925A (ja) * 1984-09-14 1986-04-17 Akebono Brake Ind Co Ltd 油圧式ウエットディスクブレ−キ

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JPS61233230A (ja) 1986-10-17

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