JPH02221145A - 高密度焼結体の製造方法 - Google Patents
高密度焼結体の製造方法Info
- Publication number
- JPH02221145A JPH02221145A JP1039972A JP3997289A JPH02221145A JP H02221145 A JPH02221145 A JP H02221145A JP 1039972 A JP1039972 A JP 1039972A JP 3997289 A JP3997289 A JP 3997289A JP H02221145 A JPH02221145 A JP H02221145A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- binder
- density
- sintered body
- powder
- inorganic powder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 7
- 239000000843 powder Substances 0.000 claims abstract description 40
- 239000011230 binding agent Substances 0.000 claims abstract description 36
- 238000000034 method Methods 0.000 claims abstract description 22
- 239000000203 mixture Substances 0.000 claims abstract description 9
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims abstract description 8
- 238000005245 sintering Methods 0.000 claims abstract description 8
- 229920001169 thermoplastic Polymers 0.000 claims abstract description 7
- 229910000859 α-Fe Inorganic materials 0.000 claims abstract description 5
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 claims abstract description 3
- 230000006835 compression Effects 0.000 claims description 4
- 238000007906 compression Methods 0.000 claims description 4
- 238000000465 moulding Methods 0.000 abstract description 8
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 abstract description 3
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 abstract description 3
- 230000002706 hydrostatic effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000000748 compression moulding Methods 0.000 description 14
- 239000002994 raw material Substances 0.000 description 7
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 4
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 3
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 3
- 238000002156 mixing Methods 0.000 description 3
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 3
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- MQIUGAXCHLFZKX-UHFFFAOYSA-N Di-n-octyl phthalate Natural products CCCCCCCCOC(=O)C1=CC=CC=C1C(=O)OCCCCCCCC MQIUGAXCHLFZKX-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000004372 Polyvinyl alcohol Substances 0.000 description 2
- 239000000654 additive Substances 0.000 description 2
- PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N aluminium oxide Inorganic materials [O-2].[O-2].[O-2].[Al+3].[Al+3] PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- BJQHLKABXJIVAM-UHFFFAOYSA-N bis(2-ethylhexyl) phthalate Chemical compound CCCCC(CC)COC(=O)C1=CC=CC=C1C(=O)OCC(CC)CCCC BJQHLKABXJIVAM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 2
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 2
- 238000004898 kneading Methods 0.000 description 2
- 229920001684 low density polyethylene Polymers 0.000 description 2
- 239000004702 low-density polyethylene Substances 0.000 description 2
- 239000000314 lubricant Substances 0.000 description 2
- 239000012188 paraffin wax Substances 0.000 description 2
- 229920003023 plastic Polymers 0.000 description 2
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 2
- 229920002451 polyvinyl alcohol Polymers 0.000 description 2
- 238000002360 preparation method Methods 0.000 description 2
- 229910018605 Ni—Zn Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000005056 compaction Methods 0.000 description 1
- 238000013329 compounding Methods 0.000 description 1
- 238000005238 degreasing Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 description 1
- 238000002309 gasification Methods 0.000 description 1
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 description 1
- JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N iron(III) oxide Inorganic materials O=[Fe]O[Fe]=O JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000000462 isostatic pressing Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 229920000620 organic polymer Polymers 0.000 description 1
- 238000006116 polymerization reaction Methods 0.000 description 1
- 238000009702 powder compression Methods 0.000 description 1
- 238000005979 thermal decomposition reaction Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
- Powder Metallurgy (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
イ9発明の目的
〔産業上の利用分野−〕
本発明は、無機粉末の焼結体の製造工程において、無機
粉末と有機高分子を主成分とするバインダーを混合、混
練した原料を加熱した状態で圧縮成形し、その後焼結前
のその成形体を脱脂焼結することによって高密度焼結体
を得る製造方法に関するものである。
粉末と有機高分子を主成分とするバインダーを混合、混
練した原料を加熱した状態で圧縮成形し、その後焼結前
のその成形体を脱脂焼結することによって高密度焼結体
を得る製造方法に関するものである。
従来の無機粉末を圧縮成形し特定の形の成形体を得る方
法としてはプレスによる圧縮成形が一般的である。無機
粉末はそれだけでは粘着性がないため、通常は結合剤が
添加される。またプレスによる圧縮成形を容易にするた
めに滑剤が添加されている。これらの添加剤は通常1重
量%程度におさえられる。
法としてはプレスによる圧縮成形が一般的である。無機
粉末はそれだけでは粘着性がないため、通常は結合剤が
添加される。またプレスによる圧縮成形を容易にするた
めに滑剤が添加されている。これらの添加剤は通常1重
量%程度におさえられる。
従来の粉末の圧縮成形法によるバインダーの添加量は乾
式プレスでは常温成形で10体積%以下である。また押
し出し、または射出成形法では加熱成形でありバインダ
ーの添加量は50体積%以上であった。
式プレスでは常温成形で10体積%以下である。また押
し出し、または射出成形法では加熱成形でありバインダ
ーの添加量は50体積%以上であった。
従来の圧縮成形法では成形体の強度が充分に得られ、且
つ短時間でバインダーの除去が可能になる様添加剤の添
加体積%を可能な限り少なくすることが普通である0通
常乾式プレスの常温成形では10体積%以下のバインダ
ーを添加する。10体積%以下では添加量としては不十
分であるため流動性が悪く、粉末がプレスによって圧縮
成形するときに均一につまらないために高密度の成形体
が得られなくなる。しかし逆に流動性をよくするために
添加量を10体積%以上にすると時間をかけ加熱しても
バインダーの除去がむずかしくなるので、成形体にバイ
ンダーが残り、やはり同じように高密度の成形体が得ら
れなくなる。従って高密度の成形体が得られないことは
、そのまま成形体を加熱しても高密度の焼結体が得られ
ないことを意味す°る。従来のプレスによる圧縮成形法
を用いて高密度の焼結体を得るためにはプレスによる成
形体の密度を高くする必要がある。そのためにはプレス
の圧力をあげなければならないのであるが、今度は逆に
プレスの圧力をあげてゆくと、ある一定の圧力以上で、
成形体ではひび割れの不良が肉眼では確認できないが、
成形体を加熱して得られた焼結体にはひび割れの不良が
発生していることが肉眼で観察される。
つ短時間でバインダーの除去が可能になる様添加剤の添
加体積%を可能な限り少なくすることが普通である0通
常乾式プレスの常温成形では10体積%以下のバインダ
ーを添加する。10体積%以下では添加量としては不十
分であるため流動性が悪く、粉末がプレスによって圧縮
成形するときに均一につまらないために高密度の成形体
が得られなくなる。しかし逆に流動性をよくするために
添加量を10体積%以上にすると時間をかけ加熱しても
バインダーの除去がむずかしくなるので、成形体にバイ
ンダーが残り、やはり同じように高密度の成形体が得ら
れなくなる。従って高密度の成形体が得られないことは
、そのまま成形体を加熱しても高密度の焼結体が得られ
ないことを意味す°る。従来のプレスによる圧縮成形法
を用いて高密度の焼結体を得るためにはプレスによる成
形体の密度を高くする必要がある。そのためにはプレス
の圧力をあげなければならないのであるが、今度は逆に
プレスの圧力をあげてゆくと、ある一定の圧力以上で、
成形体ではひび割れの不良が肉眼では確認できないが、
成形体を加熱して得られた焼結体にはひび割れの不良が
発生していることが肉眼で観察される。
従ってプレスの圧力をかぎりなくあげると、多量にこの
ひび割れの不良が発生するため、プレスの圧力をあげら
れない現象が生ずる。このため、プレスの圧力をあげる
ことにも限界があり、従って成形体の密度をあげること
にも限界があって焼結体の高密度化は困難となる。
ひび割れの不良が発生するため、プレスの圧力をあげら
れない現象が生ずる。このため、プレスの圧力をあげる
ことにも限界があり、従って成形体の密度をあげること
にも限界があって焼結体の高密度化は困難となる。
よってプレスによる圧縮成形法によって得られる焼結体
の密度にもこのように上限があることがわかる。これは
無機粉末の材質によっても異なるが、理論上の真密度に
対して95〜97%程度であるのが普通である。これ以
上の高密度の焼結体を得る方法として高温静水圧加圧法
がある。これによって真密度の99.5%以上の高密度
が得られることが知られている。しかし、高温静水圧加
圧法を行うには高価な装置が必要であり、且つランニン
グコストも高価であるため手軽に行える処理ではない 本発明は上述の高温静水圧加圧法の様な高価な装置を使
うことなく、従来から行われているプレスによる圧縮成
形法より高い密度の焼結体を得る方法を提供する事を目
的とするものである。さらに詳しくは無機粉末に熱可塑
性ポリマーを主成分とする有機バインダーを15−50
体積%混合し、加熱下でプレスによる圧縮成形すること
により無機粉末を均一に分散せしめ、且つ高密度の成形
体が得られる様にしたもので、この方法で得られた成形
体を変形の生じない条件でバインダーを除去することに
より従来と同一の条件で焼結することにより高密度の焼
結体を得ることが出来るものである。
の密度にもこのように上限があることがわかる。これは
無機粉末の材質によっても異なるが、理論上の真密度に
対して95〜97%程度であるのが普通である。これ以
上の高密度の焼結体を得る方法として高温静水圧加圧法
がある。これによって真密度の99.5%以上の高密度
が得られることが知られている。しかし、高温静水圧加
圧法を行うには高価な装置が必要であり、且つランニン
グコストも高価であるため手軽に行える処理ではない 本発明は上述の高温静水圧加圧法の様な高価な装置を使
うことなく、従来から行われているプレスによる圧縮成
形法より高い密度の焼結体を得る方法を提供する事を目
的とするものである。さらに詳しくは無機粉末に熱可塑
性ポリマーを主成分とする有機バインダーを15−50
体積%混合し、加熱下でプレスによる圧縮成形すること
により無機粉末を均一に分散せしめ、且つ高密度の成形
体が得られる様にしたもので、この方法で得られた成形
体を変形の生じない条件でバインダーを除去することに
より従来と同一の条件で焼結することにより高密度の焼
結体を得ることが出来るものである。
口1発明の構成
〔課題を解決するための手段〕
従来技術のなかで、特に一般的方法として用いられてい
るプレスによる圧縮成形法での問題点は、プレスによる
圧縮圧力を高くすると、スリップと呼ばれるひび割れの
不良が生じるため、充分な密度の成形体が得られない所
にあった。しかし、少量の結合剤及び滑剤(1wt%程
度)が添加されただけの粉末では粉末自身の流動性が悪
く、そのため均一に充填されないため高い圧力での成形
が必要であった。この点に鑑み、本発明は無機粉末の流
動性を良くすることよって比校的低い圧力で均一に充填
され、しかも高密度の成形体及び焼結体が得られること
を見出した。
るプレスによる圧縮成形法での問題点は、プレスによる
圧縮圧力を高くすると、スリップと呼ばれるひび割れの
不良が生じるため、充分な密度の成形体が得られない所
にあった。しかし、少量の結合剤及び滑剤(1wt%程
度)が添加されただけの粉末では粉末自身の流動性が悪
く、そのため均一に充填されないため高い圧力での成形
が必要であった。この点に鑑み、本発明は無機粉末の流
動性を良くすることよって比校的低い圧力で均一に充填
され、しかも高密度の成形体及び焼結体が得られること
を見出した。
即ち本発明は、
1、熱可塑性ポリマーを主成分とするバインダー15〜
50体積%と残部が無機粉末である混合物を混練、粉砕
し、バインダーが流動する温度で圧縮成形した後、大気
中又は不活性雰囲気中で加熱してバインダーの除去を行
い続いてバインダーを除去した後、成形体を加熱して焼
結することを特徴とする高密度焼結体の製造方法。
50体積%と残部が無機粉末である混合物を混練、粉砕
し、バインダーが流動する温度で圧縮成形した後、大気
中又は不活性雰囲気中で加熱してバインダーの除去を行
い続いてバインダーを除去した後、成形体を加熱して焼
結することを特徴とする高密度焼結体の製造方法。
2、無機粉末がセラミック粉末及びフェライト粉末であ
る事を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の焼結体の
製造方法である。
る事を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の焼結体の
製造方法である。
〔作用〕
本発明の方法は、無機粉末に従来のプレスによる圧縮成
形法で用いるより多量の15〜50体積%の熱可塑性ポ
リマーを主成分とするバインダーを添加し、バインダー
が良好な流動性を示し、且つ無機粉末との濡れ性、粘着
力を損なわない温度に加熱しプレスによる圧縮成形を行
い、その後プレスによる成形体が変形しない条件でバイ
ンダーの除去を従来より少し長い時間で行い、続いてバ
インダーの除去された成形体を該無機粉末に適した条件
で焼結することを特徴とする、高密度焼結体の製造方法
である。
形法で用いるより多量の15〜50体積%の熱可塑性ポ
リマーを主成分とするバインダーを添加し、バインダー
が良好な流動性を示し、且つ無機粉末との濡れ性、粘着
力を損なわない温度に加熱しプレスによる圧縮成形を行
い、その後プレスによる成形体が変形しない条件でバイ
ンダーの除去を従来より少し長い時間で行い、続いてバ
インダーの除去された成形体を該無機粉末に適した条件
で焼結することを特徴とする、高密度焼結体の製造方法
である。
このような目的に沿うために、バインダーに要求される
特性としては、l)流動性が良いこと、2)無機粉末と
の濡れ性が良く、且つ粘着力の高いこと、3)バインダ
ーの除去の工程でなるべく広い温度範囲で除々にガス化
して揮発すること、4)熱分解の時になるべく多分子化
しないこと、5)灰分が少ないこと、等が挙げられる。
特性としては、l)流動性が良いこと、2)無機粉末と
の濡れ性が良く、且つ粘着力の高いこと、3)バインダ
ーの除去の工程でなるべく広い温度範囲で除々にガス化
して揮発すること、4)熱分解の時になるべく多分子化
しないこと、5)灰分が少ないこと、等が挙げられる。
一般には単一のバインダーでこれら全てを満足すること
は困難なため複数種の組合せによって選ばれる。
は困難なため複数種の組合せによって選ばれる。
この様な特性を持つバインダーの配合量の限定理由は1
5体積%以下では無機粉末とバインダーの混合物が加熱
下にあっても充分な流動性を示さず、その結果高い圧粉
密度が得られないため15体積%以上とする必要があり
、一方50体積%以上では混合物の流動性は良好である
が、無機′粉末の圧粉密度が従来のプレスによる圧縮成
形法によって得られる圧粉密度と同程度かそれ以下とな
り均一な焼結体は得られるが焼結密度は従来のプレスに
よる圧粉成形法によって得られる密度と同程度かそれお
以下となるため、50体積%以下とすることが必要であ
る。
5体積%以下では無機粉末とバインダーの混合物が加熱
下にあっても充分な流動性を示さず、その結果高い圧粉
密度が得られないため15体積%以上とする必要があり
、一方50体積%以上では混合物の流動性は良好である
が、無機′粉末の圧粉密度が従来のプレスによる圧縮成
形法によって得られる圧粉密度と同程度かそれ以下とな
り均一な焼結体は得られるが焼結密度は従来のプレスに
よる圧粉成形法によって得られる密度と同程度かそれお
以下となるため、50体積%以下とすることが必要であ
る。
実施例1
モル%で50%Fe2O3,25%Ni0125%Zn
Oなるフェライト原料の粉末をボールミルを用い水中で
20時間混合、粉砕し、ろ過、乾燥した。次にこの粉末
を800℃で2時間仮焼し、粉砕して平均粒径2μmの
Ni−Znフェライト予焼の粉末を得た。この原料に低
密度ポリエチレン、パラフィンワックス、ジオクチルフ
タレートを第1表に示す配合比率でスーパーミキサーを
用いて混合した。さらに混練可能な組成域については表
1に示す温度に加熱し30■/m二軸混練押し出し機で
混練した。この原料をプラスチック粉砕機で粒径約41
扉に粉砕した6次にこの原料を第1図に示す試料作製型
に入れ、第1表に示す温度に加熱してプレスによる圧縮
成形した。
Oなるフェライト原料の粉末をボールミルを用い水中で
20時間混合、粉砕し、ろ過、乾燥した。次にこの粉末
を800℃で2時間仮焼し、粉砕して平均粒径2μmの
Ni−Znフェライト予焼の粉末を得た。この原料に低
密度ポリエチレン、パラフィンワックス、ジオクチルフ
タレートを第1表に示す配合比率でスーパーミキサーを
用いて混合した。さらに混練可能な組成域については表
1に示す温度に加熱し30■/m二軸混練押し出し機で
混練した。この原料をプラスチック粉砕機で粒径約41
扉に粉砕した6次にこの原料を第1図に示す試料作製型
に入れ、第1表に示す温度に加熱してプレスによる圧縮
成形した。
プレスによる粉末の成形は所定の温度で約1分間保持し
、その後加熱部を水冷することにより60℃以下まで冷
却し、バインダーが固化した状態で試料を取り出した。
、その後加熱部を水冷することにより60℃以下まで冷
却し、バインダーが固化した状態で試料を取り出した。
ここでプレス圧は200kg/c■2であった。試料形
状は外径φ30+am、厚み5■の円盤状である。この
試料を大気中で室温から30℃/hrの速度で400℃
まで昇温し、1時間保持した後放冷し良好な外観をもつ
脱脂体を得た。次にこの脱脂体を大気中で1250℃ま
で昇温し3時間保持した後室温まで放冷し、焼結体を得
た。これら焼結体の焼結密度を第2表に示す。
状は外径φ30+am、厚み5■の円盤状である。この
試料を大気中で室温から30℃/hrの速度で400℃
まで昇温し、1時間保持した後放冷し良好な外観をもつ
脱脂体を得た。次にこの脱脂体を大気中で1250℃ま
で昇温し3時間保持した後室温まで放冷し、焼結体を得
た。これら焼結体の焼結密度を第2表に示す。
第1表には比校例として上記予焼粉末にポリビニルアル
コール2wt%を添加し、3 ton/am2で通常の
プレスで成形をし同一条件で焼結したものの密度も合わ
せて示した。第2表から従来のプレスによる圧縮成形に
よって得られる焼結密度は相対比で約97%であり、本
発明の方法によって作製すると98〜99%の高密度の
焼結体が得られた。
コール2wt%を添加し、3 ton/am2で通常の
プレスで成形をし同一条件で焼結したものの密度も合わ
せて示した。第2表から従来のプレスによる圧縮成形に
よって得られる焼結密度は相対比で約97%であり、本
発明の方法によって作製すると98〜99%の高密度の
焼結体が得られた。
以下余白
第2表
実施例2
平均粒径0.5μmのアルミナ粉末(純度99.63%
)に低密度ポリエチレン、パラフィンワックス、ジオク
チルフタレートを第3表に示す配合比率でスーパーミキ
サーで混合し、さらに混練可能な組成域については表3
に示す温度に加熱して30m/m二軸混練押し出し機で
混練した。この原料をプラスチック粉砕機で粒径的41
11mに粉砕した。次にこの原料を第1図に示す試料作
製型に入れて、第3表に示す温度に加熱してプレスによ
る圧縮成形した。
)に低密度ポリエチレン、パラフィンワックス、ジオク
チルフタレートを第3表に示す配合比率でスーパーミキ
サーで混合し、さらに混練可能な組成域については表3
に示す温度に加熱して30m/m二軸混練押し出し機で
混練した。この原料をプラスチック粉砕機で粒径的41
11mに粉砕した。次にこの原料を第1図に示す試料作
製型に入れて、第3表に示す温度に加熱してプレスによ
る圧縮成形した。
プレスによる粉末の成形は所定の温度で約1分間保持し
、その後加熱部を水冷することにより60℃以下まで冷
却してバインダーが固化した状態で試料を取り出した。
、その後加熱部を水冷することにより60℃以下まで冷
却してバインダーが固化した状態で試料を取り出した。
ここでプレス圧は実施例1と同様200kg/am2で
あり、即ち実施例1と同様の方法で外径φ30mm、厚
み5111111の円板の成形体を得た。これらの試料
を大気中で室温から30℃/hrの速度で400℃まで
昇温し1時間保持後放冷し、良好な外観の脱脂体を得た
。この脱脂体を大気中で1600℃まで昇温し3時間保
持後、室温まで放冷し焼結体を得た。
あり、即ち実施例1と同様の方法で外径φ30mm、厚
み5111111の円板の成形体を得た。これらの試料
を大気中で室温から30℃/hrの速度で400℃まで
昇温し1時間保持後放冷し、良好な外観の脱脂体を得た
。この脱脂体を大気中で1600℃まで昇温し3時間保
持後、室温まで放冷し焼結体を得た。
これらの焼結体の焼結密度と相対密度を第4表に示す。
ここで用いたアルミナ粉末の真密度は3、94g/cc
である。
である。
第3表には比較例として上記予焼粉末にポリビニルアル
コール2冑t%を添加して3 ton/am”で通常の
プレス成形をし、同一条件で焼結したものの密度も合わ
せて示した。第4表から従来のプレスによる圧縮成形に
よって得られる焼結密度は相対比で約97%であり、本
発明の方法で作製すると98〜99%の高密度の焼結体
が得られた。
コール2冑t%を添加して3 ton/am”で通常の
プレス成形をし、同一条件で焼結したものの密度も合わ
せて示した。第4表から従来のプレスによる圧縮成形に
よって得られる焼結密度は相対比で約97%であり、本
発明の方法で作製すると98〜99%の高密度の焼結体
が得られた。
以下余白
ることが出来る。
よってコストの面でのメリットが大きく工業上非常に有
益である。
益である。
第1図は本発明で用いた加熱プレス機の模式正面図であ
る。 1・・・上部加熱盤、2・・・下部加熱盤、3・・・試
料成形用C型、4・・・試料。
る。 1・・・上部加熱盤、2・・・下部加熱盤、3・・・試
料成形用C型、4・・・試料。
Claims (2)
- 1.熱可塑性ポリマーを主成分とするバインダー15〜
50体積%と残部が無機粉末である混合物を混練、粉砕
し、バインダーが流動する温度で圧縮成形した後、大気
中又は不活性雰囲気中で加熱してバインダーの除去を行
い続いてバインダーを除去した後、成形体を加熱して焼
結することを特徴とする高密度焼結体の製造方法。 - 2.無機粉末がセラミック粉末及びフェライト粉末であ
る事を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の焼結体の
製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1039972A JPH02221145A (ja) | 1989-02-20 | 1989-02-20 | 高密度焼結体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1039972A JPH02221145A (ja) | 1989-02-20 | 1989-02-20 | 高密度焼結体の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02221145A true JPH02221145A (ja) | 1990-09-04 |
Family
ID=12567871
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1039972A Pending JPH02221145A (ja) | 1989-02-20 | 1989-02-20 | 高密度焼結体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02221145A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7666348B2 (en) * | 2005-05-11 | 2010-02-23 | Hitachi Powdered Metals Co., Ltd. | Production method of electrode for cold cathode fluorescent lamp |
-
1989
- 1989-02-20 JP JP1039972A patent/JPH02221145A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7666348B2 (en) * | 2005-05-11 | 2010-02-23 | Hitachi Powdered Metals Co., Ltd. | Production method of electrode for cold cathode fluorescent lamp |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4144207A (en) | Composition and process for injection molding ceramic materials | |
US4233256A (en) | Process for injection molding sinterable carbide ceramic materials | |
JP4236285B2 (ja) | セラミックおよび金属の粉末から成形品を製造する方法 | |
US4784812A (en) | Ceramics binder and production of ceramics articles | |
JPH0231031B2 (ja) | ||
US5087594A (en) | Ceramic material for injection molding and method of injection molding using the same | |
US6146560A (en) | Process for forming an article from recycled ceramic molding compound | |
JPH06509790A (ja) | セラミック粉末を高い固体装填率で射出成形するための水性プロセス | |
CN115894041B (zh) | 一种粉末挤出3d打印成型反应烧结碳化硅陶瓷的制备方法 | |
CA1125316A (en) | Sinterable powders and methods of producing sintered ceramic products using such powders | |
US4609527A (en) | Powder consolidation and machining | |
US3238049A (en) | Dry grinding of ceramics | |
JPH02221145A (ja) | 高密度焼結体の製造方法 | |
EP0986523B1 (en) | Aluminum oxide-based molding compound | |
US3252809A (en) | Dry grinding of ceramics | |
JPH04367578A (ja) | 多孔質焼結体及びその製造方法 | |
JPS61215253A (ja) | 酸化クロム系セラミツクス材料 | |
JPH0210790B2 (ja) | ||
JPS5926653B2 (ja) | 超硬合金の成形方法 | |
JPH11278915A (ja) | セラミック射出成形用組成物 | |
JPH05319905A (ja) | SiC圧粉成形体の製造方法 | |
JPS62182151A (ja) | セラミツクスの製造方法 | |
Zanghi et al. | Sinterable powders | |
JPS58145657A (ja) | セラミツクス焼結体製造用生成形体の製造方法 | |
JPH01301563A (ja) | SiC焼結体の製造方法 |