JPH02220474A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH02220474A
JPH02220474A JP1040196A JP4019689A JPH02220474A JP H02220474 A JPH02220474 A JP H02220474A JP 1040196 A JP1040196 A JP 1040196A JP 4019689 A JP4019689 A JP 4019689A JP H02220474 A JPH02220474 A JP H02220474A
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JP
Japan
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region
type
semiconductor film
thickness
channel
Prior art date
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Pending
Application number
JP1040196A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsutoshi Nakamura
光利 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH02220474A publication Critical patent/JPH02220474A/ja
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  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Thin Film Transistor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、デジタル回路に用いる負荷素子に好適な半導
体装置に関する。
(従来の技術) 通常、インバータ回路、NAND回路あるいはNOR回
路等のデジタル回路では、 N型MOSFETのみで構
成している場合には、負荷素子として、デイプレッショ
ン型のN型MO3FETが用いられている。この種の負
荷素子としては、抵抗、エンハンスメント型MO3FE
Tおよびデイプレッション型のN型MO3FETの三種
類があり、第3図に示すように、抵抗の特性曲線91、
エンハンスメント型MOSFETの特性曲線92および
デイプレッション型のN型MO5F[ETの特性曲線9
3は、夫々その電圧電流特性が異なり、特に、より定電
流の負荷素子としてはデイプレッション型のN型MOS
FETが好ましいが、理想的な特性曲線94には程遠い
ものであった。
即ち、従来のデイプレッション型のN型MO3−FET
は、第3図に示すように、 P F!:!S i半導体
基板95の表面に、N型不純物を注入してソース領域9
6およびドレイン領域97を形成する。このソース領域
96およびドレイ領域97の間にはチャネル領域を形成
するために、半導体基板95の表面に酸化シリコン(S
in2)などからなる絶縁膜98を介して金属ゲート電
極99が設けられている。このような構造であっては、
ソース領域96の電位VOOが上昇した場合、ボディ効
果によってしきい値が正の方向にシフトする為に、負荷
素子としての特性(定電流源)が、第5図に示したよう
に、特性曲線93の様になるので、理想的な特性的1@
94に近付けることは困麺となる。また、このような特
性曲線93であっては、取扱う信号がデジタル信号であ
るために、スイッチング特性、すなわち、信号波形の立
ち上がり立ち下がりが鈍くなると、高い周波数の信号処
理が扱い歎くなってしまう等の欠点があった。
(発明が解決しようとする課題) 上述したように、従来の半導体装置の欠点を改良したも
ので、絶縁体の表面に堆積させた半導体膜の膜厚をチャ
ネル領域に形成される空乏層の厚さより薄く形成するこ
とによって負荷素子に適した半導体装置としての特性(
定電流源)を理想的な特性曲線に近付けるよう構成する
と共に、スイッチング特性の良好なデジタル回路を構成
可能な半導体装置を得ることを目的とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段及びその作用)本発明は、
ソース領域とケート領域の間への印加電圧がOVの時に
チャネルが形成されているデプレッション型MOSFE
Tを構成するものにおいて、そのチャネルが形成されて
いるチャネル領域の導電型と、ソース領域及びゲート領
域を形成する導電型とは同一の導電型で構成し、かつソ
ース領域及びゲート領域の不純物濃度よりチャネル領域
の不純物濃度を低くして構成し、その半導体膜の厚さが
そのチャネル内に形成される空乏層の厚さより薄く形成
した半導体装置である。特に、上記半導体膜の厚みDは
1次式で得られる値であれば好ましい。
Dく2[εφF/ (I N^]1″ (但し、N^は半導体膜の不純物濃度、φFは禁止帯中
央から測ったフェルミエネルギー Eは半導体膜の誘電
率、qは電子電荷量である。)半導体膜の厚みDが上記
条件を満たす場合、ソース領域の電位が上昇してもチャ
ネル領域の電位はゲート電極によって支配されているた
めに、基板バイアスの影響を受けない、したがって、ボ
ディ効果によるしきい値電圧の正方向へのシフトがなく
なるので、理想的な特性曲線に近付けることが可能とな
る。第3図の曲線21は、本発明による負荷素子の負荷
特性を示したもので、明らかに理想的な負荷特性に近い
ものとなる。
(実施例) 以下1本発明の実施例について詳細に説明する。
第1図には本発明の半導体装置の原理を説明する図を断
面構成図で示し、第2図に示すようなインバータ回路に
適用した場合について説明する。
このインバータ回路を構成する半導体装置は、MOSF
ET  (Metal 0xide Sem1cond
uctor FieldEffectτransist
or)を構成し、基体となるSin。
の絶縁層1の表面上にSiの半導体膜2が堆積して形成
され、この半導体膜2はP型半導体であるが、第2図に
示したインバータ回路のドライブ素子10と負荷素子1
1とを形成するために、ドライブ素子10のソース及び
ドレイン13と、負荷素子11のソース13(ドライブ
素子lOのドレイン13と共通であるため、参照符号は
同一の番号を用いて説明する)及びドレイン14とを構
成する所定のパターンの領域は、N型高濃度不純物の拡
散した半導体膜が形成されている。この半導体膜2の表
面には。
絶縁膜15を介してドライブ素子10のゲート電極16
と負荷素子11のゲート電極17とが離間して形成され
、ゲート電極16はドライブ素子10のソース12及び
ドレイン13との間に形成したチャネル領域18に対向
するように配置されていて、ゲート電極17は負荷素子
11のソース13及びドレイン14との間に形成したチ
ャネル領域19に対向するように配置されている。
この基本となるS i O2の絶縁層1はSi基板20
の上に設けられているが、絶縁層1やSi基板20を用
いずに、半導体膜2を直接、サファイヤのような絶縁物
上に形成する S OS (Silicon−On −
5apphire)構造で構成してもよい。
尚、このゲート電極17は、負荷素子11のソース13
と同電位となるように電気的に接続され、出力電位vo
U丁となるように構成されている。また。
ドライブ素子lOのソース12は接地GNDされ、ゲー
ト電極16は入力電位vxN、そして、負荷素子11の
ドレイン14は電源電位vDDに保持して構成されてい
る。
特に、この負荷素子11は、ソース・ゲート間の印加電
圧がOVの時にチャネルが形成されている。
そして、絶縁層1の表面上に形成されている半導体膜2
の厚さが負荷素子11のソース13及びドレイン14と
の間のチャネル領域19に形成される空乏層の厚さより
薄く形成されている。この関係は、半導体膜2の厚さD
が、 D  =  2  [g  φF/qNAコ ”″(但
し、NAは半導体膜の不純物濃度、φFは禁止帯中央か
ら測ったフェルミエネルギー Eは半導体膜の誘電率、
qは電子電荷量である。)で示される寸法以下の関係を
満足するように形成されている。
尚、半導体膜2の厚さDが、上式の関係を越えると、ゲ
ート電極が半導体膜を全て空乏化させることが不可能と
なる。上式はゲート電極によって形成させる空乏層の最
大値を示している。空乏層の基板から深さ(幅)は1表
面電位が2φFをこえた場合に最大となる。これは、ポ
アソン方程式%式%( となり、表面(X=O)の電位を、空乏層の幅が最大と
なる2φFとすると、 2φF = (INAD”/2ε となるので。
D = 2 [ε φF/ (I NAコ 1′2とな
る。
この様な本発明の半導体装置は、インバータ回路の負荷
素子として用いることにより、第3図中の特性曲線21
で示すように、理想的な負荷(特性曲線94)をインバ
ータ回路に設けたと同様な特性を有する負荷素子が得ら
れる。尚、第3図中に単なる抵抗負荷の特性曲線23と
従来のデイプレッション型負荷素子の特性曲線93につ
いても比較のために示した。このことは、デジタル回路
におけるデジタル信号を扱う場合、そのスイッチング特
性が良好となることから、高速なスイッチングが可能と
なり、より周波数の高い信号も容易に取扱うことができ
るのである。
次に1本発明の半導体装置をインバータ回路中に設けた
負荷素子として構成した場合の製造工程について第4図
を用いて説明する。先ず、第4図(a)に示すように、
シリコン半導体基板30上にスパッタリング法(もしく
はCVD法)により、酸化膜31を全面に1−程度の厚
さで堆積し、その上に多結晶シリコン膜32を1 、0
00人程変地積する。
この多結晶シリコン膜32は、第4図(b)に示すよう
に、ビームアニール法(あるいはヒートアニル法)を用
いて多結晶シリコンを単結晶シリコンとした後、ホウ素
(B)(P型導電型を形成するための不純物)を全面に
イオン注入してP型車結晶シリコン膜33を形成する。
このP型車結晶シリコン膜33が第1図で示した半導体
膜2に対応する。
P型車結晶シリコン膜33の表面は、その全面にゲ−ト
酸化膜34を設けるため、酸化雰囲気中で処理する熱酸
化法により500人程変地酸化膜層を形成する。そして
、第4図(c)に示すように、このゲート酸化膜34上
にレジスト膜35を設け、このレジスト膜35の負荷素
子を形成するための部分には、所定のパターンの開孔3
6を形成し、P型車結晶シリコン膜33内にリン(P)
(N型導電型を形成するための不純物)をしきい値制御
によりイオン注入してN型不純物領域37を形成する。
N型不純物領域37を形成した後、レジスト膜35は除
去し、ゲート酸化膜34の表面に、第4図(d)に示す
ように、CVD法により3 、500人程変地厚さに多
結晶シリコンを堆積して多結晶シリコン膜38を形成し
、この多結晶シリコンV338上のドライブ素子領域の
上にのみレジスト膜39で被膜し、このレジスト膜39
の被膜していない部分に、N型導電型を形成するための
不純物であるリンをイオン注入してN型多結晶シリコン
領域40を形成する。そして、レジスト膜39は削除し
、次に、第4図(e)に示すように、新たにレジスト膜
41を形成されたN型多結晶シリコン領域40の上にの
み被膜して、レジスト膜41の被膜していない部分に、
P型導電型を形成するための不純物であるホウ素をイオ
ン注入してP型多結晶シリコン領域42を形成する。そ
して、レジスト膜41は除去し、新たにゲート電極領域
形成用のレジスト膜43をN型多結晶シリコン領域40
及びP型多結晶シリコン領域42に被膜し、第4図(f
)に示すように、RIE技術を用いて多結晶シリコンf
i (40,42)をバターニングする。その後、パタ
ニングされたレジスト膜43を残したまま、レジストブ
ロック法を用いて、多結晶シリコン膜32である半導体
膜内にN型導電型を形成するための不純物であるひ素(
As)をイオン注入して、第4図(g)に示すように、
ドライブ素子と負荷素子のソース・ドレインに相当する
部分にN型高濃度不純物領域44を形成し、最後にレジ
スト膜43を除去し、ドライブ素子のゲート電極45と
負荷素子のゲート電極46を露出して、第4図(h)に
示すように。
配線47.保護膜48等を設けて基本的な構造の製造工
程は完了する。
この時の負荷素子の具体的な形状パラメータは。
N型不純物領域37のピーク不純物濃度NA:lXl0
”cm−1 半導体膜の厚さ :  1,000人 禁止帯中央から測ったフェルミエネルギーφF ニー0
,348V (at 30OK) 半導体膜の誘電率i  :  1.03594X10−
”F/am電子電荷量q  :  1.60218X1
0−” (C)尚、他の形状パラメータは、 N型高濃度不純物領域44のピーク不純物濃度 :I 
XIO”CI+−’ N型ゲート電t@45の不純物濃度 :  lXl0”
am−”N型ゲート電極45の厚さ :  3,000
人である。
上述した実施例では、ゲート電極45.46にアルミニ
ウムを用いたが、タングステン・モリブデン等の高融点
金属でもよい、また、負荷素子のチャネル部にP型不純
物領域が存在してもよい。
このようにして得られたインバータ回路は、負荷素子が
理想的な負荷特性、すなわち理想的な定電流源に近い電
流電圧特性を有するので、高速なスイッチング信号を扱
うことができる。
〔発明の効果〕
以上、上述したように、本発明によれば、理想的な定電
流源に近い電流電圧特性を有する半導体装置を構成でき
るので、デジタル回路での負荷素子に適用することによ
って、高速な信号処理が可能となり、ひいては優れた高
速化集積回路を構成できるなどの優れた効果を発揮でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の半導体装置の原理を説明する構成断面
図、第2図は本発明の半導体装置を適用したインバータ
回路の回路図、第3図は本発明の詳細な説明する特性曲
線図、第4図は本発明の一実施例の半導体装置の製造工
程を示す工程図、第5図は従来の半導体装置の断面図で
ある。 1・・・SiO□の絶縁層、 2・・・Siの半導体膜
。 10・・・ドライブ素子、   11・・・負荷素子。 12・・・ソース、13・・・ドレイン(ソース)、1
4・・・ドレイン、     15・・・絶縁膜、l6
・・・ドライブ素子のゲート電極。 17・・・負荷素子11のゲート電極、18・・・ドラ
イブ素子のチャネル領域、19・・・負荷素子のチャネ
ル領域、 20・・・Si基板。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ソース領域とゲート領域の間への印加電圧がOV
    の時にチャネルが形成されているデプレション型MOS
    FETを構成するものにおいて、そのチャネルが形成さ
    れているチャネル領域の導電型と、ソース領域及びゲー
    ト領域を形成する導電型とは同一の導電型で構成し、か
    つソース領域及びゲート領域の不純物濃度よりチャネル
    領域の不純物濃度を低くして構成し、前記半導体膜の厚
    さを前記チャネル内に形成される空乏層の厚さより薄く
    したことを特徴とする半導体装置。
  2. (2)半導体膜の厚さを次の式 2 [εφ_F/qN_A]^1^/^2 (但し、N_Aは半導体膜の不純物濃度、φ_Fは禁止
    帯中央から測ったフェルミエネルギー、εは半導体膜の
    誘電率、qは電子電荷量である。) で示される寸法以下の厚さで形成したことを特徴とする
    請求項1記載の半導体装置。
  3. (3)P型半導体膜を基体として用い、空乏層の形成さ
    れる領域をN^−型半導体膜で形成し、ソース領域及び
    ゲート領域をN^+型高濃度拡散領域で形成したことを
    特徴とする請求項1記載の半導体装置。
JP1040196A 1989-02-22 1989-02-22 半導体装置 Pending JPH02220474A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011049410A (ja) * 2009-08-28 2011-03-10 National Institute Of Advanced Industrial Science & Technology 炭化珪素絶縁ゲート電界効果トランジスタを用いたインバータ回路および論理ゲート回路

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011049410A (ja) * 2009-08-28 2011-03-10 National Institute Of Advanced Industrial Science & Technology 炭化珪素絶縁ゲート電界効果トランジスタを用いたインバータ回路および論理ゲート回路

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