JPH02219532A - 昆虫の成育方法 - Google Patents
昆虫の成育方法Info
- Publication number
- JPH02219532A JPH02219532A JP3906189A JP3906189A JPH02219532A JP H02219532 A JPH02219532 A JP H02219532A JP 3906189 A JP3906189 A JP 3906189A JP 3906189 A JP3906189 A JP 3906189A JP H02219532 A JPH02219532 A JP H02219532A
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- water
- layer
- insects
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- Pending
Links
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- 239000002689 soil Substances 0.000 claims description 22
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- 239000007788 liquid Substances 0.000 abstract description 4
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- 241000254173 Coleoptera Species 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ)産業上の利用分野
この発明は、例えば、カプト虫、クワガタ虫等の幼虫や
昆虫を成育する場合に、手間を掛けずに飼育容器内の湿
気を長期間安定した状態に保ち成育するための成育方法
に関する。
昆虫を成育する場合に、手間を掛けずに飼育容器内の湿
気を長期間安定した状態に保ち成育するための成育方法
に関する。
(ロ)従来の技術
従来、下方の閉鎖された有底箱状の飼育容器内で昆虫な
どを飼育する場合、まず、飼育容器内に一定量の水を入
れて、その上からおが屑等よりなる培土を入れて適度な
湿り気を持たせてから飼育を行っていた。
どを飼育する場合、まず、飼育容器内に一定量の水を入
れて、その上からおが屑等よりなる培土を入れて適度な
湿り気を持たせてから飼育を行っていた。
(ハ)発明が解決しようとする問題点
しかし、上述のような方法では、下方に入れた水は上部
の培土に吸収され、当初は適度な湿度であっても、その
水は直ぐに蒸発し培土が乾いてしまう。そのため、長期
間のうちには、培土が適度な湿度を保つようこまめに潅
水しなければならず、手間が掛かった。殊に、スーパー
や百貨店の店頭では乾燥し易く、常時注意しておかねば
ならい。
の培土に吸収され、当初は適度な湿度であっても、その
水は直ぐに蒸発し培土が乾いてしまう。そのため、長期
間のうちには、培土が適度な湿度を保つようこまめに潅
水しなければならず、手間が掛かった。殊に、スーパー
や百貨店の店頭では乾燥し易く、常時注意しておかねば
ならい。
この発明は、上述のような問題点を考慮して、手間が掛
からず、飼育容器内に長期間にわたって適度の湿気を安
定した状態に保つための昆虫の成育方法に関する。
からず、飼育容器内に長期間にわたって適度の湿気を安
定した状態に保つための昆虫の成育方法に関する。
(ニ)問題点を解決するための手段
この発明は、水分を保有する顆粒状の高保水性樹脂をお
が屑等よりなる培土と共に飼育容器内に入れて昆虫の成
育を行う昆虫の成育方法であることを特徴とする。
が屑等よりなる培土と共に飼育容器内に入れて昆虫の成
育を行う昆虫の成育方法であることを特徴とする。
(ホ)作 用
水分を含浸させてた高保水性樹脂周辺の培土は、その乾
燥に従い毛細管現象によって高保水性樹脂から水分を吸
収する。
燥に従い毛細管現象によって高保水性樹脂から水分を吸
収する。
(へ)発明の効果
上述のように、この発明によれば、水分を保有する高温
状態の高保水性樹脂の水分が、周辺培土の乾燥状態の進
行に伴なって徐々に吸収されるので、培土の湿気を長期
間安定した状態に保つことができる。
状態の高保水性樹脂の水分が、周辺培土の乾燥状態の進
行に伴なって徐々に吸収されるので、培土の湿気を長期
間安定した状態に保つことができる。
また、水分を保有した高保水性樹脂は、顆粒状であるた
め広範に分布でき、また水分を内部に保有し、昆虫が直
接高保水性樹脂を食することで必要な水分の補給ができ
、それ故、飼育昆虫を自然の中で生息する昆虫により近
付けた状態で成育することができる。
め広範に分布でき、また水分を内部に保有し、昆虫が直
接高保水性樹脂を食することで必要な水分の補給ができ
、それ故、飼育昆虫を自然の中で生息する昆虫により近
付けた状態で成育することができる。
(ト)実施例
この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
第2図に示すような水を含浸させた顆粒状の高保水性樹
脂1・・・を、第1図に示すように、飼育容器2の底部
に広げ保水層3に形成する。そして、この上部に昆虫を
飼育するのに適した湿気を有したおが屑などよりなる培
土を入れて、培土層4を形成する。さらにこれの上部に
は、上述の水を含浸させたと同じ高保水性樹脂に、例え
ばカプトムシ幼虫が好み栄養となる成分を有する液体を
含浸した高保水性樹脂のえさ5・・・を敷いて、給餌層
6を形成する。
脂1・・・を、第1図に示すように、飼育容器2の底部
に広げ保水層3に形成する。そして、この上部に昆虫を
飼育するのに適した湿気を有したおが屑などよりなる培
土を入れて、培土層4を形成する。さらにこれの上部に
は、上述の水を含浸させたと同じ高保水性樹脂に、例え
ばカプトムシ幼虫が好み栄養となる成分を有する液体を
含浸した高保水性樹脂のえさ5・・・を敷いて、給餌層
6を形成する。
このように設備した飼育容器2内に昆虫(幼虫7)を、
一般と同様に入れて飼育する。
一般と同様に入れて飼育する。
なお、このような給餌層6を設けた場合は、昆虫の特に
幼虫7に適し、成虫に適するようにする設備については
後述する。
幼虫7に適し、成虫に適するようにする設備については
後述する。
成育期間中、時間の経過と共に、飼育容器2内の培土層
4からは水分が、特に冬場などの飼育容器2を置く部屋
が乾燥しているときなどはより速く蒸発し、培土層4は
乾燥して行くことが考えられる。しかし、培土層4の上
部に設けた給餌層6が膜となり水分の蒸発を阻止する。
4からは水分が、特に冬場などの飼育容器2を置く部屋
が乾燥しているときなどはより速く蒸発し、培土層4は
乾燥して行くことが考えられる。しかし、培土層4の上
部に設けた給餌層6が膜となり水分の蒸発を阻止する。
また、第2図に示すような、底部に備えた顆粒状の高保
水性樹脂1・・・周囲の培土層4が乾燥すると、毛細管
現象により、培土は高保水性樹脂1・・・の内部に保有
する水分を外部へ引き出す。よって飼育容器2内の湿気
の相対的平衡が保たれる。しかも水分の引き出され方は
、培土の乾燥に従ったゆっくりしたものであり、また高
保水性樹脂ゆえに含水量は多いので、乾燥した場所、例
えばスーパーや百貨店の店頭等でも長期間、水を供給せ
ずとも昆虫を成育することができる。
水性樹脂1・・・周囲の培土層4が乾燥すると、毛細管
現象により、培土は高保水性樹脂1・・・の内部に保有
する水分を外部へ引き出す。よって飼育容器2内の湿気
の相対的平衡が保たれる。しかも水分の引き出され方は
、培土の乾燥に従ったゆっくりしたものであり、また高
保水性樹脂ゆえに含水量は多いので、乾燥した場所、例
えばスーパーや百貨店の店頭等でも長期間、水を供給せ
ずとも昆虫を成育することができる。
また上部には、幼虫7のえさとなる成分を有し、且つ昆
虫の食に供して無害な高保水性樹脂のえさ5・・・を備
えているので、培土層4内を温度と湿度との関係により
上下動する幼虫7は、自然界にいると同様に、水やえさ
の在処を知ることができ、必要時には、自ら各位置へ移
動し、それらを吸収して成長する。
虫の食に供して無害な高保水性樹脂のえさ5・・・を備
えているので、培土層4内を温度と湿度との関係により
上下動する幼虫7は、自然界にいると同様に、水やえさ
の在処を知ることができ、必要時には、自ら各位置へ移
動し、それらを吸収して成長する。
このとき、給餌層6のえさ5・・・に含まれる液体の成
分濃度は、含浸させる時のものと同じままであり、その
濃度を高くすることもでき、また幼虫7は集中してえさ
5・・・を得ることができるため、効率の良い給餌が行
え、幼虫7の成長を速めることができる。
分濃度は、含浸させる時のものと同じままであり、その
濃度を高くすることもでき、また幼虫7は集中してえさ
5・・・を得ることができるため、効率の良い給餌が行
え、幼虫7の成長を速めることができる。
なお、水分を含浸した高保水性樹脂l・・・の培土に対
する混入の仕方は、上述のように各層に分けず、ばら蒔
いて混入してもよい。
する混入の仕方は、上述のように各層に分けず、ばら蒔
いて混入してもよい。
また、上述の給餌層6は形成せず、昆虫の成長を司る成
分を有する液体を含浸させた高保水性樹脂を上述の培土
層4上に、容器に入れたり、あるいは飼育容器2内に配
置する木片などの凹部に置いたりすれば、成虫の飼育に
適するようにすることができる。
分を有する液体を含浸させた高保水性樹脂を上述の培土
層4上に、容器に入れたり、あるいは飼育容器2内に配
置する木片などの凹部に置いたりすれば、成虫の飼育に
適するようにすることができる。
図面はこの発明の一実施例を示し、
第1図は飼育容器の一部切欠き斜視図、第2図は要部断
面図である。 1・・・高保水性樹脂 2・・・飼育容器3・・・保水
層 4・・・培土層7・・・幼 虫
面図である。 1・・・高保水性樹脂 2・・・飼育容器3・・・保水
層 4・・・培土層7・・・幼 虫
Claims (1)
- (1)水分を保有する顆粒状の高保水性樹脂をおが屑等
よりなる培土と共に飼育容器内に入 れて昆虫の成育を行う 昆虫の成育方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3906189A JPH02219532A (ja) | 1989-02-18 | 1989-02-18 | 昆虫の成育方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3906189A JPH02219532A (ja) | 1989-02-18 | 1989-02-18 | 昆虫の成育方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02219532A true JPH02219532A (ja) | 1990-09-03 |
Family
ID=12542620
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3906189A Pending JPH02219532A (ja) | 1989-02-18 | 1989-02-18 | 昆虫の成育方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02219532A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5835846B2 (ja) * | 1980-06-30 | 1983-08-05 | 松下電工株式会社 | 水硬性無機質板の剥離装置 |
JPS6170932A (ja) * | 1985-05-09 | 1986-04-11 | 下田 理作 | 昆虫マツト |
-
1989
- 1989-02-18 JP JP3906189A patent/JPH02219532A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5835846B2 (ja) * | 1980-06-30 | 1983-08-05 | 松下電工株式会社 | 水硬性無機質板の剥離装置 |
JPS6170932A (ja) * | 1985-05-09 | 1986-04-11 | 下田 理作 | 昆虫マツト |
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