JPH0221931B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0221931B2 JPH0221931B2 JP56179246A JP17924681A JPH0221931B2 JP H0221931 B2 JPH0221931 B2 JP H0221931B2 JP 56179246 A JP56179246 A JP 56179246A JP 17924681 A JP17924681 A JP 17924681A JP H0221931 B2 JPH0221931 B2 JP H0221931B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- side bladder
- bladder material
- annular
- manufacturing
- drum
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 37
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 24
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 20
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 18
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 5
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 7
- 238000004073 vulcanization Methods 0.000 description 6
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 5
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 5
- 238000010025 steaming Methods 0.000 description 5
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 4
- 229920000742 Cotton Polymers 0.000 description 1
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29D—PRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
- B29D30/00—Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
- B29D30/06—Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
- B29D30/08—Building tyres
- B29D30/20—Building tyres by the flat-tyre method, i.e. building on cylindrical drums
- B29D30/24—Drums
- B29D30/26—Accessories or details, e.g. membranes, transfer rings
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29D—PRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
- B29D22/00—Producing hollow articles
- B29D22/02—Inflatable articles
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29D—PRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
- B29D30/00—Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
- B29D30/06—Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
- B29D30/08—Building tyres
- B29D30/20—Building tyres by the flat-tyre method, i.e. building on cylindrical drums
- B29D30/24—Drums
- B29D30/26—Accessories or details, e.g. membranes, transfer rings
- B29D2030/2614—Bladders associated with the building drum, e.g. bladders used for the toroidal expansion, bladders for turning-up the plies
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Tyre Moulding (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はタイヤ成形ドラムの両側に配置さ
れ、タイヤ成形ドラムに巻き付けられたプライコ
ードを折り返す際に用いられるタイヤ成形機用サ
イドブラダの製造方法に関する。
れ、タイヤ成形ドラムに巻き付けられたプライコ
ードを折り返す際に用いられるタイヤ成形機用サ
イドブラダの製造方法に関する。
従来のタイヤ成形機用サイドブラダの製造方法
としては巻き蒸し法およびモールド法が知られて
いる。これらの方法を図面に基づき、まず概略説
明する。
としては巻き蒸し法およびモールド法が知られて
いる。これらの方法を図面に基づき、まず概略説
明する。
第1図は巻き蒸し法を説明するための断面図で
あり、中心線より上方の半分のみ図示している。
1は円筒状の左側部材であり、フランジ部2と、
凹み3の形成されたウエブ部4と、を有してい
る。この左側部材1は円板状のスペーサ5を介し
てフランジ部6と、凹み7の形成されたウエブ部
8と、を有する円筒状の右側部材9に対向してお
り、フランジ部6はフランジ部2の延長線上に位
置している。10はタイヤ成形機の右側に配置さ
れるタイヤ成形機用サイドブラダを製造するため
のサイドブラダ素材であり、係止部分11,12
と一端が係止部分11,12に接続された本体1
3,14とからなつている。このようなサイドブ
ラダ素材10を用いてサイドブラダを製造するに
は、まず、凹み3,7に係止部分11,12をそ
れぞれ挿入するとともに本体13,14をそれぞ
れフランジ部2,6上に巻回する。このとき、本
体13,14はそれぞれ途中から折り返されて他
端部が重ね合わされる。また、本体13,14で
画成される内部空間には本体13,14が自ら接
着しないようスペーサ15を介在させる。次に、
水を含ませた木綿布16を本体13,14上に強
く巻着した後、サイドブラダ素材10は左右部材
1,9とともに加硫缶に挿入され所定時間加硫さ
れる。この後、加硫缶から取り出され、製造され
たサイドブラダSが左右部材1,9から取り外さ
れる。次に、第2図に基づきモールド法を説明す
ると、19は凹み20の形成された環状の左内側
モールドであり、この左内側モールド19は略円
板状のスペーサ21を介して凹み22の形成され
た環状の右内側モールド23に対向している。ス
ペーサ21にはその上端に開口する流体通路24
が形成されており、この流体通路24は図外の高
温高圧の流体を発生させる流体源に連通してい
る。左右内側モールド19,23には円筒状の外
側モールド25がその周囲で当接可能であり、こ
れら左右モールド19,23および外側モールド
25により内部に環状の空間26が画成される。
また、左右モールド19,23と外側モールド2
5により空気抜孔27が画成される。外側モール
ド25の両側部には傾斜面28,29が形成され
ており、これら傾斜面28,29にはリング3
0,31が係合可能である。リング30と31と
を両端にねじ部32を有するシヤフト33が貫通
しており、このねじ部32にはナツト34が噛合
可能である。コードで補強されたサイドブラダ素
材35からサイドブラダを製造するには、まず、
外側モールド25を取り外した状態でサイドブラ
ダ素材35の係止部分36,37をそれぞれ凹み
20,22に挿入するとともに左右モールド1
9,23の外周面上にサイドブラダ素材35の本
体38を載置する。次に、外側モールド25を左
右モールド19,23に当接させ、シヤフト33
にナツト34を締め込むことによりリング30,
31を傾斜面28,29に沿つて互に接近させ
る。その結果、外側モールド25は左右モールド
19,23に圧着される。この後、流体通路24
からサイドブラダ素材35内に高温高圧の流体を
注入して、本体38を左右モールド19,23お
よび外側モールド25に圧着させる。この状態を
所定時間保持してサイドブラダ素材35を加硫
し、サイドブラダを製造する。
あり、中心線より上方の半分のみ図示している。
1は円筒状の左側部材であり、フランジ部2と、
凹み3の形成されたウエブ部4と、を有してい
る。この左側部材1は円板状のスペーサ5を介し
てフランジ部6と、凹み7の形成されたウエブ部
8と、を有する円筒状の右側部材9に対向してお
り、フランジ部6はフランジ部2の延長線上に位
置している。10はタイヤ成形機の右側に配置さ
れるタイヤ成形機用サイドブラダを製造するため
のサイドブラダ素材であり、係止部分11,12
と一端が係止部分11,12に接続された本体1
3,14とからなつている。このようなサイドブ
ラダ素材10を用いてサイドブラダを製造するに
は、まず、凹み3,7に係止部分11,12をそ
れぞれ挿入するとともに本体13,14をそれぞ
れフランジ部2,6上に巻回する。このとき、本
体13,14はそれぞれ途中から折り返されて他
端部が重ね合わされる。また、本体13,14で
画成される内部空間には本体13,14が自ら接
着しないようスペーサ15を介在させる。次に、
水を含ませた木綿布16を本体13,14上に強
く巻着した後、サイドブラダ素材10は左右部材
1,9とともに加硫缶に挿入され所定時間加硫さ
れる。この後、加硫缶から取り出され、製造され
たサイドブラダSが左右部材1,9から取り外さ
れる。次に、第2図に基づきモールド法を説明す
ると、19は凹み20の形成された環状の左内側
モールドであり、この左内側モールド19は略円
板状のスペーサ21を介して凹み22の形成され
た環状の右内側モールド23に対向している。ス
ペーサ21にはその上端に開口する流体通路24
が形成されており、この流体通路24は図外の高
温高圧の流体を発生させる流体源に連通してい
る。左右内側モールド19,23には円筒状の外
側モールド25がその周囲で当接可能であり、こ
れら左右モールド19,23および外側モールド
25により内部に環状の空間26が画成される。
また、左右モールド19,23と外側モールド2
5により空気抜孔27が画成される。外側モール
ド25の両側部には傾斜面28,29が形成され
ており、これら傾斜面28,29にはリング3
0,31が係合可能である。リング30と31と
を両端にねじ部32を有するシヤフト33が貫通
しており、このねじ部32にはナツト34が噛合
可能である。コードで補強されたサイドブラダ素
材35からサイドブラダを製造するには、まず、
外側モールド25を取り外した状態でサイドブラ
ダ素材35の係止部分36,37をそれぞれ凹み
20,22に挿入するとともに左右モールド1
9,23の外周面上にサイドブラダ素材35の本
体38を載置する。次に、外側モールド25を左
右モールド19,23に当接させ、シヤフト33
にナツト34を締め込むことによりリング30,
31を傾斜面28,29に沿つて互に接近させ
る。その結果、外側モールド25は左右モールド
19,23に圧着される。この後、流体通路24
からサイドブラダ素材35内に高温高圧の流体を
注入して、本体38を左右モールド19,23お
よび外側モールド25に圧着させる。この状態を
所定時間保持してサイドブラダ素材35を加硫
し、サイドブラダを製造する。
しかしながら、これら従来のサイドブラダの製
造方法には下記の問題点があつた。すなわち、巻
き蒸し法にあつては、本体13,14の他端を一
部重ね合わせた後加硫缶に挿入されるため、サイ
ドブラダSに要求される係止部分11からタイヤ
成形機側の側端までの距離(第3図中lで示され
る距離)が要求される誤差の範囲内におさまりに
くく、所望の品質のタイヤを製造できないという
問題点がある。一方、モールド法にあつては、熟
練した技能を必要としサイドブラダの製造に多大
の労力を必要とするという問題点だけでなくサイ
ドブラダ素材35内に高温高圧の流体を注入し加
硫するため製造されたサイドブラダ内のコードが
不均一に収縮しコードの間隔が不均一になり、均
一な強度を有するサイドブラダを製造できないと
いう問題点もあつた。さらに、サイドブラダ素材
35は加硫中に空気抜孔27内に圧入されこれが
バリとなるため製造されたサイドブラダの肉厚が
不均一になり、パンクしやすくなるという問題点
もあつた。
造方法には下記の問題点があつた。すなわち、巻
き蒸し法にあつては、本体13,14の他端を一
部重ね合わせた後加硫缶に挿入されるため、サイ
ドブラダSに要求される係止部分11からタイヤ
成形機側の側端までの距離(第3図中lで示され
る距離)が要求される誤差の範囲内におさまりに
くく、所望の品質のタイヤを製造できないという
問題点がある。一方、モールド法にあつては、熟
練した技能を必要としサイドブラダの製造に多大
の労力を必要とするという問題点だけでなくサイ
ドブラダ素材35内に高温高圧の流体を注入し加
硫するため製造されたサイドブラダ内のコードが
不均一に収縮しコードの間隔が不均一になり、均
一な強度を有するサイドブラダを製造できないと
いう問題点もあつた。さらに、サイドブラダ素材
35は加硫中に空気抜孔27内に圧入されこれが
バリとなるため製造されたサイドブラダの肉厚が
不均一になり、パンクしやすくなるという問題点
もあつた。
この発明はこのような従来の問題点に着目して
なされたものであり、外周面上に少くとも1個の
環状の型付け部を有する円筒状部材にコードで補
強された未加硫のタイヤ成形機用のサイドブラダ
素材をこの円筒状部材を覆うように取り付ける段
階と、この円筒状部材を加硫缶の中に入れ未加硫
のサイドブラダ素材を加硫してサイドブラダ素材
に型付け部によつて環状嶺を形成する段階と、円
筒状部材から取り外されたサイドブラダ素材を環
状嶺を折り目として環状嶺が外方に突出するよう
折り返す段階と、から成るタイヤ成形機用サイド
ブラダの製造方法を提供することにより上記問題
点を解決することを目的としている。
なされたものであり、外周面上に少くとも1個の
環状の型付け部を有する円筒状部材にコードで補
強された未加硫のタイヤ成形機用のサイドブラダ
素材をこの円筒状部材を覆うように取り付ける段
階と、この円筒状部材を加硫缶の中に入れ未加硫
のサイドブラダ素材を加硫してサイドブラダ素材
に型付け部によつて環状嶺を形成する段階と、円
筒状部材から取り外されたサイドブラダ素材を環
状嶺を折り目として環状嶺が外方に突出するよう
折り返す段階と、から成るタイヤ成形機用サイド
ブラダの製造方法を提供することにより上記問題
点を解決することを目的としている。
以下、この発明を図面に基づき説明する。
第4図はこの発明の一実施例を示す図であり、
まず、この発明によるサイドブラダの製造方法に
おいて使用する装置の構成を説明する。38は両
端面に溝39,40がそれぞれ形成されたドラム
であり、このドラム38の両端面にはデイスク4
1,42が装着可能である。ドラム38の外周面
には型付け部としての環状溝43,44が形成さ
れており、各環状溝43,44はドラム38の両
端面からそれぞれ所定距離離隔した位置に形成さ
れている。ドラム38およびデイスク41,42
は全体としてサイドブラダの製造機45を構成し
ており、この製造機45は図示していない搬送手
段により図外の加硫缶内に挿入可能である。
まず、この発明によるサイドブラダの製造方法に
おいて使用する装置の構成を説明する。38は両
端面に溝39,40がそれぞれ形成されたドラム
であり、このドラム38の両端面にはデイスク4
1,42が装着可能である。ドラム38の外周面
には型付け部としての環状溝43,44が形成さ
れており、各環状溝43,44はドラム38の両
端面からそれぞれ所定距離離隔した位置に形成さ
れている。ドラム38およびデイスク41,42
は全体としてサイドブラダの製造機45を構成し
ており、この製造機45は図示していない搬送手
段により図外の加硫缶内に挿入可能である。
次に、サイドブラダ製造機45を使用してサイ
ドブラダを製造する方法について説明する。ま
ず、加硫缶外に置かれデイスク41,42を取り
外した状態のドラム38にコードで補強されたサ
イドブラダ素材46を取り付ける。すなわち、サ
イドブラダ素材46の係止部分47,48を溝3
9,40に挿入し、サイドブラダ素材46の本体
49をドラム38の外周面に巻着する。この後、
ドラム38の両端面にデイスク41,42を装着
することにより、ドラム38の両端面とデイスク
41,42とによりサイドブラダ素材46を狭持
し、これをドラム38に取り付ける。次に、サイ
ドブラダ素材46の外周に水分を含んだ帯状布5
0を巻回し、サイドブラダ素材46をドラム38
に緊締する。その結果、サイドブラダ素材46は
環状溝43,44により型付けされ第4図に示す
ように環状溝43,44に沿つて凹まされる。な
お、サイドブラダ素材46に型付けするには、サ
イドブラダ素材46の外周面に水分を含んだ帯状
布50を巻回した後、弾性体、例えばゴムのバン
ドを嵌めてサイドブラダ素材46を環状溝43,
44に沿つて凹ませてもよい。次に、サイドブラ
ダ素材46の取り付けられた製造機45を図示し
ていない搬送手段により図外の加硫缶内に挿入
し、所定時間加硫する。この加硫中、加硫缶内は
高温に保たれるため帯状布50中の水分が蒸発
し、サイドブラダ素材46はさらにドラム38に
緊締される。加硫が終了すると製造機45は加硫
缶内から取り出され、帯状布50およびデイスク
41,42がそれぞれ除去される。このようにし
て、サイドブラダ素材46をドラム38から取り
外すと、第5図aに図示するようにサイドブラダ
素材46には環状溝43,44により環状嶺5
1,52が形成されている。次に、サイドブラダ
素材46は裏返されて第5図bに図示するような
状態にした後、係止部分47,48を矢印D方向
に折り返す。その結果、サイドブラダ素材46は
環状嶺51,52を折り目として折り返され第5
図cに図示されているようなサイドブラダ53が
形成される。上述した如く環状嶺51,52は環
状溝43,44により形成されるのであり、この
環状溝43,44はドラム38の両端面からそれ
ぞれ所定距離離隔した位置に形成されているので
あるからサイドブラダ53の係止部分47からタ
イヤ成形機側の側端までの距離(m)は所望の値
に形成することができる。また、サイドブラダ素
材46の加硫は加硫缶内でなされるためコードの
不均一な収縮によるサイドブラダの強度不足やサ
イドブラダの肉厚が不均一になるという問題点も
生じない。さらに、熟練した技能を必要とせず短
時間でサイドブラダの製造が可能である。
ドブラダを製造する方法について説明する。ま
ず、加硫缶外に置かれデイスク41,42を取り
外した状態のドラム38にコードで補強されたサ
イドブラダ素材46を取り付ける。すなわち、サ
イドブラダ素材46の係止部分47,48を溝3
9,40に挿入し、サイドブラダ素材46の本体
49をドラム38の外周面に巻着する。この後、
ドラム38の両端面にデイスク41,42を装着
することにより、ドラム38の両端面とデイスク
41,42とによりサイドブラダ素材46を狭持
し、これをドラム38に取り付ける。次に、サイ
ドブラダ素材46の外周に水分を含んだ帯状布5
0を巻回し、サイドブラダ素材46をドラム38
に緊締する。その結果、サイドブラダ素材46は
環状溝43,44により型付けされ第4図に示す
ように環状溝43,44に沿つて凹まされる。な
お、サイドブラダ素材46に型付けするには、サ
イドブラダ素材46の外周面に水分を含んだ帯状
布50を巻回した後、弾性体、例えばゴムのバン
ドを嵌めてサイドブラダ素材46を環状溝43,
44に沿つて凹ませてもよい。次に、サイドブラ
ダ素材46の取り付けられた製造機45を図示し
ていない搬送手段により図外の加硫缶内に挿入
し、所定時間加硫する。この加硫中、加硫缶内は
高温に保たれるため帯状布50中の水分が蒸発
し、サイドブラダ素材46はさらにドラム38に
緊締される。加硫が終了すると製造機45は加硫
缶内から取り出され、帯状布50およびデイスク
41,42がそれぞれ除去される。このようにし
て、サイドブラダ素材46をドラム38から取り
外すと、第5図aに図示するようにサイドブラダ
素材46には環状溝43,44により環状嶺5
1,52が形成されている。次に、サイドブラダ
素材46は裏返されて第5図bに図示するような
状態にした後、係止部分47,48を矢印D方向
に折り返す。その結果、サイドブラダ素材46は
環状嶺51,52を折り目として折り返され第5
図cに図示されているようなサイドブラダ53が
形成される。上述した如く環状嶺51,52は環
状溝43,44により形成されるのであり、この
環状溝43,44はドラム38の両端面からそれ
ぞれ所定距離離隔した位置に形成されているので
あるからサイドブラダ53の係止部分47からタ
イヤ成形機側の側端までの距離(m)は所望の値
に形成することができる。また、サイドブラダ素
材46の加硫は加硫缶内でなされるためコードの
不均一な収縮によるサイドブラダの強度不足やサ
イドブラダの肉厚が不均一になるという問題点も
生じない。さらに、熟練した技能を必要とせず短
時間でサイドブラダの製造が可能である。
以上説明してきたように、この発明によるサイ
ドブラダの製造方法によれば熟練した技能を有す
る者でなくても短時間のうちに高品質のサイドブ
ラダを製造できるという効果が得られる。
ドブラダの製造方法によれば熟練した技能を有す
る者でなくても短時間のうちに高品質のサイドブ
ラダを製造できるという効果が得られる。
第1図は従来の巻き蒸し法によるサイドブラダ
の製造方法を示す断面図、第2図は従来のモール
ド法によるサイドブラダの製造方法を示す断面
図、第3図は巻き蒸し法により製造されたサイド
ブラダの断面図、第4図および第5図a,b,c
はこの発明によるサイドブラダの製造方法の一実
施例を示す断面図である。 39,40……型付け部、38……円筒状部
材、46……サイドブラダ素材、51,52……
環状嶺。
の製造方法を示す断面図、第2図は従来のモール
ド法によるサイドブラダの製造方法を示す断面
図、第3図は巻き蒸し法により製造されたサイド
ブラダの断面図、第4図および第5図a,b,c
はこの発明によるサイドブラダの製造方法の一実
施例を示す断面図である。 39,40……型付け部、38……円筒状部
材、46……サイドブラダ素材、51,52……
環状嶺。
Claims (1)
- 1 外周面上に少くとも1個の環状の型付け部を
有する円筒状部材にコードで補強された未加硫の
タイヤ成形機用のサイドブラダ素材をこの円筒状
部材を覆うように取り付ける段階と、この円筒状
部材を加硫缶の中に入れ未加硫のサイドブラダ素
材を加硫してサイドブラダ素材に型付け部によつ
て環状嶺を形成する段階と、円筒状部材から取り
外されたサイドブラダ素材を環状嶺を折り目とし
て環状嶺が外方に突出するよう折り返す段階と、
から成るタイヤ成形機用サイドブラダの製造方
法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56179246A JPS5881150A (ja) | 1981-11-09 | 1981-11-09 | タイヤ成形機用サイドブラダの製造方法 |
US06/439,814 US4462850A (en) | 1981-11-09 | 1982-11-08 | Process of and apparatus for manufacturing bladders used for tire building machine |
AU90270/82A AU550909B2 (en) | 1981-11-09 | 1982-11-09 | Tyre building bladder |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56179246A JPS5881150A (ja) | 1981-11-09 | 1981-11-09 | タイヤ成形機用サイドブラダの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5881150A JPS5881150A (ja) | 1983-05-16 |
JPH0221931B2 true JPH0221931B2 (ja) | 1990-05-16 |
Family
ID=16062484
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56179246A Granted JPS5881150A (ja) | 1981-11-09 | 1981-11-09 | タイヤ成形機用サイドブラダの製造方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4462850A (ja) |
JP (1) | JPS5881150A (ja) |
AU (1) | AU550909B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02158212A (ja) * | 1988-12-10 | 1990-06-18 | Hitachi Ltd | Nチヤンネルパワーmosfetを用いた負荷駆動回路及びicレギユレータ |
CN110948925A (zh) * | 2019-12-27 | 2020-04-03 | 永一橡胶有限公司 | 一种单子口轮胎成型反包胶囊装置 |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
IT1241315B (it) * | 1990-11-09 | 1994-01-10 | Firestone Int Dev Spa | Metodo e dispositivo per la realizzazione di camere d'aria per tamburi di formatura di pneumatici |
US5221510A (en) * | 1992-01-21 | 1993-06-22 | Bridgestone/Firestone, Inc. | Method for forming curing envelope |
KR100392425B1 (ko) * | 1995-12-20 | 2003-12-24 | 금호산업주식회사 | 타이어성형기용실링블래더 |
US20080084007A1 (en) * | 2006-10-05 | 2008-04-10 | Carlisle Intangible Company | Low aspect ratio tire curing bladder |
US7404712B2 (en) * | 2006-10-17 | 2008-07-29 | Carlisle Intangible Company | Multiple segment mold to manufacture tire bladders |
JP5484286B2 (ja) * | 2010-10-15 | 2014-05-07 | 株式会社ブリヂストン | タイヤ成型用折返しブラダーの製造方法および装置 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3671358A (en) * | 1970-04-02 | 1972-06-20 | Gen Tire & Rubber Co | Inflatable ply turnup bladder for a tire building machine |
US4087307A (en) * | 1976-08-30 | 1978-05-02 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Inflatable bladder for a tire building drum |
US4087306A (en) * | 1976-08-30 | 1978-05-02 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Turn-up or turn-over bladder for tire building machines |
US4199393A (en) * | 1978-09-06 | 1980-04-22 | The General Tire & Rubber Company | Apparatus for forming the bead and sidewall portions of a pneumatic tire and apparatus and method of making the same |
US4302274A (en) * | 1980-02-19 | 1981-11-24 | Nrm Corporation | Tire building machine |
-
1981
- 1981-11-09 JP JP56179246A patent/JPS5881150A/ja active Granted
-
1982
- 1982-11-08 US US06/439,814 patent/US4462850A/en not_active Expired - Fee Related
- 1982-11-09 AU AU90270/82A patent/AU550909B2/en not_active Ceased
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02158212A (ja) * | 1988-12-10 | 1990-06-18 | Hitachi Ltd | Nチヤンネルパワーmosfetを用いた負荷駆動回路及びicレギユレータ |
CN110948925A (zh) * | 2019-12-27 | 2020-04-03 | 永一橡胶有限公司 | 一种单子口轮胎成型反包胶囊装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
AU9027082A (en) | 1983-05-19 |
JPS5881150A (ja) | 1983-05-16 |
US4462850A (en) | 1984-07-31 |
AU550909B2 (en) | 1986-04-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4146415A (en) | Process for manufacturing tires | |
CA2159030A1 (en) | Truck tire having an improved precured tire tread for a truck tire and the method of assembly | |
US4140165A (en) | Reinforced tire and method of manufacturing same | |
US4500375A (en) | Cold recapping method for tires utilizing uncured rubber | |
US2774409A (en) | Method of making skid-resistant tire | |
JP4114710B2 (ja) | 空気入りタイヤの製造方法 | |
US5248357A (en) | Process for assembling a green tire | |
JPH0616008A (ja) | 空気入りタイヤ及び空気入りタイヤの製造方法 | |
JPH0221931B2 (ja) | ||
US3975490A (en) | Method of molding a reinforced tire from two preformed sections | |
US3964949A (en) | Method of treading tires | |
US2713382A (en) | Tire bead ledge construction | |
JPH05237957A (ja) | タイヤ成形機用内側ブラダーの製造方法および内側ブラダー | |
US2514964A (en) | Method and equipment for track manufacture | |
US4116605A (en) | Apparatus for producing retreading envelopes | |
US4319943A (en) | Folded bead filler construction | |
EP0089855A1 (en) | Cold recapping method for tires utilizing uncured rubber and compressible mold | |
US2790482A (en) | Method of making nylon tires | |
US1875390A (en) | of akron | |
US4470865A (en) | Tire tread belt and method of making | |
US7114935B2 (en) | Curing envelope for and method of retreading tires | |
CA1110957A (en) | Closed tube simplified radial tire, tire/rim assembly and method of making same | |
US7189298B1 (en) | Hot forming system to produce pre-cured innerliners | |
JPH024417B2 (ja) | ||
US1462452A (en) | Method of manufacturing pneumatic tires and the like |