JPH02218505A - バイト基部ホールダの皿ばね加圧式チヤツク棒のチヤツクを解除する方法と装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、工具タレット内に支承されたバイト基部ホー
ルダの皿ばね加圧式チャック棒の自由端面に軸方向外圧
を負荷することによってチャック解除力を発生させて前
記チャック棒のチャックを解除する方法と装置に関する
。

〔従来の技術〕

工具交換の自動化の過程において、バイトヘッド（工具
保持体）を含めて工具をグリッパによって取出して工具
マガジン内へ収納し、該工具マガジンから新たな工具保
持体を受取って、工具タレットに取付けられているバイ
ト基部ホールダに装着してチャックするようにした工具
交換系はすでに公知である。

その場合、バイトが自動化の進捗度に相応して、精度と
使用耐性に関して課される高い要求に応えねばならない
こと並びに、バイトヘッド（刃物部分）とバイト基部ホ
ールダ（シャンク部分）との間の分断部位が重要な意味
をもっことになる。すでに述べたように工具交換の場合
、もはや工具全体を交換する必要はなく、工具の一部分
つまりバイトヘッドだけを交換すればよい訳である。こ
のことによって得られる利点は、バイトヘッドの寸法が
比較的小さく、それに伴ってバイトヘッドの重量も借手
であることに基づいて、所要の操作装置及びマガジンも
それに相応して小型化できることである。

このような工具交換装置は例えば西独国特許出願公開第
３０　０７　４４０号明細書に開示されている。バイト
基部ホールダは、所定のストロークにわたって軸方向に
可動のチャック棒を有し、該チャック棒はそのヘッド状
端部寄シで半径方向外向きに作用するロックビンを負荷
し、該ロックビンはバイトヘッドをロックするためにバ
イトヘッドの穴に嵌入する。チャック作用は、プレロー
ドのかけられた皿ばね組によって生ぜしめられるのに対
して、チャック棒は皿ばね組のばね応力を克服するため
に外部から操作されねばならない。バイトのチャックを
弛める（解除する）ための圧力は外部から機械式、油圧
式又は空圧式操作によって発生される。有利なことに該
公知のチャック機構によってきわめて短い工具交換時間
が得られるが、勿論工具交換時にはきわめて高い締付力
を発生させる必要があり、該締付力はその場合、皿ばね
組に作用しかつ工具ホールダ並びに工具タレットを付加
的に負荷することになる。しかも殊に、前記締付力が大
抵はチャック力の通常の負荷方向とは逆向きであり、従
って一方の方向ではスラスト軸受を負荷することになり
、該スラスト軸受は、発生応力を考慮して構成されては
いないのである。

また、油圧ピストン及び圧力増倍器を有する緊締ユニッ
トを補助的に使用することは英国特許第２，１６３，３
７９Ｂ号明細書及び英国特許第２．１５４，４７９Ａ号
明細書に基づいてすでに公知である。１つの工具タレッ
トでは各工具に、緊締ユニットと油圧ピストンと圧力増
倍器とから成る系を夫々装備する必要があるので、高い
投資費が生じる。それのみならず各工具の油圧伝達系は
工具タレットの油圧系とは別個の油圧回路を有していな
ければならない。これは補修や保守点検の場合に全油圧
媒体を空にしたり再充填したりする必要がないようにす
るためである。これによっても設備費は更に高くなる。

機械式に作動される工具ホールダの場合は大抵いわゆる
ねじターンバックルが使用される。

すなわちチャック棒は緊締ナツトによって軸方向にシフ
トされ、それによって圧縮負荷又は引張負荷がかけられ
る。このチャック装置は比較的耐振動性を有しかつ良好
なロック作用を保証するが、その操作費が高くつき、そ
の上、前記の油圧系又は空圧系はどには自動化すること
ができない。

〔発明が解決しようとする課題〕

そこで本発明の課題は、冒頭で述べた形式の方法と装置
を改良して、チャック棒のチャックを解除する場合には
工具タレットの軸受にかかる負荷を、またバイト基部ホ
ールダの回転時にはスピンドル軸受にかかる負荷を充分
に軽減μ操作を容易にし、投資費の点でも経済的にし、
しかも工具が回転式の場合も固定式の場合も使用できる
ように構成することである。

〔課題を解決するだめの方法上の手段〕前記課題を解決
する本発明の方法上の手段は、チャック解除操作時にバ
イト基部ホールダ又は、チャック棒を受容してガイＰす
る前記バイト基部ホールダのバイトシャンクを、チャッ
ク解除力とは逆向きの反作用外力で負荷する点にある。

〔作用〕

この場合本発明の根本思想は、作動中にバイト基部ホー
ルダもしくはバイトシャンクを反作用力で負荷すること
であり、これによって工具タレット及びそのスラスト軸
受は、バイトのチャック解除時に生じる応力から完全に
解放される。

〔方法上の有利な構成〕

前記反作用外力は、チャック解除のためにチャック棒に
生ぜしめられる力にほぼ等しいのが有利である。

また有利な構成では、チャック棒の軸方向にガイドされ
る可動のシリンダと、該シリンダ内に対向配置されてい
て該シリンダに対して相対的に軸方向に可動にガイドさ
れるピストンとを有し工具タレットのタレットボックス
に対して定置に配置された緊締・緊締解除ユニット内に
、皿ばねによるチャック力を克服するのに充分な圧力が
供給され、該圧力に基づいて、前記ピストンに軸方向で
固定的に結合された保持爪が、バイト基部ホールダを、
又は、前記チャック棒を受容孔内に受容してガイドする
バイト基部ホールダのバイトシャンクを把持し、その際
に、前記シリンダに軸方向で固定的に結合された圧着ラ
ムが前記チャック棒の端面を負荷するようにする。保持
爪がバイトシャンクもしくはバイト基部ホールダを掴む
と同時に、逆向きの等しい大きさの力がシリンダ及びぎ
ストンに及はされると、一方では、圧着ラムを介してチ
ャック棒に与えられるすべての力がチャック解除のため
に利用され、他方では、受動的な反作用力が工具タレッ
トの軸受によって吸収されず、むしろ能動的な外力とし
て、チャック棒をガイドするバイトシャンクに及ぼされ
る。これによってタレット円板もしくは（バイト基部ホ
ールダが回転する場合には）工具スピンドル軸受は、工
具交換時に発生の虞れのある振動衝撃を充分に免れる。

〔課題を解決するだめの装置上の手段〕前記課題を解決
する本発明の装置上の手段は、工具タレットのタレット
ボックスに定置に配置された緊締・緊締解除ユニット内
には、バイト基部ホールダを把持するため又は、チャッ
ク棒を受容するバイトシャンクを把持するために設けら
れた保持爪に軸方向で固定的に結合されたシリンダと、
空圧又は油圧接続管部と連通ずる可変中空室を形成する
ように前記シリンダに対向するピストンとが夫々前記チ
ャック棒の軸方向に摺動可能に設けられており、前記ピ
ストンが、チャック解除時に前記チャック棒の端面を負
荷する圧着ラムと固定的に結合されている点にある。

〔作用〕

本発明の装置の根本思想は、工具タレットボックスに定
置に固定された緊締・緊締解除ユニットが定置のケーシ
ング内に構成されたピストン−シリンダ装置を有し、か
つ前記の両回動部分つまりピストンとシリンダは互に逆
方向に、しかもチャック棒の軸方向にシフト可能である
点にある。ピストンとシリンダとによって形成される中
空室は、空圧又は油圧接続管部を有しているので、給圧
によってシリンダは、チャック棒を有するバイトシャン
クから離反する方向に、またピストンは前記方向とは逆
向きに、要するにバイトシャンクもしくはチャック棒の
方に方向づけられてシフトされる。これによって、保持
爪がバイトシャンクを把持し、もしくはバイトシャンク
のストッパリングの背面に係合すると、油圧又は空圧か
ら生じる合力がチャック棒にフルに作用することができ
る。

〔装置上の有利な構成〕

本発明の装置の有利な構成は請求項５乃至１ろに記載し
た通りである。例えば緊締・緊締解除ユニットを、工具
タレットに関して固定的な位置を保証する工作機械の何
らかの安定した構成ユニットと固定的に結合することが
可能ではあるが、緊締・緊締解除ユニットのケーシング
はタレットボックスと固定的に結合されているのが殊に
有利であり、この結合はタレット円板の外部でも内部で
も実現することができる。

ピストンはばねによって緊締・緊締解除ユニットのケー
シングに支えられているので、ピストンとシリンダとの
間のシリンダ室内の圧力を放圧すると前記ばねのばね力
によってピストンは押戻される。

同様にシリンダは単数又は複数の皿ばねによってケーシ
ングに支えられているのが有利で′ある。

バイトシャンクを確保し把持しうるようにするために該
バイトシャンクはストッパリングを有シ、該ストッパリ
ングの背面に、保持爪の腕の端部寄り突起が係合するこ
とができる。前記ストッパリングは例えば、バイトシャ
ンクの後端部に環状溝を設けることによって得られる。

圧着ラムは、圧力空気接続管部と連通しだ中心孔を有し
ているのが殊に有利である。バイト基部ホールダがやは
り、円錐形状の孔を有している場合には、バイト基部ホ
ールダに圧力空気が供給されて、バイト基部ホールダの
受容孔内で環状に分配されてその帯域全体を掃除するこ
とができる。バイトをチャックしたのち、更に空気を流
入させる場合には、堰止め動圧が生じ、該動圧は工作機
械によって制御信号又は位置表示信号として評価される
。

更に有利な構成では緊締・緊締解除ユニットのケーシン
グはタレットホックスに旋回可能かつ／又は軸方向にシ
フト可能に配置されており、例えば前記ケーシングは、
結合支持体と旋回アームとによって調整ねじを介してタ
レットボックスと結合されているのが特に有利である。

保持爪は交換可能にシリンダ又は中間接続部材とねじ締
結されているのが有利である。

〔実施例〕

次に図面に基づいて本発明の実施例を詳説する。

第１図に示した実施例の工具タレット１で法覆数のバイ
ト基部ホールダ２が締付けねじ１３によって前記工具タ
レット１とねじ締結されている。各バイト基部ホールダ
２は１つの同心的な受容孔１８を有し、該受容孔内では
チャック棒６が軸方向可動にガイドされている。バイト
基部ホールダ２はその端面に取付タング１４を有し、該
取付タングは半径方向に可動の複数本のロックピン１７
を備え、該ロックピンは、場合によってはバイト縦中心
軸線に対して傾斜角を成して配置されていてもよい。バ
イトヘッド１２とバイト基部ホールダ２とのチャック（
緊締ロック）は、バイトヘッド１２の対応凹設部内へ取
付タング１４を挿入したのち皿ばね組１１によってチャ
ック棒６をバイトヘラｒ１２から離反する方向に動かし
、その際にロックぎン１７をバイトヘラｆ１２の対応孔
内へ半径方向外向きに突入させることによって行われる
。

それゆえに工具交換のためには、皿ばね１１の押圧力に
抗してチャック棒６を矢印Ｆの方向に動かしてロックピ
ン１７を半径方向に退避さく取付タング１４をバイトヘ
ッド１２の対応凹設部から導出すること、つまりバイト
ヘッドを取外すことが必要である。符号１５は回動防止
機構を示している。なお本発明の装置が適用される工作
機械は西独国特許出願公開第３００７４４０号明細書に
開示されている。

緊締・緊締解除ユニット３として以下に表示した本発明
の装置は保持爪４を有し、該保持爪の腕は前面に突起７
を有し、該突起によってバイトシャンク８のストッパリ
ング９が掴まれる。

緊締・緊締解除ユニット３から圧着ラム５が同心的に突
出しており、該圧着ラムはチャック棒６の自由端面に接
している。緊締・緊締解除ユニット３は複数本のねじ４
０を介してタレットボックス２０に固定されている。

第２図では緊締・緊締解除ユニット３はタレット円板内
に組込まれており、かつ、結合支持体１６及び旋回アー
ム４３によって調整可能に調整ねじ１９を介してタレッ
トボックス２０と結合されている。ロック解除機構の詳
細は第６図〜第５図に示されている。図示から判るよう
に、チャック棒６を収容するバイトシャンク８はその後
部域に環状溝を有し、該環状溝によってストッパリング
９及びリング面４４が形成されている。保持爪４の突起
７が前記環状溝内に係合し、かつ、保持爪４がバイトヘ
ッド１２から離反移動する場合にはストッパ面１０が前
記リング面４４に当接する。圧着ラム５は油圧又は空圧
によって負荷されかつ圧着ラムの端面はチャック棒６に
圧着し、その際保持爪４と圧着ラム５に加えられる力は
、第５図に作用力を矢印で示したように、逆向きである
。

第６図及び第７図は緊締・緊締解除ユニット３を２つの
異なった側から見た図であり、該緊締・緊締解除ユニッ
ト３を第８図及び第９図に基づいて以下に詳説する。チ
ャック状態ではストッパカラー３３は皿ばね組１１の抑
圧作用によってバイトシャンク８内の最も右寄り位置に
ある。第８図及び第９図の上半部には、緊締・緊締解除
ユニット３の緊締位置が、また下半部にはバイトヘッド
１２を弛めた緊締解除位置が夫々示されている。

緊締・緊締解除ユニット３はケーシング２１と、該ケー
シング内で皿ばね２６の圧力に抗して軸方向に摺動可能
に配置されたシリンダ２２と該シリンダ内のぎストン２
５とを主体としている。該シリンダ２２は左端寄りの内
周壁に雌ねじ山２９を有し、該雌ねじ山は中間接続部材
２３の対応雄ねじ山と螺合している。該中間接続部材２
３には、複数本のねじ３０を介して保持爪４の腕がねじ
締結されている。ケーシング２１の左端面は、複数本の
ねじ２７を介して固定された蓋２４によってカバーされ
ている。また前記シリンダ２２内でピストン２５は、前
記の中間接続部材２３もしくは蓋２４に支えられたばね
２８の圧力に抗して摺動可能にガイドされている。シリ
ンダ２２は雌ねじ山２９を介して中間接続部材２３と、
また該中間接続部材はねじ３０を介して保持爪４と軸方
向では固定的に結合されているのに対して、ピストン２
５は圧着ラム５と直結している。ピストン２５とシリン
ダ２２との間にはシリンダ室３４が在り、該シリンダ室
は、締込みねじ締結部３１を介して、油圧又は空圧の圧
力媒体を導く導管３２と連結されている。シリンダ室３
４内へ圧送される圧力媒体によってピストン２５はばね
２８の圧力に抗してバイトヘッド１２の方に向って動か
されると共に、シリンダ２２は面３７にかがる圧力によ
って皿ばね２６の力に抗して前記とは逆向きに動かされ
る。シリンダ２２のこの逆向き運動の際に、第５図に示
したリング面４４とストッパ面１０は互に当接し、これ
によってバイトシャンク８は確保される。またピストン
２５の運動と圧着ラム５の同時シフトとによって、圧着
ラム５の端面３５はチャック棒６の端面３６に当接する
。

第９図に示した緊締・緊締解除ユニット３が前記実施例
と異なっている点は、圧着ラム５が中心孔４２を有し、
該中心孔が締込みねじ締結部３８を介してホース導管３
９と連結されていることである。該中心孔４２をめぐっ
て端面に０１７ング４１が設けられている。

本発明の装置の機能態様は次の通りである。

工具交換を実施しうるようにするために工具タレット１
は、交換すべきバイトヘンＩ’１２のバイト基部ホール
ダ２が交換位置に位置するように割出され、こうしてバ
イトシャンク８のストッパリング９は、緊締・緊締解除
ユニット３の保持爪４と連結することができる。バイト
ヘッド１２は、取付タング１４のロック解除機構を作動
させる場合に始めて取外すことができる。

このためにチャック棒６がストッパカラー３３を介して
皿ばね組１１のばね圧に抗してバイトヘッド１２の方に
軸方向にシフトされる。その際必然的に生じる高い軸方
向力（これはタレット円板の軸受装置によってすべて吸
収されねばならない）を避けるために保持爪４は緊締解
除動作時に自動的に圧着ラム５とは逆向きに移動される
ので、保持爪４の突起７のストッパ面１０がバイトシャ
ンク８のストッパリング９のリング面４４に当接し、か
つ、押離し力Ｆは、タレットボックス２０に固定結合さ
れた緊締・緊締解除ユニット３によって吸収され、タレ
ット円板の軸受部が著しい圧力負荷を受けることはない
。工具交換時、バイトシャンク８を保持爪４と連結した
のち導管３２を介して圧力媒体がシリンダ２２のシリン
ダ室３４内へ圧送されるので、圧着ラム５と結合された
ピストン２５ば、チャック棒６の端面３６と圧着ラム５
の端面３５が当接するまで、バイトシャンク８の方に軸
方向にシフトされる。更に昇圧すると、ストッパカラー
３３と固定結合されたチャック棒６は、皿ばね組１１に
抗して押圧されるので、該皿ばね組は緊縮され、かつチ
ャック棒６は、ロック解除に要するストローク距離に達
することができる。

すでに述べたように同時に保持爪を逆向きに移動させ、
かつ軸受装置の負荷を軽減させるのに必要な反作用を生
ぜしめうるようにするために、シリンダ室３４内の油圧
Ｐを、雌ねじ山２９を介して中間接続部材２３と結合さ
れたシリンダ２２０面３７に作用させることによって、
該シリンダ２２は皿ばね２６に抗してシフトされる。ね
じ３０を介して中間接続部材２３と結合された保持爪４
は、突起７がストッパリング９に当接するまでシリンダ
２２の逆向き運動を強制的に一緒に行わなければならな
いので、押離し力Ｆは緊締・緊締解除ユニット３によっ
て完全に吸収される。

工具交換が終るとシリンダ室３４内の油圧Ｐが再び低下
されるので、ピストン２５は圧着ラム５と共にばね２８
の作用によって再び元の位置へ戻される。

圧着ラム５を有するぎストン２５、シリンダ２２、皿ば
ね２６並びに中間接続部材２３はねじ２７を介してケー
シング２１及び蓋２４によって、安定したコンパクトな
構造内に機能確実に封じ込められている。また緊締・緊
締解除ユニット３はねじ４０を介して工作機械のタレッ
トボックス２０と固定的に結合されている。

第９図から判るように、緊締・緊締解除ユニット３は圧
力空気の自動供給系と組合されている。工具交換時、ホ
ース導管３９を介して圧力空気は圧着ラム５の中心孔４
２内へ供給され、０リング４１を介して損失なしにバイ
ト基部ホールダ２に伝達され、連結範囲の掃除のため、
及びバイトチャック後の位置表示のために使用される。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の緊締・緊締解除ユニットと連結した状
態で示した工具タレットにチャックされたバイトの概略
図、第２図は星形タレットの円周側に位置決めされたバ
イトと緊締・緊締解除ユニットを示す図、第６図、第４
図及び第５図はバイト基部ホールダと緊締・緊締解除ユ
ニットとの間の連結部を示す部分断面図、第６図は第１
図に示した装置を備えたタレット円板の部分的正面図、
第７図は第２図に示した実施例を矢印Ｂの方向に見た側
面図、第８図は第７図のＩ−Ｉ線に沿った横断面図、第
９図は第８図と同一の実施例に空気供給系を組付けて示
した横断面図、第１０図は回転式のバイト基部ホールダ
を備えた実施例の概略図である。 １・・・工具タレット、２・・・パイ）Ｊ部ホールダ、
３・・・緊締・緊締解除ユニット、４・・・保持爪、５
・・・圧着ラム、６・・・チャック棒、Ｔ・・・突起、
８・・・バイトシャンク、９・・・ストッパリング、１
０・・・ストッパ面、１１・・・皿ばね組、１２・・・
バイトヘッド、１３・・・締付ねじ、１４・・・取付タ
ング、１５・・・回動防止機構、１６・・・結合支持体
、１７・・・ロックビン、１８・・・受容孔、１９・・
・調整ねじ、２０・・・タレットボックス、２１・・・
ケーシング、２２・・・シリンダ、２３・・・中間接続
部材、２４・・・蓋、２５・・・ピストン、２６・・・
皿ばね、２７・・・ねじ、２８・・・ばね、２９・・・
雌ねじ山、３０・・・ねじ、３１・・・締込みねじ締結
部、３２・・・導管、３３・・・ストッパカラー　３４
・・・シリンダ室、３５゜３６・・・端面、３７・・・
面、３８・・・締込みねじ締結部、３９・・・ホース導
管、４０・・・ねじ、４１・・・０リング、４２・・・
中心孔、４３・・・旋回アーム、４４・・・リング面 一

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、工具タレツト内に支承されたバイト基部ホールダの
   皿ばね加圧式チャック棒の自由端面に軸方向外圧を負荷
   することによつてチャック解除力を発生させて前記チャ
   ック棒のチャックを解除する方法において、チャック解
   除操作時にバイト基部ホールダ（２）又は、チャック棒
   （６）を受容してガイドする前記バイト基部ホールダの
   バイトシャンク（８）を、チャック解除力とは逆向きの
   反作用外力で負荷することを特徴とする、バイト基部ホ
   ー ルダの皿ばね加圧式チャック棒のチャックを解除する方
   法。 ２、反作用外力がチャック解除力にほぼ等しい、請求項
   １記載の方法。 ３、チャック棒（６）の軸方向にガイドされる可動のシ
   リンダ（２２）と、該シリンダ（２２）内に対向配置さ
   れていて該シリンダに対して相対的に軸方向に可動にガ
   イドされるピストン（２５）とを有し工具タレツト（１
   ）のタレツトボツクス２０に対して定置に配置された緊
   締・緊締解除ユニット（３）内に、皿ばね（１１）によ
   るチヤツク力を克服するのに充分な圧力を供給し、該圧
   力に基づいて、前記ピストン（２５）に軸方向で固定的
   に結合された保持爪（４）によつて、バイト基部ホール
   ダ（２）を、又は、前記チャック棒（６）を受容孔（１
   ８）内に受容してガイドするバイト基部ホールダのバイ
   トシャンク（８）を把持し、その際に、前記シリンダ（
   ２２）に軸方向で固定的に結合された圧着ラム（５）に
   よつて前記チャック棒（６）の端面を負荷する、請求項
   １又は２記載の方法。 ４、請求項１記載の方法を実施する装置において、工具
   タレツト（１）のタレツトボツクス（２０）に定置に配
   置された緊締・緊締解除ユニット（３）内には、バイト
   基部ホールダ（２）を把持するため又は、チャック棒（
   ６）を受容するバイトシャンク（８）を把持するために
   設けられた保持爪（４）に軸方向で固定的に結合された
   シリンダ（２２）と、空圧又は油圧接続管部（３２）と
   連通する可変中空室を形成するように前記シリンダ（２
   ２）に対向するピストン（２５）とが夫々前記チャック
   棒（６）の軸方向に摺動可能に設けられており、前記ピ
   ストン（２５）が、チャック解除時に前記チャック棒（
   ６）の端面（３６）を負荷する圧着ラム（５）と固定的
   に結合されていることを特徴とする、バイト基部ホール
   ダの皿ばね加圧式チャック棒のチャックを解除する装置
   。 ５、緊締・緊締解除ユニット（３）のケーシング（２１
   ）が、工具タレツト（１）のタレツトボツクス（２０）
   と固定的に結合されている、請求項４記載の装置。 ６、ピストン（２５）がばね（２８）によつてケーシン
   グ（２１）に支えられている、請求項４又は５記載の装
   置。 ７、シリンダ（２２）が単数又は複数の皿ばね（２６）
   によつてケーシング（２１）に支えられている、請求項
   ４から６までのいずれか１項記載の装置。 ８、保持爪（４）が少なくとも２つの腕の端部に保持用
   突起（７）を有し、該突起がチャック解除状態でバイト
   シャンク（８）のストッパリング（９）の背面に係合す
   る、請求項４から７までのいずれか１項記載の装置。 ９　圧着ラム（５）が、圧力空気接続管部（３９）と連
   通した中心孔（４２）を有している、請求項４から８ま
   でのいずれか１項記載の装置。 １０、緊締・緊締解除ユニット（３）がタレツト円板の
   内部に配置されている、請求項４から９までのいずれか
   １項記載の装置。 １１、緊締・緊締解除ユニット（３）がタレツト円板内
   に組込まれて結合支持体（１６）と旋回アーム（４３）
   とによつて固定的に又は調整ねじ（１９）を介して調整
   可能にタレツトボツクス（２０）と結合されている、請
   求項１０記載の装置。 １２、緊締・緊締解除ユニット（３）が旋回可能かつ／
   又は軸方向シフト可能にタレツトボツクス（２０）に配
   置されている、請求項４から１１までのいずれか１項記
   載の装置。 １３、保持爪（４）が交換可能にシリンダ（２２）又は
   中間接続部材（２３）とねじ締結されている、請求項４
   から１２までのいずれか１項記載の装置。