JPH0221839Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0221839Y2 JPH0221839Y2 JP3472888U JP3472888U JPH0221839Y2 JP H0221839 Y2 JPH0221839 Y2 JP H0221839Y2 JP 3472888 U JP3472888 U JP 3472888U JP 3472888 U JP3472888 U JP 3472888U JP H0221839 Y2 JPH0221839 Y2 JP H0221839Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diaphragm
- magnetic
- gap
- magnet
- microphone
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000001788 irregular Effects 0.000 description 2
- 238000010248 power generation Methods 0.000 description 2
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、可動線輪型マイクロホンに関する新
規な提案に関するものである。
規な提案に関するものである。
マイクロホンに与えられる条件は、先ず周波数
特性である。これは広域まで追求すると、超低域
が低下する。
特性である。これは広域まで追求すると、超低域
が低下する。
また、実用感度（出力），Ｓ／Ｎ比，指向性，
立上り特性，風雑音対策等の問題がある。
立上り特性，風雑音対策等の問題がある。
本考案は上述の諸条件を考慮し、可動線輪を含
むダイヤフラムの実効質量を小さくし、また独特
の発電機構により音質の優れた可動線輪型マイク
ロホンを提供することを目的とするものである。
むダイヤフラムの実効質量を小さくし、また独特
の発電機構により音質の優れた可動線輪型マイク
ロホンを提供することを目的とするものである。
即ち、本考案の基本構造は、扁平状に捲回され
た可動線輪の捲回部が上下２段の往復磁場により
形成される磁気間〓中に挿入され、該可動線輪は
磁界外側に支指固定されたダイヤフラム中央部内
面に取付けられてなり、これにより音声の到来に
よつて可動線輪の磁界内における振動を比較的大
きくとれるように構成したことを特徴とするもの
である。
た可動線輪の捲回部が上下２段の往復磁場により
形成される磁気間〓中に挿入され、該可動線輪は
磁界外側に支指固定されたダイヤフラム中央部内
面に取付けられてなり、これにより音声の到来に
よつて可動線輪の磁界内における振動を比較的大
きくとれるように構成したことを特徴とするもの
である。
次に、本考案の一実施例を図により説明する。
１は大きさが２mm×1.5mm×１mm程度の２個の
極小マグネツト（永久磁石）で、各マグネツト１
はそれぞれ上下磁極側両面を金属板のヨーク２に
より挾持個定されて、その磁極は互いに表裏（上
下）反対に向けられ、一方のマグネツトを挾持す
るヨーク２と対向する他方のマグネツトを挾持す
るヨークとの間にはわずかな（例えば１mmの）間
〓３を設けるようにし、各マグネツト１のヨーク
２はマイクロホンの口部を構成するケーシング
（図示せず）内中央軸心部に立設された軸体（図
示せず）上にそれぞれ固定されている。
極小マグネツト（永久磁石）で、各マグネツト１
はそれぞれ上下磁極側両面を金属板のヨーク２に
より挾持個定されて、その磁極は互いに表裏（上
下）反対に向けられ、一方のマグネツトを挾持す
るヨーク２と対向する他方のマグネツトを挾持す
るヨークとの間にはわずかな（例えば１mmの）間
〓３を設けるようにし、各マグネツト１のヨーク
２はマイクロホンの口部を構成するケーシング
（図示せず）内中央軸心部に立設された軸体（図
示せず）上にそれぞれ固定されている。
これにより、上記間〓３は上下２段の往復磁場
（磁界）により形成される磁気間〓を構成するこ
とになる。
（磁界）により形成される磁気間〓を構成するこ
とになる。
４は導線を扁平状に捲回した直径１〜1.5mm，
厚さ0.2〜0.4mm程度の可動線輪で、その側面には
環部６を接着して該環部６の周縁上端に取付部材
５が設けられ、可動線輪４は該部材５を介して上
記ヨーク２の対向端面間に設けた磁気間〓３上側
で水平にケーシング内で支持されたダイヤフラム
８中央部下面に直角に固定されて、その扁平な線
輪両面が上記両マグネツト１に対面するように上
記間〓３中に挿入されている。
厚さ0.2〜0.4mm程度の可動線輪で、その側面には
環部６を接着して該環部６の周縁上端に取付部材
５が設けられ、可動線輪４は該部材５を介して上
記ヨーク２の対向端面間に設けた磁気間〓３上側
で水平にケーシング内で支持されたダイヤフラム
８中央部下面に直角に固定されて、その扁平な線
輪両面が上記両マグネツト１に対面するように上
記間〓３中に挿入されている。
なお、図では可動線輪４を取付けるダイヤフラ
ムとしてリボン状のものを例示しており、リボン
状ダイヤフラムは全周縁がケーシングに支持固定
される円盤状ダイヤフラムとは異なり、上下振動
以外の不規則な振動が生じることがあるので、前
記した磁気間〓３の上側のダイヤフラム（メイ
ン）だけでなく、その下側にもサブダイヤフラム
１０を水平にケーシング内に差渡し、同じく取付
部材５を介して可動線輪４に固定し、該可動線輪
４の振動方向を規制している。
ムとしてリボン状のものを例示しており、リボン
状ダイヤフラムは全周縁がケーシングに支持固定
される円盤状ダイヤフラムとは異なり、上下振動
以外の不規則な振動が生じることがあるので、前
記した磁気間〓３の上側のダイヤフラム（メイ
ン）だけでなく、その下側にもサブダイヤフラム
１０を水平にケーシング内に差渡し、同じく取付
部材５を介して可動線輪４に固定し、該可動線輪
４の振動方向を規制している。
ただし、（メイン）ダイヤフラム８の大きさや
可動線輪の４の大きさからして、該ダイヤフラム
８の不規則な動きは実際上ほとんど生じないか又
は問題とならず、サブダイヤフラム１０は必ずし
も必要なものではない。
可動線輪の４の大きさからして、該ダイヤフラム
８の不規則な動きは実際上ほとんど生じないか又
は問題とならず、サブダイヤフラム１０は必ずし
も必要なものではない。
従つて、円盤状ダイヤフラムを使用するときに
は、製作上からしても磁気間〓３上側に一枚設け
ればよいものである。
は、製作上からしても磁気間〓３上側に一枚設け
ればよいものである。
本考案マイクロホンは上記のように構成され、
ダイヤフラム８中央部内面に扁平に捲回した可動
線輪４を取付け、これを上下２段の往復磁界を形
成した磁気間〓３中に置いたので、可動線輪４が
音声（音波）の到来によるダイヤフラム８の上下
振動に応じて該間〓３中で微小に上下振動するこ
とにより電流が流れ、線輪４上部がプラスのとき
は下部はマイナスとなり、極めて能率よく電流変
換できて、高効率のマイクロホンの発電システム
を実現することができるのである。
ダイヤフラム８中央部内面に扁平に捲回した可動
線輪４を取付け、これを上下２段の往復磁界を形
成した磁気間〓３中に置いたので、可動線輪４が
音声（音波）の到来によるダイヤフラム８の上下
振動に応じて該間〓３中で微小に上下振動するこ
とにより電流が流れ、線輪４上部がプラスのとき
は下部はマイナスとなり、極めて能率よく電流変
換できて、高効率のマイクロホンの発電システム
を実現することができるのである。
従つて、本考案のマイクロホンは従来のマイク
ロホンに比して振動部が軽量で済むので周波数特
性で優れ、かつ充分な出力が得られ、しかも永久
磁石部が極めて小型軽量で済み、マイクロホン全
体として著しい小型化を実現させる効果を有す
る。
ロホンに比して振動部が軽量で済むので周波数特
性で優れ、かつ充分な出力が得られ、しかも永久
磁石部が極めて小型軽量で済み、マイクロホン全
体として著しい小型化を実現させる効果を有す
る。
図は本考案に係る可動線輪型マイクロホンの一
例を示す要部の斜視図である。 符号の説明、１……マグネツト（泳久磁石）、
２……ヨーク、３……間〓、４……可動線輪、５
……取付部材、６……環部、７……取付部材端
部、８……（メイン）ダイヤフラム、９……取付
部材端部、１０……サブダイヤフラム。
例を示す要部の斜視図である。 符号の説明、１……マグネツト（泳久磁石）、
２……ヨーク、３……間〓、４……可動線輪、５
……取付部材、６……環部、７……取付部材端
部、８……（メイン）ダイヤフラム、９……取付
部材端部、１０……サブダイヤフラム。
Claims (1)
- それぞれ上下磁極側両面をマイクロホンの口部
ケーシング内中央部に固定したヨークに挾持され
た２個の永久マグネツトをその磁極を互いに表裏
反対にして対向させ、一方のマグネツトを挾持す
るヨークと他方のマグネツトを挾持するヨークと
の間にはわずかな間〓を設けることにより上下２
段の往復磁界を構成する磁気間〓を形成し、該間
〓上側にはダイヤフラムを上記ケーシング内に水
平に支持されるように設け、該ダイヤフラムの中
央部下面には導線を扁平状に捲回したドーナツ型
の可動線輪を取付部材を介して直角に固定し、該
線輪はその両面を上記した対向するマグネツトに
対面するようにして上記磁気間〓中に挿入してな
ることを特徴とする可動線輪型マイクロホン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3472888U JPH0221839Y2 (ja) | 1988-03-16 | 1988-03-16 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3472888U JPH0221839Y2 (ja) | 1988-03-16 | 1988-03-16 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63144791U JPS63144791U (ja) | 1988-09-22 |
| JPH0221839Y2 true JPH0221839Y2 (ja) | 1990-06-12 |
Family
ID=30843556
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3472888U Expired JPH0221839Y2 (ja) | 1988-03-16 | 1988-03-16 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0221839Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-03-16 JP JP3472888U patent/JPH0221839Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63144791U (ja) | 1988-09-22 |
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