JPH02217905A - 変電所の母線電圧制御方法 - Google Patents

変電所の母線電圧制御方法

Info

Publication number
JPH02217905A
JPH02217905A JP1037579A JP3757989A JPH02217905A JP H02217905 A JPH02217905 A JP H02217905A JP 1037579 A JP1037579 A JP 1037579A JP 3757989 A JP3757989 A JP 3757989A JP H02217905 A JPH02217905 A JP H02217905A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
value
voltage value
transformer
bus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1037579A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2631547B2 (ja
Inventor
Koji Saikawa
斉川 康二
Yoichiro Abe
陽一郎 阿部
Yoichi Katayama
洋一 片山
Kuniomi Yamada
山田 邦臣
Kazuyuki Saeki
和之 佐伯
Tatsumi Kawase
河瀬 巽
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kansai Electric Power Co Inc
Toko Seiki Co Ltd
Original Assignee
Kansai Electric Power Co Inc
Toko Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kansai Electric Power Co Inc, Toko Seiki Co Ltd filed Critical Kansai Electric Power Co Inc
Priority to JP1037579A priority Critical patent/JP2631547B2/ja
Publication of JPH02217905A publication Critical patent/JPH02217905A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2631547B2 publication Critical patent/JP2631547B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Electrical Variables (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 本発明は、変電所の変圧器タップを切り換えることによ
って負荷時の母線電圧を調整する変電所の母線電圧i’
filJ御方法、及びこの方法に用いることのできる電
圧調整継電器に関する。
[従来の技術〕 変電所においCは、変圧器二次側の電圧をなるべく一定
に保つべ・く、この変圧器二次側の母線電圧を計311
シ、この計測電圧値が予め設定された整定電圧値よりも
大きければ変圧器のタップを母線電圧が低くなる側に切
p)換え、計測電圧値が整定電圧値よりも小さい場合は
変圧器のタップを母線電圧が高くなる側に切り換えるよ
うにしている。
そして、この母線電圧の制御にあたっては、前記計測電
圧値と整定電圧値を比較し、その結果に基づいて変圧器
タップに村する昇圧指令もしくは降圧指令信号を出力す
る電圧調整継電器が用いられている。
しかし、母線に接続される各配電線の需給点電圧を一定
に保つためには、単に母線電圧を一定に保つだけでは十
分でなく、負荷電流の変化に対応して配電線等のインピ
ーダンス分降下する電圧を補償する必要がある。すなわ
ち、前記母線電圧は1孝T:電圧分を士乗せ1.た電圧
となることが望ま1−2いものである。
従来における上記の々11き配電線等による電圧降十分
の補償は、第5図に示すようにして行われていた。この
第5図において、100は前記電圧調整継電器であり、
計器用変圧器101り斤−次側から取り出す入力電圧v
pと予め設定されfS整定電圧値Vsとを比較して、そ
の比較結果に基づいて形成される昇圧指令もし5くは降
圧指令信号を出力している。すなわち、比較した電圧の
うち入力電圧Vpの方が高い場合は変電所の変圧器70
2のタップを電圧降圧側に切りIQえ9.入力電圧Vp
の方が低い場合にはタップを電圧昇圧側に切り換える指
令を出すのである。前記電圧降下分の補償は、線路降下
補償器103を用いて行われている。この線路降下補償
器103は、変圧器102の二次電流を所定比率で変流
する変流器104の二次側に設けられており、抵抗Rと
リアクタンスXでなるインピーダンス回路として形成さ
れている。したがって、このインピーダンス回路両端に
発生する電圧は負荷電流に応じて変ILすることになる
。前記抵抗r(とりアクタンスXの値は、変圧器102
の負荷中心点までのインピーダンスに対応し、インピー
ダンス回路両端に発生する電圧と前記計器用変圧器10
1の二次電圧とのベクトル和が、その時点の所定の需給
点電圧に対応した模擬需給点電圧となるよう停電されて
いる。すなわち、インピーダンス回路両端に発生ずる電
圧が、負荷電流に応じて変化する変圧器二次側から需給
点までの電圧降下分を補償するようにしている。そして
、このようにして線路降下補償器103のインピーダン
ス回路両端に発生ずる電圧により電圧降下分を補償され
た模擬需給点電圧値すなわち入力電圧値Vpを、前記電
圧調整継電器100において所定の整定電圧値Vsと比
較するようにしているのである。
従来における母線電圧制御は、以上のようにし°C配電
線等による電圧降下分を補償し、需給点電圧をなるべく
整定電圧値Vpに保つようにするものであった。
[発明が解決しようとする課題] 上記のようなit来手段による母線電圧制御は、単純な
枝状配電線を持ちI2かもこれら配電線を個々に電圧ル
制御する場合は、負荷中心を比較的正確且つ容易に定め
ることができ、ある程度実用に即することができる。し
かしながら、近時における多くの変電所におけるように
、負荷曲線の異なる複数の配電線群に対し、変圧器のタ
ップを切り換えることによって調整される母線電圧を供
給するようにしている場合は、負荷中心を特定すること
自体に無理があり、このため力率の実態管理が困難とな
って前記リアクタンスX要素による整定誤差が生じる可
能性が高いという問題があった3(、かも、前記抵抗R
及びリアクタンスXの値の整定に係わる手間がきわめて
多大で効率が悪く、整定誤差が生じた場合にその度に面
倒な整定計算を繰り返さなくてはならないという問題が
あった。
本発明は上記のような事情に鑑みなされたものであって
、変電所の変圧器のタップを切り換えることによって母
線電圧を調整するようにした変電所の母線電圧制御方法
において従来必要であった、抵抗R及びリアクタシスX
の整定を排することができる変電所の77線電圧制御方
法を提供することを目的としている。
本発明の他の目的は、に記ffl線電圧制御方法に使用
することのできる電圧調整継電器を提供することにある
[課題を解決するための手段」 本発明による変電所の母線電圧制御方法は、上記し1的
を達成するなめに、変圧器二次側の負荷電流とfu線電
圧をg+aaL、負荷電流に対応する整定電圧値とI:
J線電圧値とを比較し、これら整定電圧値と母線電圧(
httの偏差が予め定めた電圧不感帯幅3超えていると
き、この偏差を小さくするよう変圧器のタップを切りJ
fi疋ることを特徴としている。
この方法において、1つの時間帯における任意の負荷電
流に対応する整定電圧値は、予め整定された最高重負荷
時と最低軽負荷時の各整定電圧値と整定電流値に基づい
て得ることができる。また、1目差を小さくするよう変
圧器のタップを切り換える条件は、単に前記i=差が電
圧不感帯幅を超えていることのみならず、(−差の電圧
不感帯幅超過分の超過継続時間積分値が予め定めたた定
積分値を超えたことを条件とするのが良い。
本発明による電圧調13継電器は、負荷−に流と母線電
圧を入力する入力部と、少なくとも1つの時間帯内にお
ける最高重負荷時及び最低軽負荷時の各整定電圧値とり
定電流値を記憶する記憶部と、この記憶部に記憶された
各整定電圧値と整定電流値に基づいて、A /”’ D
変換1−た負荷電流値に対応する整定電圧値を得る演算
を行うと共に、この整定電圧値をA/’D変換した母線
電圧値と比較してその比較結果に基づく昇圧指令もしく
は降圧指令信号を形成する演算部と9具備することを特
徴としている。
1作 用] 本発明の変電所の母線電圧制御方法では、負荷電流値に
対応する整定電圧値が直接母線電圧値と比較され、この
比較結果に基づいて母線電圧が制御される。このとき、
任意の負荷電流値に対応する整定電圧値を、最高重負荷
時と最低軽負荷時の各整定電圧値と整定電流値の基づい
て得ることができるようにしておけば、負荷電流毎の整
定電圧値と母線電圧値を比較するようにしているにも拘
らず、前記各整定電圧と整定電流のみを整定するだけで
母線電圧を制御することが可能となる。偏差の電圧不感
帯幅超過分の超過継続時間積分値が予め定めた整定積分
値を超えたことを変圧器のタップ切り換えの条件として
おけば、短時間の負荷変動等による煩雑な夕・ノブ切り
換えが生じることがない。
本発明による電圧調整継電器は、入力した負荷電流と母
線電圧をディジタル化するとともに、記憶部から最高重
負荷時と最低軽負荷時の各整定電圧値と整定電流値を読
み出し、これらの数値に基づいて負荷電流値に対応する
整定電圧値を演算し、この整定電圧値と前記jJ線電圧
値と比較して、その比較結果として昇圧指令もしくは降
圧指令信号を出ノjする。
[実施例1 第1図は本発明の母線電圧制御方法により汀線電圧を制
御される変電所の要部を示ず構成図である。
この第1図において、1は変電所の変圧2πであって、
この変圧器1は二次側に複数の電圧切IQタップを備え
ている。この変圧器1の二次(![すには図示しない複
数の配電線を持つ母線2が接続されており、この母線2
には、負荷電流計測用の電流変成器3とI′J、線電圧
針JjQ用の計器用変圧器11がそれぞれ設けられてい
る。これら電流変成器3と計器用変圧器4の二次電流及
び二次電圧は共に電圧調整継電器5に送り込まれている
。この電圧1!l整継電器5は、後述するようにして得
た昇圧指令信号もしくは降圧指令信号を発生ずるもので
、これらの指令信号は前記変圧器1のタップ切換装置(
不図示)に送り込まれている。このタップ切換装置は、
i圧、ilA[継電器5から昇圧指令信号を受は取ると
変圧器1の二次電圧が高くなる側へタップを切り換え、
降圧指令信号を受は取ると二次電圧が低くなる側へタッ
プを切り換える。
第2図は前記電圧J1整継電器5のブロック図である、
この第2図において、11は前記電流変成器3の二次側
に接続される電流入力端子、12は計器用変圧器71の
二次側に接続される電圧入力端子であって、それぞれ前
記母線2に流れる負荷電流及び母線電圧を所定の比率で
変成した電流もしくは電圧を入力している。これら電流
入力端子11及び電圧入力端子12から入力された電流
及び電圧は、それぞれ補助変成器13.14を介して実
効値変換器15、16に送られ、ここで実効値に変換さ
れたのちA/D変換器17でディジタル値に変換される
ようになっている。このようにしてディジタル変換され
た負荷電流とn線電圧は後述する中央演算処理装置22
に送り込まれている。
1Bは主記憶部であって、を裔述するような整定電流値
及び整定電圧値が書き込まれるR A M 18a、他
の必要伊報が書き込まれたR OM 18bからなる。
前記RAM18aに書き込まれる整定電流値及び整定電
圧値は、任意の時間幅で分けられた1日の各時間帯毎の
、最高重負荷時の整定電流値AH,。
A Hx・・・、整定電圧値VH+ 、VH2・・・と
、各時間帯のうちの一つの時間帯における最低軽負荷時
の整定電流値AL、及び整定電圧値■[71であり、こ
れら各整定電流値及び整定電圧値は過去のデータに基づ
いて整定されたものである。すなわち、例えば12時〜
18時の時間帯について、最高重負荷時(例えば16時
)の整定電流値A H+及び整定電圧値■H2と最低軽
負荷時(例えば17時)の整定電流値AL+及び整定電
圧値VL、が整定されるとともに、他の各時間帯につい
ては最高重負荷時のみの整定電流値A )(2・・・及
び整定電圧値VI4□・・・が整定される。RAM18
aには、こうした1日分の整定電流値及び整定電圧値が
、例えば平日用と休日用といったように複数組書き込ま
れる。尚、18cは中央演算処理部22に時間情報を与
えるカレンダー時計である。
19はRAM18aに対する書き込みを行うためのキー
人力部であって、平日、休日表示のモード切換えや運転
表示のモード切換えを行いながら、前述の如き各整定電
流値及び整定電圧値の書き込みを行うの用いる。
20は信号出力用接点群であって、中央演算処理装置2
2の演算結果を出力する昇圧指令信号用出力接点20a
及び降圧指令信号用出力接点20bを備えている。この
信号出力用接点群は電圧異常信号出力接点等の他の出力
接点を備えることもできる。
21は信号入力用接点群であって、中央演算処理装置2
2に対し、平日モードによる整定グログラムで運転する
ように指令を出す平日運転指令JT1信号の入力接点2
?a及び体ロモードによる整定10゛グラムで運転する
ように指令を出す休日運転指令用信号の入力接点211
) ’z備えている。この信号入力用接点群21はさら
に、母線電圧の整定を行わないよう指令を出す手動指令
用入力接点や、前記変圧器1の電圧切換タップを上限タ
ップあるいは下限タップに固定するように指令するため
の信号用入力接点を備えることもできる。
中央演算処理装置22は、前記出力接点20aもしくは
出力接点20bから昇圧指令信号もしくは降圧指令信号
を出力するために、以下のようにして必要な演算処理を
行う。
中央演算処理装置22はまず、前記A/D変換器17か
ら負荷電流及び母線電圧のディジタル変換値を人力する
とともに、前記信号入力In接点群2】を介して与えら
れる指令及びカレンダー時計18Cより得られる時fm
 tn報に基づいて、RAM18aから必要な整定電流
値及び整定電圧値を読み出す、そして、まず入力された
負荷電流値及び読み出された各整定値を用いて所定の演
算を行い、負荷電流値に対応した整定電圧値Vを得る。
これを具体的に説明する。
今、前記信号入力用接点Tl21を介して与えられる指
令及びカレンダー時計18cより得られる時1乃)情報
が平日の15時であるときに、負荷電流値j、母線電圧
値VをA/D変換器17から入力したとする。中央演算
処理装置22は、この平日の15時を含む時間帯におい
て負荷電流値iに対応する整定電圧値を得るために、R
A、M18aからこの時間帯におけるf&高重負荷時の
整定電流値A H+と整定電圧値Vl−1,、及び最低
軽負荷時の整定電流値AL、と整定電圧値VL、を読み
出し、これら各整定値と前記負荷電流値iから以下の演
算を行い、負荷電流値iに対応する整定電圧値Vを得る
・・・(イ) この(イ)式は、第3図に整定電圧特性線aとして示す
ように、負荷電流に対し整定電圧値が直線的に変移する
ものとして形成したものである。
次に、負荷電流及び母線電圧が、最低軽負荷時の整定電
流値と整定電圧値を整定していない時間帯に属する時間
に入力されている場合は、前記整定電流値AHIと整定
電圧値V H、及び整定電流値AL、と整定電圧値VL
、に加え、その入力時間を含む時間帯の最高重負荷時の
整定電流値と整定電圧値く例えば整定電流値A Hxと
整定電圧値VH,)を読み出し、第3図に一点鎖線で示
すような、前記整定電圧変移線aと平行な整定電圧特性
線すを設定する。このようにすれば、前記(イ)式から
所定値を減じる(あるいは(イ)式に所定値を加える)
ことにより、この時間帯における負荷電流に対応する整
定電圧値を得ることができる。
尚、(イ)式に代えてこの特性線aを曲線的な変移とす
る式を用いることができるのはらちろんである。
次に、中央演算処理装置22は、入力したII線線電圧
値上前記整定電圧値Vの電圧偏差D=v−Vを演算し、
この電圧偏差りが予め定めた第4図に示すような偏差量
−b〜+b間の不感帯幅Bを超えたとき、この不感帯幅
B超過分の超過継続時間積分値を演算するようにしてい
る。そして、この積分値が予め定めた整定桔分値を超え
たときに、この中央演算処理装置22は、前述した昇圧
指令信号もしくは降圧指令信号を出力接点20aもしく
は出力接点20bから出力する。このうち昇圧指令信号
は前記電圧偏差りが負の値である場合、すなわち計測さ
れた母線電圧値■よりも整定電圧値Vの方が大きい場合
に出力接点20aから出され、一方降圧指令信号は電圧
偏差りが正の値である場合、すなわち計測された母線電
圧値■の方が整定電圧値Vよりも大きい場合に出力接点
2011から出される。
第4図は時間1.において正の電圧偏差りが不感帯幅B
を超え1時間t2において超過継続時間(4分値が整定
積分値を超えたことによって、出力接点20bから降圧
指令信号が出され、変圧器1の母線電圧が降下したこと
を示している。
尚、電圧偏差りが不感帯幅Bを超えることを、昇圧指令
信号及び降圧指令信号を出す条件とするのは、変圧器1
のタップ切り換えによる母線電圧の変動が段階的である
ためであり、タップを切り換えて電圧を変動させること
によって電圧偏差りがよりOに近づくようにするために
必要な条件である。したがって、不感帯幅Bはタップ切
り換えによる電圧変動幅に対応して定められる。また、
電圧+4ii差りの不感帯幅B超過分の超過継続時間積
分値を演算するのは、短期間の電圧の変動により頻繁に
タップが切り換えられてしまうことのないようにするた
めである。
第2図において、23はカードリーダである。このカー
ドリーダ23は、入力した負荷電流i及び母線電圧■を
ICカードに読み出すのに利用することができ、このよ
うにすれば、従来のように電流計や電圧計を設けて目視
により負荷電流や母線電圧を監視するのに比べ、データ
集計の省力化を計ることができるという効果がある。ま
た、前記カードリーダ23は、前述の如き整定電圧値や
整定電流値を読み込ませておき、これを前記RAM18
aに書き込むのに利用することもでき、このようにすれ
ば現場においてこの電圧調整継電器5に整定値を入力す
るのがきわめて容易になるという効果も奏する。
但し、第2図において、24は電圧調整継電器5の制御
電圧を入力する電源入力端子、25は定電圧回路等を含
む電源ユニツh、26は中央演算処理装置22とキー人
力部の間のインターフェース、27は中央演算処理装置
22と信号出力用接点群20との間のインターフェース
、28はカードリーダ23用のICカードインターフェ
ース、29は整定電圧値や整定電流値あるいは平日、休
日モードを表示するための表示部である。
[発明の効果1 請求項1により、ば、面倒な抵抗値やりアクタンス値の
整定を行う必要がなく、整定を迅速に行うことができる
という効果を奏する。また、こうした整定誤差要素を排
することができるから、特に負荷曲線の異なる複数の枝
状配電線を持つ母線の電圧制御を行う上で、母線電圧制
御の精度を向上させることができる。さらに、抵抗やり
アクタンスを排することができるから、母線電圧制御に
要する部品点数を削減することができ、コストダウン・
を遂げることができる。
請求項2によれば、負荷電流に対応する整定電圧値を演
算により得ることが可能となり、コンピュータに対する
適応性がよいという効果を奏する。
請求項3によれば、変圧器の煩雑なタップ切り換えが防
止され、タップ切換装置の寿命を延ばすことができる。
請求項4によれば、実質上、少なくとも2つの整定電圧
値を整定するだけで変電所の母線電圧をJ1整するため
の信号を形成することができるから。
a線電圧に対する整定作業を簡単にできるという効果を
奉する。また、リアクタンスのように実態管理が困難な
ものの整定値を用いる必要がないから、母線電圧制御の
精度を向」−さぜることができるという効果も奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の母線電圧制御方法を採用する変電所の
要部を示す構成図、第2図は電圧調整継電器め1117
72図、第3図は整定電圧特性を示すグラフ、第4図は
昇圧指令信号及び降圧指令信号の発生条件を説明するグ
ラフ、第5図は従来の母線電圧制御方法を採用する変電
所の概略+74成図である。 ■・・・変圧器 5・・・電圧調整継電器 ■・・・母線電圧値 i・・・負荷電流値 ■・・−整定電圧値 ト3−・・不(み帯幅 V 14 、 、 V I12・・・最高重負荷時の整
定電圧値AI”l 1.A )I2・・・最高重負荷時
の整定電流値■1゜、・・・最低軽負荷時の整定電圧値
Al、・・・最低軽負荷時の整定電流値11・・・電流
入力端子(人力部) 12・・・電圧入力端子(入力部) 18・・・主記憶部(記憶部) 22・・・中央演算処理装置(演算部)茅 1 ス 特許出願入  関西電力株式会社 東光精機株式会社 代 理 人  弁理士 鈴江孝− ヱ 図 −bL−−−−−−− Q4S  3  vA AL+ ・イ・  ど’  AH+ ご藺t7を 裏 ! °すJ■

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)変電所の変圧器のタップを切り換えることによっ
    て母線電圧を調整するようにした変電所の母線電圧制御
    方法において、 変圧器二次側の負荷電流と母線電圧を計測し、負荷電流
    に対応する整定電圧値と前記母線電圧値とを比較し、こ
    れら整定電圧値と母線電圧値の偏差が予め定めた電圧不
    感帯幅を超えているとき、この偏差を小さくするよう変
    圧器のタップを切り換えることを特徴とする変電所の母
    線電圧制御方法。
  2. (2)1つの時間帯内における最高重負荷時と最低軽負
    荷時の各整定電圧値と整定電流値を予め整定し、これら
    各整定電圧値と整定電流値に基づいて、演算により前記
    時間帯内における任意の負荷電流に対応する整定電圧値
    を得ることを特徴とする請求項1の変電所の母線電圧制
    御方法。
  3. (3)整定電圧値と母線電圧値の偏差が予め定めた電圧
    不感帯幅を超えているとき、この偏差の電圧不感帯幅超
    過分の超過継続時間積分値が予め定めた整定積分値を超
    えたとき、前記偏差を小さくするよう変圧器のタップを
    切り換えることを特徴とする請求項1又は2の変電所の
    母線電圧制御方法。
  4. (4)負荷電流と母線電圧を入力する入力部と、少なく
    とも1つの時間帯内における最高重負荷時及び最低軽負
    荷時の各整定電圧値と整定電流値を記憶する記憶部と、
    この記憶部に記憶された各整定電圧値と整定電流値に基
    づいて、A/D変換した負荷電流値に対応する整定電圧
    値を得る演算を行うと共に、この整定電圧値をA/D変
    換した母線電圧値と比較してその比較結果に基づく昇圧
    指令もしくは降圧指令信号を形成する演算部とを具備す
    ることを特徴とする電圧調整継電器。
JP1037579A 1989-02-17 1989-02-17 変電所の母線電圧制御方法 Expired - Lifetime JP2631547B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1037579A JP2631547B2 (ja) 1989-02-17 1989-02-17 変電所の母線電圧制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1037579A JP2631547B2 (ja) 1989-02-17 1989-02-17 変電所の母線電圧制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02217905A true JPH02217905A (ja) 1990-08-30
JP2631547B2 JP2631547B2 (ja) 1997-07-16

Family

ID=12501449

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1037579A Expired - Lifetime JP2631547B2 (ja) 1989-02-17 1989-02-17 変電所の母線電圧制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2631547B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108304024A (zh) * 2018-04-03 2018-07-20 深圳茂硕电子科技有限公司 Pfc母线电压的控制电路
CN114301345A (zh) * 2021-12-21 2022-04-08 福建广通机电科技有限公司 发电机的自动调压电路

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56146210A (en) * 1980-04-16 1981-11-13 Aichi Electric Mfg Co Ltd Controlling system for voltage
JPS5862712A (ja) * 1981-10-12 1983-04-14 Meidensha Electric Mfg Co Ltd 配電線用電圧調整器
JPS58195220A (ja) * 1982-05-10 1983-11-14 Meidensha Electric Mfg Co Ltd 電圧・無効電力自動制御装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56146210A (en) * 1980-04-16 1981-11-13 Aichi Electric Mfg Co Ltd Controlling system for voltage
JPS5862712A (ja) * 1981-10-12 1983-04-14 Meidensha Electric Mfg Co Ltd 配電線用電圧調整器
JPS58195220A (ja) * 1982-05-10 1983-11-14 Meidensha Electric Mfg Co Ltd 電圧・無効電力自動制御装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108304024A (zh) * 2018-04-03 2018-07-20 深圳茂硕电子科技有限公司 Pfc母线电压的控制电路
CN108304024B (zh) * 2018-04-03 2024-04-16 深圳茂硕电子科技有限公司 Pfc母线电压的控制电路
CN114301345A (zh) * 2021-12-21 2022-04-08 福建广通机电科技有限公司 发电机的自动调压电路
CN114301345B (zh) * 2021-12-21 2023-10-20 福建广通机电科技有限公司 发电机的自动调压电路

Also Published As

Publication number Publication date
JP2631547B2 (ja) 1997-07-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7884586B2 (en) Controlling a switching regulator mode determined by an ideal duty cycle for maintaining high efficiency for a wide input voltage range
CN110556816B (zh) 一种适用于直流微电网的复合下垂控制方法和系统
CN109586305B (zh) 一种基于柔性多状态开关的配电网运行控制策略
JP3992212B2 (ja) 配電用自動電圧調整器の電力逆潮流原因判定方法及び装置、並びに電力逆潮流時配電用自動電圧調整器制御方法
Szcześniak et al. Model predictive control of hybrid transformer with matrix converter
JPH02217905A (ja) 変電所の母線電圧制御方法
EP3301776B1 (en) Power fluctuation mitigation system
RU161387U1 (ru) Устройство регулирования напряжения в контролируемой зоне распределительной сети
JPS63299722A (ja) 電圧調整継電器
CN108258763A (zh) 用于调整输出电流误差精度方法及充电桩
CN109921407B (zh) 一种面向直流微电网电流分配的二次调控器、系统和方法
JPH08251824A (ja) 電力消費設備の力率予測方法および力率管理装置
JP3319616B2 (ja) 運用支援機能を有する変電所およびそのための支援方法および装置
Meng et al. Optimum power quality service in multi-bus microgrid systems
JP4932653B2 (ja) 交流入力平準型電源システム
KR102068454B1 (ko) 전력데이터 계측기반 다수 전압조정장치의 협조 제어를 위한 전압조정장치의 설정 값 도출 방법
PL173429B1 (pl) Urządzenie do przetwarzania energii elektrycznej
Putera et al. Design and Build Automatic Transfer Switch (ATS) Based Internet of Things on Microgrid System
RU2711083C1 (ru) Преобразователь напряжения с компенсацией падения напряжения
CN2514547Y (zh) 供电线路串联电压调压装置
RU34818U1 (ru) Компенсатор реактивной мощности
Abdulrahman et al. Smarttrafo and flicker
JPWO2003047065A1 (ja) 電圧制御装置
JPH11111540A (ja) 負荷時タップ切替変圧器のタップ切替制御装置
Zhang et al. Triple-Vector Model Predictive Control for High-Voltage Islanded Microgrids Based on Two-Step Accelerated Prediction

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080425

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090425

Year of fee payment: 12

EXPY Cancellation because of completion of term