JPH02217379A - 瓦の製造方法 - Google Patents

瓦の製造方法

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JPH02217379A
JPH02217379A JP3564389A JP3564389A JPH02217379A JP H02217379 A JPH02217379 A JP H02217379A JP 3564389 A JP3564389 A JP 3564389A JP 3564389 A JP3564389 A JP 3564389A JP H02217379 A JPH02217379 A JP H02217379A
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JP
Japan
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acid
film
tile
phosphoric acid
coating
Prior art date
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Pending
Application number
JP3564389A
Other languages
English (en)
Inventor
Kounosuke Yamauchi
山内 幸之輔
Kumeo Yamamoto
山本 粂雄
Tsutomu Mizutani
勉 水谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MIZUTANI PAINT KK
Original Assignee
MIZUTANI PAINT KK
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Publication date
Application filed by MIZUTANI PAINT KK filed Critical MIZUTANI PAINT KK
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Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B41/00After-treatment of mortars, concrete, artificial stone or ceramics; Treatment of natural stone
    • C04B41/45Coating or impregnating, e.g. injection in masonry, partial coating of green or fired ceramics, organic coating compositions for adhering together two concrete elements
    • C04B41/52Multiple coating or impregnating multiple coating or impregnating with the same composition or with compositions only differing in the concentration of the constituents, is classified as single coating or impregnation

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Aftertreatments Of Artificial And Natural Stones (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、着色された厚型スレート瓦及び石綿スレート
瓦の製造方法に関するものである。さらに詳しくいえば
本発明は、金属溶射が施された瓦表面に、さらに、特許
請求の範囲(1)項、(2)項、(3)項に記載の造膜
性組成物を塗装する事によって、金属溶射のみ、又は、
塗装のみでは得る事が出来ない外観及び皮膜特性を持つ
瓦の製造方法に関するものである。
【従来の技術】
厚型スレート瓦、石綿スレート瓦の結合剤はセメントで
あるから、使用される環境によっては、大きな影響を受
ける、すなわち、イオウ酸化物、窒素酸化物に代表され
る酸性のガスや雨水等の作用を受けてセメントの結合力
が弱まり、あるいは溶解されて空隙と成る、さらに寒熱
が繰り返され、あるいは浸透した水の凍結によって腐食
が進みついには、使用に耐えられなく成るのである。ま
たセメントの色単独では美観に欠けるものがある。 それ故美粧と保護を主な目的として、瓦成型後一定の養
生期間を置き、多くの場合塗料が塗られるのである。 塗料には、アクリル樹脂系塗料、ビニール樹脂系塗料、
ポリウレタン樹脂系塗料、シリコーン樹脂系塗料、ぶつ
化樹脂系塗料のような有機質系塗料やセメントスラリー
系塗料等が用いられる。溶射による金属被覆方法は知ら
れているが、採用される例はまれである。
【本発明が解決しようとする問題点】
厚型スレート瓦、石綿スレート瓦に美観を与え、腐食性
環境から隔離することによって劣化を防ぐ方法として用
いられる塗料には多くの欠点があるが、その代表的なも
のは、塗膜の剥離、白亜化、変色、褪色、割れ、摩耗、
カビの発生等である。 これらの塗膜欠陥の多くは数年以内に現れる事が多い、
厚型スレート瓦、石綿スレート瓦に金属を溶射した物は
、溶射金属皮膜に空隙が多いなめ、腐食性物質は容易に
瓦本体に到達することが出来る、さらに、金属を溶射し
ても、その外観は、肌は荒く、溶射ガンの移動に沿って
生じた色ムラが目につく等の欠点がある。 この様な欠点を持つ為に厚型スレート瓦、石綿スレート
瓦は優れた寸法安定性を持つにもかかわらず、高級品と
しての評価が得られ難い現状にある。 本発明の目的は、長期間美観が損われず、耐久性の優れ
た厚型スレート瓦、石綿スレート瓦の製造方法を提供す
る事にある。
【問題点を解決する為の手段】
溶射された金属皮膜には多くの空隙が在る為に、立体的
網目状を呈している6本発明は、網目状の金属溶射皮膜
の空隙を特許請求の範囲(1)項、(2)項、及び(3
)項の造膜性組成物で充填し、さらに溶射金属皮膜上に
も塗装する事によって、その凹凸を埋めて平滑にして任
意に着色し光沢を確保し、美観を増すのである。ここで
使用する造膜性組成物は、溶媒の揮散によって造膜し、
続いて60℃〜200℃に加熱する事によりはり水性か
つ、耐沸騰水性、耐酸性、耐アルカリ性、耐紫外線性、
耐熱性に優れた硬化物と成る、網目状と成っている溶射
金属皮膜空隙を充填し表面にも硬化物を作る為に、当造
膜性被覆物を塗装し、続いて60℃〜200℃に加熱す
るのである。
【  作  用  】
金属溶射された厚型スレート瓦、石綿スレート瓦に特許
請求の範囲(1)項、(2)項、及び(3ン項の造膜性
成分を塗装し、続いて60℃〜200℃に加熱する事に
より、当該造膜成分は、溶射金属皮膜の空隙部を充填し
、一部は瓦本体に達して硬化する。溶射金属皮膜は立体
、的な網目状を呈しているので、当該硬化物の補強材と
して働く為、この塗装物は剥離、割れは容易には起きな
いのである。当該硬化物は、はっ水性があり、耐沸騰水
性、耐酸性、耐アルカリ性、耐紫外線性、耐熱性に優れ
ている為に、腐食性環境からの隔離性能が良い、耐久性
に優れかつ、外観も良い瓦が製造出来る。 オルトリン酸、重合リン酸、縮合リン酸の1種以上と酸
化クロムとから造膜性成分を得ようとする場合には、酸
化クロム−溶液に予め、あるいは、酸化クロムとリン酸
との混合溶液に還元剤を加えた物は60℃〜130℃程
度の低温ではり水性かつ、耐沸騰水性硬化物と成るが、
還元剤を加えないものは、130℃で20分間加熱して
も充分な耐沸騰水性を示さない、還元剤には、Lアスコ
ルビン酸、ロンガリット、メチルアルコール、エチルア
ルコール、イソプロピルアルコール、第3ブタノール、
アセトン、メチルエチルケトン、エチレングリコールモ
ノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエー
テル、エチレングリコールモノブチルエーテル、サンサ
ン、シュウサン、クエンサン等が手軽に使用出来る、亜
リン酸、または次亜リン酸と酸化クロムとから造膜性成
分を得ようとする場合には還元剤は使わなくとも良い。 リン酸と酸化クロムとの割合は、PとCrとの重量割合
で、93対104程度が望ましく、一方の成分が多過ぎ
ると、硬化物の耐水性は低下する、リン酸アルミ液を単
独で造膜性成分として使う場合には、200℃で20分
間程度の硬化粂件が必要であるが、還元剤を含む酸化ク
ロムとリン酸との溶液とを併用する場合には、温度を下
げた硬化条件が選べる。 実施例1 第−表に示した通りの重量配合によって造膜性組成物A
、B、C,D、E、F、G、を得た。 この造膜性組成物A、B、D、E、を平均膜厚30um
の銅が溶射された厚型スレート瓦にスプレーガンで10
0cm2当り約5gを塗り付けた後、室内で10分間静
置し、次いで80℃に暖められた熱風式乾燥炉に入れ、
30分かけて温度を200’C迄上昇させた。この状態
を10分間保った後瓦を取り出して室内で放冷した。こ
の方法で得られた瓦は、第二表の通りであった。 第二表中、試験方法及び判定は以下の内容による。 鉛筆引っかき値・・・JIS  K  5400の6.
14による 耐酸性・・・l/ION  H2S O42c cを皮
膜上に置き3時間経過後目視 耐アルカリ性・・・1/1ON  N a OH2c 
cを皮膜上に置き3時間経過後目視 耐沸騰水性・・・JIS  K  5400の7.3に
より20時間経過後目視 凍結融解テスト・・・ASTM C666−75により
10サイクル経過後目視 耐紫外線性・・・15ワツト殺菌灯を高さlQcmから
1080時間照射後、沸騰水に3 時間浸漬した後目視による判定 耐熱性・・・400℃の空気中に6時間放置後の目視に
よる判定 実施例2 第−表に記載の造膜性組成物A、C,D、F。 G、を平均膜厚50pmの5US304ステンレス鋼が
溶射された石綿スレート瓦に、スプレーガンで100c
m”当たり約5gを塗り付けた後、室内で10分間静置
し、次いで80℃に暖められた熱風式乾燥炉に入れ、3
0分かけて温度を200℃迄上昇させた、この状態を1
0分間保った後瓦を取り出して室内で放冷した、この方
法で得られた瓦は第三表の通りであった。 第三表中、試験方法及び判定は第二表における試験方法
及び判定と同一である。 実施例3 第−表に記載の造膜性組成物C,100重量部に対して
、米国MEARL社製バール顔料(Exterior 
Mearlin Hl−LITE BLUE 639 
X )を2重量部混合したものを実施例2と同様に塗装
した所、ブルーメタリック調の外観を持つ第三式C1と
同様の性能を持つ瓦が得られた。 実施例4 第−表に記載の造膜性組成物F、100重景部に対して
、東邦チタニウム株式会社製鱗片状チタン粉を3重量部
混合したものを実施例2と同様に塗装した所、グレーメ
タリック調の外観を持つ第三表F、と同様の性能を持つ
瓦が得られた。 実施例5 第−表に記載の造膜性組成物F、100重量部に対して
、川鉄テクノリサーチ株式会社製ステンレスフレーク5
P−5000を5重量部混合したものを、実施例2と同
様に塗装したところ、グレーメタリック調の外観を持つ
第三表F、と同様の性能を持つ瓦が得られた。 比較例1 厚型スレート瓦に、市販の凡用アクリル系メタリック塗
料(AC)及び市販の互層ポリウレタン系エナメル塗料
(pu)を、それぞれの塗装仕様に従って塗装した物の
性能は第四表に示したとうりであった。 第4表中、試験方法及び判定は第三式における試験方法
及び判定条と同一である。
【発明の効果】
厚型スレート瓦、石綿スレート瓦は従来の技術では耐久
性に劣る面があり、数年程度で劣化し、あるいは外観上
見劣りする欠点があったが、本発明の製造方法によれば
、この様な欠点が著しく改良出来る結果、従来受は入れ
られなかった分野にも市場拡大をはかる事が出来るのみ
ならず、瓦自体の耐用年゛数が長く成り、経済効果が得
られる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 金属溶射された厚型スレート瓦、石綿スレート瓦に、 (1)、オルトリン酸、重合リン酸、縮合リン酸、亜リ
    ン酸、次亜リン酸の内少なくとも一種以上と、クロム酸
    とを混合して得られる造膜性成分を含む溶液、及び顔料
    の混合により着色された造膜性組成物 (2)、リン酸アルミ溶液、及び顔料の混合により着色
    された造膜性組成物 (3)、(1)項及び(2)項に記載された物の混合物
    。 上記(1)項、(2)項、(3)項に記載された造膜性
    組成物を塗装する工程を少なくとも1種含む事を特徴と
    する瓦の製造方法。
JP3564389A 1989-02-15 1989-02-15 瓦の製造方法 Pending JPH02217379A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102016217032A1 (de) 2016-09-07 2018-03-08 Nanogate GfO Systems AG Echtsteinfurnier

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102016217032A1 (de) 2016-09-07 2018-03-08 Nanogate GfO Systems AG Echtsteinfurnier
WO2018046528A1 (de) 2016-09-07 2018-03-15 Nanogate Gfo Systems Echtsteinfurnier
DE212017000211U1 (de) 2016-09-07 2019-04-12 Nanogate GfO Systems AG Echtsteinfurnier

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