JPH0221602A - 水抵抗器の主電極装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （１）発明の目的 ［産業上の利用分野］ 本発明は、発電橢等の電源装置の出力特性を測定試験す
る負荷装置に供せられる水抵抗器の主電極装置に関する
。

［従来の技術］ そもそも第２図に示すよう条件が一定の水り中に電極板
Ｐ　１．　Ｐ　２を垂直並行に対向させ、両型極板Ｐ　
１．　Ｐ　２に電圧Ｅを印加し上界させるとある値で放
電する。理想的には両型極板ＰＩ　Ｐ２において無限平
行平板が最も放電は起り難いがこの様な平板は電極に成
り得ない。なぜならば電極表面の電位■は Ｑ（電荷） ｒ（曲率半径） 上式で表わされ、平板面は曲率半径ｒ＝■であるが平板
切口の角αはｒ＝ｏに近い値を示し、Ｖ＝に一一閃とな
りここが放電端となる。

Ｒ・−〇 この曲率半径ｒをＯより可能な限り大きくするためには
電極の形状を球か円筒として解決する。

そのためには第３図に示すよう主電極１の上下端を半円
球ｇｆ（ｌａ）（１ｂ）とし中間を円筒（１Ｃ）とする
。外方の右底円筒ベース電極２については内部より曲率
半径ｒが大きいため電位Ｖは低いので論は要しない。

一方、水り中での放電は主電極１表面の局部加熱による
気泡が原因し、電極１と２間に気泡が発生すると電極１
と２間の対向面積が変動し、この気泡の動きは不規則な
ため、抵抗値も不規則に変動し延いては絶縁破壊を来た
す。

、その気泡の発生防止および除去対策としては主電極１
面を均一で高速な水流で冷却、クリーニングするしかな
い。

しかしこの種従来の水抵抗器は本願発明者による特願昭
６２−２５１６５２号の発明がありその後主電極１表面
を第４図の形体と構造に形成し図中３覧よ絶縁支体、４
は当該絶縁支体３上に載立した主電極、５は電極連棒、
６は右底円筒ベース電極２の底部、７は底部６に螺子８
を止めされた固定ブロック、９は漏れ止めパツキンリン
グである。

当該従来例の主電極４の形体は、底部４ａを絶縁支体３
上に座りを良くするために平坦面に形成され外周縁を円
弧面４ｂ取りしたものであったから円弧面４ｂは必然的
に曲率半径ｒを小とする結果従来の水抵抗器では電極水
温が６５℃に達すると円弧面４ｂに気泡を発生（＝ｌ［
しそこからアークを放電し従って電力も６５０ＫＷに上
げるのが限度であった。

しかもアーク放電の発生により出力電力の不安定な揺ら
ぎを生じ負荷試験の測定に支障を来たすとともに機械能
力を低下せしめ焼損事故をＩＢ来する危険があった。

（２）　ｎ明の構成 ［問題点を解決するための手段］ 本発明の水抵抗器の主電極装置は、半円球天端の中央頂
端に電極水流入口をかつ底部外周等間隔に電極水流出口
をかつ底部中央に雌螺子孔をそれぞれ貫設した中空円筒
主電極を設ける一方、上端の円形凹座部内周面にアーク
放電耐性の円筒スリーブを嵌着し、他方ベース雪掻の底
部中央に貫着した絶縁支体の軸孔に貫通する電極連棒の
前記軸孔上端から突出する雄螺子部を、前記円形凹座部
内に周隙を開けて挿置した前記主電極底部の雌螺子孔に
螺合連結してなる。

［実　施　例］ 本発明の実施例を第１図について説明する。

本発明の水抵抗器の主電極装置Ｂは、半円球天端１０ａ
の中央頂端に電極水流人口１１をかつ外周縁を円弧面１
０ｂ取りした底部１０ｃ近傍外周等間隔に電極水流出口
１２をかつ底部１Ｑｃ中火に雌螺子孔１３をそれぞれ貫
設した中空円筒主電極１０と、上端の円形凹座部１４ａ
内周面１４ｂに例えばセラミック等のアーク放電耐性の
円筒スリーブ１５を嵌着するとともに右底円筒ベース７
１？極の底部６中央に貫着する例えばセラミックやポリ
プロピレン等のアーク放電耐性の絶縁支体１４と、当該
絶縁支体１４の軸孔１６を貫通し当該軸孔１６上端から
の突出雄螺子部１７ａを、円形凹座部１４ａ内に一定周
隙ｇを開けて挿置した主電極′１０底部１０ｃの１（！
ｌ螺子孔１３に螺合植立する電極連棒１７とからなる。

図中６〜９は第４図と同一部材である。

円筒スリーブ１５は円形凹座部１４ａ内周面１４ｂに嵌
着するに当り、絶縁支体１４の上端部を加熱焼成し円形
凹座部１４ａ内周面１４ｂ径を熱膨張拡径して円筒スリ
ーブ１５を圧嵌後に絶縁支体１４の上端部を常温に冷却
することにより円形凹座部１４ａ内周面１４ｂ径を復元
収縮径して円筒スリーブ１５を確固と焼成めしててなる
ものであるが嵌着手段は問わない。

また円形凹座部１４ａ４よ、主電極１０の底部１０ｃを
挿置した時、電極水流出口１２が円形凹座部１４ａ内に
臨む深さとする。

なお主電極１０底部１０ｃと電極連棒１７上端との連結
手段は前記実施例の他、底部１０Ｃ與通孔（図示せず）
に雄螺子部１７８を挿通突出しナツトにて螺合緊締した
り溶接したり他の連結手段を採用することは自由である
。

［作　　　用１ 本発明は眞記のように溝成するから循環途上で一定の水
温と導電率に処理された電極水を主電極１０の真上から
矢印方向に落下供給され、その一部が主電極１０頂端中
夫の電極水流入口１１から内部に入り主７Ｈ＋Ｕ１０内
面を矢印方向に流下冷Ｗし底部１０Ｃ近傍の電極水流出
口１２から矢印方向に周隙ρを経て排出される。

また主電極１０の底部１０ｃ外周縁の円弧面１０ｂ取り
部は絶縁支体１４の円形凹座部１４ａ内にｒ；１蔽され
、一番アーク放電の発生し易い部所を外部に露呈しない
とともに常に電極水流出口１２から周隙βを通過する電
極水により底部１０ｃを冷却されているので法部の局部
集中加熱による泡の発生を未然に防いで絶縁破壊に伴う
アーク放電を可及的に押えている。

しかしながら万が−にもアーク放電が発生してもアーク
放電耐性の円筒スリーブ１５にガードされているので絶
経支体１４自体を焼損することはない。

（３）発明の効果 かくして本発明は、主電極内外面を新な供給電極水によ
り流化冷ＴＡされ局部背温の恐れなく、しかもアーク放
電の一番発生し易い底部を円筒スリーブでガートされた
円形凹座部内に隠蔽され、常時電極水で冷却したためア
ーク放電温度も従来例の６５℃から７５℃に上げられそ
の結果電力も従来例６５０ｋｗから７５０ｋｗに上げら
れたので同一規模でそれだけ出力特性測定が安定すると
ともに一層の苛酷な条件での測定幅を広げて能力アップ
を計れる等優れた効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す中央縦断面図、第２図は
電極板と放電との関連説明図、第３図は主電極の理想形
体説明図、第４図は従来例の中央縦断面図である。 △、Ｂ・・・主電極装置 １．４．．１０・・・主電極 ４ａ、６．　１０ｃ　・・・底部 ３．１４・・・絶縁支体 １０ａ・・・天端 １２・・・電極水流出口 １４ａ・・・円形凹座部 １５・・・円筒スリーブ １７ａ・・・雄螺子部 ρ・・・周隙 ２・・・ベース電極 ４ｂ、１０ｂ・・・円弧面 ５．１７・・・電極運棒 １１・・・電極水流人口 １３・・・］■螺子孔 １４ｂ・・・内周面 １６・・・軸孔 第１図 第２図 第３図 第４図

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. １．半円球天端に電極水流入口をかつ底部近傍外周等間
   隔に電極水流出口をそれぞれ貫設した中空円筒主電極を
   設ける一方、上端に円形凹座部を陥設しかつベース電極
   の底部中央に貫着した絶縁支体の軸孔に貫通する電極連
   棒の前記軸孔上端からの突出端を、前記円形凹座部内に
   周隙を開けて挿置した前記主電極底部に連結固定し植立
   してなる水抵抗器の主電極装置
2. ２．電極水流出口は、絶縁支体上端の円形凹座部内に臨
   ませてなる特許請求の範囲第１項記載の水抵抗器の主電
   極装置
3. ３．絶縁支体の円形凹座部は、内周面にアーク放電耐性
   の円筒スリーブを貫着してなる特許請求の範囲第１項記
   載の水抵抗器の主電極装置
4. ４．アーク放電耐性円筒スリーブと絶縁支体は、ファイ
   ンセラミックである特許請求の範囲第３項記載の水抵抗
   器の主電極装置
5. ５．主電極は、底部中央に雌螺子孔を貫設して電極連棒
   上端部に形成した雄螺子部と螺合自在に形成してなる特
   許請求の範囲第１項記載の水抵抗器の主電極装置