JPH02215995A - 電動ポンプ - Google Patents

電動ポンプ

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JPH02215995A
JPH02215995A JP3319389A JP3319389A JPH02215995A JP H02215995 A JPH02215995 A JP H02215995A JP 3319389 A JP3319389 A JP 3319389A JP 3319389 A JP3319389 A JP 3319389A JP H02215995 A JPH02215995 A JP H02215995A
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JP
Japan
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impeller
passage
pump
flow path
outlet hole
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JP3319389A
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Shinichi Fujii
真一 藤井
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Aisan Industry Co Ltd
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Aisan Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は電動ポンプに関する。
(従来技術) 従来電動ポンプとしては回転駆動されるインペラと、こ
のインペラを取囲むポンプケーシングとを有し、このポ
ンプケーシングは、円周方向に適宜位置を隔てて設けら
れた入口部及び出口部と、インペラの外周部に設けられ
た羽根を取囲んで入口部より前記出口部に至る円周方向
の流路を形成する流路溝とを備えたいわゆるウェスコ型
式の電動ポンプが知られており、このようなウェスコ型
式の電動ポンプは自動車等の車両において燃料タンク内
から燃料を汲上げてエンジンに供給するための燃料ポン
プとして広く利用されている。
このようなウェスコ型式の電動ポンプでは流体がポンプ
ケーシングの入口と出口との間の仕切部に衝突する際に
インペラ羽根枚数スインペラ回転数で決定される高周波
帯域の騒音が発生し、このため特公昭筒39−9738
号公報、同39−13692号公報及び実公昭第46−
8745号公報等に示されるように仕切部の形状を種々
に変形し、あるいは実公昭第39−143号公報及び特
開昭筒58−101263号公報に示されるように出口
側の流路を接線方向に逃がすことにより仕切部への衝突
を緩和する構成が提案されている。
(充用が解決しようとする課題) しかしながら電動ポンプの騒音は仕切部への衝突速度の
みならずインペラの羽根により生ずる半径方向の螺旋渦
流が主要因となって発生するものであり、上記従来の電
動ポンプにおいてはこのような螺旋渦流の減少は考慮さ
れておらず、騒音減少効果に乏しい欠点を有していた。
(課題を解決するための手段) 本発明の電動ポンプはモータ部により回転駆動されるイ
ンペラと、このインペラを取囲むポンプケーシングとを
有し、前記ポンプケーシングは、仕切部により円周方向
に適宜位置を隔てて設けられた入口部及び出口部と、前
記インペラの外周部に設けられた羽根を取囲んで前記入
口部より前記出口部に至る円周方向の流路とを備えてな
る電動ポンプであって、前記流路には前記出口部に臨む
部位において前記インペラの軸方向の流路拡大部を設け
て構成される。
(作用) 本発明の電動ポンプでは出口部に臨む部位において流路
拡大部を設けたので゛、流路拡大部に至った流体は体積
の増大により流速が減少すると同時に半径方向の螺旋渦
流が減少し、低速かつ螺旋渦流の少ない状態で仕切部に
衝突する。また、流路拡大部はインペラの軸方向に設け
られものであり、例えば従来型式の電動ポンプにおいて
その流路を形成するポンプケーシングの流路溝をインペ
ラ軸方向に掘り込むことで形成でき、電動ポンプ全体の
寸法形状に影響しない。
(実施例) 次にこの発明の一実施例を添附の図面を参照して説明す
る。
第1図に示した電動ポンプ1において、中空筒状のケー
シング2の上下端にはモータカバー3及びポンプカバー
4がそれぞれかしめつけられており、モータカバー3及
びポンプカバー4にはケーシング2のほぼ内部中央に配
置されたアーマチュア5の軸5aが軸受6.7を介して
上下端を支承されている。ケーシング2の内面にはアー
マチュア5に対し所定の隙間を隔てて一対のマグネット
8.8が固定されており、モータカバー3にはアーマチ
ュア5のコンミュテータ9に通電するためのブラシ10
と外部接続端子11とがそれぞれホルダ12.13を介
して取付けられている。
上記アーマチュア5、マグネット8.8、コ・ンミュテ
ータ9、ブラシ1o及び外部接続端子11はアーマチュ
ア5の下部に配置されたポンプal114を駆動するた
めのモータ部15を構成している。
ポンプ部14は上記アーマチュア5の軸5aの下端部に
連結されて回転駆動される同一構成の第1インペラ16
及び第2インペラ17と、これらのインペラ16.17
を取囲むポンプケーシング18とからなっている。ポン
プケーシング18は上記ポンプカバー4と該ポンプカバ
ー4に複数のスクリュ19(図は1本のみを示す)を介
して固定されたポンプボデー20と環状の第1スペーサ
21と環状のプレート22と環状の第2スペーサ23(
第1スペーサ21と同一構成)とにより構成されている
。ここで、プレート22とポンプボデー20は第1イン
ペラ16を取囲む軸方向の壁部を、第1スペーサ21は
第1インペラ16を取囲む半径方向の壁部をそれぞれ形
成しており、ポンプカバー4とプレート22とは第2イ
ンペラ17を取囲む軸方向の壁部を、第2スペーサ23
は第2インペラ17を取囲む半径方向の壁部をそれぞれ
形成している。また、ポンプボデー20とプレート22
には第1インペラ16の外周の羽根76aに相対する部
位に、ポンプボデー20に設けられた入口穴24とプレ
ート22に設けられた第1出口穴25との間において円
周方向の流路溝20a、22a (第2図参照)がそれ
ぞれ設けられて第1スペーサ21の内周面とにより第1
流路26を形成しており、第1スペーサ21には第1流
路26を設けない側の入口穴24と第1出口穴25との
間においてこれらの間を仕切るために第3図に示すよう
に半径方向内側に張出した仕切部27が設けられている
。一方、第2インペラ17の外周の羽根17aに相対す
る部位においてプレート22とポンプカバー4にはプレ
ート22の第1出口穴25とポンプカバー4に設けられ
た第2出0穴28との間において円周方向の流路溝22
b。
4a(第4図参照)がそれぞれ設けられて第2スペーサ
23の内周面とにより第2流路29を形成しており、第
2スペーサ23には第2流路29を設けない側の第1出
口穴25と第2出口穴28・どの間においてこれらの間
を仕切るために第5図に示すように半径方向内側に張出
した仕切8530が設けられている。
ここで、第2流路29を形成するるポンプカバー4の流
路溝4aの第2出口穴28に臨む部位には第1図のVl
−Vl線断面図である第6図のそれぞれ■−VI線及び
■−■線断面図である第7図及び第8図に示すように第
2インペラ17の軸方向の深溝部31が設けられており
、この深溝部31は第7図に良く示されるように第2出
口穴28に至り徐々に上向きの傾斜状に形成されている
。(第7図及び第8図では図示の関係上、下向きとなっ
ている。)なおこのような深溝部31は第2出口穴28
に至り徐々に下向きの傾斜状とする以外にも第9図に示
すように円周方向にほぼ同一の断面形状を有する段状の
深溝部31aとしてもよい。
なおモータカバー3にはポンプ部14によりケーシング
2内に汲上げられた燃料を逆止弁32を介して外部に導
くための吐出口33が設けられている。
本実施例の電動ポンプ1においては図示しないバッテリ
ーより外部接続端子11を介してモータ部15に通電し
、アーマチュア5を回転させると、それに伴ってポンプ
部14の第1インペラ16及び第2インペラ17が回転
する。これにより流体例えば図示しない燃料タンク内の
燃料が入口穴24よりポンプケーシング18内に汲上げ
られ、燃料は第1流路26を通って第1出口穴25より
第2流路29内に導かれ、これより第2出口穴28を経
てケーシング2内に入り、吐出口33を経て外部に吐出
され、図示しないエンジンに供給される。
ここで第2流路29を形成するるポンプカバー4の流路
溝4aの第2出口穴28に臨む部位には深溝部31が設
けられているため、この部分において流路面積が拡大し
、このため燃料等の流体は体積の増大により流速が減少
すると同時に半径方向の螺旋渦流が減少し、低速かつ螺
旋渦流の少ない状態で仕切部30に衝突する。このため
インペラ羽根枚数Xインペラ回転数で決定される高周波
帯域の騒音が低減する。
このような騒音低減効果を第10図を参照して説明する
と、同図中横軸は深溝部31を設けた場合の対応する第
2流路29部分の第2出口穴28との境界部分の流路面
積(S1+82)と深溝部31を設けない場合の流路面
積81(第8図参照)との比及び深溝部31を設けた場
合の対応する第2流路29部分の体積(V1+V2)と
深溝部31を設けない場合の体積V1(第7図参照)と
の比を、縦軸には音圧低下ff1(db)及び流m低下
率(%)が示してあり、○は音圧低下量のデータをΔは
流分低下率のデータを示す。
第10図から明らかなよう・に音圧は面積比及び体積比
の増大すなわち深溝部31の第2出口穴28との境界部
分の流路面積の増大及び深溝部31の体積の増大に伴っ
て顕著な低下を示すが流量の低下は面積比が31体積比
が2〜3までは殆どなく、結果として深溝部31は面積
比が2〜32体積比が1.5〜3の範囲で設計するのが
好ましい。
このような面積比及び体積比で設計された電動ポンプ1
を利用して液中において音圧を測定した結果が従来例の
場合との比較で第11図に示してあり、実線は本実施例
の電動ポンプ1の場合を、破線は従来例の電動ポンプの
場合を示す。同図に示すように周波数5゜5KllZ付
近で約3dBの音圧低下(図中Cで示す)が有ることが
分かる。
なお、上記データが得られた電動ポンプはは第1インペ
ラ16及び第2インペラ17の直径D=35m(第1図
参照)、第1流路26の高さH−第2流路29の高さH
=3.9ma+(第7図〜第9図参照)、第1流路26
の幅B=第2流路の幅B−3,6m+)(第8図参照)
のものであり、・面積比31体積比2のデータは傾斜状
の深溝部31を長さL=8.5aa11.深さP=7.
8m(第7図参照)に設定した場合に、また面積比31
体積比3のデータは段状の深溝部31aを同様に長さL
−8,5as、深さP−7,8all(第9図参照)に
設定した場合に得られたものである。
また本実施例の電動ポンプ1は深溝部31を設けたこと
を除き従来の電動ポンプと同一構造であり、このような
ff溝部31は従来型式の電動ポンプの対応する流路溝
をインペラ軸方向に掘り込む簡単な加工で形成でき、ま
たこのような深溝部31を設けたことによる電動ポンプ
全体の寸法形状への影響は全くない。従って騒音防止効
果が得られる電動燃料ポンプを簡単な構造で得られると
同時に従来型式の′Fi動ポンプを簡単な加工で騒音防
止効果が得られる電動ポンプに構成できる。
なお以上の実施例では第2流路29の第2出口穴28に
臨む部位においてのみ深溝部31を設けたが、同様な深
溝部を第1流路26の第1出口穴25に臨む部位に設け
てもよく、また深溝部31の形状は上記実施例に上げた
もののみならず底面を曲線状とする等径々に設定できる
(発明の効果) 本発明の電動ポンプではポンプケーシング内に汲上げら
れた流体は低速かつ螺旋渦流の少ない状態で仕切部に衝
突するためインペラ羽根枚数×インペラ回転数で決定さ
れる高周波帯域の騒音が低減する。また流路拡大部は簡
単な加工で得ることができ、電動ポンプ全体の寸法形状
に影響しないため騒音低減効果を有する電動ポンプを簡
単かつ低コストで構成することができ、さらには従来型
式の電動ポンプを容易に転用できる利点を有する。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例を示すもので、第1図は′Fi動
ポンプの縦断面図、第2図は第1図のA部拡大図、第3
図は第1図の■−■轢断面図、第4図は第1図のB部拡
大図、第5図は第1図のv−V線断面図、第6図は第1
図のVl−Vll線面面図第7図は第6図の■−■線断
面図、第8図は第6図の■−■線新線図面図9図は別個
の深溝部を示す第7図と同様な断面図、第10図は横軸
は深溝部を設けた場合の対応する流路部分の出口穴との
境界部分の流路面積と深溝部を設けない場合の流路面積
との比及び深溝部を設けた場合の対応する流路部分の体
積とa!溝部を設けない場合の体積との比と、音圧低下
@ (dB^)及び流量低下率(%)との関係を示す図
、第11図は本実施例の電動ポンプの音圧を液中におい
て測定した場合の周波数・(にH2)−音圧(dB^)
特性を従来の電動ポンプとの比較で示した図である。 1・・・電動ポンプ 4a、20a、22a、22b・・・流路溝16・・・
第1インペラ 17・・・第2インペラ 16a、17a・・・羽根 18・・・ポンプケーシング 24・・・入口穴 25・・・第1出口穴 26.29・・・流路 28・・・第2出口穴 31.318・・・深溝部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  モータ部により回転駆動されるインペラと、このイン
    ペラを取囲むポンプケーシングとを有し、前記ポンプケ
    ーシングは、仕切部により円周方向に適宜位置を隔てて
    設けられた入口部及び出口部と、前記インペラの外周部
    に設けられた羽根を取囲んで前記入口部より前記出口部
    に至る円周方向の流路とを備えてなる電動ポンプであっ
    て、前記流路には前記出口部に臨む部位において前記イ
    ンペラの軸方向の流路拡大部を設けたことを特徴とする
    電動ポンプ。
JP1033193A 1989-02-13 1989-02-13 電動ポンプ Expired - Lifetime JP2774127B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6126387A (en) * 1996-08-26 2000-10-03 Aisan Kogyo Kabushiki Kaisha Fuel pump having low operating noise
JP2001289190A (ja) * 2000-03-17 2001-10-19 Walbro Corp 燃料ポンプアセンブリ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57171191U (ja) * 1981-04-22 1982-10-28

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