JPH0221513Y2 - - Google Patents

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JPH0221513Y2
JPH0221513Y2 JP18627285U JP18627285U JPH0221513Y2 JP H0221513 Y2 JPH0221513 Y2 JP H0221513Y2 JP 18627285 U JP18627285 U JP 18627285U JP 18627285 U JP18627285 U JP 18627285U JP H0221513 Y2 JPH0221513 Y2 JP H0221513Y2
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JP
Japan
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shaft
rotating shaft
shaft support
brake
section
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Description

【考案の詳細な説明】 A 産業上の利用分野 本考案は、ホイストにあつて構造上の簡略化を
図つたものである。
B 考案の概要 本考案は、回転軸の回転を減速する減速部と回
転軸の回転を制動する制動部とを備えたホイスト
において、 前記減速部のギヤーケース部と前記制動部の軸
支持部とを一体に形成することにより、 部品点数の削減、部品加工や組立の容易化と共
に軸支持部の軸孔の偏心する蓋然性を少なくした
ものである。
C 従来の技術 第1図において従来のホイストが示され、電動
機5の出力軸8にはドラム本体7に挿入された伝
達軸9が固着され、さらにこの伝達軸9に回転軸
10が固着されている。この回転軸10は、減速
部3と制動部4に挿通されている。
減速部3は、前記回転軸10の歯車部13に減
速歯車14が噛合し、この減速歯車24の支持部
15の歯車部18に回転体19が噛合され、これ
らがギヤーケース37に被われて成る。
前記制動部4は、軸支持部22が前記ギヤーケ
ース37にボルト(図示せず)を介して固定され
ている。この軸支持部22の軸孔30には前記回
転部10が挿入され、軸支持部22と回転軸10
との間に軸受31が介在された回転軸10は軸支
持部22に回転自在に支持されている。
この回転軸10にはブレーキホイール24が二
枚嵌合されており、このブーキホイール24近傍
には移動可能なブレーキデイスク26と可動コア
27とが設けられている。この可動コア27と前
記軸支持部22との間にはブレーキバネ29が介
在されていると共に可動コア27の対向面近くに
は電磁石34が複数個設けられている。
而して、前記電磁石34が非励磁のときはブレ
ーキバネ29にて可動コア27とブレーキデイス
ク26がブレーキライニング25に圧接されて回
転軸10の回転が制動され、電磁石34が励磁の
ときは可動コア27が電磁石34側に移動して回
転軸10は自由に回転される。
D 考案が解決しようとする問題点 しかしながら、上述の如く従来においては、減
速部3と制動部4とは別機能を有することからこ
れらを構成するギヤーケース37と軸支持部22
とが別部品として構成されている。従つて、この
ような構成では加工・組立が複雑であり、又、双
方の部品を結合するためのボルト等が必要であ
る。
また、回転軸10が挿入される軸持支部22の
軸孔30の位置は、ギヤーケース37と軸支持部
22の両部品の取付け位置や寸法精度によつて決
まるので、正確な位置よりずれ軸孔30の位置が
偏心するおそれが大きい。
そこで、本考案は部品点数が少なくて加工・組
立が容易になると共に軸孔30の偏心のおそれが
少ないホイストを提供することを目的とする。
E 問題点を解決するための手段 而して、上記目的を達成するための本考案の構
成は、回転軸の回転を減速してドラムに伝える減
速部と、前記回転軸を軸支持部にて回転自在に支
持すると共に前記回転軸の回転を制動する制動部
とを備えたホイストにおいて、 前記減速部のギヤーケース部と前記制動部の前
記軸支持部とを一体に形成したことを特徴とす
る。
F 作用 ギヤーケース部と軸支持部とが一体に形成され
ているので、双方の部品を結合する必要がなく、
又、その結合のためのボルト等が不要となり部品
点数の削減及び加工・組立の容易化となる。
また、ギヤーケース部と軸支持部とが一体に形
成されているので、この一体成形部材の取付位置
と寸法精度のみによつて軸孔の位置が決定され、
軸孔が偏心する蓋然性が少なくなる。
G 実施例 以下、本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
第1図において、本考案の一実施例が示され、
ホイストは電動部1とドラム部2と減速部3と制
動部4とから構成されている。
前記電動部1は、電動機5を有しこの電動機5
の前記部材6がドラム本体7に固定されていると
共に電動機5の出力軸8は伝達軸9の一端に固着
されている。
前記ドラム部2は、ドラム本体7内に前記伝達
軸9が配されており、この伝達軸9の他端にはド
ラム部2と減速部3内に挿入される回転軸10が
固着されている。
また、前記ドラム本体7内には回転自在のドラ
ム11が配され、このドラム11の回転によりド
ラム11の外周面にロープ12が巻き付けられ
る。
前記減速部3は、前記回転軸10に歯車部13
が形成され、この歯車部13に減速歯車14が噛
合されている。この減速歯車14の支持部15
は、下記するギヤーケース部16と前記ドラム本
体7とに軸受17,17を介して回転自在に支持
されていると共に、この支持部15の歯車部18
が回転体19の歯車部20に噛合されている。
回転体19は前記ドラム本体7と前記回転軸1
0とに軸受21,21を介して回転自在に支持さ
れていると共に、回転体19がドラム部2内に延
設されて前記ドラム11に嵌合されている。
而して、これら歯車群がギヤーケース部16内
に収納され、このギヤーケース部16は前記ドラ
ム本体7にボルト(図示せず)とナツト(図示せ
ず)とを介して固定されていると共に、このギヤ
ーケース部16は下記する軸支持部22と一体に
一体成形部材23にて構成されている。
前記制動部4は、二枚の円板状のブレーキホイ
ール24,24が前記回転軸10に嵌合され、こ
のブレーキホイール24,24にはブレーキライ
ニング25が固定されている。
ブレーキデスク26は、前記の二枚のブレーキ
ホイール24,24間に配され、また、可動コア
27はブレーキホイール24の外側に配されてお
り、これらブレーキデイスク26と可動コア27
は複数のガイドピン28にて前記回転軸10のス
ラスト方向に移動自在になつている。前記可動コ
ア27と下記する軸支持部22との間にはブレー
キバネ29が介在されており、このブレーキバネ
29によりブレーキデイスク26と可動コア27
はブレーキライニング25に圧接している。
前記軸支持部22は、上述の如く前記ギヤーケ
ース部16と一体に成形されており、この軸支持
部22の中央には軸孔30が形成されこの軸孔3
0に前記回転軸10が挿入されている。と共に、
軸支持部22と回転軸10との間に軸受31が介
在されて回転軸10は軸支持部22に対し回転自
在に支持されている。また、軸支持部22には環
状溝32が形成され、この環状溝32にコイル3
3が配設されている。而して、コイル33と軸支
持部22とにより電磁石34が構成され、この電
磁石34は前記可動コア27の対向面近くに配置
されている。
従つて、この実施例においては、軸支持部22
は固定コアとしての役目をなしている。
また、このようにコイル33を軸支持部22に
埋設すれば、コイル33の熱が空気対流でなく伝
導によつて軸支持部22から放熱されるためのコ
イル33の温度上昇が少なく電磁石34ひいては
装置自体を小型化できるという効果を有する。
尚、図中35は、ブレーキカバーである。
上記構成において、電磁石34が励磁される
と、可動コア27が固定コアである軸支持部22
側に移動し回転軸10は回転自在となる。そし
て、電動機5がONになると、その出力軸8と回
転が回転軸10に伝わりこの回転軸10の回転が
減速歯車14、回転体19にて減速されてドラム
11に伝わりロープ12がドラム11に巻き付け
られる。
また、上記ホイストの減速部3及び制動部4を
組み立てるには、回転体19及び減速歯車14を
所定の位置に配し、予めコイル33が装着された
軸支持部22とギヤーケース部16との一体成形
部材23をドラム本体7にボルト(図示せず)と
ナツト(図示せず)とを介して取り付ける。
次に、可動コア27、ブレーキホイール24等
を取り付け、最後にブレーキカバー35を軸支持
部22にネジ止めすれば完了する。
制動力の調整等のため制動部4内部を開くため
にはブレーキカバー35を軸支持部22から取り
外せばよく、また、減速部3内部を開くためには
一体成形部材23をドラム本体7から取り外せば
よい。
尚、この実施例においては軸支持部22に環状
溝32を形成し、この環状溝32内にコイル33
を配置したが、軸支持部22の複数個所に溝を形
成し、この溝内に従来例の如くコイルと固定コア
とから成る電磁石を埋没してもよい。
H 考案の効果 以上述べたように、本考案によれば減速部のギ
ヤーケース部と制動部の軸支持部とを一体に形成
したので、ギヤーケース部と軸支持部とを別々に
成形する必要がなく、又、双方の部品を結合する
必要がなく、これによりその結合のためのボルト
等が不要となり、部品点数の削減及び加工、・組
立の容易化となる。
また、回転軸が挿入される軸孔の位置が一体成
形部材の取付位置と寸法精度のみによつて決定す
るので、従来に較べて軸孔の偏心する蓋然性が少
ないという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示すホイストの断面
図であり、第2図は従来例を示すホイストの断面
図である。 3……減速部、4……制動部、10……回転
軸、11……ドラム、16……ギヤーケース部、
22……軸支持部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 回転軸の回転を減速してドラムに伝える減速部
    と、前記回転軸を軸支持部にて回転自在に支持す
    ると共に前記回転軸の回転を制動する制動部とを
    備えたホイストにおいて、 前記減速部のギヤーケース部と前記制動部の前
    記軸支持部とを一体に形成したことを特徴とする
    ホイスト。
JP18627285U 1985-12-03 1985-12-03 Expired JPH0221513Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18627285U JPH0221513Y2 (ja) 1985-12-03 1985-12-03

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18627285U JPH0221513Y2 (ja) 1985-12-03 1985-12-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6296099U JPS6296099U (ja) 1987-06-19
JPH0221513Y2 true JPH0221513Y2 (ja) 1990-06-11

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ID=31135679

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18627285U Expired JPH0221513Y2 (ja) 1985-12-03 1985-12-03

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JP (1) JPH0221513Y2 (ja)

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JPS6296099U (ja) 1987-06-19

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