JPH02214443A - ブラシ押圧装置付電動機 - Google Patents

ブラシ押圧装置付電動機

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JPH02214443A
JPH02214443A JP3319189A JP3319189A JPH02214443A JP H02214443 A JPH02214443 A JP H02214443A JP 3319189 A JP3319189 A JP 3319189A JP 3319189 A JP3319189 A JP 3319189A JP H02214443 A JPH02214443 A JP H02214443A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brush
commutator
spring
load
motor
Prior art date
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Pending
Application number
JP3319189A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Aoyama
哲 青山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisan Industry Co Ltd
Original Assignee
Aisan Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Aisan Industry Co Ltd filed Critical Aisan Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、コミュテータと接触するブラシを押圧するブ
ラシ押圧装置を有した電動機(以下モータともいう)の
改良に関する。
[従来の技術とその問題点1 従来、モータのコミュテータに接触するブラシには、ブ
ラシをコミュテータへ押圧する手段として、薄板を巻回
して形成された渦巻ばねの谷内端を固定軸に固定し、自
由端をブラシに対して押圧し、ブラシをコミュテータへ
押圧する装置が知られている(例えば特開昭56−19
359号公報等参照)。
しかしながら、ブラシとコミ1テータとは導通時におけ
る両名間のスパーク発生等による電気的摩耗や両者の摺
動による機械的摩耗が生じ易い。
さらに、モータの使用回数とともに両者の摩耗が進行す
る。そこで、最近はブラシの長さを従来のものより長く
設定して上記摩耗による交換時期を延ばす傾向にある。
[発明が解決しようとする課題] ところが、従来の渦巻ばねを利用したブラシ押圧装置に
おいて、ブラシを長くすればブラシが長いときの初期状
態と、ブラシが短くなった交換直前時とでは、ばねとブ
ラシの接触位置が変わりブラシのコミュテータに対する
JPえ荷重の変化が著しい。この押え荷重には適正値が
あり、これが過大であっても過小であっても上記摩耗の
進行は促進される。特に、この押え荷車が過小の場合に
は導通抵抗が増大したり、振動の彰賽等によるブラシの
振れによる整流悪化やスパークの発生が増加したりして
上記摩耗は加速度的に進行する。
すなわち、上記従来の装置ではばねの巻内端を固定して
おり、ブラシとコミュテータとの摩耗が進行し、両者の
長さが初期に比べて短くなればなるほど、上記押え荷重
が小さくなり摩耗が加速度的に進行してしまうのである
そこで、本発明は上記問題点を解決するためにたとえブ
ラシと]ミュテータが摩耗して、ブラシに対するばねの
作用点位置が変化しても、ブラシのコミュテータに対す
る押え荷重が常にほぼ一定となるようブラシ押圧装置付
電動機を提供することを解決すべき課題とする。
[:!題を解決するための手段] 上記課題は以下の手段により解決される。
すなわち、 回転子に固定されたコミュテータと、該コミュテータと
接触するブラシと、該ブラシを前記コミュテータに押圧
するブラシ押圧装置とを有する電動機であって、 前記ブラシ押圧装置は薄板が密着巻回されて、その巻回
中心を回転自在に保持されたぜんまいばねの巻外端が、
前記ブラシを押圧して、前記ブラシの前記」ミュテータ
に対する押え荷重をほぼ一定の所定値に保つことを特徴
とするブラシ押圧装置付ffi[!によって解決される
[作 用] 次に本発明の作用について述べる。
上記構成のブラシ押圧装置付電動機によれば、薄板が密
着巻回されてその巻回中心を回転自在に保持されたぜん
まいばねの巻外端がブラシを常に押圧する。このぜんま
いばねは巻内端を固定されず、いわゆる定荷重ぜんまい
となっている。すなわち、ブラシとコミュテータとが摩
耗等により多少の長さ変化が生じても、ぜんまいばねの
ブラシに対する荷重をほぼ一定の所定値にすることがよ
ほど可能になる。従って、ブラシのコミュテータに対す
る押え荷重もほぼ一定の所定値に保たれ、両者間の摩耗
の進行が緩和される。
[実施例] 本発明に係る一実施例について図面を参照しながら説明
をする。
まず、第1図に基づいてモータ1の部分概略構成につい
て説明する。第1図はモータ1のブラシ6及びコミュテ
〜り10が設けられている箇所の概略横断面図である。
図中20は円筒状のモータハウジングであり、その中央
にシャフト12が設けられ、図示しない軸受により支持
されている。
シャフト12にはコミュテータ10が固定されている。
2個のブラシ6は互いに向い合うようにしてコミュテー
タ10に接触している。また、ブラシ6はモータハウジ
ング20に固定されたブラシホルダ8によって保持され
て、その動きが規制されている。図中18は絶縁ケース
であり、電源端子16及び心棒4がそれぞれ2個ずつ取
付けられている。2個の電源端子16はそれぞれ十及び
一極となっており、導線14を介してブラシ6に電気的
に接続されている。
心棒4には薄板を密n巻回したぜんまいばね2が、その
巻回中心を回転自在に嵌込まれている。
さらに、引き伸ばされた巻外12aが1ラシ6の端部を
コミュテータ10に向けて押圧している。
なお、シャフト12には図示しないアーマデユアが固定
されており、モータハウジング20にはアーマチュアを
取囲むステータが固定されている。
そして、アーマチュアはステータ内を回転するようにな
っている。
次に、第2図〜第4図に従ってぜんまいばね2の端部2
aがブラシ6に作用する押え荷重Pについて説明する。
第2図はぜんまいばね2が心棒4に嵌込まれる以前の状
態を示す図である。図示されているように薄い板が密着
巻回されている。このときの最小曲率半径をRnとする
第3図は第2図の状態のぜんまいばね2を心棒4に嵌込
み、その巻外端2aをブラシ6の端部(コミュテータ1
0と接触させない側)に押圧させた状態であってブラシ
6が摩耗していない初期状態を示す図である。ここで、
ぜんまいばね2を心棒4に嵌込んだ時のぜんまいばね2
の最小曲率半径をR1とする。ただし、R1はRnより
若干大きい。そして、このときのぜんまいばね2の外半
径をR2とする。
一般に、このようなぜんまいばね(定荷重ぜんまい)2
の端部に作用する荷ff1Pは次式のように表される。
すなわら、 ・・・(式−1) ただし、ここでKは比例定数、Eはぜんまいばね2を構
成する材料のヤング率、bはぜんまいばね2の板幅、t
はぜんまいばね2の板厚を示す。
式−1から理解されるように、外半径R2が変化しても
常にRn m R2の条件(ただし、R2>R1>Rn
 )となるように、例えばぜんまいばね2の板厚をでき
るだけ薄くする等により設計すれば、ぜんまいばね2の
材質及び形状が同一ならばPはRnに依存することにな
る(P=に−E−b・t3/Rn2)。
ここで、例えば第4図に示ずようにブラシ6が摩耗し、
図示されているごとくに第3図に比べ短くなったとする
。本実施例のぜんまいばね2は両端が固定されない定荷
重ぜんまいであり、従来使用されてきた渦巻ばね(第3
図においてR2が1”(nに比して十分大きく、すなわ
ら、密着巻回されておらず、巻内端が固定されている)
とは異なる。従って、ブラシ6の長さが変化してぜんま
いばね2とブラシ6の接触位置が変化した場合のぜんま
いばね2の外半径の変化は、本実施例の場合は従来のも
のに比べて極めて小さい。すなわち、このときのぜんま
いばね2の外半径R3はほぼR2に等しく、かつR2&
RnであるのでPは第3図から第4図へのブラシ6及び
ぜんまいばね2の態様の変化にかかわらずPはほぼ一定
値となる。
このことにより、ブラシ6はコミュテータ10に対し、
常にほぼ一定の押え荷重で作用することになる。従って
、この押え荷重を予め適正に設定しておくことにより、
ブラシ6とコミュテータ10間に摩耗が生じてもブラシ
6の押圧荷重は適正値に保たれ、従来のように加速度的
に摩耗が進行することは防止される。
このモータを車両用の燃料タンク内に設置される燃料ポ
ンプに使用した場合の、作動時間とブラシ及びコミュテ
ータのトータル摩耗量との関係の実験結果を第5図に示
す。なお、このポンプの場合MFIはモータハウジング
内を通過して流れる形式であり、ブラシとコミュテータ
の部分も燃料内に位置して用いられる。
第5図において、実線は従来のブラシ付モータを使用し
た従来方式ポンプの結果を示し、破線は本発明のモータ
を使用した定ブラシ荷重方式ポンプの結果を示したちの
支声る。図から明らかなように、本発明のモータを使用
した定ブラシ荷重方式のポンプは作動時間に対する摩耗
量の変化は極めて緩やかである。一方、従来方式ポンプ
では作動時間が長くなると指数関数的に摩耗量が増大し
、定ブラシ荷重方式のポンプで十分作動が可能な時間に
おいても耐久性に餞がある。
燃料ポンプにおいて、モータの使用条件によってはブラ
シ及びコミュテータの摩耗が促進され易い状況となるこ
ともある。さらに、摩耗によって生じた摩耗粉がポンプ
内に詰ったりして、ポンプ作用に悪影響を与えたり、ポ
ンプの故障等の原因になったりして非常に問題となり易
い。また、摩耗粉が燃料とともにポンプ外へ吐出される
ことによって他の燃料系統にも悪影響を与えるのでこれ
も問題となることがある。
従って、本発明のモータを上記燃料ポンプに使用するこ
とは極めて有益である。すなわち、モータにおけるブラ
シ及びコミュテータの寿命が従来に比して著しく延びる
だけでなく、燃料ポンプの耐久性も格段に向上する。
なお、ブラシ6に作用するぜんまいばね2の端部の形状
はブラシ6の1点に作用点として当るような形状であれ
ば、第6図や第7図に図示されているような態様をとっ
てもかまわない。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明のモータにおいてはぜんま
いばねによるブラシのコミュテータに対する押え荷重が
常に一定の所定値に保たれるので、両者間の摩耗を極力
抑えることができる。これによりモータの耐久性を著し
く向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る一実施例の概略横断面図、第2図
はぜんまいばねが心棒に嵌込まれる前の状態を示す図、
第3図及び第4図はそれぞれぜんまいばねを心棒に嵌込
んで、ブラシの良さ変化が生じる前の初期状態とブラシ
の長さ変化が生じた後の様子を承り図、第5図は従来方
式ポンプと本発明の定ブラシ荷重方式ポンプの作動時間
とブラシ。 コミュテータのトータル摩耗量との関係を示す図、第6
図及び第7図は本実施例に係る他の実施例を示す図であ
る。 2・・・ぜんまいばね 4・・・心   棒 6・・・ブ ラ シ 10・・・コミュテータ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  回転子に固定されたコミュテータと、該コミュテータ
    と接触するブラシと、該ブラシを前記コミュテータに押
    圧するブラシ押圧装置とを有する電動機であつて、 前記ブラシ押圧装置は薄板が密着巻回されて、その巻回
    中心を回転自在に保持されたぜんまいばねの巻外端が、
    前記ブラシを押圧して、前記ブラシの前記コミュテータ
    に対する押え荷重をほぼ一定の所定値に保つことを特徴
    とするブラシ押圧装置付電動機。
JP3319189A 1989-02-13 1989-02-13 ブラシ押圧装置付電動機 Pending JPH02214443A (ja)

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JP3319189A JPH02214443A (ja) 1989-02-13 1989-02-13 ブラシ押圧装置付電動機

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JP3319189A JPH02214443A (ja) 1989-02-13 1989-02-13 ブラシ押圧装置付電動機

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JPH02214443A true JPH02214443A (ja) 1990-08-27

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JP (1) JPH02214443A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012029207A1 (ja) * 2010-08-30 2012-03-08 パナソニック株式会社 整流子電動機
CN108565659A (zh) * 2018-05-30 2018-09-21 广东威灵电机制造有限公司 电刷组件和电机

Cited By (3)

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WO2012029207A1 (ja) * 2010-08-30 2012-03-08 パナソニック株式会社 整流子電動機
CN108565659A (zh) * 2018-05-30 2018-09-21 广东威灵电机制造有限公司 电刷组件和电机
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