JPH0221396A - 避難誘導表示システム - Google Patents
避難誘導表示システムInfo
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- JPH0221396A JPH0221396A JP17117488A JP17117488A JPH0221396A JP H0221396 A JPH0221396 A JP H0221396A JP 17117488 A JP17117488 A JP 17117488A JP 17117488 A JP17117488 A JP 17117488A JP H0221396 A JPH0221396 A JP H0221396A
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Landscapes
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- Fire Alarms (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、大規模なビルや地下街、百貨店、病院、ホテ
ルなどの建物内において、火災、ガス洩れ、煙の発生と
いった異常事態が発生した場合の避難誘導表示システム
に関する。
ルなどの建物内において、火災、ガス洩れ、煙の発生と
いった異常事態が発生した場合の避難誘導表示システム
に関する。
〈従来の技術〉
避難誘導表示システムとしては、従来一般に、次のよう
に構成されていた。
に構成されていた。
即ち、建物内を所定面積ごとに区画し、その区画された
箇所それぞれに、その場所から最も近い位置の非常口が
存在する方向を示す矢印などの表示部を設け、異常事態
が発生してその異常事態を警報センサで検出したときに
、警報装置を作動してサイレンやベルなどの異常警報を
出し、これによって異常事態が発生したことを報知し、
前述表示部により、そこから最も近い位置の非常口に避
難させることができるように構成されていた。
箇所それぞれに、その場所から最も近い位置の非常口が
存在する方向を示す矢印などの表示部を設け、異常事態
が発生してその異常事態を警報センサで検出したときに
、警報装置を作動してサイレンやベルなどの異常警報を
出し、これによって異常事態が発生したことを報知し、
前述表示部により、そこから最も近い位置の非常口に避
難させることができるように構成されていた。
また、近年では、防災センターと称されるような中央監
視室が設けられ、各警報センサからの情報を特定箇所に
集中させるとともに、その中央監視室において、異常信
号を出力した警報センサの位置をCRT表示装置などに
よって判別できるようにし、それに基づいて建物内全体
の状況を把握し、不ピーカなどを通じて避難すべき場所
に誘導するといったことも行われるようになってきてい
る。
視室が設けられ、各警報センサからの情報を特定箇所に
集中させるとともに、その中央監視室において、異常信
号を出力した警報センサの位置をCRT表示装置などに
よって判別できるようにし、それに基づいて建物内全体
の状況を把握し、不ピーカなどを通じて避難すべき場所
に誘導するといったことも行われるようになってきてい
る。
〈発明が解決しようとする課題〉
しかしながら、従来例の構成によれば、表示部では、異
常事態の発生箇所のいかんにかかわらず、単に、異常事
態が発生したときに居る場所から予め決められた非常口
の方向が示されるだけであり、その表示部に従って避難
しようとしたがために、かえって異常事態の発生箇所に
近づく側に逃げ、逃げ遅れを誘発して大災害に発展する
虞があるなど、安全性に欠ける欠点があった。
常事態の発生箇所のいかんにかかわらず、単に、異常事
態が発生したときに居る場所から予め決められた非常口
の方向が示されるだけであり、その表示部に従って避難
しようとしたがために、かえって異常事態の発生箇所に
近づく側に逃げ、逃げ遅れを誘発して大災害に発展する
虞があるなど、安全性に欠ける欠点があった。
一方、中央監視室からスピーカなどを通じて避難すべき
場所に誘導するものでは、その場所を熟知していない不
特定多数の人が集まり、しかも、異常事態の発生に伴っ
てパニック状態になっているようなときに、音声でもっ
て円滑に誘導することは困難であり、そのうえ、異常事
態の発生に起因して停電になると、全く誘導することが
できなくなり、避難誘導を有効に行うことができない欠
点があった。
場所に誘導するものでは、その場所を熟知していない不
特定多数の人が集まり、しかも、異常事態の発生に伴っ
てパニック状態になっているようなときに、音声でもっ
て円滑に誘導することは困難であり、そのうえ、異常事
態の発生に起因して停電になると、全く誘導することが
できなくなり、避難誘導を有効に行うことができない欠
点があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであっ
て、第1の避難誘導表示システムは、異常事態の発生時
に、その後の停電発生のいかんにかかわらず、避難すべ
き方向を適切に表示して安全な場所に誘導できるように
することを目的とし、また、第2の避難誘導表示システ
ムは、更に、上記避難すべき方向の表示を容易迅速に行
うことを目的とする。
て、第1の避難誘導表示システムは、異常事態の発生時
に、その後の停電発生のいかんにかかわらず、避難すべ
き方向を適切に表示して安全な場所に誘導できるように
することを目的とし、また、第2の避難誘導表示システ
ムは、更に、上記避難すべき方向の表示を容易迅速に行
うことを目的とする。
く課題を解決するための手段〉
本発明の第1の避難誘導表示システムは、このような目
的を達成するために、建物内の複数箇所に、非常口と、
異常事態を検出して異常信号を出力する警報センサとを
設け、前記異常信号に応答して異常警報を発生する警報
装置を設けた避難誘導表示システムにおいて、非常口そ
れぞれの存在方向を個別に発色表示可能なエレクトロク
ロミズム材料製の方向指示部と、警報センサから出力さ
れる異常信号に基づいて、前記方向指示部のうちの避難
に適した非常口を指示するものを判別して指令信号を出
力する発色@御手段とを備えて構成する。
的を達成するために、建物内の複数箇所に、非常口と、
異常事態を検出して異常信号を出力する警報センサとを
設け、前記異常信号に応答して異常警報を発生する警報
装置を設けた避難誘導表示システムにおいて、非常口そ
れぞれの存在方向を個別に発色表示可能なエレクトロク
ロミズム材料製の方向指示部と、警報センサから出力さ
れる異常信号に基づいて、前記方向指示部のうちの避難
に適した非常口を指示するものを判別して指令信号を出
力する発色@御手段とを備えて構成する。
非常口は、通常時に使用しない一般的に称されるところ
の非常口はもちろんのこと、通常時に使用する出入口な
ど、避難に使用可能な出入口を含めることができる。
の非常口はもちろんのこと、通常時に使用する出入口な
ど、避難に使用可能な出入口を含めることができる。
警報センサとしては、感熱センサ、ガス洩れセンサ、煙
センサなどが使用される。
センサなどが使用される。
方向指示部は、概略的には、表示極と対向極とを備えた
ガラスセル内にエレクトロクロミズム材料を封入して構
成され、電圧の印加に応じて発色し、逆電圧の印加に応
じて無色にするなど、酸化還元反応により可逆的に変化
するものである。エレクトロクロミズム材料としては、
無機系材料および有機系材料があり、それらの代表的な
ものとしては、下記のものがある。カッコ内は、酸化還
元反応により可逆的に変化する色または明度を示してい
る。
ガラスセル内にエレクトロクロミズム材料を封入して構
成され、電圧の印加に応じて発色し、逆電圧の印加に応
じて無色にするなど、酸化還元反応により可逆的に変化
するものである。エレクトロクロミズム材料としては、
無機系材料および有機系材料があり、それらの代表的な
ものとしては、下記のものがある。カッコ内は、酸化還
元反応により可逆的に変化する色または明度を示してい
る。
(り無機系エレクトロクロミズム材料
WO,(青□無色)
WoOz(青−無色)
Vies(緑□黄)
NbzOs(青−一無色)
Tilt(青−無色)
RhO*(淡−一暗)
IrOz(淡−暗)
NiOOH(淡←−暗)
Cu、O(淡−一晴)
MnOx (淡←→暗)
Coax (淡−暗)
プルシアンブルー(青←→無色)
ポリタングステン酸(青−→無色)
(■)有機系エレクトロクロミズム材料ビオロゲン系
ビオロゲンポリマー系
ジビオロゲン系
フルオレン系
シフタロジアニン系
アントラキノン系
なお、上記有機系エレクトロクロミズム材料は、置換基
の種類、電位等によって可逆的に変化し、多色化が可能
である。
の種類、電位等によって可逆的に変化し、多色化が可能
である。
前記方向指示部は、部屋、廊下、階段等の建物内の天井
面、壁面、あるいは、そこから吊り下げられた部材など
に設ける。
面、壁面、あるいは、そこから吊り下げられた部材など
に設ける。
また、方向表示部としては、矢印であっても、「真っ直
ぐ」とか、「この先を右Jといった文字、あるいは、そ
れらを組み合わせたもの、更には、距離などを示す数字
を組み合わせたものなど、各種の構成を採用できる。
ぐ」とか、「この先を右Jといった文字、あるいは、そ
れらを組み合わせたもの、更には、距離などを示す数字
を組み合わせたものなど、各種の構成を採用できる。
また、本発明の第2の避難誘導表示システムは、上記第
1の避難誘導表示システムにおける発色制御手段におい
て、前記指令信号を出力する制御n機構と、前記指令信
号に応答して、判別された前記方向指示部に発色動作電
圧を印加する駆動部とを備える。
1の避難誘導表示システムにおける発色制御手段におい
て、前記指令信号を出力する制御n機構と、前記指令信
号に応答して、判別された前記方向指示部に発色動作電
圧を印加する駆動部とを備える。
エレクトロクロミズム材料は、それ自体で発光しないの
で、緊急バッテリー、電池または無停電電源からの電力
によって照明するランプを方向指示部に付設すると、方
向指示部の読み取りを保障できる。更に、これらの非常
用電源の故障時を想定して、上記第1および第2の避難
誘導表示システムにおける方向指示部の周囲に、光エネ
ルギーを受けて発光する発光体を(ず没すると、方向指
示部の読み取りをより一層良好に保障できる。
で、緊急バッテリー、電池または無停電電源からの電力
によって照明するランプを方向指示部に付設すると、方
向指示部の読み取りを保障できる。更に、これらの非常
用電源の故障時を想定して、上記第1および第2の避難
誘導表示システムにおける方向指示部の周囲に、光エネ
ルギーを受けて発光する発光体を(ず没すると、方向指
示部の読み取りをより一層良好に保障できる。
発光体としては、硫化亜鉛や硫化カドミウム等の化合物
をベースとして、その他の無機、有機の顔料、放射性元
素などを添加した蛍光塗料や燐光塗料を発光材料とし、
その発光材料を、前記方向指示部を付設する枠体などに
塗布することによって構成できる。
をベースとして、その他の無機、有機の顔料、放射性元
素などを添加した蛍光塗料や燐光塗料を発光材料とし、
その発光材料を、前記方向指示部を付設する枠体などに
塗布することによって構成できる。
〈作用〉
本発明の第1の避難誘導表示システムの構成によれば、
火災やガス洩れ、煙発生といった異常事態が発生し、そ
れに伴って警報センサから異常信号が出力すると、発色
制御手段から指令信号を出力し、それにより、中央監視
室のCR7表示装置にa難に適した非常口を指示する方
向指示部を表示させ、それに基づいて中央監視室でスイ
ッチを入れ、異常事態発生箇所から離れて安全に避難で
きる側の方向指示部に発色動作電圧を印加するとか、あ
るいは、指令信号に応答して自動的に特定の方向指示部
に発色動作電圧を印加し、異常事態の発生箇所それぞれ
に応じた特定の方向指示部を発色させることができる。
火災やガス洩れ、煙発生といった異常事態が発生し、そ
れに伴って警報センサから異常信号が出力すると、発色
制御手段から指令信号を出力し、それにより、中央監視
室のCR7表示装置にa難に適した非常口を指示する方
向指示部を表示させ、それに基づいて中央監視室でスイ
ッチを入れ、異常事態発生箇所から離れて安全に避難で
きる側の方向指示部に発色動作電圧を印加するとか、あ
るいは、指令信号に応答して自動的に特定の方向指示部
に発色動作電圧を印加し、異常事態の発生箇所それぞれ
に応じた特定の方向指示部を発色させることができる。
また、本発明の第2の避難誘導表示システムの構成によ
れば、異常事態の発生に伴い、異常事態発生箇所から離
れて安全に避難できる側の方向指示部に自動的に発色動
作電圧を印加することができる。
れば、異常事態の発生に伴い、異常事態発生箇所から離
れて安全に避難できる側の方向指示部に自動的に発色動
作電圧を印加することができる。
〈実施例〉
次に、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
。
。
第1図は、ビルや百貨店といった大規模な建物の機略平
面図を示し、各フロア−それぞれにおいて、建物内が所
定面積ごとに区画され、その区画された箇所それぞれの
天井面に、互いに分散された状態で、火災感知用の感熱
センサやガス洩れセンサや煙感知センサを組み込んだ警
報センサト・・が取り付けられている。
面図を示し、各フロア−それぞれにおいて、建物内が所
定面積ごとに区画され、その区画された箇所それぞれの
天井面に、互いに分散された状態で、火災感知用の感熱
センサやガス洩れセンサや煙感知センサを組み込んだ警
報センサト・・が取り付けられている。
また、天井面には、火災などの異常事態発生時における
避難方向を指示表示する方向1旨示盤2・・・が取り付
けられている0図中3・・・は非常口、4・・・は非常
階段をそれぞれ示している。
避難方向を指示表示する方向1旨示盤2・・・が取り付
けられている0図中3・・・は非常口、4・・・は非常
階段をそれぞれ示している。
前記方向指示盤2・・・それぞれは、第2図の分解斜視
図に示すように、天井面または壁面に取り付けられる金
属製の支持枠体5内に嵌め込まれて取り付けられるよう
になっている。
図に示すように、天井面または壁面に取り付けられる金
属製の支持枠体5内に嵌め込まれて取り付けられるよう
になっている。
また、方向指示盤2・・・それぞれは、一対のガラス板
6,6間に、例えば、酸化タングステン(WO3)など
のエレクトロクロミズム材料を封入して構成され、そし
て、そのエレクトロクロミズム材料の封入パターンが四
方それぞれを示す矢印形状にされ、これにより、異常事
態発生時において、避難すべき非常口3が存在する方向
を発色によって表示するように方向指示部7・・・が構
成されてい前記支持枠体5の外表面には、発光体の一例
としての蛍光塗料が塗布されており、停電した時でも、
それまで照明灯から受けた光エネルギーによって発光し
、前記方向指示部7の周囲を明るくして方向指示部7に
よる指示状態が視認できるように構成されている。
6,6間に、例えば、酸化タングステン(WO3)など
のエレクトロクロミズム材料を封入して構成され、そし
て、そのエレクトロクロミズム材料の封入パターンが四
方それぞれを示す矢印形状にされ、これにより、異常事
態発生時において、避難すべき非常口3が存在する方向
を発色によって表示するように方向指示部7・・・が構
成されてい前記支持枠体5の外表面には、発光体の一例
としての蛍光塗料が塗布されており、停電した時でも、
それまで照明灯から受けた光エネルギーによって発光し
、前記方向指示部7の周囲を明るくして方向指示部7に
よる指示状態が視認できるように構成されている。
前記警報センサト・・それぞれからの異常信号は、第3
図のブロック図に示すように、各フロア−あるいは中央
監視室などに設けられる発色制御手段8に入力されるよ
うになっており、そして、発色制御手段8から、前記方
向指示盤2・・・それぞれにおける方向指示部7・・・
のうち、所定の1個にのみ発色動作電圧を印加するよう
になっている。
図のブロック図に示すように、各フロア−あるいは中央
監視室などに設けられる発色制御手段8に入力されるよ
うになっており、そして、発色制御手段8から、前記方
向指示盤2・・・それぞれにおける方向指示部7・・・
のうち、所定の1個にのみ発色動作電圧を印加するよう
になっている。
前記発色制御手段8には、CPU9とROMl0とRA
MIIとから成る制御釦機構(マイクロコンピュータ)
12と、前記方向指示部7・・・に発色動作電圧を印加
する駆動部13と、入力インターフェイス14と、出力
インターフェイス15とが備えられている。
MIIとから成る制御釦機構(マイクロコンピュータ)
12と、前記方向指示部7・・・に発色動作電圧を印加
する駆動部13と、入力インターフェイス14と、出力
インターフェイス15とが備えられている。
前記ROMl0には、各警報センサト・・それぞれにつ
いて、その設置位置に基づき、各方向指示部7・・・の
位置と非常口3・・・の位置との関係から、警報センサ
ト・・ごとに、その警報センサ1の設置位置からは遠ざ
かり、かつ、安全で最も近い位置に存在する非常口3を
指示できる方向指示部7が予め特定されて記憶されてお
り、異常事態が発生して警報センサlから異常信号が出
力されたときに、その警報センサ1に対応する上述した
特定のデータをCPU9がROMl0から読み出し、前
記方向指示部7・・・のうちの発色すべきものを判別す
るとともに、それに対応する指令信号を駆動部13・・
・に出力し、特定の方向指示部7・・・のみを、駆動部
13・・・それぞれからの発色動作電圧の印加により発
色させ、安全に避難できる非常口3を指示表示できるよ
うに構成されている。
いて、その設置位置に基づき、各方向指示部7・・・の
位置と非常口3・・・の位置との関係から、警報センサ
ト・・ごとに、その警報センサ1の設置位置からは遠ざ
かり、かつ、安全で最も近い位置に存在する非常口3を
指示できる方向指示部7が予め特定されて記憶されてお
り、異常事態が発生して警報センサlから異常信号が出
力されたときに、その警報センサ1に対応する上述した
特定のデータをCPU9がROMl0から読み出し、前
記方向指示部7・・・のうちの発色すべきものを判別す
るとともに、それに対応する指令信号を駆動部13・・
・に出力し、特定の方向指示部7・・・のみを、駆動部
13・・・それぞれからの発色動作電圧の印加により発
色させ、安全に避難できる非常口3を指示表示できるよ
うに構成されている。
前記駆動部13・・・それぞれは、第4図の回路図に示
すように、出力インターフェイス15からの指令信号に
応答して択一的に導通されるスイッチングトランジスタ
Tri、Tr2.Tr3.Tr4と、それらスイッチン
グトランジスタTr 1゜Tr2.Tr3.Tr4それ
ぞれに直列に接続されたリレーコイルR1,R2,R3
,R4と、そのリレーコイルR1,R2,R3,R4そ
れぞれの通電に伴う励磁によって閉じられるリレー接点
RXI、RX2.RX3.RX4とから構成され、その
リレー接点RXI、RX2.RX3゜llX4それぞれ
と直列に各方向指示部7・・・が接続されている。
すように、出力インターフェイス15からの指令信号に
応答して択一的に導通されるスイッチングトランジスタ
Tri、Tr2.Tr3.Tr4と、それらスイッチン
グトランジスタTr 1゜Tr2.Tr3.Tr4それ
ぞれに直列に接続されたリレーコイルR1,R2,R3
,R4と、そのリレーコイルR1,R2,R3,R4そ
れぞれの通電に伴う励磁によって閉じられるリレー接点
RXI、RX2.RX3.RX4とから構成され、その
リレー接点RXI、RX2.RX3゜llX4それぞれ
と直列に各方向指示部7・・・が接続されている。
以上の構成により、異常事態を検出していずれかの警報
センサlが異常信号を出力すると、それに基づいて、発
色制御手段8の制御機構12が発色すべき方向指示部7
・・・を判別して駆動部13・・・それぞれに指令信号
を出力し、その指令信号に応答して、方向指示盤2・・
・それぞれにおいて1個の方向指示部7にのみ発色動作
電圧を印加し、それら方向指示部7・・・の発色による
指示表示に従うことにより、安全かつ迅速に非常口3に
誘導して避難させることができるようになっている。
センサlが異常信号を出力すると、それに基づいて、発
色制御手段8の制御機構12が発色すべき方向指示部7
・・・を判別して駆動部13・・・それぞれに指令信号
を出力し、その指令信号に応答して、方向指示盤2・・
・それぞれにおいて1個の方向指示部7にのみ発色動作
電圧を印加し、それら方向指示部7・・・の発色による
指示表示に従うことにより、安全かつ迅速に非常口3に
誘導して避難させることができるようになっている。
この避難誘導表示システムを実施するにおいて、建物内
の所定の壁に、非常用のハントランプ16を備えておく
ようにしても良い。
の所定の壁に、非常用のハントランプ16を備えておく
ようにしても良い。
第5図は、ハントランプの縦断面図であり、ケーシング
17内に二個の乾電池18.18が収容されるとともに
ケーシング17の両転電池18゜18間に相当する箇所
に開口19が形成され、壁20等に取り付けられた絶縁
片21に開口19を通じてケー°シング17を差し込む
ことにより、その差し込み状態ではwA縁片21によっ
て両転電池18.18が非接触状態にされ、一方、ケー
シング17を抜き取ることにより、両転電池18.18
が接触し、ランプ22が自ずと点灯するように構成され
ている。このハントランプ16を用いることにより、停
電発生時にあっても、通路を照らすことができ、避難を
より安全に行うことができる。
17内に二個の乾電池18.18が収容されるとともに
ケーシング17の両転電池18゜18間に相当する箇所
に開口19が形成され、壁20等に取り付けられた絶縁
片21に開口19を通じてケー°シング17を差し込む
ことにより、その差し込み状態ではwA縁片21によっ
て両転電池18.18が非接触状態にされ、一方、ケー
シング17を抜き取ることにより、両転電池18.18
が接触し、ランプ22が自ずと点灯するように構成され
ている。このハントランプ16を用いることにより、停
電発生時にあっても、通路を照らすことができ、避難を
より安全に行うことができる。
本発明としては、前述実施例のように、警報センサト・
・による異常信号に基づいて、制御機構12から指令信
号を出力するとともに、その指令信号に応答して方向指
示部7・・・を自動的に発色させるものに限らず、例え
ば、前記制御機構12からの指令信号により、発色動作
電圧を印加すべき方向指示部7・・・を中央監視室のC
RT表示装置に表示させ、それに基づいて、所定の方向
指示部7・・・に対するスイッチを操作して発色させる
ようにするとか、あるいは、各方向指示部7・・・に対
するランプ内蔵型のスイッチを中央監視室に備えさせて
おき、前記制御機構12からの指令信号により、発色動
作電圧を印加すべき方向指示部7・・・に対するスイッ
チのランプを自動的に点灯し、その操作により所定の方
向指示部7・・・を発色させるようにするなど、各種の
変形が可能である。
・による異常信号に基づいて、制御機構12から指令信
号を出力するとともに、その指令信号に応答して方向指
示部7・・・を自動的に発色させるものに限らず、例え
ば、前記制御機構12からの指令信号により、発色動作
電圧を印加すべき方向指示部7・・・を中央監視室のC
RT表示装置に表示させ、それに基づいて、所定の方向
指示部7・・・に対するスイッチを操作して発色させる
ようにするとか、あるいは、各方向指示部7・・・に対
するランプ内蔵型のスイッチを中央監視室に備えさせて
おき、前記制御機構12からの指令信号により、発色動
作電圧を印加すべき方向指示部7・・・に対するスイッ
チのランプを自動的に点灯し、その操作により所定の方
向指示部7・・・を発色させるようにするなど、各種の
変形が可能である。
上記実施例では、方向指示部7を、エレクトロクロミズ
ム材料の封入パターンを四方を示す矢印形状にして構成
しているが、例えば、二方向や入方向などを示すように
構成するなど、各種の変形が可能である。
ム材料の封入パターンを四方を示す矢印形状にして構成
しているが、例えば、二方向や入方向などを示すように
構成するなど、各種の変形が可能である。
〈発明の効果〉
以上の説明から明らかなように、本発明の第1の避難誘
導表示システムによれば、火災やガス洩れ、煙発生とい
った異常事態が発生したときに、方向指示部のうち、避
難に適した非常口を指示しているものを判別し、中央監
視室での操作によって、あるいは、自動的に、判別され
た方向指示部を発色するから、異常が発生している箇所
からは離れながら、かつ、その方向表示部の近辺から安
全かつ最も近い位置にある非常口を指示し、建物内に居
る人達を安全に誘導して避難させることができ、表示に
従ったがために被害が大きくなることを確実に回避して
安全性を向上できるようになった。
導表示システムによれば、火災やガス洩れ、煙発生とい
った異常事態が発生したときに、方向指示部のうち、避
難に適した非常口を指示しているものを判別し、中央監
視室での操作によって、あるいは、自動的に、判別され
た方向指示部を発色するから、異常が発生している箇所
からは離れながら、かつ、その方向表示部の近辺から安
全かつ最も近い位置にある非常口を指示し、建物内に居
る人達を安全に誘導して避難させることができ、表示に
従ったがために被害が大きくなることを確実に回避して
安全性を向上できるようになった。
しかも、方向指示部をエレクトロクロミズム材料製とす
るから、警報センサからの異常信号に応答して発色動作
電圧の印加により一旦発色すると、逆電圧を印加しない
限り発色状態を維持でき、断線や停電などに起因して電
圧が印加されなくなっても、異常事態発生初期において
判別された方向指示部により、避難方向を継続して指示
表示でき、適切かつ良好に誘導して避難させることがで
きるようになった。
るから、警報センサからの異常信号に応答して発色動作
電圧の印加により一旦発色すると、逆電圧を印加しない
限り発色状態を維持でき、断線や停電などに起因して電
圧が印加されなくなっても、異常事態発生初期において
判別された方向指示部により、避難方向を継続して指示
表示でき、適切かつ良好に誘導して避難させることがで
きるようになった。
また、本発明の第2の避難誘導表示システムによれば、
警報センサからの異常信号に基づく、避難に適した非常
口を指示する方向指示部の判別、および、その判別され
た方向指示部に対する発色動作電圧の印加を自動的に行
うから、人為的な操作や、その際の誤操作を回避して、
迅速かつ適切に避難方向を指示できる。
警報センサからの異常信号に基づく、避難に適した非常
口を指示する方向指示部の判別、および、その判別され
た方向指示部に対する発色動作電圧の印加を自動的に行
うから、人為的な操作や、その際の誤操作を回避して、
迅速かつ適切に避難方向を指示できる。
図面は、本発明の避難誘導表示システムの実施例を示し
、第1図は建物の概略平面図、第2図は、方向指示盤と
支持枠体の斜視図、第3図は、システムの構成を示すブ
ロック図、第4図は、駆動部を示す回路図、第5図は、
ハントランプの断面図である。 1・・・警報センサ 7・・・方向支持部訃・・発
色制御手段 12・・・制御機構13・・・駆動部 第1図
、第1図は建物の概略平面図、第2図は、方向指示盤と
支持枠体の斜視図、第3図は、システムの構成を示すブ
ロック図、第4図は、駆動部を示す回路図、第5図は、
ハントランプの断面図である。 1・・・警報センサ 7・・・方向支持部訃・・発
色制御手段 12・・・制御機構13・・・駆動部 第1図
Claims (2)
- (1)建物内の複数箇所に、非常口と、異常事態を検出
して異常信号を出力する警報センサとを設け、前記異常
信号に応答して異常警報を発生する警報装置を設けた避
難誘導表示システムであって、前記非常口それぞれの存
在方向を個別に発色表示可能なエレクトロクロミズム材
料製の方向指示部と、 前記異常信号に基づいて、前記方向指示部のうちの避難
に適した非常口を指示するものを判別して指令信号を出
力する発色制御手段とを備えたことを特徴とする避難誘
導表示システム。 - (2)前記発色制御手段が、前記指令信号を出力する制
御機構と、前記指令信号に応答して、判別された前記方
向指示部に発色動作電圧を印加する駆動部とを備えてい
る請求項第(1)項記載の避難誘導表示システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17117488A JPH0221396A (ja) | 1988-07-09 | 1988-07-09 | 避難誘導表示システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17117488A JPH0221396A (ja) | 1988-07-09 | 1988-07-09 | 避難誘導表示システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0221396A true JPH0221396A (ja) | 1990-01-24 |
Family
ID=15918374
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17117488A Pending JPH0221396A (ja) | 1988-07-09 | 1988-07-09 | 避難誘導表示システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0221396A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04170700A (ja) * | 1990-11-05 | 1992-06-18 | Mitsubishi Electric Corp | 火災時の避難誘導方法 |
JPH04175997A (ja) * | 1990-11-09 | 1992-06-23 | Mitsubishi Electric Corp | 火災時の避難誘導方法 |
US6136891A (en) * | 1996-03-06 | 2000-10-24 | Rhodia Chimie | Composite particles including an organic polymer and an oxide and/or hydroxide |
-
1988
- 1988-07-09 JP JP17117488A patent/JPH0221396A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04170700A (ja) * | 1990-11-05 | 1992-06-18 | Mitsubishi Electric Corp | 火災時の避難誘導方法 |
JPH04175997A (ja) * | 1990-11-09 | 1992-06-23 | Mitsubishi Electric Corp | 火災時の避難誘導方法 |
US6136891A (en) * | 1996-03-06 | 2000-10-24 | Rhodia Chimie | Composite particles including an organic polymer and an oxide and/or hydroxide |
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