JPH07160208A - 非常誘導用表示装置 - Google Patents

非常誘導用表示装置

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Publication number
JPH07160208A
JPH07160208A JP33903393A JP33903393A JPH07160208A JP H07160208 A JPH07160208 A JP H07160208A JP 33903393 A JP33903393 A JP 33903393A JP 33903393 A JP33903393 A JP 33903393A JP H07160208 A JPH07160208 A JP H07160208A
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JP
Japan
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display
information
transmitter
emergency
controller
Prior art date
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Pending
Application number
JP33903393A
Other languages
English (en)
Inventor
Takamasa Kikuchi
孝真 菊地
Kenji Nakamura
健二 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
Original Assignee
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
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Publication date
Application filed by Shimizu Construction Co Ltd, Shimizu Corp filed Critical Shimizu Construction Co Ltd
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Publication of JPH07160208A publication Critical patent/JPH07160208A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】避難誘導用の表示機器に係るメンテナンスの手
間を軽減するとともに、形状拡大やコストアップを生じ
させずにその表示機器で誘導表示を表示し誘導放送も流
せるようにして、非常時に適切な避難誘導が行えるよう
にする。 【構成】発煙や異常高温を感知するセンサによる感知情
報に基づいて制御器が表示伝達器を選択し、その表示伝
達器のLEDによる文字情報表示と音声出力を、前記感
知情報に基づいて選択された駆動パターンで駆動させ
て、前記表示伝達器から文字情報を表示させるとともに
音声情報を出力させ、前記制御器に随時割り込み可能な
割り込み情報を入力する臨時情報入力器により、その割
り込み情報を表示伝達器から表示、伝達させるようにす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建物の火災時などにお
いての避難誘導を行えるようにした非常誘導用表示装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の建物では、火災などの非常時に人
を安全に避難させるために、各出入口や避難通路に誘導
灯が設置されている。また火災など非常事態の発生や避
難時の情報を伝えるための非常放送システムが設置され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た誘導灯にあってはケース内に蛍光灯を収めた構造であ
り、その蛍光灯の寿命が短い点(3000〜12000
時間)、そして万が一蛍光灯が切れた場合には誘導灯と
しての役目を果たさなくなる点から、比較的短期間ごと
にメンテナンスが必要となっている。また蛍光灯の中央
部分と端部部分との明るさに差があって誘導灯表示面の
周辺部が暗くなり、視認性が損なわれるという問題もあ
る。上記した誘導灯においてはさらに誘導時に際して視
認性を向上させるために点滅する形式のものや警報を発
する形式のものもあるが、ケースに蛍光灯を収めた構造
に対して点滅灯や警報器を付設するものとなるため、装
置としては形状が大きくなりコストの上昇を招いてお
り、そして警報にあっては避難者の不安を掻き立てると
いう不具合もある。
【0004】一方、非常放送システムでは流される非常
放送が避難時の雑踏などによって聞き取り難く、またこ
のシステムだけでは耳の不自由な方への誘導ができない
という問題がある。
【0005】そこで本発明は上記した事情に鑑み、各避
難誘導用の表示機器に係るメンテナンスの手間を軽減す
るとともに、形状拡大やコストアップを生じさせずにそ
の表示機器で誘導表示を表示し誘導放送も流せるように
することを課題とし、非常時に適切な避難誘導が行える
ようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した課題を
考慮してなされたもので、複数個のLEDを配列して文
字情報が表示可能な表示体と音声出力可能な発音体とを
備えて建物の非常口近傍に設置される表示伝達器と、建
物の所要個所に設置され、火災による発煙や異常高温を
感知するセンサと、前記センサによる感知情報に基づい
て選択された前記表示伝達器を、前記感知情報に基づい
て選択された駆動パターンで駆動させて、前記表示伝達
器から文字情報を表示させるとともに音声情報を出力さ
せる制御器と、前記制御器に随時割り込み可能な割り込
み情報を入力して前記表示伝達器を駆動させる臨時情報
入力器とからなることを特徴とする非常誘導用表示装置
を提供して、上記した課題を解消するものである。
【0007】
【作用】本発明においては、表示伝達器が複数個のLE
Dを配列した表示体と音声出力可能な発音体とからな
り、薄形化された機器として構成でき可変文字情報を表
示体から表示し、音声を発音体から流すことできるよう
になる。そしてセンサにより火災が検知されると、制御
器が前記センサからの情報に対応して選択した駆動パタ
ーンで前記表示伝達器を駆動させ、避難誘導のための情
報が表示体および発音体から表されるようになる。さら
に臨時情報入力器を備えていることから、この臨時情報
入力器からの割り込み情報が前記表示伝達器にて表示さ
れ、音声として流れるようになる。
【0008】
【実施例】つぎに本発明を図1と図2に示す一実施例に
基づいて詳細に説明する。図1は本発明の一実施例を概
略的に示しているものであり、図示するように、非常誘
導用表示装置1は建物の所要個所、例えば各階の出入口
aの近傍に設置される複数の表示伝達器2と、建物の所
要個所、例えば各部屋、廊下などに設置されて火災によ
る発煙や異常高温を感知するセンサ3と、前記表示伝達
器2およびセンサ3との間で情報のやり取りが行えるよ
うに接続されている制御器4と、この制御器4による前
記表示伝達器2の制御に割り込んでこれら表示伝達器2
側に任意の割り込み情報が常時割り込み可能となるよう
に制御器4に接続された臨時情報入力器5と、非常時に
対応する表示伝達器2の駆動パターンが各種蓄積されて
いて前記制御器4からの指示により選択された特定パタ
ーンをその制御器4側に出力できるように接続されたデ
−タ蓄積器6とを具備してなるものである。
【0009】上記表示伝達器2それぞれは、複数個のL
EDを光源として配列し可変文字情報が表示可能な表示
体7と例えばスピーカなどを用いた音声出力可能な発音
体8とからなるものであり、前記表示体7は通常には上
記制御器4の制御の下で例えば図2の(A)で示すよう
に、一色表示、或いは「出入口」などの文字表示を行
い、発音体8は動作しないようになっている。このよう
に前記表示伝達器2はLEDを光源とした表示体7と発
音体8とからなり、全体形状を薄形化して所要個所に取
り付けられている。
【0010】上記構造の非常誘導用表示装置1の動作を
説明すると、ある階での火災をセンサ3が検知した場
合、その検知情報が制御器4に送り出される。制御器4
では、前記センサ3からの情報に基づいて出火位置を特
定し、予め設定されている表示伝達器2の各種駆動パタ
ーンから前記出火位置に対応した駆動パターンをデ−タ
蓄積器6から選択して取り込み、この選択された駆動パ
ターンにより全ての、或いは選択された表示伝達器2を
駆動させる。この非常時の表示伝達器2においては、前
記駆動パターンにより表示体7が図2の(B)や(C)
に示されているように一種類、或いは複数種の文字情報
を色変化や点滅しながら表示するように動作し、避難者
からの視認性をより高めて情報提供を行う。また同時に
発音体8からも選択された音声デ−タが流し出され、前
記表示体7の表示内容と同じ内容などを音声にて表示伝
達するように設けられている。
【0011】表示伝達器2から発せられるこれらの情報
は、火災発生場所によって、そしてこの表示伝達器2が
設置されている階、位置によってそれぞれ異なるもので
あり、それぞれが上記制御器4の下で制御され、予め火
災発生場所として想定された場所に対応して設定された
避難経路、避難場所を選択し避難者に伝えるように設け
られている。
【0012】臨時情報入力器5は、例えば防災センター
などの建物管理部署に設置されるものである。そして、
上記制御器4の制御の下で表示伝達器2が駆動している
間に臨時情報の表示、伝達が必要となった場合、この臨
時情報入力器5から割り込み情報として臨時情報を送り
出すことにより、表示伝達器2の上記駆動パターンが制
御器4の制御により一時停止し、前記割り込み情報が各
表示伝達器2、或いは特定した表示伝達器2から表示、
伝達されるように設けられている。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の非常誘導
用表示装置は、複数個のLEDを配列して文字情報が表
示可能な表示体と音声出力可能な発音体とを備えて建物
の非常口近傍に設置される表示伝達器と、建物の所要個
所に設置され、火災による発煙や異常高温を感知するセ
ンサと、前記センサによる感知情報に基づいて選択され
た前記表示伝達器を、前記感知情報に基づいて選択され
た駆動パターンで駆動させて、前記表示伝達器から文字
情報を表示させるとともに音声情報を出力させる制御器
と、前記制御器に随時割り込み可能な割り込み情報を入
力して前記表示伝達器を駆動させる臨時情報入力器とか
らなることを特徴とするものである。
【0014】このように表示伝達器は、複数個のLED
を光源とする可変情報が表示可能な表示体と音声出力可
能な発音体とを備えていることから、従来の誘導灯より
光源の寿命が長くなるとともに、一部のLEDが切れた
としても全体として文字情報を判読することができ、メ
ンテナンスが少なくて済むようになる。そしてLEDを
光源とすることから表示伝達器を薄形化し易くなり、消
費電力も少ないために非常用電源の負荷が少なく、電池
にて点灯表示できる時間を長くすることができる。ま
た、色変化や点滅を伴いながら可変情報を表示でき、避
難者からの視認性が非常に向上する。さらには数字、文
字、絵柄などを避難情報として表示できるようになるた
め、避難時の雑踏の中でも確実にその避難情報を伝える
ことができ、耳の不自由な方への誘導も行えるようにな
る。そして従来の警報とは異なって音声にて誘導を行う
ことでできるため、避難者に不安感を与えなくなる。ま
た、臨時情報入力部によって割り込み情報を表示伝達器
から表示、伝達でき、非常時により適切で細かい誘導指
示を行えるようになる。
【0015】そして、上記したように表示伝達器におい
て表示体と発音体とを有しているため、両者の一体化に
よる製造コストの削減、およびそれぞれを別々に取り付
けることなく設置工事が簡略化できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る非常誘導用表示装置の一実施例を
概略的に示す説明図である。
【図2】一実施例における表示伝達器を示すもので、
(A)は平時の表示状態を示す説明図、(B)は非常時
の表示状態を示す説明図、(C)は同じく非常時の他の
表示状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1…非常誘導用表示装置 2…表示伝達器 3…センサ 4…制御器 5…臨時情報入力器 6…デ−タ蓄積器 7…表示体 8…発音体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数個のLEDを配列して文字情報が表示
    可能な表示体と音声出力可能な発音体とを備えて建物の
    非常口近傍に設置される表示伝達器と、 建物の所要個所に設置され、火災による発煙や異常高温
    を感知するセンサと、 前記センサによる感知情報に基づいて選択された前記表
    示伝達器を、前記感知情報に基づいて選択された駆動パ
    ターンで駆動させて、前記表示伝達器から文字情報を表
    示させるとともに音声情報を出力させる制御器と、 前記制御器に随時割り込み可能な割り込み情報を入力し
    て前記表示伝達器を駆動させる臨時情報入力器とからな
    ることを特徴とする非常誘導用表示装置。
JP33903393A 1993-12-03 1993-12-03 非常誘導用表示装置 Pending JPH07160208A (ja)

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JP33903393A JPH07160208A (ja) 1993-12-03 1993-12-03 非常誘導用表示装置

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JPH07160208A true JPH07160208A (ja) 1995-06-23

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JP (1) JPH07160208A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000090380A (ja) * 1998-09-10 2000-03-31 Toshiba Corp 非常通報装置
WO2009153961A1 (ja) * 2008-06-16 2009-12-23 株式会社ケンウッド エレクトロルミネッセンスパネルシステムおよびエレクトロルミネッセンスパネル

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2009153961A1 (ja) * 2008-06-16 2009-12-23 株式会社ケンウッド エレクトロルミネッセンスパネルシステムおよびエレクトロルミネッセンスパネル
JP2009301431A (ja) * 2008-06-16 2009-12-24 Kenwood Corp エレクトロルミネッセンスパネルシステムおよびエレクトロルミネッセンスパネル

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