JPH0221357Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0221357Y2 JPH0221357Y2 JP1984198106U JP19810684U JPH0221357Y2 JP H0221357 Y2 JPH0221357 Y2 JP H0221357Y2 JP 1984198106 U JP1984198106 U JP 1984198106U JP 19810684 U JP19810684 U JP 19810684U JP H0221357 Y2 JPH0221357 Y2 JP H0221357Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- output port
- master cylinder
- union bolt
- pressure fluid
- mouthpiece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 16
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、自動二輪車等のブレーキ装置やクラ
ツチ装置を圧液作動するマスタシリンダ構造に関
する。
ツチ装置を圧液作動するマスタシリンダ構造に関
する。
自動二輪車のハンドルバーに取着されるマスタ
シリンダには、計器盤やワイヤリング等の配置関
係から、第３図に示す如く操作レバー１の押動に
よつて発生する圧液の出力ポート（図示せず）
を、マスタシリンダ２の前方外側面２ａに形成
し、該出力ポートのボス部３に圧液配管の口金４
をユニオンボルト５により螺着接続した継手構造
のものが知られている。
シリンダには、計器盤やワイヤリング等の配置関
係から、第３図に示す如く操作レバー１の押動に
よつて発生する圧液の出力ポート（図示せず）
を、マスタシリンダ２の前方外側面２ａに形成
し、該出力ポートのボス部３に圧液配管の口金４
をユニオンボルト５により螺着接続した継手構造
のものが知られている。
しかしながら、上記マスタシリンダでは車体前
方に圧液配管の口金とユニオンボルトが剥き出し
で突出するため好ましくなく、また圧液配管を出
力ポートのボス部に接続する際に、該配管を一定
方向に位置決めしにくい等の問題点があつた。
方に圧液配管の口金とユニオンボルトが剥き出し
で突出するため好ましくなく、また圧液配管を出
力ポートのボス部に接続する際に、該配管を一定
方向に位置決めしにくい等の問題点があつた。
本考案は口金とユニオンボルトを保護し、且つ
圧液配管を一定方向に位置決めすると共に、口金
の回動を防止することを目的とする。
圧液配管を一定方向に位置決めすると共に、口金
の回動を防止することを目的とする。
上記目的を達成するため、本考案においては、
ハンドルバーに取着されるマスタシリンダのシリ
ンダボデイ外側面に形成した出力ポートのボス部
に、圧液配管の口金をユニオンボルトにより突出
して接続する二輪車用マスタシリンダにおいて、
前記出力ポートのボス部に前記圧液配管の口金と
ユニオンボルトを囲繞する継手ガードを周設し、
該継手ガードに口金の連結管を嵌入し且つ口金の
回動を防止する開口部を設けたもので、前記継手
ガードは出力ポートのボス部と一体的に形成さ
れ、且つユニオンボルト突出長以上の高さを有し
ている。
ハンドルバーに取着されるマスタシリンダのシリ
ンダボデイ外側面に形成した出力ポートのボス部
に、圧液配管の口金をユニオンボルトにより突出
して接続する二輪車用マスタシリンダにおいて、
前記出力ポートのボス部に前記圧液配管の口金と
ユニオンボルトを囲繞する継手ガードを周設し、
該継手ガードに口金の連結管を嵌入し且つ口金の
回動を防止する開口部を設けたもので、前記継手
ガードは出力ポートのボス部と一体的に形成さ
れ、且つユニオンボルト突出長以上の高さを有し
ている。
上記のように構成することにより、継手ガード
の開口部に口金の連結管を嵌入すると共に、該口
金をマスタシリンダの出力ポートボス部にユニオ
ンボルトで螺着して接続する。
の開口部に口金の連結管を嵌入すると共に、該口
金をマスタシリンダの出力ポートボス部にユニオ
ンボルトで螺着して接続する。
以下、本考案をブレーキ用マスタシリンダに実
施した一例を第１図及び第２図に基づいて説明す
る。
施した一例を第１図及び第２図に基づいて説明す
る。
マスタシリンダ１０は、シリンダボデイ１１の
上部に作動液を貯留するリザーバ１２を備え、該
ボデイ１１の一方に延設したレバー取付ブラケツ
ト１３に、操作レバー１４を支持ピン１５により
回動自在に枢支し、この操作レバー１４の押動に
より、シリンダボデイ１１内に画成した液圧室１
６に圧液を発生する。シリンダボデイ１１の車体
前方壁１１ａには、液圧室１６内の圧液を吐出す
る出力ポート１７が穿設され、該出力ポート１７
のボス部１８に継手ガード１９を一体的に突設し
ている。
上部に作動液を貯留するリザーバ１２を備え、該
ボデイ１１の一方に延設したレバー取付ブラケツ
ト１３に、操作レバー１４を支持ピン１５により
回動自在に枢支し、この操作レバー１４の押動に
より、シリンダボデイ１１内に画成した液圧室１
６に圧液を発生する。シリンダボデイ１１の車体
前方壁１１ａには、液圧室１６内の圧液を吐出す
る出力ポート１７が穿設され、該出力ポート１７
のボス部１８に継手ガード１９を一体的に突設し
ている。
この継手ガード１９は、ボス部１８に開口する
出力ポート１７を囲い、後述するユニオンボルト
２２の突出長より高く設定され、且つ該ユニオン
ボルト２２を回動するためのソケツトレンチを差
込みできる内径の円筒形に形成され、該ガード１
９のブレーキホース（図示せず）配設方向の壁面
に、開口部１９ａを開設すると共に、下部壁面に
雨水等を排出するスリツト１９ｂが設けられてい
る。
出力ポート１７を囲い、後述するユニオンボルト
２２の突出長より高く設定され、且つ該ユニオン
ボルト２２を回動するためのソケツトレンチを差
込みできる内径の円筒形に形成され、該ガード１
９のブレーキホース（図示せず）配設方向の壁面
に、開口部１９ａを開設すると共に、下部壁面に
雨水等を排出するスリツト１９ｂが設けられてい
る。
そして、この継手ガード１９の開口部１９ａ
に、ブレーキホース口端の口金２０の連結管２０
ａを嵌入し、該口金２０をシリンダボデイ１１の
出力ポート１７に、ワツシヤ２１を介してユニオ
ンボルト２２により螺着接続すると共に、継手ガ
ード１９の口部１９ｃにキヤツプ２３を被着す
る。
に、ブレーキホース口端の口金２０の連結管２０
ａを嵌入し、該口金２０をシリンダボデイ１１の
出力ポート１７に、ワツシヤ２１を介してユニオ
ンボルト２２により螺着接続すると共に、継手ガ
ード１９の口部１９ｃにキヤツプ２３を被着す
る。
本実施例は以上のように構成され、継手ガード
１９の口部１９ｃを被覆するキヤツプ２３によ
り、該ガード１９内への雨水等の侵入を極力防止
し、仮に開口部１９ａから内部に侵入することが
あつても、下部壁面のスリツト１９ｂから速やか
に排出できる。
１９の口部１９ｃを被覆するキヤツプ２３によ
り、該ガード１９内への雨水等の侵入を極力防止
し、仮に開口部１９ａから内部に侵入することが
あつても、下部壁面のスリツト１９ｂから速やか
に排出できる。
尚、上記実施例では継手ガード下部の排出口を
スリツトで形成したが、小孔を穿設したものであ
つてもよい。
スリツトで形成したが、小孔を穿設したものであ
つてもよい。
本考案は以上説明した如く、シリンダボデイに
開口する出力ポートのボス部に圧液配管の口金を
ユニオンボルトにより突出して接続されるマスタ
シリンダにおいて、前記出力ポートボス部に前記
圧液配管の口金とユニオンボルトを囲繞し、且つ
該ユニオンボルト突出長以上の高さを有する継手
ガードを一体的に周設したので、圧液配管の口金
とユニオンボルトを不整地走行中のハネ石等から
確実に保護でき、しかも別体に形成した継手ガー
ドと異なり、余計な組付工数を必要とせず、また
ユニオンボルトの締込みを阻害しない形状であつ
て、ユニオンボルトの締付けも容易である。また
該ガードに形成した開口部に口金の連結管を嵌入
することにより、口金の位置決めと圧液配管の方
向を容易に設定できると共に、口金の回動が確実
に防止される。
開口する出力ポートのボス部に圧液配管の口金を
ユニオンボルトにより突出して接続されるマスタ
シリンダにおいて、前記出力ポートボス部に前記
圧液配管の口金とユニオンボルトを囲繞し、且つ
該ユニオンボルト突出長以上の高さを有する継手
ガードを一体的に周設したので、圧液配管の口金
とユニオンボルトを不整地走行中のハネ石等から
確実に保護でき、しかも別体に形成した継手ガー
ドと異なり、余計な組付工数を必要とせず、また
ユニオンボルトの締込みを阻害しない形状であつ
て、ユニオンボルトの締付けも容易である。また
該ガードに形成した開口部に口金の連結管を嵌入
することにより、口金の位置決めと圧液配管の方
向を容易に設定できると共に、口金の回動が確実
に防止される。
第１図及び第２図は本考案の一実施例を示すも
ので、第１図はマスタシリンダの一部断面平面
図、第２図は要部を示すマスタシリンダの一部断
面背面図、第３図は従来例を示す平面図である。 １０……マスタシリンダ、１１……シリンダボ
デイ、１２……リザーバ、１６……液圧室、１７
……出力ポート、１８……出力ポート１７のボス
部、１９……継手ガード、１９ａ……開口部、１
９ａ……スリツト、１９ｃ……口部、２０……口
金、２０ａ……口金２０の連結管、２２……ユニ
オンボルト、２３……キヤツプ。
ので、第１図はマスタシリンダの一部断面平面
図、第２図は要部を示すマスタシリンダの一部断
面背面図、第３図は従来例を示す平面図である。 １０……マスタシリンダ、１１……シリンダボ
デイ、１２……リザーバ、１６……液圧室、１７
……出力ポート、１８……出力ポート１７のボス
部、１９……継手ガード、１９ａ……開口部、１
９ａ……スリツト、１９ｃ……口部、２０……口
金、２０ａ……口金２０の連結管、２２……ユニ
オンボルト、２３……キヤツプ。
Claims (1)
- ハンドルバーに取着されるマスタシリンダのシ
リンダボデイ外側面に形成した出力ポートのボス
部に、圧液配管の口金をユニオンボルトにより突
出して接続する二輪車用マスタシリンダにおい
て、前記出力ポートのボス部に前記圧液配管の口
金とユニオンボルトを囲繞し、且つ該ユニオンボ
ルト突出長以上の高さを有する継手ガードを一体
的に周設し、該継手ガードに口金の連結管を嵌入
すると共に、該口金の回動を防止する開口部を設
けたことを特徴する二輪車用マスタシリンダ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984198106U JPH0221357Y2 (ja) | 1984-12-26 | 1984-12-26 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984198106U JPH0221357Y2 (ja) | 1984-12-26 | 1984-12-26 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61110492U JPS61110492U (ja) | 1986-07-12 |
| JPH0221357Y2 true JPH0221357Y2 (ja) | 1990-06-08 |
Family
ID=30756812
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1984198106U Expired JPH0221357Y2 (ja) | 1984-12-26 | 1984-12-26 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0221357Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003261086A (ja) * | 2002-03-07 | 2003-09-16 | Shimano Inc | 自転車用ブレーキ操作装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59102678A (ja) * | 1982-12-03 | 1984-06-13 | ヤマハ発動機株式会社 | 二輪車等の車両におけるブレ−キ装置 |
-
1984
- 1984-12-26 JP JP1984198106U patent/JPH0221357Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59102678A (ja) * | 1982-12-03 | 1984-06-13 | ヤマハ発動機株式会社 | 二輪車等の車両におけるブレ−キ装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61110492U (ja) | 1986-07-12 |
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