JPH02212838A - ネガ画像形成方法 - Google Patents

ネガ画像形成方法

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JPH02212838A
JPH02212838A JP3477789A JP3477789A JPH02212838A JP H02212838 A JPH02212838 A JP H02212838A JP 3477789 A JP3477789 A JP 3477789A JP 3477789 A JP3477789 A JP 3477789A JP H02212838 A JPH02212838 A JP H02212838A
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negative image
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JP3477789A
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Shigeru Iguchi
井口 茂
Koichi Toritsuka
鳥塚 光一
Toshiro Kondo
敏郎 近藤
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Mitsubishi Paper Mills Ltd
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Mitsubishi Paper Mills Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (A)技術分野 本発明はネガ型拡散転写法によりネガ画像を形成するネ
ガ画像形成方法に関し、特に画像濃度が高く且つカブリ
のおさえられたネガ画像形成方法に関する。
(B)従来技術とその問題点 銀塩感光材料の原料として不可欠な金属銀は、近年写真
業界にみならず各産業界で広く利用される様になりその
需要も増大して来ているが、本来が天然にしか産し得な
い物であるため将来的にその供給にも限度があると考え
られている。この様な状況および銀自体が高価な金属で
あるという理由から銀塩感光材料の省銀化の試みが従来
より活発に行われて来ているが、その方法の一つとして
ハロゲン化銀の溶解物理現像を利用した銀塩拡散転写法
(DTR法)が知られている。DTR法は転写像のカバ
ーリングパワーが高いため、低銀量で高濃度の写真画像
が得られ、且つ抗性にも優れている等の利点を有してい
るが、通常のDTR法で得られるものはポジ画像であり
、ネガ画像形成法に直接用いる事はできない。この拡散
転写法の原理を応用してネガ型の拡散転写画像を得る様
に改良したネガ型画像形成方法の例としては、特開昭5
8−48544号等に示された、感光性ハロゲン化銀が
現像時に放出するヨウ素イオンの作用を利用して画像部
に溶解物理現像をおこさせる方法がある。しかしながら
この方法では、画像部でハロゲン化溶剤として作用する
ヨウ素イオンの溶解力が低いために、画像形成には長時
間の現像が必要となること、また十分な溶解物理現像を
おこすためには、ハロゲン化銀に含まれるヨウ素イオン
の含量を高くしなければならず、実用上用いる乳剤に制
約がある等の欠点を有していた。
そこで本発明者らはより短時間で、銀の転写効率が良く
、従って低銀量で最高濃度および高コントラストが得ら
れ、且つ使用する感光性ハロゲン化銀にも制約のない優
れたネガ画像形成方法として、先に、 〈1〉感光性ハロゲン化銀 〈2〉実質的に感光性をもたない金属塩粒子く3〉現像
により生成する現像主薬酸化体と反応して前記〈2〉の
非感光性金属塩粒子の溶解剤あるいは溶解物理促進剤と
して作用する化合物を放出する化合物(SoLvenl
 Re1easiB Redox Compouads
、以下SRR化合物と略す) 〈4〉物理現像核 を含有するものを発表している(特開昭59−1524
7号)。このネガ型感材はその酸化体が比較的安定で前
記く3〉のSRR化合物を酸化し得るようなハロゲン化
銀還元剤(クロス酸化剤又は電子伝達剤=Elcclr
on Trxnxle+ Agentと呼ばれる。以下
ETAと略す)を含む処理液で処理する事により露光部
に前記〈1〉の感光性ハロゲン化銀の現像をおこさせ、
生成するETAの酸化体の作用で前記く2〉およびく3
〉から生成する金属イオンあるいは金属錯体イオンとE
TAとの作用によりく4〉の物理現像核上に金属として
析出させて画像を得るものである。
この様な方法は前記のような利点を有しているものの、
く2〉の金属塩粒子が〈4〉の物理現像核上で溶解物理
現像をおこして金属へ還元される際の現像主薬も、添加
しているETAのみに依存しているため、通常のポジ型
拡散転写法の場合と比較して現像力が弱く析出する現像
銀量も充分でないため、結果として短時間の処理では充
分な最高濃度を得られない場合が多かった。
さらにこの方法においては現像が増幅されておこるため
に、添加している〈1〉の感光性ハロゲン化銀のわずか
なカブリやあるいは空気酸化等によってETAの酸化体
がわずかでも系中に発生するとそれを引き金に未露光部
でも溶解物理現像が始まってしまうという難点を内在し
、このため現像時間に対するラチチュードがせまいとい
う欠点をあわせ持っていた。
(C)発明の目的 本発明は短い処理時間で最高濃度が高くかつカブリのお
さえられた、高感度低銀量のネガ画像の得られるネガ画
像形成方法を提供することを目的としている。
(D)発明の構成 本発明は支持体上に(1)感光性ハロゲン化銀、(2)
実質的に感光性をもたない金属塩粒子、(3)現像によ
り生成する現像主薬酸化体と反応して前記(2)の金属
塩粒子の溶解剤あるいは溶解物理現像促進剤として作用
する化合物を放出する化合物、および(4)物理現像核
を組合せて含有する感光性写真要素を画像露光したのち
現像処理することにより露光部の前記(2)の金属塩粒
子を選択的に前記(4)の物理現像核上に金属画像とし
て析出せしめる工程を有するネガ画像形成方法において
、上記現像処理に用いる処理液が、一般式〔■〕で表わ
されるヒドロキシアリール脂肪酸を含んでいることを特
徴とするネガ画像形成方法であり、これにより前記の目
的を達成し得る。
(式中、R3は炭素数1〜19の直鎖アルキル基、R2
は炭素数1〜19の直鎖アルキレン基で、R7とR2の
炭素数の和は10〜20であり、R3及びR4は水素原
子、ヒドロキシル基、炭素数1〜9のアルキル基または
アルコキシ基のいずれである)。
本発明に用いられる〔I〕のヒドロキシアリール脂肪酸
の具体的な例としては、ヒドロキシフェニルミリスチン
酸、ヒドロキシフェニルパルミチン酸、ヒドロキシフェ
ニルステアリン酸、ヒドロキシフェニルオレイン酸、ビ
ス−ヒドロキシフェニルステアリン酸、ヒドロキシフェ
ニルベヘン酸、ジヒドロキシフェニルパルミチン酸、ト
リヒドロキシフェニルステアリン酸、ヒドロキシメチル
フェニルステアリン酸、ヒドロキシノニルフェニルステ
アリン酸、ヒドロキシメトキシパルミチン酸などがあげ
られる。
これら口〕の化合物はpH=13.0以上のアルカリ性
処理液中において弱い還元性を有しているため処理液中
に添加することにより補助現像薬的な働きを示して溶解
物理現像を促進する。
又、CI〕の化合物は機構は明らかではないが、銀錯体
の拡散を調節して、物理現像のカブリ生成を防止する作
用をも合せ持つものである。
以上のことより〔I〕の化合物は処理液中に溶解しうる
限りいくらでも添加できるが、効果が充分に得られて、
かつ最小限の量として好ましくは、1、g/l〜30g
/lの範囲で用いられる。
またこれらの化合物は単独で用いてもよく、あるいは2
種以上組合せて用いてもよい。
本発明に用いられる(1)の感光性ハロゲン化銀として
は塩化銀、臭化銀、沃化銀、塩臭化銀、塩沃化銀、沃臭
化銀、塩沃臭化銀あるいはこれらの混合物等が用いられ
るが、好ましくは高感度の臭化銀あるいは10モル%以
下の沃化銀を含む沃臭化銀が本発明には好適である。ま
た本発明におけるハロゲン化銀を含有する写真乳剤は通
常行なわれる製法により調製される。また本発明に用い
るハロゲン化銀粒子は種々の晶癖を有するものが含まれ
る。このハロゲン化銀乳剤は各種増感剤を用いて増感す
ることができるし、所望のスペクトル領域に感光性を与
えるために増感色素を用いて分光増感することもできる
し、さらに各種安定化剤を用いて安定化することもでき
る。
本発明に用いられる(2)の非感光性金属塩粒子は、(
3)の化合物より放出される金属塩粒子の溶解剤に対す
る溶解速度が前記(1)の感光性ハロゲン化銀よりも大
きく、かつ実質的に感光性をもたない金属の塩である。
ここで「実質的に感光性をもたない」とは本発明におい
ては前記(+1の感光性ハロゲン化銀と相対的な関係に
おいて非感光性であることを意味し、具体的には(1)
の感光性ハロゲン化銀を感光させるのに必要な光エネル
ギーを本発明に係る感光性写真要素に与えた時、その光
エネルギーにおいては実質的に感光されないことを意味
している。本発明においては「非感光性」という語も同
義に用いられている。
本発明に用いられる(2)の非感光性金属塩粒子は上記
の如き性質を有するものの中から選択され得るものであ
れ良いが、本発明の好ましい態様においては(2)は実
質的に感光性をもたないハロゲン化銀粒子であり、この
ハロゲン化銀粒子は、前記(1)の感光性ハロゲン化銀
粒子にくらべ、ハロゲン化銀粒子の溶解剤に対する溶解
速度が大なる粒子が選ばれる。
さらに具体的には、本発明に好ましく適用される金属塩
粒子は化学増感処理を施されていない純塩化銀あるいは
減感処理を施された、25モル%以下の臭化銀を含む塩
臭化銀、又は1モル%以下の沃化銀を含む塩沃化銀ある
いはこれらの混合ハロゲン化銀で、前記(1)の感光性
ハロゲン化銀よりも微細な結晶であることが望ましく、
これらの金属塩の粒子は(1)の感光性ハロゲン化銀1
モルに対して0.1モル〜100モルの範囲で用いられ
、好ましくは1モル〜10モルの範囲で用いられる。
本発明に用いられる(3)の溶解剤又は溶解物理現像促
進剤を放出する化合物(SRR化合物)とは下記の一般
式(11であられされる化合物を意味する。
A−B   (Il (n)式においてAは現像主薬酸化体とのクロス酸化に
よって酸化を受け、アルカリ条件下でそれに就いておこ
る加水分解反応、脱離反応、置換反応あるいは環化反応
等によってB残基を放出する働きを有する酸化還元母核
をあられし、BはAからの脱離により金属塩粒子溶解作
用あるいは溶解物理現像促進作用を示す化合物を形成す
る置換基をあられす。Aには写真要素中においてAを不
動化するためのバラスト基がついていてもよい。
ここで八として好ましく通常カラー拡散転写法において
知られている、ネガ型に作用する色素放出レドックス化
合物(Di[usible DB 1lelcJsiB
Redox Compounds、以下DRR化合物と
略す)の酸化還元母核が用いられる。
その代表例を以下に示す。
H NISO□ Its、 4.053.312に記載 US、 3.928,312に記載 H H Ballas[ Ba1lxst US、4 428に記載 US 336、322に記載 特開昭53−3.819に記載 H 特開昭51−104.343に記載 特開昭59−65839に記載 特開昭59−65839に記載 特開昭51−104.343に記載 リサーチ・ディスクロージャー誌、17,465号に記
載 H 特開昭51−014.343に記載 H US、 3.725.062に記載 以上の様な酸化還元母核はいずれも本発明に用いるSR
R化合物の酸化還元母核に利用できる。
ここにおいてBxllxstは有機バラスト基をあられ
し本発明においては、これは炭素数8〜50の疎水性基
を含む基である事が好ましい。
現像によるB残基放出の機構はカラー拡散転写法におけ
るDRR化合物の色素放出の機構と同じであり、^ng
sv、 Chew、 lnL Ed、 Engi、  
22巻191−209頁(1983年)あるいは有機合
成化学39巻4号331〜344頁(1981年)等の
総説に詳細に記載されている。
B残基としては通常写真感光材料の分野において知られ
ている金属粒子溶解作用あるいは溶解物理現像促進作用
を示す化合物を形成する置換基が用いられるが、より好
ましくは前記DRR化合物の酸化還元母核とスルフォン
アミド基を介して結合している、置換ウラシル、置換ヒ
ダントイン、置換イミダゾリジンチオン、置換チアゾリ
ジンチオン、置換オキサゾリジンチオン等の複素環化合
物の他、鎖状の置換チオエーテル、置換アミノアルコー
ル等の、従来銀塩感光材料の分野においてハロゲン化銀
溶剤あるいはノ10ゲン化銀の溶解物理促進剤として知
られている化合物が用いられる。
〔■〕のSRR化合物の例として次の様なものが用いら
れる。
(II) H (n) H (II) 〔■〕 (n) OC+sH3g (n) QC,、H,。
CrH+ I([) \ (n)  −9 S (TI)−10 これらの化合物は単独で用いてもよくまた組合せて用い
てもよい。また(n)を溶解剤または溶解物理現像促進
剤放出化合物として用いた場合には、現像主薬としては
通常の写真感光材料の現像に用いられるものの中で(I
I)の酸化還元母核Aをクロス酸化させうる酸化体を形
成するものであれば何を用いても良いが、好ましい例と
しては通常カラー拡散転写材料においてクロス酸化剤と
して用いられる1−フェニル−3−ピラゾリジノン誘導
体がある。そして現像主薬は処理液中に含まれていても
良いし、あるいは感光材料中に含まれていても良い。
本発明における(4)の物理現像核は前記(2)の金属
塩粒子が溶解することによって生成する金属イオンある
いは金属錯体イオンが還元剤によって金属に還元される
反応を触媒的に促進する働きを有する物質を示す。例と
しては金属硫化物コロイド、貴金属コロイド等が用いら
れるが、より具体的には硫化パラジウム、硫化ニッケル
、硫化銀あるいは金属銀コロイド、金属パラジウムコロ
イド等が好ましく用いられる。
本発明に係るネガ型平版印刷版は基本的には少なくとも
1つの支持体と前述の(1)感光性ハロゲン化銀(2)
実質的に感光性をもたない金属塩粒子(3)現像により
生成する現像主薬酸化体と反応して前記(2)の金属塩
粒子の溶解剤あるいは溶解物理現像促進剤として作用す
る化合物を放出する化合物および(4)物理現像核を組
合せて含有してなるものであるが、(1) 、(2) 
、(3)および(4)はそれぞれ単独の層に含まれてい
てもよく、あるいは任意の組合せで2種以上あわせて含
有してなる層が含まれた構成であってもよい。また層の
順序についても種々の構成をとり得るし、(1) 、(
2)、(3)および(4)が任意の組合せおよび層構成
で複数の支持体上に別々に含有されていて、それらをあ
わせて用いる構成となっていてもよい。。
また本発明の写真要素においては目的に応じて本発明の
効果が損なわれない範囲で種々の位置に適当な層、例え
ば保護層、中間層、ハレーション防止層あるいは裏引き
層を有していても良いし、また現像主薬を含有する層を
含む、いわゆるアクチベータ化された形になっていても
よい。
さらに本発明の写真要素においては目的に応じて本発明
の効果が損なわれない範囲で写真溝成要素中の任意の層
に前記のもの以外の写真用添加剤添加することもできる
。例えば支持体との接着剤および膜物性の強化のために
通常当業界で用いられている硬膜剤が使用できるし、塗
布液の安定性を改良するために界面活性剤を用いること
もできる。
次に、本発明に用いる支持体は親水性表面を有する支持
体であれば何でも用いる事ができる。例えばそれぞれコ
ロナ放電処理、下引加工処理等を施されたバライタ紙、
ポリエチレン被覆紙、セルロースアセテート、ポリエチ
レンテレフタレートなどのポリエステルフィルム、ポリ
アミドフィルム、ポリスチレンフィルム、ガラス板、あ
るいは陽極酸化処理を施されたアルミ板等の金属プレー
ト等が含まれる。
また上記コロナ放電処理、下引加工処理、陽極酸化処理
等の表面の親水化処理法は通常当業界で行われている公
知の方法を用いることができる。
以下、代表的な例をあげて本発明をさらに具体的に説明
するが、本発明の技術的範囲はこれによって制約を受け
るものではない。
実施例1 (a)高感度沃臭化銀乳剤の調製法(r(11感光性ハ
ロゲン化銀粒子」の調製) 通常の中性法により硝酸銀と臭化カリウムおよび沃化カ
リウムとから沃臭化銀乳剤(沃化銀2モル%)を調製し
、金、硫黄増感法により化学増感を行い、安定剤として
4−ヒドロキシ−6−メチル−1,3,3a、フーチト
ラザインデンを加えて粒径0,4ミクロンの沃臭化銀乳
剤を得た。
(b)減感塩臭化銀乳剤の調製法(r(2)非感光性金
属塩粒子」の調製) 硝酸銀と塩化ナトリウムおよび臭化カリウムに減感剤と
して塩化ロジウムを用いて減感塩臭化銀乳剤(臭化銀1
2モル%)を調製した。得られた乳剤粒子の粒径は0.
1ミクロンであった。
(C)硫化パラジウム核の溶液の調製(r(4)物理現
像核」の調製) ポリビニルアルコール水溶液中で硫化ナトリウムと塩化
パラジウムを混合させることにより、硫化パラジウムか
らなる物理現像核溶液を調製した。
以上の様にして調製した(a)高感度沃臭化銀乳剤(b
)減感沃塩化銀乳剤(e)硫化パラジウム核溶液および
((1)別途に合成したSRR化合物(II)−5をオ
イル分散法によってゼラチン中に含有させたゲルを用い
て紙支持体上に塗布することにより以下に示す本発明試
料を作製した。
試料1 紙支持体上に(a)および(d)を含む層を塗布した上
に(b)および(C)を含む層を塗布した試料。
但しくa)については塗布銀量が0.22g/rd、 
 (b) [:ツイテi;を塗布銀mが0.55g/r
rr。
(C)については塗布量が硫化パラジウムで4゜8 X
 10−’mol /nfまた(d)については塗布量
が[lI]−5の化合物で0. 4mmol/%となる
ように塗布を行った。。
以上の様にして作製した本発明の試料1につぃてウェッ
ジ露光したのち以下に示す組成の現像液で25℃で30
秒間現像を行った。
現像液■(比較) 表1 現像液■〜■(本発明):現像液■1000 mlにヒ
ドロキシフェニルステアリン酸(日本油脂■製、商標バ
アシッドP)を加えた現像液。
現像処理後市販のコダックF−5定着液(米国・イース
トマン・コダック社製)で定着処理し、水洗、乾燥のの
ち得られた試料のセンシトメトリーを行い、表1に示す
結果を得た。
以上の結果より本発明の方法が最高濃度及びガンマが高
く且つカブリのおさえられたネガ画像を与えることが理
解できる。
実施例2 実施例1で用いたと同じ(a)高感度沃臭化銀乳剤(b
)減感塩臭化銀乳剤(C)硫化パラジウム核溶液および
(d)SRR化合物(If)−5を含む分散ゼラチンを
用いて以下に示す本発明試料を作製した。
試料2 紙支持体上に(a)および(d)を含む層を塗布した上
に(b)を含む層を塗布し、さらにその上に(C)を塗
布した試料。
但し、(a)については塗布銀量が0.28g/n(、
(b)については塗布銀量が0.65g/rd、  (
c)については塗布量が硫化パラジウムで1、−4 X
 10−’ll1cl / rd、また(d)について
は塗布量が(II)−5の化合物で0. 6u+ol/
rrfとなるように塗布を行った。
以上の様にして作製した本発明の試料2についてウェッ
ジ露光したのち以下に示す組成の現像液で25℃60秒
現像した。
現像液■(比較) 現像液■〜@(本発明):現像液■l O00mlにヒ
ドロキシフェニルステアリン酸(日本油脂(Φ製バアシ
ッドP)を加えた現像液。
現像後実施例1の場合と同様に処理し、得られたサンプ
ルの露光部および未露光部について銀量測定したのち表
面析出銀を剥離して再度銀量を測定し2表面析出銀量を
算出した結果を表2に示す。
(以下余白) 表2 以上の結果より本発明の方法が画像部に表面析出銀を十
分に与えかつ非画像部のカブリ銀をおさえる優れたネガ
画像形成方法であることが理解できる。
実施例3 試料3 ポリエチレンテレフタレートフィルム支持体上に実施例
2で作製したと同一構成の層を塗布した試料を作製する
但しくa)については塗布銀量が0.25g/d、(b
)については塗布銀量が0.68g/イ、(C)につい
ては塗布量が硫化パラジウムで1゜4 X 10””m
ol /rdまた(d)については塗布量が(IN)−
5の化合物で0. 51DIlol/rrrとなるよう
にし、さらに(b)を含む乳剤層にマット剤としてシリ
カゲル粉末(サイロイド5Y−308・富士デヴイソン
社製)を0.6g/rd加えて塗布を行った。
得られた試料を画像露光後実施例2の現像液■(比較)
、現像液■(本発明)で25℃50秒現像し、実施例2
と同様に処理しネガ型印刷版を作製した。
以上の試料について版面を感脂化液(SLM−OH液・
三菱製紙■製)で拭いて感脂化処理したのち通常のオフ
セット印刷用のインクを用い、湿潤液としてSLMOD
液(三菱製紙■製)を使用して、オフセット印刷機にか
けたところ、現像液■で処理した本発明の試料が非画像
部のインク汚れがなく、画像部にインクが十分にのった
鮮明なインク像が得られたのに対し、比較試料では非画
像のインク汚れが出易く画像部のインクのりの不十分な
インク画像しか得られなかった。
以上のことより本発明のネガ画像形成方法がカブリのな
い優れたネガ型平版印刷版の作製にも応用できることが
理解できる。
実施例4 特開昭61−53240及び特願昭60−149250
に準じて不飽和脂肪酸とアリール化合物との付加反応に
より合成したヒドロキシアリール脂肪酸を表3に示す。
実施例1の現像液■10100Oに表3のヒドロキシア
リール脂肪酸を夫々20gずつ加えて現像液■〜■を調
製し、実施例1と同様に処理した試料のセンシトメトリ
ー結果を表4に示す。
(以下余白) 以上の結果から本発明の方法がいずれも最高濃度とガン
マが高く、カブリ濃度の低いネガ画像を与えることが理
解できる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、支持体上に(1)感光性ハロゲン化銀、(2)実質
    的に感光性をもたない金属塩粒子、(3)現像により生
    成する現像主薬酸化体と反応して前記(2)の金属塩粒
    子の溶解剤あるいは溶解物理現像促進剤として作用する
    化合物を放出する化合物、および(4)物理現像核を組
    合せて含有する感光性写真要素を画像露光したのち現像
    処理することにより露光部の前記(2)の金属塩粒子を
    選択的に前記(4)の物理現像核上に金属画像として析
    出せしめる工程を有するネガ画像形成方法において、上
    記現像処理に用いる処理液が、一般式〔 I 〕で表わさ
    れるヒドロキシアリール脂肪酸を含んでいることを特徴
    とするネガ画像形成方法。 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕 (式中、R_1は炭素数1〜19の直鎖アルキル基、R
    _2は炭素数1〜19の直鎖アルキレン基で、R_1と
    R_2の炭素数の和は10〜20であり、R_3及びR
    _4は水素原子、ヒドロキシル基、炭素数1〜9のアル
    キル基またはアルコキシ基のいずれである)。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04172343A (ja) * 1990-11-05 1992-06-19 Fuji Photo Film Co Ltd カラー拡散転写感光材料

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JPH04172343A (ja) * 1990-11-05 1992-06-19 Fuji Photo Film Co Ltd カラー拡散転写感光材料

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