JPH02212648A - 内燃機関の伝動帯張力調整装置 - Google Patents

内燃機関の伝動帯張力調整装置

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JPH02212648A
JPH02212648A JP3228089A JP3228089A JPH02212648A JP H02212648 A JPH02212648 A JP H02212648A JP 3228089 A JP3228089 A JP 3228089A JP 3228089 A JP3228089 A JP 3228089A JP H02212648 A JPH02212648 A JP H02212648A
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JP
Japan
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support shaft
tensioners
tensioner
internal combustion
shaft
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Pending
Application number
JP3228089A
Other languages
English (en)
Inventor
Masami Hiraoka
平岡 昌巳
Toshiya Sonoda
園田 俊也
Hiroshi Horiuchi
大資 堀内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
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Publication of JPH02212648A publication Critical patent/JPH02212648A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B67/00Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for
    • F02B67/04Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for of mechanically-driven auxiliary apparatus
    • F02B67/06Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for of mechanically-driven auxiliary apparatus driven by means of chains, belts, or like endless members

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  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A1発明の目的 (1)産業上の利用分野 本発明は、クランク軸に第1および第2駆動プーリが設
けられ、第1駆動プーリに懸回される無端状第1伝動帯
と、第2駆動プーリに懸回される無端状第2伝動帯とに
、それらの張力を調整するための第1および第2テンシ
ョナがそれぞれ圧接される内燃機関の伝動帯張力調整装
置に関する。
(2)従来の技術 従来、2つの無端状伝動帯の張力をそれぞれ調整するた
めの一対のテンショナを同軸上に配置し、それによりテ
ンショナ配置をコンパクト化したものが、たとえば特開
昭63−285228号公報等により知られている。
(3)発明が解決しようとする課題 ところが、上述のように一対のテンショナを同軸上に配
置したものでは、それらのテンショナからの支軸に作用
する負荷が同一方向であると支軸に大きな負荷がかかる
ことになる。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、2
つのテンショナを共通の支軸で支承してコンパクトな配
置を可能とするとともに、支軸にかかる負荷を小さく抑
え得るようにした内燃機関の伝動帯張力調整装置を提供
することを目的とする。
B3発明の構成 (1)課題を解決するための手段 本発明は、クランク軸と平行な支軸が機関本体に植設さ
れ、該支軸には第1および第2テンショナが共通に支承
され、対応する伝動帯への第1および第2テンショナの
押圧方向がなす角度は90度以上に設定されることを第
1の特徴とする。
また本発明は、第1および第2テンショナの伝動帯への
押圧方向がなす角度が120度以上に設定されることを
第2の特徴とする。
本発明は、第1および第2テンショナは、支軸の軸線と
直交する平面内で相対移動可能に配設されることを第3
の特徴とする。
さらに本発明は、第1および第2テンショナが、第1お
よび第2伝動帯の外周面に圧接されるごとを第4の特徴
とする。
(2)作用 上記第1の特徴の構成によれば、第1および第2テンシ
ョナを共通の支軸で支承するようにしたので、テンショ
ナ配置のコンパクト化が可能となり、しかも両テンショ
ナから支軸に作用する負荷の方向が90度以上ずれるこ
とになり、それらの負荷の相殺により支軸にかかる全体
負荷を小さく抑えることが可能となる。
また上記第2の特徴の構成によれば、両テンショナから
支軸にかかる2つの方向の負荷の合力を、大きい方の負
荷以下に抑えることが可能となる。
上記第3の特徴の構成によれば、第1および第2テンシ
ョナが相対移動可能であるので、両伝動帯への第1およ
び第2テンショナの押圧方向がなず角度を、自由に設定
可能である。
さらに上記第4の特徴の構成によれば、両テンショナの
両側のプーリへの伝動帯の巻付は角度を大きくすること
ができる。
(3)実施例 以下、図面により本発明をDOHC型直列四気筒内燃機
関に適用したときの一実施例について説明すると、先ず
第1図、第2図、第3図および第4図において、機関本
体Eは、シリンダブロック1の上部にシリンダヘッド2
を結合して構成され、シリンダブロック1の下部にはオ
イルパン3が、またシリンダヘッド2の上部にはへッド
カバー4がそれぞれ結合される。
シリンダブロック1は、」二手のシリンダバレル部1a
と、下半のクランクケース部1bとを有してアルミニウ
ム合金から成るものである。シリンダバレル部1aには
、直列に並ぶ4つのシリンダボア5・・・が設けられて
おり、これらのシリンダボア5・・・内にピストン6が
それぞれ摺動自在に嵌合される。またクランクケース部
1bには、各シリンダボア5・・・の配列方向に沿って
複数のジャーナル軸受7・・・が隔設されており、各ジ
ャーナル軸受7・・・の下面にそれぞれ固着される軸受
キャップ8・・・と、前記各ジャーナル軸受7・・・と
によりクランク軸9が回転自在に支承され、該クランク
軸9のクランクビン9a・・・と、前記各ピストン6・
・・とはコンロッド10・・・を介して連結される。ま
た前記各軸受キャップ8・・・は、ブリッジ部材11に
より一体に結合される。
クランク軸9の軸方向一端側で、シリンダブロック1の
側壁外面ICには、クランク軸9で駆動されるオイルポ
ンプ12が配設される。このオイルポンプ12は、シリ
ンダブロック1の前記側壁外面ICに取付けられるポン
プケース13内にクランク軸9に固定されるロータ14
が収納されて成るものであり、ポンプケース13に設け
られる吸込み口15には、吸込み管16を介してオイル
ストレーナ17が接続される。またポンプケース13に
設けられる吐出口18は、クランク軸9と平行にしてシ
リンダブロック1に穿設された潤滑油路19に接続され
る。またクランク軸9の軸方向他端はシリンダブロック
1の他端側側壁かられずかに突出され、このクランク軸
9の他端には、図示しないクラッチを介して変速機が連
結される。
第5図および第6図を併せて参照して、クランク軸9の
上方には、該クランク軸9の軸線を通る鉛直面に関して
ほぼ対称な位置に一対のバランサ軸21.22がクラン
ク軸9と平行にして回転自在に配置される。これらのバ
ランサ軸21.22は、機関の二次振動を抑えるもので
あり、軸方向一端をシリンダブロック1の側壁外面から
突出させながらシリンダブロック1に挿通配置される。
而して両パランサ軸21.22は、それらの軸方向他端
寄りに相互間に間隔をあけた偏心重錘部21a、21b
;22a、22bを有するものであり、シリンダブロッ
ク1には、バランサ軸21の軸方向他端寄りの部分を支
承する一対の軸受孔23.24が設けられるとともに、
バランサ軸22の軸方向他端寄りの部分を支承する一対
の軸受孔25.26およびバランサ軸22の軸方向一端
寄りの部分を支承する軸受孔27が設けられる。
クランク軸9の一端はオイルポンプ12のポンプケース
13から突出されるものであり、ごのりランク軸9の突
出端部には、第1巻掛伝動系T1の第1駆動ブーIJ2
8が固着されるとともに、第1駆動ブーIJ28よりも
シリンダブロック1から遠ざかる側に第2巻掛伝動系T
2の第2駆動プーリ29が固着され、再駆動プーリ28
,29は第2図の矢印で示す方向に回転駆動される。
第1巻掛伝動系T1は、吸気側動弁機構を駆動すべくク
ランク軸9と平行にしてシリンダヘッド2に回転自在に
支承される吸気側動弁カム軸30と、排気側動弁機構を
駆動すべくクランク軸9と平行にしてシリンダヘッド2
に回転自在に支承される排気側動弁カム軸31と、シリ
ンダブロック1の側壁外面1cに取付けられるウォータ
ポンプ32とを駆動するための調時伝動系であり、第1
駆動ブーIJ28と、両カム軸30.31にそれぞれ固
着されるカム軸駆動用被動プーリ33.34と、ウォー
タポンプ32のポンプ軸32aに固着されるウォータポ
ンプ駆動用被動プーリ35と、各プーリ28,33,3
4.35に懸回される無端状第1伝動帯としての第1タ
イミングベルト36とから構成される。
また第2巻掛伝動系T2は、一対のバランサ軸21.2
2を駆動するだめの伝動系であり、第2駆動プーリ29
と、一方のパランリー軸21の逆転駆動用被動ブーIJ
 37と、他方のバランサ軸22の正転駆動用被動プー
リ38と、各プーリ2937.3Bに懸回される無端状
第2伝動帯としての第2タイミングヘルド39とから構
成される。
第7図および第8図を併せて参照して、バランサ軸21
に対応する部分で、ポンプケース13には、該ポンプケ
ースI3の一部を覆うギヤケース42が取付けられる。
すなわち該ギヤケース42は、ボルト43によりポンプ
ケース13とともにシリンダブロック1に取付けられる
。前記逆転駆動用被動プーリ37は、バランサ軸21と
平行にしてギヤケース42に回転自在に支承された回転
軸44のギヤケース42からの突出端に固着される。し
かもバランサ軸21の一端部は、ポンプケース13で回
転自在に支承されながらギヤケース42内に突入してお
り、ポンプケース13およびギヤケース42間で、バラ
ンサ軸21の端部に固着されるギヤ41と、前記回転軸
44の内端に一体に設けられたギヤ40とが相互に噛合
される。
したがってバランサ軸21には、前記逆転用被動プーリ
37からの動力が、相互に噛合するギヤ40.41を介
して伝達される。すなわち両バランザ軸21.22は相
互に逆方向に回転駆動されることになる。
第9図を併せて参照して、クランク軸9の上方において
、シリンダブロック1には、クランク軸9と平行な支軸
45が植設される。該支軸45は、基端例の大径ねじ部
45aと、大径ねじ部4.5 aよりも小径の雄ねじ4
5cを先端側に有する軸部45bとがフランジ部45d
を介して同軸に連設されて成るものであり、フランジ部
45dを側壁外面1cに当接するようにして大径ねじ部
4.5 aを螺合することによりシリンダブロック1に
植設される。
この支軸45には、第1巻掛伝動系TIにおける第1タ
イミングベルト36の張力を調整するための第1テンシ
ョナ46が支承されるとともに、第1テンショナ46よ
りも軸方向外方側で、第2巻掛伝動系T2における第2
タイミングヘルド39の張力を調整するための第2テン
ショナ47が支承される。
第10図および第11図において、第1テンショナ46
ば、支軸45の軸部45bで支承される内輪48と、第
1タイミングヘルド36の外面に摺接する外輪49との
間に複数のボール50が介装されて成るものであり、内
輪48の基端部外面に圧入固着されるリング状支持部材
5Iには、対の突部51a、5]、bが一直径線上で外
方に向けて突設される。一方の突部51aには支持孔5
2が穿設されており、該支持孔52を貫通してシリンダ
ブロック1に固着される軸53により第1テンショナ4
6が揺動可能に支持される。而して内輪48には、前記
軸53を中心とする円弧状の長孔54が穿設されており
、該長孔54に前記支軸45の小径軸部45bが挿通さ
れる。また他方の突部51bには、一端をシリンダブロ
ック1に係合した第1テンシヨンばね55の他端が係合
され、この第1テンシヨンばね55のばね力により第1
テンショナ46の外輪49が、第1タイミングベルト3
6にその外側から圧接され、それにより第1タイミング
ベルト36に一定の張力が付与される。
第2テンショナ47は、内輪56と、第2タイミングベ
ルト39に摺接される外輪58との間に複数のポール5
7が介装されて成る。またクランク軸9と平行にしてシ
リンダブロック1に固着された軸60により揺動自在に
軸支されたテンションアーム59の一端が前記内輪56
に固着される。
しかも内輪の中央部には、前記軸60を中心とする円弧
状の長孔61が穿設されており、該長孔61に支軸45
の軸部45bが挿通される。さらにテンションアーム5
9の他端とシリンダブロック1との間には第2テンシヨ
ンばね62が張架されており、この第2テンシヨンばね
62のばね力により外輪58が第2タイミングヘルド3
9にその外側から圧接され、それにより第2タイミング
ヘルド39に一定の張力が付与される。この第2テンシ
ョナ47において外輪58の幅は第1テンショナ46に
おける外輪49の幅よりも小さく設定されている。
而して、第1巻掛伝動系T1における第1タイミングベ
ルト36は、第1駆動ブーIJ28およびウォータポン
プ駆動用被動プーリ35間の緩み側を第1テンショナ4
6で外側から内側に向けて押圧されることにより内方側
に深く彎曲することになり、それの彎曲により生じた空
きスペースにギヤケース42が配設される。しかも第1
テンショナ46による第1タイミングベルト36の押圧
方向と、第2テンショナ47による第2タイミングベル
ト39の押圧方向とがなす角度αは、90度以上好まし
くは120度以上たとえば130度に設定される。
第1巻掛伝動系T1および第2巻掛伝動系T2は、サイ
ドカバー65により覆われるものであり、前記支軸45
の先端は該サイドカバー65を貫通して外方に突出され
る。しかも支軸45における先端の雄ねじ部4.5 c
に螺合して第2テンショナ47の内輪端面に当接するナ
ツト66がサイドカバー65に回転自在に係合されてお
り、サイドカバー65の外方からナツト66を回転操作
することができる。而して該ナツト66の締付けにより
第1および第2テンショナ46.47の内輪4856が
支軸45の軸線に直交する平面内での相対移動可能にし
て相互に当接される。
クランク軸9には前記サイドカバー65から外方に突出
する回転輪67が固着されており、この回転輪67には
、第3巻掛伝動系T3の第3駆動プーリ68が軸方向内
方側で一体に設けられるとともに、第4巻掛伝動系T4
の第4駆動プーリ69が軸方向外方側で一体に設けられ
る。
第3巻掛伝動系T3は、シリンダブロック1に取付けら
れるACジェネレータ70および空気鋼和装開用コンプ
レッサ71を駆動するための伝動系であり、第3駆動プ
ーリ68と、ACジェネレータ70の入力軸に固着され
たACジェネレータ駆動用被動プーリ72と、空気調和
装置用コンプレッサ71の入力軸に固着されたコンプレ
ッサ駆動用被動プーリ73と、各プーリ6B、72.7
3に懸回される無端状ベルト74とから構成される。ま
た第4巻掛伝動系T4は、シリンダヘッド2に取付けら
れるパワーステアリング用油圧ポンプ75を駆動するた
めの伝動系であり、第4駆動プーリ69と、前記油圧ポ
ンプ75の入力軸に固着された油圧ポンプ駆動用被動プ
ーリ76と、両プーリ69,76に懸回される無端状へ
ルト77とから構成される。
次に潤滑給油系の構成について説明すると、シリンダブ
ロック1に設けられた潤滑油路19にオイルポンプ12
から供給された潤滑油は、配列方向に沿う内方側の2つ
のシリンダボア5,5間に位置するジャーナル軸受7に
対応する部分でシリンダブロック1の側面に取付けられ
たオイルフィルタ80に導かれる。しかもシリンダブロ
ック1には、該オイルフィルタ80からの潤滑油を、上
方の動弁機構側に導く油路81と、下方に導く油路82
とが穿設される。
一方、各軸受キャップ8・・・を相互に連結するブリッ
ジ部材11には、クランク軸9に対応する中央油路83
と、その中央油路83の両側で各バランサ軸21.22
にそれぞれ対応する側方油路84.85とが、クランク
軸9と平行に穿設される。
またブリッジ部材11には、前記各油路83,84.8
5を相互に連通させる連絡油路86が、前記各油路83
〜85の長手方向中間部で各油路83〜85と直交する
ようにして穿設される。
ブリッジ部材11および各軸受キャップ8・・・にば、
クランク軸9の支承部分に潤滑油を給油すべく中央油路
83に下端を連通させて上方に延びる給油路87がそれ
ぞれ穿設される。またバランサ軸21の軸受孔23.2
4に対応する部分で、ブリッジ部材11、軸受キャップ
8およびシリンダブロック1には、下端を側方油路84
に連通させるとともに上端を軸受孔23,24にそれぞ
れ連通させる給油路88.88が穿設され、さらにクラ
ンク軸9の軸方向一端側でブリッジ部材11、軸受キャ
ップ8およびシリンダブロック1には、下端を側方油路
84に連通させる給油路89が上下に延びて穿設され、
該給油路89は、ポンプケース13に穿設された給油路
90に連通される。
この給油路90は、ポンプケース13でのバランサ軸2
1支承部に連通するとともに、ギヤケース42での回転
軸44支承部にも連通ずる。バランサ軸22の軸受孔2
5,26.27に対応する部分で、ブリッジ部材11、
軸受キャップ8およびシリンダブロック1には、下端を
側方油路85に連通させるとともに上端を軸受孔25 
26 27にそれぞれ連通させる給油路91がそれぞれ
穿設される。
オイルフィルタ80からの潤滑油を下方に導く油路82
は、軸受孔24に対応する部分で給油路88の中間部に
連通されており、したがってオイルフィルタ80からの
潤滑油は、給油路88を介してブリッジ部材11の各油
路83,84 85に供給されることになる。
次にこの実施例の作用について説明すると、クランク軸
9の回転により第1〜第4巻掛伝動系T1〜T4がとも
に駆動される。これにより第1巻掛伝動系T】では動弁
カム軸30.31がクランク軸9に対する1/2の減速
比をもって駆動されるとともにウオークポンプ32が駆
動される。ま2ま た第2巻掛伝動系T2では両バランサ軸21.22がク
ランク軸9に対する2/1の増速比をもって相互に逆方
向に駆動される。
而して第1巻掛伝動系T1における第1タイミングヘル
ド36の張力を調整するための第1テンショナ46と、
第2巻掛伝動系T2における第2タイミングベルト39
の張力を調整するだめの第2テンショナ47とが共通の
支軸45で支承されているので、テンショナ配置をコン
パクトにすることができる。しかも第1巻掛伝動系T1
では大きな駆動トルクを要する動弁カム軸30.31お
よびウォータポンプ32を駆動するため、第2巻掛伝動
系T2よりも大きな駆動負荷が作用するが、第1テンシ
ョナ46を第2テンショナ47よりも軸方向内方側にし
て支軸45で支承するようにしたので、支軸45の先端
側にかかる負荷を極力小さくすることができる。
また第1および第2テンショナ4.6.47による押圧
方向のなす角度αを90度以上に設定することにより支
軸45にかかる荷重方向をずらせて全体負荷を小さく抑
えることができ、特に角度αを120度以上に設定する
と、第1および第2テンショナ46.47から支軸45
にかかる負荷の合力を、それらの負荷のうち大きい方以
下にすることができ、上述の第1および第2テンショナ
46.47の配置と相俟って支軸45にかかる負荷をよ
り小さく抑えることができる。しかも第1および第2テ
ンショナ46.47が相対移動可能であるので、角度α
を90度以上好ましくは120度以上に設定するための
テンションばね55,62等の配置上の自由度を大きく
することができる。
さらに第2巻掛伝動系T2の負荷が第1巻掛伝動系T1
の負荷よりも小さいので、第2テンショナ47における
外輪58の幅を第1巻掛伝動系T1の外輪49の幅より
も小さくすることが可能であり、それにより支軸45の
シリンダブロック1からの突出量を小さくし、機関全体
のコンパクト化に寄与することができる。
ところで第1および第2テンショナ46.47は第1お
よび第2タイミングヘルド3639の外周面に外方側か
ら圧接されるものであり、そのように両タイミングヘル
l−36,39を内方側に押圧すると、テンショナ46
.47の両側のプーリ、すなわち第1駆動プーリ28お
よびウォータポンプ駆動用被動プーリ35、ならびに逆
転駆動用被動プーリ37および正転駆動用被動プーリ3
8へのタイミングヘルド36,39への巻付は角度を大
きくして、動力伝達上有利とすることができる。
C8発明の効果 以」二のように本発明の第1の特徴によれば、クランク
軸と平行な支軸が機関本体に植設され、該支軸には第1
および第2テンショナが共通に支承され、対応する伝I
JJ帯への第1および第2テンショナの押圧方向がなす
角度は90度以北に設定されるので、両テンショナから
支軸にかかる負荷を相殺して全体負荷を極力小さく抑え
ることができ、支軸自体の強度および支軸基端部の支持
強度をそれ程大きくする必要がない。
また本発明の第2の特徴によれば、第1および第2テン
ショナの伝動帯への押圧力向がなす角度が120度以上
に設定されるので、両テンショナから支軸にかかる負荷
の合力を、それらの負荷のうち大きい方の値以下に抑え
ることができ、支軸にかかる負荷をより小さくすること
ができる。
本発明の第3の特徴によれば、第1および第2テンショ
ナは、支軸の軸線と直交する平面内で相対移動可能に配
設されるので、上記第1あるいは第2の特徴の条件を設
定する上での自由度が大きくなる。
さらに本発明の第4の特徴によれば、第1および第2テ
ンショナが、第1および第2伝動帯の外周面に圧接され
るので、第1および第2伝動帯のプーリの巻付は角度を
大きくして動力伝達を有利にすることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は縦断側
面図、第2図は第1回の■−■線矢視図、第3図は第1
図の■−■線断面図、第4図は第1図および第5回のI
V−TV線断面図、第5図は第3図のV−V線断面図、
第6図は第3図のVI−VI線断面図、第7図は第3図
の■−■線断面図、第8図は第3図の■I−■線断面図
、第9図は第2図のIX−IX線断面図、第10図は第
1テンショナの平面図、第11図は第10図のXI−X
I線断面図である。 9・・・クランク軸、28・・・第1駆動プーリ、29
・・・第2駆動プーリ、36・・・第1伝動帯としての
第1タイミングベルト、39・・・第2伝動帯としての
第2タイミングヘルド、45・・・支軸、46・・・第
1テンショナ、47・・・第2テンショナ、E・・・機
関本体、α・・・角度 特 許 出 願 人 本田技研工業株式会社 代 理 人 尤 理 士 落    合         (伸 開 1)  中   隆   秀 第8図 第7図 第9区 画 第70図 第71 図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)クランク軸に第1および第2駆動プーリが設けら
    れ、第1駆動プーリに懸回される無端状第1伝動帯と、
    第2駆動プーリに懸回される無端状第2伝動帯とに、そ
    れらの張力を調整するための第1および第2テンショナ
    がそれぞれ圧接される内燃機関の伝動帯張力調整装置に
    おいて、クランク軸と平行な支軸が機関本体に植設され
    、該支軸には第1および第2テンショナが共通に支承さ
    れ、対応する伝動帯への第1および第2テンショナの押
    圧方向がなす角度は90度以上に設定されることを特徴
    とする内燃機関の伝動帯張力調整装置。
  2. (2)第1および第2テンショナの伝動帯への押圧方向
    がなす角度が120度以上に設定されることを特徴とす
    る第(1)項記載の内燃機関の伝動帯張力調整装置。
  3. (3)第1および第2テンショナは、支軸の軸線と直交
    する平面内で相対移動可能に配設されることを特徴とす
    る第(1)項または第(2)項記載の内燃機関の伝動帯
    張力調整装置。
  4. (4)第1および第2テンショナが、第1および第2伝
    動帯の外周面に圧接されることを特徴とする第(1)項
    、第(2)項または第(3)項記載の内燃機関の伝動帯
    張力調整装置。
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