JPH02212371A - 硬質無機複合板の製造方法 - Google Patents

硬質無機複合板の製造方法

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JPH02212371A
JPH02212371A JP3323089A JP3323089A JPH02212371A JP H02212371 A JPH02212371 A JP H02212371A JP 3323089 A JP3323089 A JP 3323089A JP 3323089 A JP3323089 A JP 3323089A JP H02212371 A JPH02212371 A JP H02212371A
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JP
Japan
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hard inorganic
honeycomb structure
hard
backing material
inorganic material
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Pending
Application number
JP3323089A
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English (en)
Inventor
Sadayuki Tomiyasu
富安 貞行
Kazuhiro Asano
和宏 浅野
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Daiken Trade and Industry Co Ltd
Original Assignee
Daiken Trade and Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は硬質無機複合板、詳しくは大理石や御影石等の
天然石材、大版の陶器タイル或いは人工石材等よりなる
板状の硬質無機材の裏面に板状のハニカム構造体が接着
されてなる硬質無機複合板の製造方法に関する。
(従来の技術) 近時、前記の天然石材を薄く裁断する技術、歪を発生さ
せないで大版の陶器タイルを焼成する技術、及び、薄く
て大きい人工石材を成形する技術等が発達してきたが、
天然石材、タイル及び人工石材は重く且つ脆弱であるか
ら、薄くて大きく形成した場合は取扱が困難である。
そこで、硬質無機材の裏面に板状のハニカム構造体を接
着剤で接着して補強した硬質無機複合板が提案されてい
る。
(発明が解決しようとする課題) しかるに、前記硬質無機材においては、表面は研磨や施
釉によって平滑に仕上げられているが、裏面は地肌や切
断面が露出し、凹凸状であるから、合板やスレート等の
パネル材にハニカム構造体を接着してなる複合板のよう
に両者間に隙間を生じさせないで接着することは困難で
あり、硬質無機材とハニカム構造体との間に隙間が発生
することは避けられない。
このため、床や壁に施工された硬質無機複合板の表面に
衝撃が加わると、硬質無機材にクラックが発生したり、
床に施工された硬質無機複合板の上を人が歩行すると異
音が生じたりするという問題がある。
また、硬質無機複合板を運搬中や在庫中に積み重ねてお
くと、硬質無機材が重いためにハニカム構造体が変形し
て厚さむらが生じる原因になる。
特に、ハニカム構造体として紙のような吸湿性の大きい
材質のものを用いる場合には、高湿時に、その傾向が顕
著である。
前記に鑑みて、本発明は硬質無機材とハニカム構造体と
の間に隙間を発生させず、これにより、硬質無機材の表
面に衝撃が加わってもクラックが発生し難く、その上を
歩行しても異音が生じず、且つ、硬質無機複合板を積み
重ねても厚さむらの生じないようにすることを目的とす
る。
(課題を解決するための手段) 前記の目的を達成するため、請求項(1)の発明は、自
己接着性の発泡性樹脂液を硬質無機材と裏当て材とで包
囲した状態で発泡硬化させるものである。
具体的に請求項(1)の発明の講じた解決手段は、天然
石材、タイル又は人工石材等よりなる板状の硬質無機材
の裏面側にハニカム構造体を介在させて板状の裏当て材
を配置すると共に、前記硬質無機材と裏当て材間に自己
接着性の発泡性樹脂液を介在させ、しかる後、前記硬質
無機材と裏当て材とを互いに圧締せしめた状態で前記発
泡性樹脂液を発泡硬化させる構成とするものである。
また、請求項(2)の発明は、自己接着性の発泡性樹脂
液を2枚の硬質無機材で包囲した状態で発泡硬化させる
ものである。
具体的に請求項(aの発明の講じた解決手段は、天然石
材、タイル又は人工石材等よりなる2枚の板状の硬質無
機材の対向する裏面間にハニカム構造体を配置すると共
に、前記両硬質無機材間に自己接着性の発泡性樹脂液を
介在させ、しかる後、前記両硬質無機材を互いに圧締せ
しめた状態で前記発泡性樹脂液を発泡硬化させ、その後
、前記ハニカム構造体を板面と平行に裁断する構成とす
るものである。
(作用) 請求項(1)の構成により、自己接着性の発泡性樹脂液
を硬質無機材と裏当て材とで包囲した状態で発泡硬化さ
せるので、両者の間に介在するハニカム構造体の空隙、
及び、硬質無機材とハニカム構造体との間に形成された
隙間に発泡した樹脂が充填される。
請求項(2の構成により、自己接着性の発泡性樹脂を2
枚の硬質無機材で包囲した状態で発泡硬化させるので、
請求項(1)と同様、両者間に介在するハニカム構造体
の空隙、及び、硬質無機材とハニカム構造体との間の隙
間に発泡した樹脂が充填される。
また、請求項(2の構成によると、2枚の硬質無機材の
間に介在するハニカム構造体を、その板面と平行に切断
するので、裏打ち材の無い硬質無機複合板を一度に2枚
製造できる。
(実施N) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図及び第2図は本発明の第1実施例に係る製造方法
によって得た硬質無機腹合板Aを示す。
まず、硬質無機材1をその裏面11が上方を向くように
配置する。この硬質無機材1としては、大理石や御影石
等の天然石材、大版のタイル、或いは、天然石を粉砕し
て得た粉末を樹脂で結合させたり、金属酸化物や無機骨
材を樹脂と混線後硬化させたりして得た人工石材等を用
いることができる。硬質無機材1の大きさについては、
特に問題にならないが、近年の設備及び生産技術の高度
化に伴って製造が可能になった一辺が50cmを超える
長尺物や薄板の大版物が好適である。
次に、硬質無機材1の裏面11側に、断面が六角形、四
角形、正弦波型等であって、全体として板状のハニカム
構造体2を載置した後、このハニカム構造体2の空隙2
1に自己接着性の発泡性樹脂液を流し込む。
このハニカム構造体2としては、紙、プラスチック、ア
ルミニウム等通常知られている材質のものを使用できる
が、紙製のノー二カム構造体2は、軽量且つ安価である
と共に、紙質の内部に発泡性樹脂液が密着若しくは含浸
して強靭となり、且つ、耐防水と防湿性を有するように
なるので有利である。
また、自己接着性の発泡性樹脂液としては、ポリウレタ
ン樹脂、イソシアヌレート樹脂或いはフェノール樹脂等
を使用でき、発泡後の密度が0゜01〜0.5g/cr
n2程度になるようなものを使用することが好ましい。
次に、ハニカム構造体2の上に、合板やスレート等の汎
用パネル材、或いは、クラフト紙や段ボール等の紙材よ
りなる、裏当て材としての裏打ち材3を載置する。
その後、プレスやクランプ等により、ハニカム構造体2
を介在させた硬質無機材1と裏打ち材3とを互いに圧締
せしめる。この状態で数分或いは数時間放置して、硬質
無機材1と裏打ち材3とを互いに圧締せしめた状態で前
記発泡性樹脂液を発泡硬化させて硬質無機複合板Aを得
る。このようにすると、発泡した樹脂4は、その体積を
増しながらハニカム構造体2の空隙21に充満し、さら
に、互いに圧締°された硬質無機材1と裏打ち材3とに
より包囲されているため、硬質無機材1とハニカム構造
体2との間に形成された微細な隙間にも侵入する。また
、ハニカム構造体2が紙質の場合、発泡性樹脂液が紙質
の空隙や凹凸部に侵入して硬化する。
以上のようにして得た硬質無機複合板Aにおいては、発
泡した樹脂4が、ハニカム構造体2の空隙21、及び、
硬質無機材1とハニカム構造体2との隙間に充填されて
いるので、ハニカム構造体2が発泡した樹脂4により補
強されていると共に、硬質無機材1とハニカム構造体2
とは隙間なく強固に接着されている。
尚、前記実施例に代えて、硬質無機材1の裏面11側に
予め自己接着性の発泡性樹脂液を塗布した後、硬質無機
材1の上にハニカム構造体2を載置し、その上に裏打ち
材3を載置してもよい。
また、前記実施例に代えて、まず、裏打ち材3を配置し
、その上にハニカム構造体2を載置した後、発泡性樹脂
液を流し込み、その後、硬質無機材1を載置してもよい
と共に、裏打ち材3に発泡性樹脂液を塗布した後、裏打
ち材3の上にハニカム構造体2を載置し、その後、硬質
無機材1を載置してもよい。
さらに、前記実施例における裏打ち材3の代わりに、裏
当て材として、離型材を塗布した当て金を使用し、この
当て金と無機硬質材1とを互いに圧締した状態で発泡性
樹脂液を発泡硬化させてもよい。
第3図は本発明の第2実施例に係る硬質無機複合板の製
造方法を示す。
まず、同質又は異質の硬質無機材IA、IBを2枚準備
し、前記第1実施例と同様に、一方の硬質無機材IAを
その裏面11Aが上方を向くように配置した後、この硬
質無機材IAの裏面11A側にハニカム構造体2を載置
し、その後、このノ\二カム構造体2の空隙21に自己
接着性の発泡性樹脂液を流し込む。
次に、前記ハニカム構造体2の上に、他方の硬質無機材
IBを互いに裏面11A、IIBが対向するように載置
し、その後、ハニカム構造体2を介在させた両硬質無機
材IA、IBを互いに圧締する。この状態で前記第1実
施例と同様、数分或いは数時間放置して両硬質無機材I
A、1Bを互いに圧締せしめた状態で前記発泡性樹脂液
を発泡硬化させる。
このようにすると、前記同様、発泡した樹111114
は、ハニカム構造体2の空隙21に充満し、さらに、硬
質無機材IA、IBとハニカム構造体2との間に形成さ
れた微細な隙間にも浸入する。
その後、ハニカム構造体2を、その厚さ方向の中央部又
は適当な箇所において、ハニカム構造体2の板面と平行
に、鋸やレーザーカッター等により裁断して2枚の硬質
無機複合板A、Aを一度に得る。
この第2実施例によると、2枚の硬質無機複合板Aを一
度に得ることができ、また、切断箇所を選択することに
より、厚さの異なる2枚の硬質複合板Aを同時に得るこ
とができ生産効率が良い。
また、この第2実施例の方法によって得られた硬質無機
複合板Aには、前記第1実施例のような裏打ち材3が無
いので、施工現場でハニカム構造体2を再度板面と平行
に裁断して薄くしたり、或いは、施工現場における突起
物を避けるために切り欠いたりすることが容易にできる
尚、この第2実施例の方法による場合には、紙性のハニ
カム構造体2を使用すると、ハニカム構造体2の裁断が
容易であると共に、施工現場での切り欠きが容易である
(発明の効果) 以上説明したように、請求項(1)の発明によると、ハ
ニカム構造体及び発泡性樹脂液を介在させた硬質無機材
と裏当て材とを互いに圧締せしめた状態で前記発泡性樹
脂液を発泡硬化させるため、ハニカム構造体の空隙及び
硬質無機材とハニカム構造体との間の隙間に樹脂が充填
されるので、ハニカム構造体が補強されると共に、硬質
無機材とハニカム構造体との間に隙間が生じない。
また、請求項(2)の発明によると、ハニカム構造体及
び発泡性樹脂液を介在させた2枚の硬質無機材とを互い
に圧締せしめた状態で前記発泡性樹脂液を発泡硬化させ
るので、請求項(1)同様、ハニカム構造体が補強され
ると共に、硬質無機材とハニカム構造体との間に隙間が
生じない。
このように請求項(1)及び(2)の発明によると、ハ
ニカム構造体が補強されていると共に硬質無機材とハニ
カム構造体との間に隙間が生じないので、硬質無機材に
衝撃が加わってもクラックが発生し難く、その上を歩行
しても異音が生じず、且つ、このようにして得た硬質無
機複合板を積み重ねても、厚さむらが生じない。
さらに、請求項(2)の発明では、2枚の硬質無機材の
間に介在するハニカム構造体を裁断するため、裏打ち材
の無い2枚の硬質無機複合板を一度に製造できるので、
生産効率が極めて良い。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の第1実施例の方法によって
製造される硬質無機複合板を示し、第1図は一部切截斜
視図、第2図は断面図、第3図は本発明の第2実施例の
製造方法を示す断面図である。 A・・・硬質無機複合板 1、IA、IB・・・硬質無機材 2・・・ハニカム構造体 3・・・裏打ち材(裏当て材) 4・・・発泡した樹脂 A・・・硬質無機複合板 1.  IA、  IB・・・硬質無機材2・・・ハニ
カム構造体 3・・・裏打ち材(H当て材) 4・・・発泡した樹脂

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)天然石材、タイル又は人工石材等よりなる板状の
    硬質無機材の裏面側にハニカム構造体を介在させて板状
    の裏当て材を配置すると共に、前記硬質無機材と裏当て
    材間に自己接着性の発泡性樹脂液を介在させ、しかる後
    、前記硬質無機材と裏当て材とを互いに圧締せしめた状
    態で前記発泡性樹脂液を発泡硬化させることを特徴とす
    る硬質無機複合板の製造方法。
  2. (2)天然石材、タイル又は人工石材等よりなる2枚の
    板状の硬質無機材の対向する裏面間にハニカム構造体を
    配置すると共に、前記両硬質無機材間に自己接着性の発
    泡性樹脂液を介在させ、しかる後、前記両硬質無機材を
    互いに圧締せしめた状態で前記発泡性樹脂液を発泡硬化
    させ、その後、前記ハニカム構造体を板面と平行に裁断
    することを特徴とする硬質無機複合板の製造方法。
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