JPH02212292A - 前後方プロペラ近接型二重反転プロペラ装置 - Google Patents
前後方プロペラ近接型二重反転プロペラ装置Info
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- JPH02212292A JPH02212292A JP3462089A JP3462089A JPH02212292A JP H02212292 A JPH02212292 A JP H02212292A JP 3462089 A JP3462089 A JP 3462089A JP 3462089 A JP3462089 A JP 3462089A JP H02212292 A JPH02212292 A JP H02212292A
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- propeller
- propellers
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- rotating
- vane
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- 239000006185 dispersion Substances 0.000 abstract 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 1
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、二重反転プロペラ装置に関し、特に翼型を改
良して効率の向上をはかった前後方プロペラ近接型二重
反転プロペラ装置に関する。
良して効率の向上をはかった前後方プロペラ近接型二重
反転プロペラ装置に関する。
従来の二重反転プロペラに適用されている翼里には、通
常の一枚プロペラに適用されている′R望がそのまま使
用されており、二重反転プロペラ専用の翼型が用いられ
てはいない。
常の一枚プロペラに適用されている′R望がそのまま使
用されており、二重反転プロペラ専用の翼型が用いられ
てはいない。
ところで、省エネ装置としての二重反転プロペラの特徴
は、前方プロペラが回転することにより発生する回転エ
ネルギーを後方プロペラにより回収する点にある。
は、前方プロペラが回転することにより発生する回転エ
ネルギーを後方プロペラにより回収する点にある。
しかしながら、上述のような従来の二重反転プロペラ装
置では、通常のプロペラと同様の翼型を使用しており、
前方プロペラの後縁から後方プロペラの前縁までの距離
が若干大きいため、この回転エネルギー回収という点に
ついては、後方プロペラで回転エネルギーを回収する以
前に回転流が外部へ拡散されてしまうという問題点があ
る。
置では、通常のプロペラと同様の翼型を使用しており、
前方プロペラの後縁から後方プロペラの前縁までの距離
が若干大きいため、この回転エネルギー回収という点に
ついては、後方プロペラで回転エネルギーを回収する以
前に回転流が外部へ拡散されてしまうという問題点があ
る。
本発明はこのような問題点の解決をはかろうとするもの
で、前・後方プロペラの間隔を最小限に狭めて、前・後
方プロペラ間における回転エネルギーの拡散を防ぎ、効
率の改善をはかれるようにした前後方プロペラ近接型二
重反転プロペラ装置を提供することを目的とする。
で、前・後方プロペラの間隔を最小限に狭めて、前・後
方プロペラ間における回転エネルギーの拡散を防ぎ、効
率の改善をはかれるようにした前後方プロペラ近接型二
重反転プロペラ装置を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、本発明の前後方プロペラ近
接型二重反転プロペラ装置は、互いに近接して配設され
た前方プロペラと後方プロペラとからなる二重反転プロ
ペラ装置において、上記前方プロペラのプロペラ翼が、
直線状の後縁を有するスキュー付きプロペラ翼として形
成されるとともに、上記後方プロペラのプロペラ翼が、
直線状の前縁を有する逆スキュー付きプロペラ翼として
形成されたことを特徴としている。
接型二重反転プロペラ装置は、互いに近接して配設され
た前方プロペラと後方プロペラとからなる二重反転プロ
ペラ装置において、上記前方プロペラのプロペラ翼が、
直線状の後縁を有するスキュー付きプロペラ翼として形
成されるとともに、上記後方プロペラのプロペラ翼が、
直線状の前縁を有する逆スキュー付きプロペラ翼として
形成されたことを特徴としている。
上述の本発明の前後方プロペラ近接型二重反転プロペラ
装置では、前方プロペラのプロペラ翼の直線状とされた
後縁と、後方プロペラのプロペラ翼の直線状とされた前
縁とが、前・後方プロペラ間隔を狭めた際の両プロペラ
の接近による回転時のプロペラ翼相互の干渉を防ぐよう
に作用するとともに、前・後方プロペラ翼にそれぞれ正
のスキュー角と負のスキュー角とを付与する働きをする
。
装置では、前方プロペラのプロペラ翼の直線状とされた
後縁と、後方プロペラのプロペラ翼の直線状とされた前
縁とが、前・後方プロペラ間隔を狭めた際の両プロペラ
の接近による回転時のプロペラ翼相互の干渉を防ぐよう
に作用するとともに、前・後方プロペラ翼にそれぞれ正
のスキュー角と負のスキュー角とを付与する働きをする
。
次に、本発明の実施例について説明すると、第1図は本
発明の一実施例としての前後方プロペラ近接型二重反転
プロペラ装置の側面図、第2図は第1図の■−■矢視断
面図、第3図は第1図の■−■矢視断面図である。
発明の一実施例としての前後方プロペラ近接型二重反転
プロペラ装置の側面図、第2図は第1図の■−■矢視断
面図、第3図は第1図の■−■矢視断面図である。
第1図に示すように、この装置は、プロペラ軸線9上に
互いに近接して配設された前方プロペラ1と後方プロペ
ラ2とからなる二重反転プロペラ装置を構成しており、
前方プロペラ1は外軸3に接続され、後方プロペラ2は
内軸4に接続されている。
互いに近接して配設された前方プロペラ1と後方プロペ
ラ2とからなる二重反転プロペラ装置を構成しており、
前方プロペラ1は外軸3に接続され、後方プロペラ2は
内軸4に接続されている。
前方プロペラ1の各プロペラ翼5は、プロペラ軸線9に
対して直角方向に見て直線状の後縁7を有しており、ま
た、後方プロペラ2の各プロペラ翼6は、プロペラ軸線
9に対して直角方向に見て直線状の前縁8を有している
。
対して直角方向に見て直線状の後縁7を有しており、ま
た、後方プロペラ2の各プロペラ翼6は、プロペラ軸線
9に対して直角方向に見て直線状の前縁8を有している
。
そして、外軸3により駆動される前方プロペラ1の各プ
ロペラ翼5は、回転によりスラストを発生する方向のひ
ねり角を有し、それらの後縁7は、第3図に示すように
、プロペラ軸11A9に対して垂直とされて、正のスキ
ュー角を有する翼型とされている。
ロペラ翼5は、回転によりスラストを発生する方向のひ
ねり角を有し、それらの後縁7は、第3図に示すように
、プロペラ軸11A9に対して垂直とされて、正のスキ
ュー角を有する翼型とされている。
また、内軸4により駆動される後方プロペラ2の各プロ
ペラ翼6は、外軸3と逆方向に回転することによりスラ
ストを発生する方向のひねり角を有し、それらの前縁8
は、第2図に示すように、プロペラ軸線9に対して垂直
とされて、負のスキュー角を有する翼型とされている。
ペラ翼6は、外軸3と逆方向に回転することによりスラ
ストを発生する方向のひねり角を有し、それらの前縁8
は、第2図に示すように、プロペラ軸線9に対して垂直
とされて、負のスキュー角を有する翼型とされている。
このようにして、後方プロペラ2を前方プロペラ1に対
して間隔lOを最小とするように配置することが可能と
されているのである。なお、後方プロペラ2の直径は、
前方プロペラ2の直径と同等もしくは若干小さめとする
。
して間隔lOを最小とするように配置することが可能と
されているのである。なお、後方プロペラ2の直径は、
前方プロペラ2の直径と同等もしくは若干小さめとする
。
このように構成された前後方プロペラ近接型二重反転プ
ロペラ装置においては、前方プロペラ1と後方プロペラ
2との間隔10が狭められるので、前方プロペラ1の回
転により発生する回転エネルギーは、拡散することなく
後方プロペラ2に回収されるようになり、二重反転プロ
ペラ装置における効率が大幅に改善される。
ロペラ装置においては、前方プロペラ1と後方プロペラ
2との間隔10が狭められるので、前方プロペラ1の回
転により発生する回転エネルギーは、拡散することなく
後方プロペラ2に回収されるようになり、二重反転プロ
ペラ装置における効率が大幅に改善される。
なお、前・後方プロペラ1,2の間における回転エネル
ギーの拡散を最小限におさえるべく、前後プロペラ間隔
10を最小限におさえるには、前・後方プロペラ1.2
の後縁7および前縁8をプロペラ軸線9に対して直角方
向に見てともに垂直であれば足り、必ずしもプロペラ軸
線9方向に見ても直線状であることを要しないから、上
述の実施例における手法以外のものも考えられないでは
ないが、プロペラの設計上も製作上も、あまり複雑な形
状とすることは非現実的であり、プロペラ翼@縁7およ
び前縁8をともに直線状とするのが最も簡単でかつ効果
的な手法である。
ギーの拡散を最小限におさえるべく、前後プロペラ間隔
10を最小限におさえるには、前・後方プロペラ1.2
の後縁7および前縁8をプロペラ軸線9に対して直角方
向に見てともに垂直であれば足り、必ずしもプロペラ軸
線9方向に見ても直線状であることを要しないから、上
述の実施例における手法以外のものも考えられないでは
ないが、プロペラの設計上も製作上も、あまり複雑な形
状とすることは非現実的であり、プロペラ翼@縁7およ
び前縁8をともに直線状とするのが最も簡単でかつ効果
的な手法である。
また、この実施例のもののように、後方プロペラ2のプ
ロペラ翼前縁8を直線状とすると、スキュー角が負の値
となり、プロペラ効率の向上効果が得られるようになる
。ただし、過大な逆スキュー角を設けることはプロペラ
強度上問題であり、上述の実施例のもののように、前縁
8を直線形状とすることによって生じる程度の逆スキュ
ー角とするのが適当である。
ロペラ翼前縁8を直線状とすると、スキュー角が負の値
となり、プロペラ効率の向上効果が得られるようになる
。ただし、過大な逆スキュー角を設けることはプロペラ
強度上問題であり、上述の実施例のもののように、前縁
8を直線形状とすることによって生じる程度の逆スキュ
ー角とするのが適当である。
以上詳述したように、本発明のtm後方プロペラ近接型
二重反転プロペラ装置によれば、前・後方プロペラ間の
間隔を狭めることができるので、前・後方プロペラ間に
おける回転エネルギーの拡散による効率低下が最小限に
おさえられる効果が得られる。
二重反転プロペラ装置によれば、前・後方プロペラ間の
間隔を狭めることができるので、前・後方プロペラ間に
おける回転エネルギーの拡散による効率低下が最小限に
おさえられる効果が得られる。
また、前方プロペラ後流中で回転する後方プロペラは、
伴流の変動が小さいため、強度上不利ではあるが、効率
上優位な逆スキュー角を採用しているので、さらに大き
な効率改善をはかることができる利点もある。
伴流の変動が小さいため、強度上不利ではあるが、効率
上優位な逆スキュー角を採用しているので、さらに大き
な効率改善をはかることができる利点もある。
第1図は本発明の一実施例としての前後方プロペラ近接
型二重反転プロペラ装置の側面図、第2図は第1図の■
−■矢視断面図、第3図は第1図の■−■矢視断面図で
ある。 1・・・前方プロペラ、2・・・後方プロペラ、3・・
・前方プロペラ駆動用外軸、4・・・後方プロペラ駆動
用内軸、5・・・前方プロペラのプロペラ翼、6・・・
後方プロペラのプロペラ翼、7・・・前方プロペラのプ
ロペラ真前縁、8・・・後方プロペラのプロペラ真前縁
、9・・・プロペラ軸線、10・・・前後プロペラ間隔
。 代理人 弁理士 飯 沼 義 彦 第 図 ■1 z、1
型二重反転プロペラ装置の側面図、第2図は第1図の■
−■矢視断面図、第3図は第1図の■−■矢視断面図で
ある。 1・・・前方プロペラ、2・・・後方プロペラ、3・・
・前方プロペラ駆動用外軸、4・・・後方プロペラ駆動
用内軸、5・・・前方プロペラのプロペラ翼、6・・・
後方プロペラのプロペラ翼、7・・・前方プロペラのプ
ロペラ真前縁、8・・・後方プロペラのプロペラ真前縁
、9・・・プロペラ軸線、10・・・前後プロペラ間隔
。 代理人 弁理士 飯 沼 義 彦 第 図 ■1 z、1
Claims (1)
- 互いに近接して配設された前方プロペラと後方プロペラ
とからなる二重反転プロペラ装置において、上記前方プ
ロペラのプロペラ翼が、直線状の後縁を有するスキュー
付きプロペラ翼として形成されるとともに、上記後方プ
ロペラのプロペラ翼が、直線状の前縁を有する逆スキュ
ー付きプロペラ翼として形成されたことを特徴とする、
前後方プロペラ近接型二重反転プロペラ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3462089A JP2575859B2 (ja) | 1989-02-14 | 1989-02-14 | 前後方プロペラ近接型二重反転プロペラ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3462089A JP2575859B2 (ja) | 1989-02-14 | 1989-02-14 | 前後方プロペラ近接型二重反転プロペラ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02212292A true JPH02212292A (ja) | 1990-08-23 |
JP2575859B2 JP2575859B2 (ja) | 1997-01-29 |
Family
ID=12419427
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3462089A Expired - Lifetime JP2575859B2 (ja) | 1989-02-14 | 1989-02-14 | 前後方プロペラ近接型二重反転プロペラ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2575859B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08310485A (ja) * | 1995-05-22 | 1996-11-26 | Sanshin Ind Co Ltd | 二重反転プロペラ装置 |
-
1989
- 1989-02-14 JP JP3462089A patent/JP2575859B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08310485A (ja) * | 1995-05-22 | 1996-11-26 | Sanshin Ind Co Ltd | 二重反転プロペラ装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2575859B2 (ja) | 1997-01-29 |
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