JPH0221219Y2 - - Google Patents

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JPH0221219Y2
JPH0221219Y2 JP6822181U JP6822181U JPH0221219Y2 JP H0221219 Y2 JPH0221219 Y2 JP H0221219Y2 JP 6822181 U JP6822181 U JP 6822181U JP 6822181 U JP6822181 U JP 6822181U JP H0221219 Y2 JPH0221219 Y2 JP H0221219Y2
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JP
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roller
heat
laminating
rollers
feed
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  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はプラスチツクフイルム間にシートなど
の封着対象物を封着するラミネータに関する。
前記ラミネータに関して多くの提案がなされ、
かつ一部実施されている。そしてこれ等ラミネー
タは、定期券、会員証をはじめ写真、書類、古文
書等の保護のために広い用途を持つている。
良質なラミネート加工を行なうためには、基本
的にプラスチツクフイルムの予熱の工程と、予熱
された状態を維持しさらに加熱されながら圧着さ
れるという基本的な工程が必要である。
本考案の目的は前記諸工程を円滑に行なうこと
ができ、消費電力が少なくてすみ、その上処理速
度も向上させることができるラミネータを提供す
ることにある。
以下、実施例を参照して本考案によるラミネー
タを詳しく説明する。
第1図は本考案によるラミネータの第1の実施
例を示す配置図である。機枠の上側に配置されて
いる第1ラミネートローラ5と第1送りローラ1
間にはシリコン、ゴム等の耐熱素材で作られた第
1耐熱ベルト3が掛け渡されている。第1ラミネ
ートローラ5の中には棒状の第1ヒータ7が挿入
されており、これ等は第1ローラ組立を形成して
いる。機枠の下側に配置されている第2ラミネー
トローラ6と第2送りローラ2間には同様の第2
耐熱ベルト4が掛け渡されている。第2ラミネー
トローラ6の中には同様に第2ヒータ8が挿入さ
れており、これ等は第2ローラ組立を形成してい
る。各ヒータ7,8とラミネートローラ5,6と
の関係を第3図および第5図に詳しく示してあ
る。11,12はラミネートされた物を引き出す
引張りローラである。これ等の各組立は第2図か
ら第5図に示すよう支持機構を形成する一対の支
持枠間に支持されている。
第1ラミネートローラ5は第3図に示すように
機枠100に対してばね18により下方に付勢さ
れており、第1、第2ラミネートローラ5,6間
には前述した第1、第2耐熱ベルト3,4を介し
て弾圧力が付与されている。
前述した各ローラ組立には各組立の対面側で前
記各ベルトが各送りローラ組立の対面側で送りロ
ーラからラミネートローラ方向(第1図の矢印
B,Cの示す方向)に送られるように駆動機構に
より駆動される。第1図および第6図に示されて
いるモータ15は、第1図において時計方向に回
転させられる。この回転速度は第1図に示すモー
タ速度制御装置25により制御可能である。モー
タ15の出力軸に設けられているスプロケツト1
4と下側の引張りローラと一体に設けられている
スプロケツト10および第2ラミネートローラ6
と一体に設けられているスプロケツト9間には第
1図に示すようにチエンベルト13が掛け渡され
ている。スプロケツト9と第2ラミネートローラ
6の関係を第3図に、スプロケツト10と引出し
ローラ12の関係を第4図に示してある。モータ
15の出力軸の時計方向の回転はチエンベルト1
3によりスプロケツト10に伝達され、引張りロ
ーラ12を時計方向に駆動する。引張りローラ1
1は第4図に示すように歯車20を介して引張り
ローラに固定されている歯車21に結合させられ
ており、第1図において反時計方向に駆動され
る。歯車21と20の比は1:1であつて、ロー
ラ11,12間に周速の差はない。スプロケツト
9を介して第2ラミネートローラ6に伝達された
第1図時計方向の回転は、第5図に示す歯車2
3,22を介して第1ラミネートローラ5に伝達
され、第2ラミネートローラを反時計方向に駆動
する。なお第1、第2のラミネートローラ5,6
間にも周速の差はない。これ等ラミネートローラ
5,6の回動により、耐熱ベルト3,4はそれぞ
れ第1図に示すB,Cの方向に駆動される。その
結果第1、第2の送りローラ1,2はそれぞれ反
時計および時計方向に従動回転させられる。
上記構成の実施例装置の動作を説明する。図示
しないスイツチを投入すると第1および第2のヒ
ータ7,8に電流が供給されるとともにモータ1
5の出力軸は前述の時計方向に回転を開始する。
第1および第2のラミネートローラ5,6は次
第に加熱され、これ等に密着回動する第1および
第2のベルトも加熱され次第に温度が上昇する。
第1および第2の送りローラ1,2にも前記ベル
ト3,4を介して熱が伝えられる。ベルト3,4
の温度がプラスチツクシートを軟化させ、圧着接
合が可能な温度に達した時点からラミネート処理
が可能になる。上記温度制御は図示しない温度セ
ンサにより検出され、この出力によりヒータ電流
を制御ることにより行なわれ、作業中常に定温度
に保たれる。
封着対象物であるシート51はプラスチツクシ
ート50に挟まれて第1図矢印Aの示す方向から
供給され、送りローラ1,2の部分から耐熱ベル
ト3,4に挟まれて右方向に搬送される。シート
50は耐熱ベルト3,4に挟まれて搬送され、ラ
ミネートローラ5,6の間に達るまでに耐熱ベル
ト3,4により充分にヨ熱され、5,6間で圧着
され、シート51の封着を終了する。封着された
シート51および封着したフイルム50の一体物
は引張りローラ11,12で引き出され送出部に
供給される。送出部には押え板16が設けられて
おり、下位の台間で前記一体物は矯正冷却され
る。
次に第7図を参照して第2の実施例について説
明する。
先の説明した実施例では第1の耐熱ベルト3お
よび第2の耐熱ベルト4を対面側で密着走行させ
ていた。しかし、この実施例では第1および第2
の送りローラ1,2を間隔を保つて配置してあ
る。その余の構成は先に示した実施例で詳しく説
明してあるので省略する。プラスチツクフイルム
50,50は第7図に示すように上下方向からそ
れぞれ各送りローラ1,2に供給される。このフ
イルム50,50はそれぞれ耐熱ベルト3,4に
密着予熱されてラミネートローラ5,6の位置に
もたらされ、矢印Aの示す方向から挿入されたシ
ート51等を封着する。
次に以上詳しく説明したラミネータの効果につ
いて説明する。
まず本考案によるラミネータは耐熱ベルトを使
用し、このベルトをフイルムム等の予熱のために
用い、かつ圧着ラミネートの工程と連続させてい
るので、熱効率を著るしく向上させることができ
る。すなわち、従来のラミネータでは予熱の工程
とラミネートの工程が分離されており、その間で
一度予熱されたシートが冷却される虞れがあつた
が、本考案ではそのような熱の損失は全く考えら
れない。また従来はシートの冷却を防止するため
に他のヒータを利用したりフードを設けたりする
必要があつたが、本考案ではそのような必要は全
くない。
本考案によればラミネータの耐熱ベルトは自体
相当の熱容量を持つているが、それよりも温度の
低いシートやフイルム等が接すると自体若干の熱
を奪われるが、他の部分はそれぞれの対応するヒ
ータで加熱された状態を維持しているので、連続
した作業をしても問題はなく、処理速度を従来の
ものより著るしく向上させることができる。
次に本考案では耐熱ベルトは余熱、封着の役割
を果すとともに、搬送手段としての役割も果して
いる。そのため処理対象物の搬送方向の長さは、
送りローラとラミネートローラの間隔に無関係に
選ぶことができ、極めて短いもの、例えば名刺、
から長尺ものまで封着処理が可能となる。要する
に本考案によれば従来装置よりも少ない電力消費
で、かつ高速にラミネート処理が可能となる。表
面にきず等が生じないことはいうまでもない。
以上詳しく説明した実施例に種々の変形が可能
である。例えばヒータは送りローラ側にも設ける
ことができる。第1の実施例の状態から第2の実
施例の状態に変えて、一台で2種類の使用状態を
形成するようにすることができる。保守上の問題
であるが第1ローラ組立または第2ローラ組立を
移動できるようにして、それ等の組立間を開いて
清掃等に適するように設計することも可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるラミネータの実施例を示
す配置図、第2図は送りローラの支持構造を示す
図、第3図はラミネートローラの一方の支持構造
を示す図、第4図は引張りローラの支持構造を示
す図、第5図はラミネートローラの他方の支持構
造を示す図、第6図はモータの構成を示す図、第
7図は他の実施例を示す略図である。 1……第1送りローラ、2……第2送りロー
ラ、3……第1耐熱ベルト、4……第2耐熱ベル
ト、5……第1ラミネートローラ、6……第2ラ
ミネートローラ、7……第1ヒータ、8……第2
ヒータ、9,10,14……スプロケツト、11
……第1引張りローラ、12……第2引張ロー
ラ、13……チエンベルト、15……モータ、1
6……押え板、17……挿入台、18……弾圧ば
ね、20,21,22,23,……歯車、25…
…モータ速度制御装置、50……プラスチツクシ
ート、51……封着物、101,102……支持
枠。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 第1ラミネートローラ、第1送りローラ、前
    記ローラ間に掛け渡されている第1耐熱ベル
    ト、前記各ローラのいずれか一方または両方に
    挿入されている第1ヒータからなる第1ローラ
    組立と、第2ラミネートローラ、第2送りロー
    ラ、前記ローラ間に掛け渡されている第2耐熱
    ベルト、前記いずれかのローラまたは両方に挿
    入されている第2ヒータからなり、前記第2ラ
    ミネートローラが前記第1のラミネートローラ
    に、前記第1送りローラが前記第2送りローラ
    に対応するように配置される第2ローラ組立
    と、前記いずれか一方のローラ組立のラミネー
    トローラの回転軸を支持枠に対して移動可能に
    支持し、一方端の位置を調節可能な圧縮ばねに
    より他方のローラ組立のラミネートローラの回
    転軸方向に附勢して各ラミネートローラ間に弾
    圧力を与える弾圧機構と、前記各組立の対面側
    で前記各ベルトが各送りローラからラミネート
    ローラ方向に送行させるモータの回転力を伝達
    する駆動機構からなり、各ローラ組立の送りロ
    ーラ側からプラスチツクフイルムを供給し、予
    熱し、ラミネートローラ間の耐熱ベルトにより
    シートを前記フイルム間に封着するように構成
    したラミネータ。 (2) 前記第1および第2の耐熱ベルトは対面側で
    密着して走行させられる第1項記載のラミネー
    タ。 (3) 前記第1および第2の耐熱ベルトは送りロー
    ラ間では開いており、プラスチツクフイルムは
    各送りローラ位置から各耐熱ベルト上に供給さ
    れる第1項記載のラミネータ。
JP6822181U 1981-05-12 1981-05-12 Expired JPH0221219Y2 (ja)

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JP6822181U JPH0221219Y2 (ja) 1981-05-12 1981-05-12

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JPS57179919U JPS57179919U (ja) 1982-11-15
JPH0221219Y2 true JPH0221219Y2 (ja) 1990-06-08

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