JPH0221022A - 動圧流体軸受 - Google Patents

動圧流体軸受

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Publication number
JPH0221022A
JPH0221022A JP16969988A JP16969988A JPH0221022A JP H0221022 A JPH0221022 A JP H0221022A JP 16969988 A JP16969988 A JP 16969988A JP 16969988 A JP16969988 A JP 16969988A JP H0221022 A JPH0221022 A JP H0221022A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bearing
oil
shaft
hole
air
Prior art date
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Pending
Application number
JP16969988A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Watanabe
吉章 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP16969988A priority Critical patent/JPH0221022A/ja
Publication of JPH0221022A publication Critical patent/JPH0221022A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明はオイルを動圧発生媒体とする動圧流体軸受(以
下オイルSGBという)、の組立て時における空気抜き
を行なう装置に関するものである。
「従来の技術」 従来のオイルSGBは第3図に示すように、部材として
は行止まりの円筒穴の円周をラジアル軸受面2a、穴底
をスラスト軸受面2bとする軸受2、軸1、オイル6か
ら出来ている。組み立て順序はまず軸受2側又は軸1側
の少なくとも一方にオイル6を塗布する。その後軸受2
に軸1をさし込む。さし込む際はオイル6が軸受2と軸
1との隙間をふさぐ。そこで軸1をさし込む時は軸受2
とオイル6間から徐々に空気を放出しながらさし込む。
また別の方法としては軸受2のラジアル軸受面2ajこ
外部から通ずる小さな穴をあけるか、又は軸受2のスラ
スト軸受面2bに外部から通ずる小さな穴をあけるかし
ており、最初にオイルを塗布しない状態で軸受2に軸1
を入れる。
その後ラジアル軸受面2aの穴又はスラスト軸受面2b
よりオイル3を注入する方法がある。
「発明が解決しようとしている課題」 しかしながら上記従来例において、前者の場合は軸受2
と軸1とを組み込む時、軸受2と軸1を第6図の軸受2
の奥まで軸1が入った状態にするまでに軸受2と軸1の
間に第4図のように空気4が入りこんでしまう。そのた
めに軸1のさし込みが困難である。また、空気4が軸1
と軸受2間の軸受ラジアル隙間を通じて排出しきれない
でスラスト軸受面2bと軸1の端面1aに残る場合があ
り、この時オイル8GB回転時にスラスト軸受面2bと
軸1の端面1a間に負圧ができる。
即ち、第5図はオイル8GBのオイル6の圧力分布を示
している。図において曲線9はラジアル軸受面2aにお
ける軸方向の圧力分布を示し、曲線10はスラスト軸受
面2bにおける半径方向の圧力分布を示している。図に
示すように曲@9は溝パターン1bのある部分において
最大値を示し、溝パターン1bから離れるにつれて圧力
が小さくなる。曲線10は軸1の中心に詔いて最大値を
示し、軸1の中心から半径方向に離れるにつれて小さく
なる。この圧力分布は高回転になるにつれて高圧部と低
圧部の差が太きくなり、A部は負圧となる。このA部に
空気が入っている場合、この負圧番となる割合が高くな
る\。
上記のように負圧になると回転が不安定となり、軸1と
軸受2の接触による削れが生ずる問題点がある。
又、後者のオイル3への空気混入を防ぐために使用され
ている方法として軸受2に軸1を挿入後オイル3を入れ
る方法があるが、この場合軸受2化軸1をさし込む際に
は軸受2にオイル3が付着していない。つまり軸1と軸
受2が固体接触して挿入されるので組立て時においては
、軸1又は軸受2にキズが出来る。またこのキズにより
切粉が生じかじりにもつながる。また、運転時オイル注
入のために設けた穴よりオイル3が放出する。このよう
なオイル放出があると回転多面鏡に用いられているとこ
の飛散オイルにより鏡面がくもる。そしてオイルSGB
としての機能を果さなくなるなどの欠点があった。
本発明は上記従来の欠点を解消し、軸と軸受間に残留空
気がなく、軸と軸受間に適正油量を保持できる液体を動
圧発生媒体とする動圧流体軸受を提供することを目的と
する。
「課題を解決するための手段」 本発明は行止まりの円筒孔となった軸受面を備えた軸受
に液体を介在して円筒形の軸を挿入した動圧流体軸受に
おいて、外部から前記軸受の円筒孔の底部に通ずる液体
調整穴を設け、軸受の軸受面又は軸に液体を付着させて
軸受に軸を挿入し、前記液体調整穴より軸と軸受間の空
気を逃がすと共に軸と軸受間の液体量を調節する栓を液
体調整穴に嵌入したことを特徴とする動圧流体軸受であ
る。
「実施例」 以下、本発明の実施例を図面により説明する。
第1図は縦断面図である。この実施例は軸回転属の場合
である。
軸1にはそのラジアル面上とスラスト面上の間にあるオ
イル3の流れを規制するための溝パターン1bが外周に
刻まれている。
軸1を軸承する軸受2にはスラスト軸受面2bとラジア
ル軸受面2aとの隅部より外部へとつながるオイル調整
穴5が設けられている。
オイル調整穴5には栓6が挿入される。
第1図(a)は栓の縦断面図、第1図(b)は第1図(
atの底面図である。栓6はオイル調整穴5に軽い力で
圧入される直径を有し、外周の四等配位置には軸方向に
a部分を残して溝6aが設けである。
組立は軸受2のオイル調整穴5に橙6を溝6aがかくれ
てしまわないように半分のみ挿入する。次に軸1又は軸
受2の軸受面全体の少なくとも一方にオイルSを塗り、
軸受2に軸1を挿入する。軸受2と軸1の隙間は数ミク
ロンから数十ミクロンのため、軸1の端面1aと軸受2
のスラスト軸受面2b間に空気が圧縮されるが軸受2に
軸1を圧入すると密封された空気は軸受2のオイル調整
穴6を通って、さらには、栓6の溝6aを通って外部へ
抜けていく。軸1の端面1aが軸受2のスラスト軸受面
2bにオイル6を介して近接するまで挿入してオイル6
内の空気を出しきる。次に栓6を押込み、オイル調整穴
5を密封し、更に圧入する。するとオイル3の液面3a
は上昇する。そして栓6を軸受2のオイル調整穴5へ圧
入した位置によって軸受2と軸1間のオイルδの接触面
積を調整する。
以上の実施例の効果は(1)オイル6中に気泡が残らな
い。(2)オイル3の入れすぎによるオイル飛散がない
。(5)オイル調整穴5をふさぐため、軸1が回転中の
オイル飛散がない。
「他の実施例」 他の実施例を第2図に示す。軸受2にあらかじめゴム栓
7によりオイル調整穴5を封じている。このゴム栓7に
は例えば注射針のような中空の針8が貫通している。次
に軸受2又は軸1の少なくとも一方にオイル3を塗る。
次に軸1を軸受2に挿入する。軸受2の穴底に閉じ込め
られた空気は軸1を挿入するにつれて針8を通過して放
出される。次にこの針8を抜き取る。
すると、ゴム弾性により針8が貫通していた栓7の穴が
ふさがれる。その後、オイル3が軸1と軸受2の必要と
する位置まで上がるようにゴム栓7を圧入してオイル6
の上昇量を調整する。
〔発明の効果〕
本発明は外部から軸受の円筒孔の底部に通ずる液体調整
穴を設け、軸受の軸受面又は軸に液体を付着させて軸受
に軸を挿入し、前記液体調整穴より軸と軸受間の空気を
逃がすと共に軸と軸受間の液体量を調節する栓を液体調
整穴に嵌入したことを特徴とする動圧流体軸受としたか
ら、以上説明したように軸受の円筒穴の底部にたまった
空気がスムースに抜ける。また空気抜終了後、密封する
ことによりオイル飛散による耐久性や、回転多面鏡に用
いた場合の鏡面のよごれの悪影響がなくなった。又、オ
イル量を調節する栓によりオイル量の調整を行なうこと
ができる。そのためオイル不足によるラジアル軸受面の
摩耗が生じない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の縦断面図、第1図(a)は第
1図の一部拡大図、第1図(b)は第1図(a)の底面
図、第2図は本発明の他の実施例の縦断面図、第3図は
従来例の縦断面図、第4図は従来例の組立て時の状態を
示す縦断面図、第5図は動圧流体軸受の圧力分布を示す
線図である。 10.軸 26.軸受 30.オイル 5゜・オイル調
整穴 6・・栓 6a・・溝 7・φゴム栓 8e・針
。 第1図    第2図 特許出願人  キャノン株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、行止まりの円筒孔となつた軸受面を備えた軸受に液
    体を介在して円筒形の軸を挿入した動圧流体軸受におい
    て、外部から前記軸受の円筒孔の底部に通ずる液体調整
    穴を設け、軸受の軸受面又は軸に液体を付着させて軸受
    に軸を挿入し、前記液体調整穴より軸と軸受間の空気を
    逃がすと共に軸と軸受間の液体量を調節する栓を液体調
    整穴に嵌入したことを特徴とする動圧流体軸受。
JP16969988A 1988-07-07 1988-07-07 動圧流体軸受 Pending JPH0221022A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16969988A JPH0221022A (ja) 1988-07-07 1988-07-07 動圧流体軸受

Applications Claiming Priority (1)

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JP16969988A JPH0221022A (ja) 1988-07-07 1988-07-07 動圧流体軸受

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0221022A true JPH0221022A (ja) 1990-01-24

Family

ID=15891247

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16969988A Pending JPH0221022A (ja) 1988-07-07 1988-07-07 動圧流体軸受

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JP (1) JPH0221022A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05507459A (ja) * 1990-06-09 1993-10-28 フェムベック、ヨーゼフ 自動データ収集システム
US7365940B2 (en) * 2004-06-30 2008-04-29 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Hard disk drive device, and fluid dynamic bearing spindle motor and assembling method thereof

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05507459A (ja) * 1990-06-09 1993-10-28 フェムベック、ヨーゼフ 自動データ収集システム
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