JPH02209919A - グリコリド/p―ジオキサノンブロツク共重合体 - Google Patents

グリコリド/p―ジオキサノンブロツク共重合体

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JPH02209919A
JPH02209919A JP1028804A JP2880489A JPH02209919A JP H02209919 A JPH02209919 A JP H02209919A JP 1028804 A JP1028804 A JP 1028804A JP 2880489 A JP2880489 A JP 2880489A JP H02209919 A JPH02209919 A JP H02209919A
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ラオ・スリニバサ・ベズワダ
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はグリコリド及びp−ジオキサノンのブロック共
重合体に関する。
本発明の技術的背景 グリフリド及びp−ジオキサノンから製造されt;外科
的装置は縫合材、結紮糸、止血クリップ、外科用ステー
プル、等の形態で市販され入手できる。こうした装置の
一つの重要な特徴は、それらが体内で吸収性であり、従
ってそれらの役割が終了した後に結局は体内から消滅す
るということである。p−ジオキサノンから製造された
代表的な重合体は、ドラデイ(Doddi)等の米国特
許第4゜052.988号に記載されており、グリコリ
ドから製造された代表的な重合体はシュミット(Sch
mitt)等の米国特許第3.297.033号に記載
されている。
特殊な要求に応えるために、グリコリド及び/又はp−
ジオキサノンを含む多くの異なった種類の重合体が提案
されている。本発明は高度の切期強度及びコンプライア
ンスを呈するが、体内に埋没された後には迅速にその強
度を失うグリコリドとp−ジオキサノンのブロック共重
合体を提供する。本発明の共重合体から構成される装置
、特に縫合材は、形成外科又は顔面創傷の修復のような
、装置がその強度を迅速に失うことが望ましい、或種の
外科的処置に特に有用である。このような処置の一つは
“ウェブスター(Webster)の手法”として知ら
れている。それはウェブスター等により、L arYn
gO3cOI)as 8月号、1976.86(8)巻
、1280−4頁に記載されており、形成外科において
又は迅速な吸収性の縫合材が非緊張性の皮膚のテーピン
グと共に使用される皮膚の破傷を修復するために使用さ
れる手法である。通常の縫合処置は吸収性又は非吸収性
縫合材のいずれを用いるにせよ、屡々痛みや不安を伴っ
て、2ないし5日後には注意深く取り除かれなければな
らなかった、皮下又は内皮組織の縫合材を含んでいた。
ウェブスターの手法は、埋没された縫合材部分が迅速に
その強度を失い、数日後テープを除去する時には縫合材
の外部の部分(即ち、埋没されなかったので、強度を失
っていない)がテープに付着し、切開創から引き離され
るように、迅速に吸収する縫合材を使用している。内部
にあった縫合材の部分は、その強度が迅速に失われるの
で、崩壊し、テープと共に引き出される。患者に対する
痛み及び不快感は、縫合材が損なわれずに残っている場
合よりも極めて少ない。痩痕の残り方は多くの一般的な
方法の場合と同様良好である。
本発明の簡単な総括 本発明は少なくとも約40重量%の重合したグリコリド
及び好適にはより多量のグリコリドを有する、グリコリ
ドとp−ジオキサノンのブロック共重合体を提供する。
結晶性を発現させるための処理(アニーリングのような
)後、本発明のブロック共重合体は少なくとも約15%
のグリコリドに基づく結晶化度、約140’ないし約2
30℃の溶融温度(本発明の共重合体は又上記に述べた
範囲よりも遥かに低い一次転移点を呈することができる
)を示し、及び外科用フィラメントの形態においては少
なくとも約30.000psiの初期直線(strai
ght)引張り強度を有し、そして体内に埋没した後に
は、約14日でその強度の大部分(例えば50ないし1
00%)を失う。本発明の共重合体から製造されアニー
リングされたフィラメントは、ポリグリコリド均質重合
体から製造されアニーリングされたフィラメントが有す
るよりも、事実上高いコンプライアンスを有している。
従来技術 米国特許第4.243.775号においてローゼンサ7
ト(Rosensaft)等、及び又米国特許第4゜1
37.921号及び4,157.437号においてオク
イズミ(Okuizumi)等は多段階重合反応におい
て単量体の逐次付加によるグリコリド共重合体の製造を
開示している。ローゼンサフト等はグリコリドと共重合
できる単量体の一つはp−ジオキサノン(特詐権者は″
2−ケトー1.4−ジオキサン”と称している)である
と開示している。
本発明の詳細 な説明の共重合体は本質的に未反応の単量体を含まない
p−ジオキサノンの均質重合体(即ち、共重合反応の以
前には未反応の単量体を約3ないし4重量%以上含まな
い)を、グリフリドが重合反応混合物の約40重量%以
上、好適には重合反応混合物の50重量%以上、更に好
適には重合反応混合物の約60重量%以上で、重合反応
混合物の最高約90重量%まで存在するような比率で、
グリコリドと反応させることにより製造される。
p−ジオキサノン均質重合体とグリコリドの反応は、好
適にはグリコリドの主要な重合が起こる前に、該均質重
合体を最初にグリコリド単量体中に溶解(又は緊密に混
合)するような方式で実行されることが好ましい。これ
は最終生成物中に均質重合体に属するものの存在を出来
るだけ少なくするために行なわれる。本発明の共重合体
は(A  B)nの形式のブロック重合体であると考え
られる。
本発明の結晶性共重合体は、事実上p−ジオキサノン単
量体を含まない重合したp−ジオキサノン(上記のよう
な)をグリコリド単量体と反応させることにより製造さ
れる。事実上単量体を含まないポリジオキサノンをグリ
コリドと反応させる(引き続きグリコリドの重合を伴っ
て)ことにより、グリコリドに基づく結晶化度を著しく
高度に発現させることができるポリグリコリドのブロッ
ク又は序列(sequence)を含む重合体の生成が
可能となる。
原則として、ポリジオキサノンとグリコリドの反応に使
用される反応温度は、約140℃ないし約240℃の範
囲内である。反応体(reaction mass)の
グリコリド含量が50重量%より少ない時には、反応温
度は通常約140℃ないし約180℃の範囲内にある。
グリコリドが反応体の主成分である場合は、好適な反応
温度は通常約200℃ないし約235℃の範囲内にある
。反応温度が低いと、エステル交換反応の出現が低下す
るために、ブロックの生成が増大すると予想される。下
記の実施例は溶融体中で行われた共重合反応を例示して
いる;しかし低温の固体状態の重合反応も又使用するこ
とができる。
本発明によって製造された共重合体は、約140℃ない
し約230℃の範囲内での溶融の推移、少なくとも約1
5%ないし、例えば最高的40%のグリコリドに基づく
結晶化度を有している。グリコリドに基づく結晶化度は
X−線回折分析法のような既知の方法により、又は示差
走査熱量計(“DSC”)のような熱分析によって測定
することができる。X−線回折分析法が使用される時に
は、グリコリドに基づく結晶化度は、ポリジオキサノン
序列に由来する反射と対照的に、重合したグリコリド又
はポリグリコリド単位の三次元的規則性に由来するX−
線回折図形中の反射のみを考察することにより測定され
る。グリコリドに基づく結晶化度をDSCにより測定す
る時には、グリコリド単位に由来する吸熱的な事象のみ
が考慮される。
本発明の共重合体の全体的な結晶化度は、X−線回折分
析法によれば通常約25%ないし約45%の範囲内にあ
るであろう。(本文において結晶化度を論じる際には、
材料が結晶性を発現させるために技術的に既知な方法と
類似の方法により処理されたことを仮定している。アニ
ーリングは結晶性を発現させるための普通の手順である
。)本発明の共重合体が寸法的に安定な(例えば少なく
とも約25%の総結晶化度を発現させるためにアニーリ
ングされた)外科用フィラメント(モノフィラメント又
はブレード[bra idl )に加工される際には、
該フィラメントは少なくとも約30,000psiの初
期直線引張り強度、及び約700,000psi以下の
ヤング率を示す。フィラメントが縫合材として使用され
る際には、それらは普通の手順により外科用針に付着さ
せることができる。体内に埋没される際には、これらの
外科用フィラメントは約14日後にその強度の大部分を
喪失する(37℃におけるpH7,25の燐酸塩緩衝液
中での試験管内研究によって実証されたように)。
下記の実施例は本発明の共重合体を製造するために使用
できる典型的な条件を記述する。本発明の共重合体から
製造される外科用装置は、当該技術分野で既知の方法に
類似の方法によりエチレンオキシドへの暴露のような、
普通の手順によって滅菌することができる。
実施例 1 p−ジオキサノン均質重合体の典型的な製造法。
均質重合体は純粋なp−ジオキサノン、l−ドデカノー
ル(0,192モル%)、及び触媒量の第一錫オフテー
トのトルエン溶液(単量体に対し0゜0025モル%)
を適当な反応器に装入し、不活性な乾燥窒素雰囲気下で
90℃で約1時間加熱することにより製造される。反応
混合物をトレー中に取り出した後に、反応体を乾燥窒素
下で80℃に96時間加熱(炉内にトレーを入れること
により)する。重合体を単離し、磨砕し、室温で10時
間及び次いで80℃で32時間真空中で乾燥する。(乾
燥工程の最初の5時間は、絶対圧力は900 μ■又は
それ以下とし:残余の工程では、絶対圧力は500 μ
■又はそれ以下とする。)真空乾燥の際、約4%の重量
減(主として未反応の単量体)がある。こうして形成さ
れた重合体は、ヘキサフルオロイソプロピルアルコール
中で0.19 / dQの濃度において25℃で測定さ
れたインヘレント粘度(IVつ値が約1.72d(1/
sである。(下記の実施例においては、使用された未染
色のポリ(p−ジオキサノン)均質重合体は1゜72d
l/gのIVを有していた。)重合体は約3%の残留単
量体を含んでいる。
染色された均質重合体は、反応混合物中に約0゜1重量
%のD及びCバイオレット#2を含有し、及び0.18
2モル%の1−ドデカノール及び0゜004モル%の第
一錫オフテート触媒を使用することにより類似の方法で
製造できる。得られる染色された均質重合体は約1.8
5dQ/9のIVを有し、約3%の残留単量体を含んで
いる。
実施例 2 初期重量組成比20/80のポリ(p−ジオキサノン−
co−グリコリド)ブロック共重合体の製造火炎乾燥さ
れた250m(2の丸底の一ロフラスコに、実施例1に
記載されたように製造された25.0gのポリ(p−ジ
オキサノン)均質重合体(この均質重合体を以下“PD
O”と称する)を装入した。フラスコに真空アダプター
を取り付けた。真空に引き、フラスコを80℃に加熱さ
れたシリコーン油浴中に入れた;残留する水を除去し、
及び出来るだけ残留単量体を除去するために、高真空下
における80℃での加熱を16時間継続した。
(この真空加熱工程の後、重合体の含有する残留単量体
は約2%であると信じられる。)容器を油浴から取り出
し、放冷した。乾燥窒素下で1009の純粋なグリコリ
ド単量体をフラスコ中に導入した。(触媒を追加して添
加しないことが注目される。PDO中に残留する触媒は
通常共重合反応を接触するのに充分である。原則として
、反応体中のp−ジオキサノン部分及びグリコリドの合
計モル数に対する触媒のモル%は、約0.0004ない
し約0.004、及び好適には約0.001ないし約0
.002の範囲内にある。)フラスコに火炎乾燥した機
械的撹拌機及びホースと接続したアダプターを取り付け
た。フラスコに窒素を通気する前に、乾燥窒素で三回フ
ラスコを清掃する。次いでフラスコを予熱された(70
℃)油浴中に入れ;次いで温度を120℃に再設定する
。反応器を浴中に導入後26分間で、浴温は120℃に
達した:この時点で撹拌機を一部下ろし、撹拌速度を遅
く保つように設定した。120℃として10分間以内に
、反応体は透明であり、極めて粘稠ではないことが注目
された。次いで撹拌速度を増加させた。15分間後、温
度を140℃に上げ、且つ撹拌機を反応混合物中に充分
に下ろした。140℃の温度を10分間保持した;この
10分の期間の途中でPDOは完全に溶解したように見
えることが注目された。温度を215℃に再設定した;
15分間でこの温度に達した。215℃の浴温を2時間
継続した。この段階(及び下記の実施例における対応す
る段階)で、容器を油浴かも取り出し、放冷した。
共重合体を単離し、磨砕し、室温及び110℃で夫ヤ1
.5時間及び16時間、未反応の単量体を除去するため
に真空中で乾燥した。(110℃に達するに要する時間
は通常加熱開始後約2時間である。)11.1%の重量
減が認められた。得られる共重合体は2.04”−21
6℃の溶融範囲(ホット・ステージ顕微鏡により)を有
し、219℃で溶融する痕跡量の物質を伴っていt;。
共重合体は単一相の溶融物を示し、及び195℃1又は
その直下の温度で中程度の迅速性を以て再結晶した。
重合体は1.59dQ/gのIVを有していた。
実施例 3 初期重量組成比30/70のポリ(p−ジオキサノン−
co−グリコリド)ブロック共重合体の製造火炎乾燥さ
れた250鱈の丸底の一ロフラスコに37.59のPD
Oを装入した・。フラスコに真空アダプターを取り付け
た。真空に引き、フラスコを80℃に加熱されたシリコ
ーン油浴中に入れた;残留する水を除去し、及び出来る
だけ残留単量体を除去するために、高真空下における8
0℃での加熱を16時間継続した。
容器を油浴から取り出し、放冷した。乾燥窒素下で87
.59の純粋なグリコリド単量体をフラスコ中に導入し
た。フラスコに火炎乾燥した機械的撹拌機及びホースと
接続したアダプターを取り付けた。フラスコに窒素を通
気する前に、乾燥窒素で三回フラスコを清掃した。次い
でフラスコを予熱された(70℃)油浴中に入れ;次い
で温度を120℃に再設定した。反応器を浴中に導入後
15分間で、浴温は120℃に達した8120℃に到達
後10分間、撹拌機を一部下ろし、撹拌速度を遅く保つ
ように設定した。120℃に20分間保った後、温度を
140℃に上げ、撹拌機を反応混合物中に充分に下ろし
、その速度を上げた。5分間以内に140℃の温度に到
達し、その温度に5分間保った6次いで温度を210℃
に再設定した;この温度には15分間で到達した。その
後温度を215℃に再設定した。この温度に5分間で到
達し、2時間保持した。
共重合体を単離し、磨砕し、室温及び110℃で夫々1
.5時間及び16時間、未反応の単量体を除去するため
に真空中で乾燥した。(110℃に達するのに要する時
間は通常加熱開始後約2時間である。)23.7%の重
量減が認められた。得られる共重合体は198°−21
4℃の溶融範囲(ホット・ステージ顕微鏡により)を有
し、218℃で溶融する痕跡量の物貿を伴っていた。共
重合体は単一相の溶融物を示し、及び180℃で迅速に
再結晶した。重合体は1.94dff/9の■vを有し
ていた。
実施例 4 初期重量組成比40/60のポリ(p−ジオキサノン−
co−グリコリド)ブロック共重合体の製造火炎乾燥さ
れた250諺aの丸底の一ロフラスコに50.0 gの
PDOを装入した。フラスコに真空アダプターを取り付
けた。真空に引き、フラスコを80℃に加熱されたシリ
コーン油浴中に入れた;残留する水を除去し、及び出来
るだけ残留単量体を除去するために、高真空下における
80℃での加熱を16時間継続した。
容器を油浴から取り出し、放冷した。乾燥窒素下で75
gの純粋なグリコリド単量体をフラスコ中に導入した。
フラスコに火炎乾燥した機械的撹拌機及びホースと接続
したアダプターを取り付けた。フラスコに窒素を通気す
る前に、乾燥窒素で三回フラスコを清掃した。次いでフ
ラスコを予熱された(70℃)油浴中に入れ;次いで温
度を120℃に再設定した1反応器を洛中に導入後約2
0分間で、浴温は120℃に達した。I20℃の温度に
5分間保った後、撹拌機を反応体中に一部下ろし、撹拌
速度を遅く保つように設定した。5分間後、撹拌速度を
上げた。120℃に15分間保持した。次いで温度を1
40℃に再設定し、次いで撹拌機を反応体中に充分に下
ろした。140℃の温度に到達するのに10分間を要し
゛た。140℃の温度に5分間保ち、次いで温度を21
0℃に再設定した。210℃に到達後(10分間を要し
た)、温度を215℃に再設定した。この温度に5分間
で到達し、2時間保持した。
共重合体を単離し、磨砕し、室温及び110℃で夫々1
.5時間及び16時間、未反応の単量体を除去するため
に真空中で乾燥した。(110℃に達するのに要する時
間は通常加熱開始後約2時間であつた。)7.0%の重
量減が、認められた。得られる共重合体は190@−2
10℃の溶融範囲(ホット・ステージ顕微鏡により)を
有していた。
共重合体は単一相の溶融物を示し、及び180℃で徐々
に再結晶した。重合体は1.68dff/gの1vを有
していた。
実施例4の共重合体を分析(陽子NMHにより)し、5
7.1モル%の重合したグリコリド、2.1モル%のグ
リコリド単量体、40.7モル%の重合したp−ジオキ
サノン、0.2モル%以下のp−ジオキサノン単量体、
及び0.1モル%以下の1−ドデカノール成分を含むこ
とが見出だされた。
ポリジオキサノン/グリコリドの初期の40/60(重
量比)装入量は、43.1156.9モル1モル比に等
価である。
実施例 5 初期重量組成50150のポリ(p−ジオキサノン−c
o−グリコリド)ブロック共重合体の製造火炎乾燥され
た250mQの丸底の一ロフラスコに62.59のPD
Oを装入した。フラスコに真空アダプターを取り付けた
。真空に引き、フラスコを80℃に加熱されなシリコー
ン油浴中に入れた;残留する水を除去し、及び出来るだ
け残留単量体を除去するために、高真空下における80
℃での加熱を16時間継続した。
容器を油浴から取り出し、放冷した。乾燥窒素下で62
.59の純粋なグリコリド単量体をフラスコ中に導入し
た。フラスコに火炎乾燥した機械的撹拌機及びホースと
接続したアダプターを取り付けた。フラスコに窒素を通
気する前に、乾燥窒素で三回フラスコを清掃した。次い
でフラスコを予熱された(70℃)油浴中に入れ:次い
で温度を120℃に再設定した。反応器を浴中に導入後
約10分間で、浴温は120℃に達した。120℃の温
度に8分間保った後、撹拌機を一部反応体中に下ろし、
撹拌速度を遅く保つように設定した。
120℃の温度を15分間保持した。次いで温度を14
0℃に再設定し、この温度に5分間で到達した。140
℃の温度に到達した後、撹拌機を更に僅かに下ろした。
140℃の温度に5分間保持した後、温度を更に210
’Oに再設定した。5分間後、撹拌機の速度を上げた。
210℃に到達するのに合計で13分間を要した。21
0℃に到達した後、温度を更に高く再設定し、撹拌機を
反応体中に充分に下ろした。2分間で215℃の温度に
到達した;温度を18分以上の間225℃まで上げた。
温度を4分間で215℃に下げ、そこで更に1時間38
分間保持した。容器を油浴から取り出し、放冷した。
共重合体を巣離し、磨砕し、室温及び110℃で夫々1
.5時間及び16時間、未反応の単量体を除去するため
に真空中で乾燥した。(110℃に達するのに要する時
間は通常加熱開始後約2時間であった。)4.0%の重
量減が認められた。得られる共重合体は182°−20
2℃の溶融範囲(ホット・ステージ顕微鏡により)を有
し、207℃で溶融する痕跡量の物質を伴っていた。共
重合体は単一の溶融相を示し、及び180°−160℃
で再結晶した。重合体は1.60d12/gのIVを有
していた。
実施例5の共重合体を分析(陽子NMHにより)し、5
7.4モル%の重合したグリコリド、0.4モル%のグ
リコリド単量体、42.2モル%の重合したp−ジオキ
サノン、0.2モル%以下のp−ジオキサノン単量体、
及び0.1モル%以下の1−ドデカノール由来の成分を
含むことが見出だされた。50150(重量比)装入量
は、53.2/46.8モル1モル此のポリジオキサノ
ン/グリコリドの装入量に等価である。又共重合体の序
列分布を測定するために、共重合体をカーボン−13N
MHにより分析した結果、重合したp −ジオキサノン
序列の平均序列鎖長(“AC3L″)は15.8(プラ
ス又はマイナス3)ジオキサノン単位であり、重合した
グリコリド序列の平均ACSLは17.0(プラス又は
マイナス3)グリコリド単位であった。
東ma−旦 初期重量組成50150のポリ(p−ジオキサノン−C
O−グリコリド)ブロック共重合体の製造火炎乾燥され
た250峠の丸底の一ロフラスコに62.59のPDO
を装入した。フラスコに真空アダプターを取り付けた。
真空に引き、フラスコを80℃に加熱されたシリコーン
油浴中に入れた;残留する水を除去し、及び出来るだけ
残留単量体を除去するために、高真空下における80℃
での加熱を16時間継続した。
容器を油浴から取り出し、放冷した。乾燥窒素下で62
.59の純粋なグリコリド単量体をフラスコ中に導入し
た。フラスコに火炎乾燥した機械的撹拌機及びホースと
接続したアダプターを取り付けた。l−に時間、真空に
引いた。フラスコに窒素を通気する前に、乾燥窒素で三
回フラスコを清掃した。次いでフラスコを予熱された(
70℃)油浴中に入れ;次いで温度を120℃に再設定
した。
反応器を浴中に導入後約15分間で、浴温は120℃に
達した。120℃の温度に13分間保った後、撹拌機を
一部反応体中に下ろし、撹拌速度を遅く保つように設定
した。2分後、温度を140℃に再設定し、5分間で到
達した。140°0の温度に到達した後、撹拌機を更に
僅かに下ろした。
140℃の温度に5分間保ち、次いで温度を21O℃に
再設定した。10分後、乳状の反応体中に充分に撹拌機
を下ろした。210℃に到達するのに合計15分間を要
した。210℃に到達後、温度を215℃に再設定し、
2分間で到達した。215℃で5分間経過後、反応混合
物は透明になり始め、更に8分間以内には完全に透明で
あり、且つ粘稠になった。215℃の温度を2時間継続
し、その後油浴から容器を取り出し、放冷した。
共重合体を単離し、磨砕し、未反応の単量体を除去する
ために真空中で、室温において、及び次いで110℃に
おいて(110℃における時間は32時間であった)乾
燥した。7.3%の重量減が認められた。得られる共重
合体は200℃の溶融温度(ホット・ステージ顕微鏡に
より)を有し、211−216℃で溶融する痕跡量の物
質を伴っていた。共重合体は単一溶融相を示し、及び再
結晶性であった。重合体は1.65d12/gのIVを
有していた。
実施例 7 初期重量組成50150の染色されたポリ(p−ジオキ
サノン−CO−グリコリド)ブロック共重合体の製造 火炎乾燥された250+*(2の丸底の一ロフラスコに
62.5 gの染色されたPDOを装入した。
フラスコに真空アダプターを取り付けた。真空に引き、
フラスコを80℃に加熱されたシリコーン油浴中に入れ
た:残留する水を除去し、及び出来るだけ残留単量体を
除去するために、高真空下における80℃での加熱を1
6時間継続した。
容器を油浴から取り出し、放冷した。乾燥窒素下で62
.59の純粋なグリコリド単量体をフラスコ中に導入し
た。フラスコに火炎乾燥した機械的撹拌機及びホースと
接続したアダプターを取り付けた。1−3A時間、真空
に引いた。フラスコに窒素を通気する前に、乾燥窒素で
三回フラスコを清掃した。次いでフラスコを予熱された
(70℃)油浴中に入れ;次いで温度を120℃に再設
定した。反応器を浴中に導入後約10分間で、浴温は1
20℃に達した。120℃の温度に10分間保った後、
撹拌機を一部反応体中に下ろし、撹拌速度を遅く保つよ
うに設定した。更に5分後、温度を140℃に再設定し
た。5分間後に、完全な溶融物が観察され、撹拌速度を
僅かに上げた。5分後、温度を210℃に再設定し、撹
拌機を反応体中に充分に下ろしj;。210℃に到達す
るのに合計18分間を要した。210℃に到達後、温度
を215℃に再設定し、2分間で到達した。その後、反
応体の粘度は迅速に増大し、撹拌速度は著しく遅くなっ
た。215℃の温度に1時間保ち、その後油浴から容器
を取り出し、放冷した。
共重合体を単離し、磨砕し、未反応の単量体を除去する
ために真空中で、室温1こおいて、及び次いで110℃
において(110’Oにおける時間は32時間であった
)乾燥した。6,7%の重量減が認められた。得られる
共重合体は202℃の溶融温度(ホット・ステージ顕微
鏡により)を有し、217℃で溶融する痕跡量の物質を
伴っていた。共重合体は単一溶融相を示し、及び再結晶
性であった。重合体は1.65d12/gのIVを有し
ていた。
実施例 8 初期重量組成60/40のポリ(p−ジオキサノン−c
o−グリコリド)ブロック共重合体の製造火炎乾燥され
た250虹の丸底の一ロクラスコに75.0 gのPD
Oを装入した。フラスコに真空アダプターを取り付けた
。真空に引き、フラスコを80℃に加熱されたシリコー
ン油浴中に入れた;残留する水を除去し、及び出来るだ
け残留単量体を除去するために、高真空下における80
℃での加熱を16時間継続した。
容器を油浴から取り出し、放冷した。乾燥窒素下で50
9の純粋なグリコリド単量体をフラスコ中に導入した。
次いでフラスコに火炎乾燥した機械的撹拌機及びホース
と接続したアダプターを取り付けた。■−%時間、真空
に引いた。フラスコに窒素を通気する前に、乾燥窒素で
三回フラスコを清掃した。次いでフラスコを予熱された
(70℃)油浴中に入れ:次いで温度を120℃に再設
定した。反応器を浴中に導入後約12分間で、浴温は1
20℃に達した。120℃の温度に15分間保った後、
温度を140℃に再設定した。撹拌機を一部下ろし、1
40℃に6分間内に到達した時、遅い速度で撹拌を開始
した。140℃で5分後、温度を205℃に再設定し、
撹拌機を更に下げた。17分間以内に、205℃に到達
し、温度を215℃に再設定した。更に3分間内に最終
温度に到達した。撹拌機を反応体中に充分に下ろした。
215℃の温度に合計2時間保ち、その後油浴から容器
を取り出し、放冷した。
共重合体を単離し、磨砕し、未反応の単量体を除去する
ために真空中で、室温において、及び次いで110℃に
おいて(110℃における時間は32時間であった)乾
燥した。9.5%の重量減が認められた。得られる共重
合体は160’−180℃の溶融範囲(ホット・ステー
ジ顕微鏡により)を有し、187℃で溶融する痕跡量の
物質を伴っていた。共重合体は単一溶融相を示し、及び
再結晶性であった。重合体は1.53dα/gの■vを
有していた。
押出し 繊維、特に外科用フィラメントの製造においては、共重
合体は通常の方式で実験室的規模の実験用として用いら
れる下記の一般的手順に従い、紡糸口金を通して溶融押
出しされ、−本又は多数本のフィラメントを形成する。
本文に記載される共重合体の押出しはインストロン(I
 n5tron) ・キャピラリCapillary)
 ・レオメタ−(Rheometr)又は−軸スクリユ
ー押出機を用いて行なわれた。インストロン・キャピラ
リ・レオメータ−中で検討された共重合体は予熱(例え
ば実施例9の場合は120″″、他の実施例の場合は1
50℃)されたチャンバー中に充填され、押出温度で9
ないし13分間の滞留時間の後、40ミルのダイ(L/
D−24,1)を通して、2cllZ分のラム速度及び
2135ec−’の剪断速度で押出された。押出温度は
重合体のTrtr及び所与の温度における材料の溶融粘
度に依存するが、Tmよりも約10’ないし75℃高い
温度で対象共重合体を押出せば通常充分である。本文に
実例として記載される共重合体の押出温度は200’な
いし230℃の範囲である。押出物は一般に氷水急冷浴
を通して24フイ一ト/分の速度で引き取られるが、他
の浴温及び引き取り速度も場合により使用された。
押出されたフィラメント(充分に結晶化させたもの一通
常は押出されたフィラメントを1ないし24時間、室温
で貯蔵すれば、必要な結晶化を起こさせるのに充分であ
る一別法として延伸の前に繊維を高温でアニーリングさ
せてもよい。本文に記載された幾つかの実施例では延伸
の前に30ないし45分間60℃でアニーリングした。
)は引き続き分子を配向させて引っ張り性を向上させる
ために一段又は多段延伸工程で約5×ないし7゜5×に
延伸される。延伸の方式は下記のようである: 押出物(直径範囲は通常16−20ミル)は1分間4フ
イートの供給速度でローラーを通り、グリセリンの加熱
延伸浴中に入る。延伸浴の温度は約25″ないし120
℃の範囲であることができる;本文に記載された実施例
は52@ないし55℃の温度を使用している。この延伸
の第一段階の延伸比は3×ないし約7×の範囲であるこ
とができる;本文に記載された実施例は4×ないし5×
の延伸比を使用している。
部分的に延伸された繊維は二番目の一連のローラー上を
通って50’ないし約120℃の範囲の温度に保持され
t;グリセリン浴(第二段階)中に入る;本文に記載さ
れた実施例は72°ないし75℃の第二段階延伸温度を
使用している。約2×までの延伸比がこの第二段階でか
けられるが、1゜25Xないし1.4×の範囲の延伸比
が実施例中では使用された。繊維は水洗工程を経てスプ
ール上に引き取られ、そして乾燥される。一連のホット
ローラーをグリセリン延伸浴の一部又は全部に代用する
ことができる。得られる配向されたフィラメントは良好
な直線及び結節強度を発揮する。
配向したフィラメントの寸法安定性はフィラメントにア
ニーリング処理を施すことにより増強することができる
。この処理はフィラメントが事実上収縮することを防止
するよう拘束しながら、約40@ないし約130℃の温
度に延伸されたフィラメントを加熱することから成る。
この工程は始めにフィラメントに張力をかけて、又は拘
束の前に最高20%まで収縮させて開始することができ
る。フィラメントは温度及び工程条件によって数分間な
いし数日間又はそれ以上アニーリング温度に保持される
。一般に本発明の共重合体には最高約24時間のアニー
リングが充分なものである。
最大の生すにおける繊維の強度の維持及び寸法安定性の
ために最適なアニーリング時間及び温度は、各繊維組成
毎に簡単な実験によって容易に決定することができる。
こうして生成された繊維は縫合材又は結紮糸に加工され
、外科用針に取り付けられ、包装され、且つ既知の方法
により滅菌されることができる。
本発明のフィラメントの特性は普通の試験方法によって
容易に測定することができる。本文で示す引張り的性質
(即ち、直線及び結節強度、ヤング率、及び伸び)はイ
ンストロン引張試験機で測定された。直線引張強度、結
節引張強度、破断伸び、及びヤング率を測定するための
設定は、特に指示しない限り下記のようであった: ゲージ チャート クロスヘツド 直線引張り 結節引張り 破断伸び 2      l 0      2 ヤング率 直線引張強度は繊維の初期断面積により破断力を除する
ことにより計算される。破断時の伸びは応力−歪曲線か
ら直接読み取られる。ヤング率は線形弾性域における試
料の応力−歪曲線の傾斜から計算される。
繊維の結節強度は別の実験から測定される。試験物品を
内径1/4インチ及び壁厚1/16インチの軟質の管材
料の周囲にフィラメントの−巻きを外科結びに結ぶ。外
科結びは自由端を最初に輪の中を一回の代わりに二回通
し、一つの結び目が複合した結び目の上に重ねられるよ
うに端をぴんと張るこま結びである。最初の結び目は右
端の上に左端を持ってきて開始され、結び目をしっかり
と結ぶように充分な張力がかけられる。
試験片を結び目がクランプのほぼ中央にくるようにして
インストロン引張試験機に取り付ける。
結節引張強度は繊維の始めの断面積により破断するのに
必要な力を除することにより計算される。
・引張強度値とヤング率(Y、M、)はKPS I又は
PS I X I O”として報告される。
下記の第1表は実施例2−9の共重合体から押出された
フィラメントを製造するために使用された条件を示す。
第 ■ 表 延伸 比 18−19   5X 17−18.5 5X NA(3)4x NA X 延 伸 温度 比   ℃ 1.4X 72 1.4X 72 1.25X 75 1.25x 73 延伸前に60℃で45分間アニーリングされた延伸物上
記のようにして製造されたモノフィラメントの代表的な
物理的性質を下記の第2表に示す。
第 ■ 表 アニー 実施例リング ヤング 直径 直線 結節 伸び 率 ミル  kpsi   kpsi    %  kps
 i無し  6.7 3  無し 6.1 3   有り  6.3 4  無し  7.8 4   有り  7.7 5  無し  7.7 5   有り  7.5 5  有り  8.4 6  無し  7.9 7  無し  8.0 8  無し  6.0 54.7 54.7 67.4 41.1 57.7  52.6  53   551109.7
  78.7  49   356115.1  81
.8  45  59188.0  71.7  71
   47.298.5 74.0 88.6 96.1 97.5 157.4 59.5 67.9 70.6 92.0 75.4 83.6 80.9 58℃で12時間 る。
■ 。
約40ないし90重量%の重合したグリコリドを含み、
全体的な結晶化度が約25ないし45%で、グリコリド
に基づいた結晶化度が約15ないし40%であり、約1
40℃ないし約230℃の範囲の溶融点を有するグリコ
リド/p−ジオキサノン ブロック共重合体。
2、該共重合体が50重量%以上の重合したグリコリド
を含む上記lに記載のグリコリド/p−ジオキサノン 
ブロック共重合体。
3、該共重合体が60重量%以上の重合したグリコリド
を含む上記1に記載のグリコリド/p−ジオキサノン 
ブロック共重合体。
4、上記1に記載のブロック重合体から成り、該フィラ
メントが約30.000psiより大きな直線引張強度
及び約700.000psi以下のヤング率を有し、且
つ該フィラメントが体内に埋没された後二週間以内にそ
の強度の50ないし100%を失う、寸法的に安定な、
且つ配向された外科用フィラメント。
5、上記2に記載のブロック重合体から成り、該フィラ
メントが約30,000psiより大きな直線引張強度
及び約700.000psi以下のヤング率を有し、且
つ該フィラメントが体内に埋没された後二週間以内にそ
の強度の50ないし100%を失う、寸法的に安定な、
且つ配向された外科用フィラメント。
6、上記3に記載のブロック重合体から成り、該フィラ
メントが約30.000psiより大きな直線引っ張り
・強度及び約700,000psi以下のヤング率を有
し、且つ該フィラメントが体内に埋没された後二週間以
内にその強度の50ないし100%を失う、寸法的に安
定な、且つ配向された外科用フィラメント。
7、モノフィラメントの形態にある上記4に記載のフィ
ラメント。
8、ブレードの形態にある上記4に記載のフィラメント
9、滅菌された縫合糸の形態にある上記4に記載のフィ
ラメント。
10、外科用針に取り付けられt;上記9に記載の滅菌
された縫合糸。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、約40ないし90重量%の重合したグリコリドを含
    み、全体的な結晶化度が約25ないし45%であり、グ
    リコリドに基づいた結晶化度が約15ないし40%であ
    り、そして約140℃ないし約230℃の範囲の溶融点
    を有することを特徴とするグリコリド/p−ジオキサノ
    ンブロック共重合体。 2、特許請求の範囲1項記載のブロック重合体から成り
    、該フィラメントが約300,000psiより大きな
    直線引張強度及び約700,000psi以下のヤング
    率を有し、且つ該フィラメントが体内に埋没された後二
    週間以内でその強度の50ないし100%を失うことを
    特徴とする寸法的に安定な、且つ配向された外科用フィ
    ラメント。
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