JPH02209211A - 多層プリント板の製造方法およびその装置 - Google Patents

多層プリント板の製造方法およびその装置

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JPH02209211A
JPH02209211A JP2977789A JP2977789A JPH02209211A JP H02209211 A JPH02209211 A JP H02209211A JP 2977789 A JP2977789 A JP 2977789A JP 2977789 A JP2977789 A JP 2977789A JP H02209211 A JPH02209211 A JP H02209211A
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JP
Japan
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plates
jig
pressure
hot
printed board
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JP2977789A
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English (en)
Inventor
Masayuki Kyoi
正之 京井
Hideyasu Murooka
室岡 秀保
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、プリント板とプリプレグとを交互に重ねた多
層体を熱板間へ挿入し、加圧シリンダによって多層体を
加圧する多層体の製造方法およびその装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の多層プリント板の製造方法は、例えば、特開昭5
9−87894号公報に開示のように、各熱板間に熱板
間平行度制御用シリンダ、および、変位検出器を設け、
この変位検出器により検出した熱板間隔を制御器へ取り
込み、平行度の演算を行なって平行度修正値を求め、こ
の修正量を圧力に変換し、熱板間の平行度の制御用シリ
ンダの圧力制御弁へ指令値を出すことにより、熱板間の
平行度を維持し、多層プリント板の各プリント板間の面
内でのずれ、すなわち1層間ずれを抑止できるようKし
ていた。
また、層間に残存する気泡を抜くために熱板の相互間を
脱気して真空状態くし、圧着する方法が特開昭61−1
05995号公報に開示されている。
さらに、熱板を使用せずに積層体を耐熱性フィルム中に
入れ、このフィルム内を真空吸引した後、このフィルム
を高圧タンクに入れて高温高圧ガスを用いて加熱、加圧
する方法が特開昭62−18247号公報に開示されて
いる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術では、下記の三つの点については、考慮さ
れておらず、多層プリント板の層間ずれ、層間気泡を完
全に抑止することができなかった。
(1)溶融したプリプレグのようKi動性の物質を熱板
のよつな固体で加圧した場合、一般に、プリント板の平
面内の中央部が高く、周辺部が低い圧力分布を持つ1周
辺部の圧力が低いため、溶融したプリプレグ中に残存し
た空気をつぶし切れなかったり、溶融したグリプレグ中
から溶剤、もしくは、硬化剤等が気化したりして気泡と
して残存してしまう、また1面内に圧力分布をもつため
K、層間ずれの原因となる。
(2)熱板を数段使用して、−度に多数個の多層プリン
ト板を製造する場合は、加圧面に近い熱板間の多層プリ
ント板内の面内の圧力分布と、加圧面から遠い熱板間の
多層プリント板内の面内の圧力分布は、熱板のそりの状
態が違うために異なる。このため、圧力抜けが生じ、層
間気泡が残存する段が生じたり、眉間ずれの大きい段が
生じる。
(3)積層体を耐熱性フィルムに入れ、このフィルムの
中を真空吸引した後、このフィルムを高圧タンクに入れ
て高温高圧ガスを用いて加熱加圧する方法がある。この
方法では、高圧夕/り、および、ガスの加熱、加圧装置
が必要となり、装置に対する投資額が高額となり、かつ
、安全確保のための取扱いに相当な注意を要し、加熱。
加圧Kg!する時間が長いために、速硬化性の接着剤を
開発する必要があるなど、容易に実施できる状愈にない
本発明の目的は、層間ずれ、眉間気泡のない多層プリン
ト板を成形することができる多層プリント板の製造方法
およびその製造装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、プリント板とプリプレグとを交互に重ねて
多層化した積層体を二枚の治具板で挾持したものをさら
に二枚の熱板の間に置き、前記熱板によって前記治具板
を加熱し、前記熱板の外側より加圧して前記積層体を成
形する方法において、前記治具板の相互の層間を真空吸
引して、前記積層体内およびその周辺の気体を除去し、
前記熱板に直接、外側より流体で圧力を付加することを
特徴とする多層プリント板の製造方法を採用することに
より達成される。
〔作用〕
上記機構によって、積層体を挾持する治具板内を真空吸
引することにより、積層体内の気体を除去することがで
き、この気体が原因で残存する気泡は生じない、また、
治具板を加熱、加圧する熱板に、直接、流体で加圧する
ことにより、多層体の面内に圧力分布を生じることがな
い、従って、圧力分布が原因で生じる眉間気泡や、層間
ずれは生じない。また、構造が簡単であるため、安価で
、容易に多段化でき、安全性が高い。
〔実施例〕
以下、図面を参照しながら本発明を説明する。
第1図は本発明の一実施例の多層プリント板製造装置の
断面図である。予め配線の施されたプリント板と、プリ
プレグを交互に重ねた積層体1は、この積層体1を空間
的に固定するためと、積層体1内の空気を除去するため
の上治具板2と下治具板3に挾持されている。なお、上
治具板7.下治具板5の間の空気を除去するため真空吸
引口5、および、真空の状態を維持できるシール材6を
設ける。
これら治具板へ熱と圧力を伝えるため、上熱板7、下熱
板8は電気ヒータ、蒸気または熱媒等で加熱され、この
熱を上、下の治具板2.3へ伝える。
また、上熱板7と上治具板2および下熱板8と下治具板
3の接触面以外は、直接、流体10が接する構造となっ
ており、加圧流体通路11より流体10を供給し、これ
ら熱板7,8に圧力を伝えることができる。なお、流体
の圧力が低下しないように、上、下熱板7.8はシール
材12によりシールされている。流体の上、下熱板7,
8からの反力は、上固定板13、および、下固定板14
で受け、この反力により、上固定板13と下固定板14
が開かないように、上固定板13および下固定板14は
支柱15で固定される。
本実施例によれば、積層体1間の気体を真空吸引し、除
去することができるため、眉間気泡を抑止することがで
き、積層体1が圧縮により変形しても、それに追従し、
上、下熱板7,8が移動し、また、溶融プリプレグの流
出が原因で生じる面内の板厚のばらつきに対しても追従
して変形するため、積層体1の面内の圧力分布は生じな
い。このため、圧力分布に伴う部分的圧力低下が原因で
生じる層間気泡は生じない、積層体1の板厚のばらつき
に追従するために、上、下熱板7,8の板厚は、できる
だけ薄くする必要がある。この板厚は、接着しようとす
るプリント板の大きさによっても異なり、例えば、プリ
ント板の大きさが、250■角であれば板厚は1011
IB以下、500■角であれば板厚は30m程度以下で
あればよい。
なお、上、下治具板2.3をシールするシール材6、お
よび上、下熱板7,8をシールするシール材12は、接
着中の積層体1の板厚の変化に追従すれば良いので、例
えば、第2図に示すように、シール材6の代用として、
上治具板2と下治具板3の間をペロー16で、シール材
12の代用として、上、下固定板15.14と上、下熱
板7A 、 8A間をベロー17で、それぞれ、封止し
ても同じ効果を得る。さらに、第3図に示すように、シ
ール材の代用として、上治具板2Bと、下治具板3Bが
互いに摺動しながらシールするシール部18、および、
シール材12の代用として上、下熱板7B、8Bと、上
、下固定板13B、14Bとが互いに摺動しながらシー
ルするシール部19で構成しても同じ効果を得る。
次に、第四の実施例を第4図を用いて述べる。
機器の構成で第1図と異なる点は、治具板の機能は予め
配線の施されたプリント板と、プリプレグとを交互に重
ねた積層体1を固定するためと、積層体1内の空気を除
去すること、および、上、下の熱板7,8により加熱、
加圧した後、上、下治具板2,5の相互間の気体の圧力
を高圧に保持することのできる真空・高圧付加口20を
設けた点である。積層体1を構成するプリプレグの溶融
前に、積層体1内の空気を十分に除去し、上、下熱板7
,8により、積層体1の面内圧力を一様にして接着した
場合には、圧力分布によるプリント配線板間の層間ずれ
は生じないが、溶融したプリプレグが周囲から流出する
ために、プリント板にせん断力が働き、プリント板間に
ずれを生じることがある、この実施例では、溶触したプ
リプレグの周囲から気体で加圧することKより、溶融し
たプリプレグの流出を止めるようにしたのでプリント板
間の層間ずれを抑止することができる。
なお、溶触したプリプレグを加圧する気体の圧力は、上
、下治具板2,3の面方向から圧力を加えている流体1
0の圧力と同じであれば、完全に溶融したグリプレグの
流出を止めることができる。
従って、付加する圧力は、流体10の圧力より大きくな
い値を選択する。
第5図および第6図は、本発明のそれぞれ、第五および
第六の実施例の多層プリント板製造装置の断面図である
第1図で説明した実施例は、−台の製造装置で積層体1
を加熱、加圧して多層プリント板を一セット製造する方
法であったが、本実施例はこれを多段化し、−度に多数
の積層体1を加熱、加圧して多数の多層プリント板を製
造する方法である。
第5図の各段の機器構成は、第4図とはゾ同じであるが
、各段の積層体内の気体を除去し、プリプレグの溶融後
に、気体圧力を付加する上、下治具板2.3への真空・
高圧付加口20はパイプ(図示せず)で結ばれ、同一の
真空・高圧源(図示せず)で操作する点が異なる。また
、それぞれ異なった真空・高圧源を用いてもよい。この
ことは接着圧力を付加する加圧流体通路11i1(つい
ても同様である。
この実施例においても、各段の上、下熱板7゜8および
上、下治具板2,3は、圧力により変形するが、本実施
例によると、各段間の変形は、各段の加圧源が、それぞ
れ独立しているので、各段で相互に力が作用しあわない
ため、段によって圧力抜けや、不均一な圧力分布が生じ
ることがないため、どの段で製造した多層プリント板に
も、層間気泡や、層間ずれは生じない。
第6図は第六の実施例の多層プリント板製造装置の断面
図である。第6図では、各段の上固定板の加圧流体通路
11Aと、下固定板の加圧流体通路11人を兼用し、各
段の固定板13Gを一様化したものであり、第5図の実
施例による場合より安価に実現できる。
第7図は、本発明の第七の実施例の断面図である。機器
構成は第4図とはゾ同じであるが、上。
下治具板2,3と接する熱板と、これとは反対の面の熱
板に直接流体圧力を付加する面との間に、断熱板21を
介して固定した上、下熱板7D、8Dにより構成される
点が異なる。この実施例でも、積層体1の変形に熱板が
追従して変形するため、第4図で述べたのと同じ効果が
得られるが、多層プリント板の成形に必要な熱が流体1
0に伝わらないため、効率よく、かつ、流体10に耐熱
性を持たせなくて済むので、経済的に、眉間気泡や、眉
間ずれのない多層プリント板を成形することができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、多層プリント板の層間気泡が消滅し、
プリント板間の層間ずれを抑止することができる多層プ
リント板を得られる。
また、同時に多数のプリント板を容易に、しかも、安価
に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の多層プリント板製造装置の一実施例の
断面図、第2図、第3図、第4図はそれぞれ本発明の第
二、第三、第四の実施例の断面図、第5図、第6図は、
それぞれ、本発明の第五、第六の実施例の断面図、第7
図は本発明の第七の実施例の断面図である。 1・・・積層体、2・・・上治具板、5・・・下治具板
、5・・・真空吸引口、6,12,18.19・・・シ
ール材、7・・・上熱板、8・・・下熱板、10・・・
流体、11・・・加圧流体通路、13・・・上固定板、
14・・・下固定板、15・・・支柱、16.17・・
・ベロー20・・・真空高圧付加口。 系 第 図 第 図

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.プリント板とプリプレグとを交互に重ねて多層化し
    た積層体を二枚の治具板で挾持したものをさらに二枚の
    熱板の間に置き、前記熱板によって前記治具板を加熱し
    、前記熱板の外側より加圧して前記積層体を成形する方
    法において、前記治具板の相互の隙間を真空吸引して、
    前記積層体内およびその周辺の気体を除去し、前記熱板
    に直接、外側より流体で圧力を付加することを特徴とす
    る多層プリント板の製造方法。
  2. 2.プリント板とプリプレグとを交互に重ねて多層化し
    た積層体を二枚の治具板で挾持したものをさらに二枚の
    熱板の間に置き、前記熱板によって前記治具板を加熱し
    、前記熱板の外側より加圧して前記積層体を成形する方
    法において、前記治具板の相互の隙間を真空吸引して、
    前記積層体内およびその周辺の気体を除去して後、前記
    治具板を加圧,加熱する前記熱板に、直接、流体により
    圧力を付加したとき、前記治具板のそりと板厚の変化に
    合せて前記熱板を変形、追従させることを特徴とする多
    層プリント板の製造方法。
  3. 3.請求項第1項において、 前記工程に、さらに、前記二枚の治具板の相互間へ、前
    記熱板に加えた前記流体の圧力より大きくない圧力の気
    体を一定時間、充満させる工程を加えたことを特徴とす
    る多層プリント板の製造方法。
  4. 4.プリント板とプリプレグとを交互に重ねて、多層化
    した積層体を挾持する二枚の治具板と、これらをさらに
    挾持し、前記治具板を加熱する二枚の熱板と、前記熱板
    を外側より加圧する加圧手段と、前記積層体を挾持する
    前記治具板の相互の隙間を真空引きする手段とを含むこ
    とを特徴とする多層プリント板の製造装置。
  5. 5.請求項第4項において、さらに、前記治具板の相互
    の隙間を前記加圧手段の圧力より低い圧力に加圧する手
    段を付加した多層プリント板の製造装置。
  6. 6.特許請求項第5項の製造装置を多段に構成した多層
    プリント板の製造装置。
  7. 7.特許請求項第5項の製造装置を前記加圧手段の一部
    を共用して多段に構成した多層プリント板の製造装置。
JP2977789A 1989-02-10 1989-02-10 多層プリント板の製造方法およびその装置 Pending JPH02209211A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101032248B1 (ko) * 2009-08-27 2011-05-02 박웅기 오토클레이브 장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101032248B1 (ko) * 2009-08-27 2011-05-02 박웅기 오토클레이브 장치

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