JPH02209085A - カメラ及びレンズユニット - Google Patents

カメラ及びレンズユニット

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JPH02209085A
JPH02209085A JP1030588A JP3058889A JPH02209085A JP H02209085 A JPH02209085 A JP H02209085A JP 1030588 A JP1030588 A JP 1030588A JP 3058889 A JP3058889 A JP 3058889A JP H02209085 A JPH02209085 A JP H02209085A
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lens
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平沢 方秀
Masamichi Toyama
当山 正道
Ryunosuke Iijima
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、カメラの自動焦点調節(以下AFと称す)装
置を備えたカメラシステムに用いて好適なカメラに関す
るものである。
(背景技術) 近年、カメラを始めとして映像機器の発展は目覚ましく
、ビデオカメラ等においても、自動焦点調節装置、自動
露光調節装置等を備えたものが一般的になっている。
第12図は、光学系を通して結像される被写体像を光電
変換して得た映像信号から、光学系の焦点状態を検出し
、自動焦点調節(AF)を行なうようなした所謂パッシ
ブ方式AF装置の一例を示すブロック図である。
第12図に於て101は焦点調節の為の第1のレンズ群
102は変倍の為の第2のレンズ群、103は変倍に伴
う焦点位置の変化を補正する為の第3のレンズ群、10
5は結像系であるところの第4のレンズ群、120は撮
像面、121は120の出力信号を増幅する増幅器、1
22はバイパスフィルタ、123はAF副制御行い、モ
ータ駆動命令を出力するAF制御用マイクロコンピュー
タ(以下AFマイコンと称す)、110はAFマイコン
123の命令に従って、後述の駆動装置107にエネル
ギーを供給するドライバ、駆動装置107はドライバ1
10によって制御され、焦点調節用レンズ群101を移
動させる駆動装置、DBはAFマイコン123からの命
令を伝送する伝送路、Mはカメラ部とレンズ部の境界を
示す境界線である。
第12図に示される様なパッシブ方式のAFシステムで
は、先ず撮像面120に於て光学系を通した映像が電気
信号に変換される。この電気信号は増幅器121で増幅
され、バイパスフィルタ122に入力される。バイパス
フィルタ122では前記映像信号の合焦度に関する高周
波成分だけが取り出され、AFマイコン123に入力さ
れる。
一般に映像信号の高周波成分は光学系の調整によって合
焦に近付くほどレベルが増加する事が知られており、そ
の様子は第13図に示される通りである。すなわち、映
像信号の高周波成分のレベル(たて軸)はフォーカシン
グレンズの移動(横軸)に伴って変化し、被写体距離に
対して合焦となる位置で最大値となる。従ってAFマイ
コン123ではバイパスフィルタ122の出力が最大と
なる様、伝送路DBを介してドライバ110にレンズ駆
動命令を出力すればAFが可能となる。ドライバ110
ではAF+イコン123からの信号をもとにモータ10
7を回転させるに十分なエネルギーを発生し、モータ1
07を駆動する。
この様なAFシステムの構成では、AFマイコン123
に於てモータ107の駆動波形を生成する必要がある。
モータの駆動信号としては、印加電圧によって速度を制
御する方式、あるいは駆動波形がある周期的な信号、例
えばDCモータに対するデエーティ駆動波形の様なもの
でそのON期間のみモータを励起することによって速度
を制御する方法等があるが、前者は低速時に印加電圧を
下げなければならないため、低速でトルクが得られない
、したがって一般に後者の方式が用いられる。そしてこ
のようなデユーティ制御の駆動方式をとった場合、AF
副制御行なうプログラムの中でモータの制御を行なって
いるため、前記駆動波形の周期はAFマイコン123の
プログラムの繰り返し周期と同期したものとなり、従来
よりこの駆動波形を用いたAFシステムがほとんどの機
種で用いられている。
また近年、第12図に示される様なAFシステムの基本
を保ったまま、第12図の境界Mでレンズ部とカメラ部
を切り離し、レンズ交換が可能な交換レンズシステムに
対する提案が多(試されており、この種の装置では通常
カメラ本体からの制御情報によってレンズ側を制御する
ため、モータの駆動もAF制御すなわち通常ビデオカメ
ラにおいては、フィールド周期またはその整数倍の周期
で制御が行なわれている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上述したようなシステムにおいては以下
に説明するような問題点がある。
第14図は、AFマイコン123のプログラム繰り返し
周期がテレビジョン方式の1つであるPAL方式の垂直
同期期間(50Hz)に等しくかつ、駆動信号波形の周
期がAFマイコン123のプログラム繰り返し周期に等
しい場合の映像信号の垂直同期信号と、前記従来例中の
モータ駆動波形との切りかえタイミングの関係を示した
もので201はPAL方式の垂直同期信号、203はN
TSCの垂直同期信号、1401はモータ駆動波形であ
る。
第14図を見て明らかな様に、1401はPAL方式の
垂直同期信号201に同期して生成されるパルス波形で
ある。従来例でも述べた様に1401の周期はプログラ
ムの繰り返し周期に支配されるから、駆動波形生成のア
ルゴリズムをNTSCにもそのまま用いれば、第14図
におけるNTSCの垂直同期信号203に同期した信号
、すなわちPALに同期する1401よりも周期及びO
N時間の短くなった信号となる。すなわちモータ駆動波
形1401の周期やON時間は、本来レンズ部内のモー
タ107の特性に合わせて決定されるものである。従っ
て、交換レンズシステムに於てカメラ側のマイコン12
3が上記の如き駆動波形を生成すると、テレビジョン方
式によってレンズの種類が限定されるばかりでなく、カ
メラ側から出力されるあらゆる周期とON時間に対応し
て正しく駆動するモータを設計しな(ではならない。
又、AFのプログラム繰り返し周期も制限しないと正し
い波形が生成されないので、結局、システム全体の設計
自由度が著しく損なわれ、交換レンズ本来の目的である
自由な組み合わせが不可能となるばかりでな(、システ
ムの大幅なコストアップを招く結果となる。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上述の問題点を解決することを目的としてなさ
れたもので、その特徴とするところは、光学系の状態を
変化する非駆動部を駆動するためのアクチュエータと、
カメラ側より所定の周期で供給される駆動制御指令に基
づいて、前記アクチュエータを駆動する駆動手段とを備
えたレンズユニットであって、前記駆動手段の前記アク
チュエータを駆動するタイミングを、前記制御手段より
前記駆動手段へと前記制御指令を供給するタイミングと
異ならせて設定したレンズユニットである。
これによって、前記モータの駆動信号波形の周期を前記
AF制御用マイコンのプログラム繰り返し周期と非同期
にする事により、AF制御用マイコンの動作条件によら
ずレンズ駆動モータを自由に選択出来る様にしたもので
ある。
また、他の特徴は、光学系の状態を変化する非駆動部を
駆動するためのアクチュエータと、カメラ側の制御手段
より供給される駆動制御信号に基づいて前記アクチュエ
ータに所定の周期で駆動信号を供給する駆動手段とを備
えたレンズユニットであって、前記駆動手段は前記制御
手段より前記駆動制御指令を受信したとき、前記駆動信
号の周期の終了に優先して前記アクチュエータの駆動状
態を変更するように構成されたレンズユニットにある。
これによって、制御の応答性を改善することができる。
また、他の特徴は、光学系の状態を変化する非駆動部を
駆動するためのアクチュエータの駆動方向の反転に先立
って所定時間制動をかけるようにしたことにある。これ
によって円滑な駆動を行なうことができる。
また、他の特徴は、光学系の状態を変化するアクチュエ
ータを駆動する駆動手段に、前記アクチュエータの駆動
状態を変更する駆動制御指令を送信する場合、該変更内
容を記憶する記憶手段とを備えたカメラにある。これに
よって、送信した制御情報と実際に行なわれた動作の比
較が可能となり、より精度の高い制御を行なうことがで
きる。
(第1の実施例) 以下本発明におけるカメラを、各図を参照しながらその
1実施例について詳述する。
第1図は、本発明におけるカメラの構成を示すブロック
図である。同図において、第12図ですでに説明した構
成要素と同等の機能を有するものには同一の符合を付し
、その説明を省略する。
第1図に於て、100Aは交換レンズシステムのレンズ
部、100Bは交換レンズシステムのカメラ部を示し、
レンズ部100Aはカメラ部100Bに着脱自在である
。104は絞り、106はレンズ群102と103を所
定の位置関係を保ちながら連動させるようにカム溝が刻
まれたカム環を表わす、107.108.109はそれ
ぞれレンズ群101、カム環106、絞り104を駆動
するモータ、110,111,112はそれぞれモータ
107.108.109をドライブするドライバ、11
3.114.115はそれぞれレンズ群101、カム環
106、絞り104の変位量を電気信号に変換して検出
するエンコーダ、116はカメラ側からの駆動命令によ
ってドライバ110.111.112に駆動信号を出力
するレンズ側マイコン、117はレンズ側マイコン11
6へ駆動命令を伝送する伝送路、118はレンズ側コネ
クタ、119はカメラ側コネクタ、124はカメラ側マ
イコン123から出力された駆動命令をコネクタに伝送
する伝送路である。
レンズ群101,102.103、絞り104、レンズ
群105を介してCCD等の盪像素子の撮像面120に
投影された被写体像は、従来例と同様にして電気信号に
変換され、増幅器121、バイパスフィルタ122を介
して、その高周波成分のみがマイコン123に入力され
る。マイコン123では従来例で述べた通り、この高周
波成分のレベルが最大となる様に伝送路124、コネク
タ119、コネクタ118、伝送路117を介してレン
ズ側マイコン116にレンズ駆動命令を出力する。レン
ズ側マイコン118ではこの駆動命令に従って焦点調節
用レンズであるところの101を移動させるべく、ドラ
イバ110に駆動信号を出力する。
この時のレンズ側マイコン116からドライバ110ヘ
ト出力される駆動波形を、第2図202に示す。第2図
のにおいて波形201,203は第14図で説明した通
り、それぞれPAL方式テレビジョン信号とNTSC方
式テレビジョン信号の垂直同期信号波形である。又、2
02は本発明に於けるモータ駆動信号波形である。
第14図と同じくカメラ側マイコン123のプログラム
実行繰り返し周期は、垂直同期信号に同期しているとし
てもモータ駆動波形202はPAL垂直同期信号201
、NTSC垂直同期信号203のいずれとも同期せずに
波形を変化させ、モータスビー・ドな変える。このモー
タ駆動波形202のようなマイコン123のプログラム
実行繰り返し周期に同期しない駆動信号波形を、レンズ
内に設けられたマイコン116によって発生させれば、
マイコン123のプログラム構成やカメラ100B内の
AFシステム、更にテレビジョン式式の違いによっても
レンズ内モータの特性をこれらに合わせる事なく自由な
レンズ部の設計が可能となる。換言すれば、レンズ側マ
イコン116とレンズ内モータの間で所定のスピードと
駆動波形の関係を定めて、たとえばマイコン内にテーブ
ルを作成しておけば、カメラ側マイコン123からスピ
ード情報と駆動方向情報を受信するだけで、マイコン1
23からの命令通りのレンズ駆動性能を得る事が可能と
なる。実際のモータ駆動信号波形202の波形発生手段
としては、例えばマイコン116に用いるクロックやプ
ログラム実行繰り返し周期をマイコン123とは全く独
立に設定する事等が考えられる。
(第2の実施例) 第3図は本発明の第2に実施例に於ける構成図を示した
ものであり、これまでに説明した構成部分と同等の機能
を有するものは同一の符合を付しである。第3図に於て
301.302はそれぞれレンズ群102、レンズ群3
09を移動させる為のモータで、特にモータ302はス
テップモータである。303,304はそれぞれモータ
301302をドライブするドライバ、305.306
はそれぞれレンズ群102.309の変位を電気信号に
変換して検出するエンコーダ、307は制御用のレンズ
側マイコン、308は固定の第1のレンズ群、レンズ群
309はレンズ群102の変位に伴って変化する焦点の
位置を調整し、又、レンズ群102が止っている時には
焦点調節も行う第3のレンズ群である。又、300Aは
本レンズシステムのレンズユニットを示す。
第1の実施例と同様に光学系を通して120に投影され
た像は電気信号に変換され、その高周波成分のレベルが
最大となる様、カメラ側マイコン123からレンズ側マ
イコン307へと、フォーカシングレンズの駆動命令が
伝送される。
レンズユニット300Aではレンズ群309に焦点調節
機能があるので、レンズ側マイコン307はカメラ側マ
イコン123からのフォーカシング駆動命令に従って、
ドライバ304に駆動信号を出力する。
レンズユニット300Aの様に、第1のレンズ群以外で
焦点調節を行なおうとする場合、レンズ群102の移動
による変倍ではレンズ群309の補正軌跡が複雑化する
のが一般的である。従ってレンズ群309を精度良く制
御することが必要となり、そのためには本実施例でも述
べている様に駆動用モータ302にステップモータ等を
用いる事がある。
第4図は第3図に示されている様に、フォーカシングレ
ンズとしてのレンズ群309の駆動モータとしてステッ
プモータを用いた場合のレンズ側マイコン307から出
力されるモータ駆動波形を示したものである。第2図と
等しい波形には等しい番号を付しである。
第4図に於て401,402,403,404はそれぞ
れ2相励磁ステツプモータの各端子に於ける駆動波形で
ある。第1の実施例と同様、レンズ側マイコン307の
クロックやプログラム実行繰り返し周期をカメラ側マイ
コン123に対して独立させることにより、モータ駆動
波形はPAL方式垂直同期信号201、NTSC方式垂
直同期信号203のいずれにも同期せず、カメラ側マイ
コン123からの速度情報と駆動方向情報だけをもとに
レンズ側マイコン307が独立して駆動信号波形を発生
することができる。具体的には、レンズ側マイコン内に
カメラ側より送信されてくる制御指令に応じた複数のモ
ータ駆動信号波形の周期のテーブルを形成しておき、指
令に相当する駆動波形を選択してモータドライバへと供
給するようにすればよい。
(第3の実施例) 第5図は本発明の第3の実施例を示し、レンズ側マイコ
ン116又は307内の制御プログラムのフローチャー
トであり、本実施例における各構成要素の構成は、第1
及び第2の実施例と同等のものである。
本実施例は、前記第1又は第2の実施例を実行している
時、特にカメラ側マイコン123からフォーカシングレ
ンズの駆動方向の逆転命令が発せられた場合に関するも
のである。
第5図に於て、501はプログラムの実行開始を示すス
テップ、502はモータ駆動信号のパルス波形を生成す
る為のマイコン内タイマーがカウントを終了した事を示
すフラグの状態を確認するステップ、503は前記タイ
マーを停止させるステップ、504は前記タイマーのカ
ウント値をクリアするステップ、505はタイマーのカ
ウント終了値を新たにセットするステップ、506は1
23からのモータ駆動方向命令から駆動信号の正負を決
定するステップ、507はタイマーのカウントをスター
トさせるステップ、508はタイマーのカウント値が5
05に達したかどうか判断するステップ、509は50
2で判別されるカウント終了フラグをONにするステッ
プ、510はカウント終了フラグをOFFにするステッ
プ、511はタイマーのカウントを継続させるステップ
、512はタイマーの状態によって周期的に等しいパル
スを発生するステップ、513は512で発生したパル
スをモータドライブへ出力するステップ、514はカメ
ラ側マイコン123からの速度命令を受信す、るステッ
プ、515はカメラ側マイコン123からの方向命令を
受信するステップ、516は515で受信した方向命令
が現在のモータの駆動方向に対して逆転しているのかど
うか判断するステップ、517は同じ(速さ命令が変化
したかどうかを判断するステップ。
501でプログラムがスタートすると、502でタイマ
ーのカウントが終了したかどうかを示すカウント終了フ
ラグがONとなっているかどうかを判断する。カウント
終了フラグがONであれば、モータ駆動波形の生成は1
周期分を完了した事になるので、503で−Hタイマー
を止めて504でタイマーをスタート値に戻す、そして
505でカメラ側マイコン123から送信されてきた速
度指令によって定められた新たなタイマーのカウント終
了値すなわち1周期分のモータ駆動波形を発生するまで
の時間を設定する。更に506でカメラ側マイコン12
3からの方向命令からモータの駆動方向を決定するモー
タ駆動波形の正負を決定し、507でタイマのカウント
をスタートさせる。
一方、502でカウント終了フラグがOFFであると判
断されると、タイマーのカウントの再起動は行われず、
514と515でカメラ側マイコン123からの駆動命
令の受信のみ受は付ける。そして、516で最新の駆動
方向命令が現在のモータ駆動方向に対して同方向か逆転
方向かを判断し、逆転方向であれば直ちに503ヘジヤ
ンプしてモータ駆動用のパルスを作り直す。
更に516で方向が同じと判断されても、517で速度
命令が異なると判断されれば、同様に503ヘジヤンブ
する。
507でタイマのカウントが再スタートした後はタイマ
のカウント値が505で設定したタイマー動作時間の値
に至ったかどうかを508で確認し、至っていれば50
9でカウント終了フラグをONにし、502へ戻り、上
述の制御動作と同じ動作を繰り返す、又、カウントが終
了していなければ、510でカウント終了フラグをOF
Fにして命令に従った駆動信号を発生すべく、511で
カウントを継続する。そして512でモータ駆動用のパ
ルス波形を生成し、513でモータへと供給し、これを
駆動する。
第6図はDCモータのデユーティ駆動に本実施例を適用
した場合の駆動波形を示したものである。第6図に於て
は601は本実施例により生成されるモータ駆動波形、
602は第5図の制御アルゴリズムにおいて、516に
おけるモータ反転の判定ステップを除去した場合を仮定
し、逆転の命令がカメラ側マイコン123より発せられ
ても前記タイマーのカウントが終了するまで駆動波形の
生成状態を変更しないように制御する場合の、反転命令
後第1回目のパルスの立ち上りタイミングを示す、60
3はカメラ側マイコン123のプログラム実行周期がP
AL方式垂直同期信号201に同期している場合におい
て、カメラ側マイコン123から発せられるフォーカシ
ングモータ駆動命令の出力タイミングである。同図にお
いてはaで反転、bで速度変化があるものとする。又6
04は第5図における517の判定ステップを除去した
場合すなわち、速度変更命令が発せられても前記タイマ
ーのカウントが終了するまで駆動波形の生成状態を変更
しない制御方法をとった場合における命令後第1回目の
パルスの立ち上がりタイミングである。
第6図を見て明らかな様に、フォーカシングモータの駆
動命令の変更がある場合、これを検知するステップ51
6,517を設ける事によりカメラ側マイコン123か
ら命令に即応したレンズ駆動が可能となる。これは単に
応答速度を改善するばかりでなく、変更命令を出したの
に変更されないので、別の命令を誤って出力するといっ
たマイコン123の誤動作を防ぐ事にもなる。
尚、本実施例で例えば速さ変更と方向反転の命令が同時
に発せられてもステップ503から制御を開始しなおす
様なアルゴリズムになっている為、同時にモータの回転
方向と回転速度を変更可能な事は明らかである。
第7図は、本実施例をステップモータに応用した場合の
タイムチャートである。701,702703.704
が本実施例の適用によって生成されたモータ駆動波形、
点線で示す705.706.707.708が第5図に
おける制御フローにおいて、516,517の方向反転
、速度変更の反転判別ステップを備えていないプログラ
ムを用いた場合におけるモータ駆動波形である。速度、
方向の変更命令がだされても、その駆動周期が終了する
までは、駆動信号波形の変更が行なわれないため、タイ
ミングに遅れが出ることがわかる。そして本実施例を適
用した場合は、603で方向反転及び速さ変更の命令が
同時に発せられても直ちに方向反転と速さの変更が可能
となる。
(第4の実施例) 第8図は本発明の第4の実施例に置けるレンズマイコン
内のプログラムのフローチャートであり、本プログラム
を実現するシステムの構成は第1図及び第3図と同等で
ある。尚、第5図の制御フローチャートと同等の機能を
有するプログラムには、同一の符合を付しである0本実
施例は、モータの駆動方向の反転時の応答特性をさらに
改善したものである。
第8図に於て、801はプログラムの開始を宣言するブ
ロック、802がモータ駆動方向の反転命令の有無を判
定するステップ51Gにおいて、モータ駆動方向の判定
命令が出された時、モータにブレーキをかける時間をカ
ウントするタイマーを動作させるステップ、803はモ
ータの端子を短絡してモータにブレーキをかけるステッ
プ、804は前記ブレーキカウンタがカウントを終了し
たかどうかを確認するステップである。他のステップに
ついては、第5図と同様であるため説明を省略する。
第3の実施例に於て、カメラ側マイコン123からフォ
ーカシングレンズの反転命令が出たら。
直ちにモータ駆動信号の極性、ステップモータであれば
位相を切り換える手段についての説明を行った。第3の
実施例によれば、駆動信号は直ちに反転するが、実際に
レンズが動きを止め反転動作を始めるまでの時間は明ら
かではない。すなわち反転前のレンズの速度、レンズの
慣性、反転後の駆動信号の周期やデユーティ比がまちま
ちになるので、例えば、カメラ側がマイコンが反転命令
を出してもレンズが直ちに応答できずに反転せず、この
ためカメラ側マイコンが更に大きい速さの命令を出す、
そこでレンズが初めて反転を開始するが今度は速度が大
きすぎて正しい位置を行きすぎてしまい、また反転命令
を出力するといった所謂ハンチング動作をする危険があ
る。
そこでこれを補償する為に、反転命令をレンズ側マイコ
ンが受けた時には、直ちに駆動信号の極性又は位相を切
りかえるのでなく、−旦、モータの端子を短絡するなど
の動作によって、ブレーキをかけ、モータを停止させて
から反転させるというのが本実施例である。
本実施例に於て、ステップ804においてカウント終了
フラグがON時のプログラムの流れは、第3図の実施例
に等しい。又、カウント終了フラグがOFF時であって
も、マイコン123から駆動命令が、反転を示さなけれ
ば、やはり第3図の実施例と同等のプログラムの流れと
なる。
第8図に於て、ステップ516で反転命令を受けたと判
断すると、ステップ802で所定の時間ブレーキをかけ
る為のタイマーがカウントを開始する。ここで、このブ
レーキング時間は、レンズの移動速度等によって複数種
用意しておき、速度に応じたものを選ぶ事が可能である
。すなわちマイコン内にあらかじめブレーキング時間と
速度を対応させたテーブルを作成しておけばよいであろ
う。ステップ803でモータ端子を短絡し、ブレーキを
かけ、ステップ804ではブレーキング時間が終了した
かどうかの判定を行ない、終了していなければステップ
803に戻ってブレーキをかけ続ける。ステップ804
でブレーキング時間が終了したと判断したら、ステップ
503に戻って逆転動作を開始する。
第9図は第8図の実施例の駆動信号についてのタイミン
グチャートであり、901は第8図のブログラムによっ
て生成される駆動波形、902はブレーキング期間を示
す、第9図を見て明らかな様に603の時点で反転命令
が出ると、直ちにブレーキをかけ、所定のブレーキ期間
を終了してから逆転方向の駆動信号が出力される。
第8図ではブレーキング期間をタイマーで設定している
が、これを第1図や第3図中に示されている位置エンコ
ーダを用いて行う事も可能で、位置エンコーダの出力に
よってレンズの停止が確認されるまでブレーキをかけ続
け、停止したら反転信号を出力するという手段もある。
以上、第3及び第4の実施例では反転時503.504
.505及び506のステップでタイマーのカウントを
始めてからやり直しているが駆動信号反転後1回目のパ
ルス幅が短くなっても差し支えない駆動系であれば、こ
れらを除く事も出来る。
(第5の実施例) 第10図及び第11図は本発明の第5の実施例のプログ
ラムのフローチャートであり、第10図はカメラ側マイ
コン内、第11図はレンズ側マイコン内プログラムを示
す、第10図に於て、1001はプログラムの実行を開
始するブロック、1002は光学系の合焦状態を判断す
る動作を行なうステップ、1003はフォーカシングレ
ンズを反転する事が必要か否かを判断するステップ、1
004は前記レンズを反転する必要がある時ONとなる
フラグ(反転フラグ)をONにするプログラム、100
5は反転フラグをOFFにするプログラム、1006は
合焦状態の判別ステップ1002の結果によってフォー
カシングレンズの速度を決定してレンズ側に出力するス
テップ、1007は同様にモータ駆動方向を決定し、レ
ンズ側に出力するプログラム、1008は反転フラグを
レンズ側に出力するステップである。
又、第11図は第5図及び第8図のプログラムのフロー
チャートに於て、カウント終了フラグがOFFの場合の
プログラムのみを抜粋したものであり、他の動作は変ら
ない。第11図に於て1O01は反転フラグを受信する
ステップ、1002は反転フラグがONかどうかを判断
するステップである。この2つのステップが追加されて
いる。
本実施例は、第3、第4の実施例に於て、レンズ側マイ
コンが行っていた反転の判別をカメラ側マイコンで行お
うとするものである。
カメラ側マイコン内部で、1001によってプログラム
の実行が開ぽされると1002に於て映像信号のレベル
の頂点に到達するにはフォーカシングそ一夕をどちらか
の方向に動かせば良いかを判断し、頂点が遠ければ速く
、近ければ遅くフォーカシングモータが動く様、あらか
じめきめられたアルゴリズムにしたがって、ステップ1
006と1007で速さと方向を決める。この時、10
03で駆動方向の反転が行なわれていると判断されれば
ステップ1004で反転フラグをONとし、反転してい
なければステップ1005でOFFとする。そして、こ
の反転フラグはステップ1008でレンズマイコンに伝
送される。レンズマイコン側では、ステップ1001で
反転フラグを受信し、l 002でそのON10 F 
Fを判断してONであれば直ちにステップ503ヘジヤ
ンプして駆動信号の極性(又は位相)を切りかえる。
こうする事により、レンズマイコン側のプログラム上の
負荷が軽減され、処理速度向上、メモリエリア削減が可
能となる。
上記5つの実施例はフォーカシングレンズを移動させる
モータについて述べたか、これらはズーミングレンズを
はじめとするレンズ部の全てもアクチャエータに応用出
来る事は言うまでもない。
(発明の効果) 以上、説明した様に本発明によれば、レンズを移動させ
るアクチュエータの駆動信号をAF¥!1IFr及び制
御を行なう回路の動作実行周期とことなる周期で制御す
ることにより、前記AF判断及び制御を行う回路の構造
及び動作条件に関係なく、自由にレンズ部の設計を行な
う事が可能になるばかりでな(、前記AF回路が指定す
るレンズ移動スピードに対して、正しくモータを駆動さ
せる事が可能になる。
更に前記AF回路に於て、レンズの移動状態を変更する
指定が試された時、変更になった場合、現在のレンズ動
作を中止して移動条件を設定しなおす手段を実行する事
により、レンズ部の性能によってAF性能を劣化させる
事を回避する事が出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明における第1の実施例を示すブロック図
、 第2図は第1の実施例におけるモータ駆動信号波形図、 第3図は本発明における第2の実施例を示すブロック図
、 第4図は第2の実施例におけるモータ駆動信号波形図、 第5図は本発明における第3の実施例を示す制御フロー
チャート、 第6図、第7図は第3の実施例におけるモータ駆動信号
波形図、 第8図は本発明における第4の実施例を示す制御フロー
チャート、 第9図は第4の実施例におけるモータ駆動信号波形図、 第10図、第11図は本発明における第5の実施例を示
す制御フローチャート、 第12図は従来のカメラのブロック図、第13図はAF
制御動作を説明するための図母漬4→ 第14図は従来例におけるモータ駆動信号波形図て°′
わ侃 出 願 人  キャノン株式会社 oop /JTsC秀荀麺F)期イリ PAL  L/−SンハC /−2°j PAL V−cynIC 、、−2a/ モーフ+駈#Mら FQLVい。 26ノ 、〜≦a3

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)光学系の状態を変化する非駆動部を駆動するため
    のアクチュエータと、カメラ側より所定の周期で供給さ
    れる駆動制御指令に基づいて、前記アクチュエータを駆
    動する駆動手段とを備えたレンズユニットであつて、前
    記駆動手段の前記アクチュエータを駆動するタイミング
    を、前記制御手段より前記駆動手段へと前記制御指令を
    供給するタイミングと異ならせて設定したことを特徴と
    するレンズユニット。
  2. (2)光学系の状態を変化する非駆動部を駆動するため
    のアクチュエータと、該アクチュエータに所定の周期で
    駆動信号を供給する駆動手段と、該駆動手段に駆動制御
    指令を供給する制御手段とを備えたカメラであつて、前
    記駆動手段は前記制御手段によつて前記駆動制御指令を
    受信したとき、前記駆動信号の周期の終了に優先して前
    記アクチュエータの駆動状態を変更するように構成され
    ていることを特徴とするカメラ。
  3. (3)光学系の状態を変化する非駆動部を駆動するため
    のアクチュエータと、カメラ側の制御手段より供給され
    る駆動制御信号に基づいて前記アクチュエータに所定の
    周期で駆動信号を供給する駆動手段とを備えたレンズユ
    ニットであつて、前記駆動手段は前記制御手段より前記
    駆動制御指令を受信したとき、前記駆動信号の周期の終
    了に優先して前記アクチュエータの駆動状態を変更する
    ように構成されていることを特徴とするレンズユニット
  4. (4)光学系の状態を変化する非駆動部を駆動するため
    のアクチュエータと、カメラ側の制御手段より供給され
    た駆動制御指令に基づいて前記アクチュエータを駆動す
    る駆動手段とを備えたレンズユニットであつて、前記駆
    動手段は前記制御手段より前記駆動制御指令を受信した
    とき、前記制御指令が前記アクチュエータの駆動方向を
    変更する内容であつた場合には、該アクチュエータの駆
    動方向の反転に先立って所定時間制動をかける手段を備
    えてなることを特徴とするレンズユニット。
  5. (5)光学系の状態を変化するアクチュエータを駆動す
    る駆動手段に、該アクチュエータを駆動するための駆動
    制御指令を供給する制御手段と、前記制御手段が前記駆
    動手段に前記アクチュエータの駆動状態を変更する駆動
    制御指令を送信する場合、該変更内容を記憶する記憶手
    段とを備えたことを特徴とするカメラ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03137608A (ja) * 1989-10-24 1991-06-12 Sony Corp ビデオカメラ
JP2010185963A (ja) * 2009-02-10 2010-08-26 Fujinon Corp レンズ装置
JP4620857B2 (ja) * 2000-11-10 2011-01-26 キヤノン株式会社 交換レンズ

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