JPH02208799A - 4線式フイールド計器装置とその通信方法 - Google Patents
4線式フイールド計器装置とその通信方法Info
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- JPH02208799A JPH02208799A JP3026989A JP3026989A JPH02208799A JP H02208799 A JPH02208799 A JP H02208799A JP 3026989 A JP3026989 A JP 3026989A JP 3026989 A JP3026989 A JP 3026989A JP H02208799 A JPH02208799 A JP H02208799A
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- 238000004891 communication Methods 0.000 title claims abstract description 43
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 12
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims abstract description 17
- 230000008054 signal transmission Effects 0.000 claims description 47
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 2
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- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
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- Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、各種プラントにおける圧力、流量、温度など
の物理量を検出して、上位計器へその信号を伝送する4
線式フィールド計器装置およびその通信方法に関する。
の物理量を検出して、上位計器へその信号を伝送する4
線式フィールド計器装置およびその通信方法に関する。
(従来の技術〕
フィールド計器と呼ばれる計器類は、センサを内蔵して
プロセスの物理量を検出し、その値を電気信号に変換し
て上位受信計器へ伝送している。
プロセスの物理量を検出し、その値を電気信号に変換し
て上位受信計器へ伝送している。
この電気信号の伝送は、規格として統一されており、フ
ィールド計器が信号用の伝送線に4〜20mAのアナロ
グ電流信号を出力し、上位受信計器がそのアナログ電流
信号を受信するようになっている。
ィールド計器が信号用の伝送線に4〜20mAのアナロ
グ電流信号を出力し、上位受信計器がそのアナログ電流
信号を受信するようになっている。
近年、半導体集積回路技術の向上により、マイクロプロ
セッサ内蔵のフィールド計器が開発され実用化されてい
る。これは、2線式の伝送線上において、一方向のアナ
ログ信号通信の他に双方向のディジタル信号通信を行な
い、フィールド計器のレンジ設定、自己診断などを遠隔
にて操作できるようにしたものである。
セッサ内蔵のフィールド計器が開発され実用化されてい
る。これは、2線式の伝送線上において、一方向のアナ
ログ信号通信の他に双方向のディジタル信号通信を行な
い、フィールド計器のレンジ設定、自己診断などを遠隔
にて操作できるようにしたものである。
このようなフィールド計器は、外部電源の設置箇所によ
り、2線式フィールド計器と4線式フィールド計器に分
類されている。
り、2線式フィールド計器と4線式フィールド計器に分
類されている。
第3図は2線式フィールド計器の装置構成例を示してい
る。図において、フィールド計器IAは。
る。図において、フィールド計器IAは。
外部型WX4から供給される電圧により、検出した物理
量に対応した電流を信号用伝送線5に流す定電流源とし
てアナログ信号を出力し、上位受信計器3は、このアナ
ログ信号を受信してフィールド計器IAの指示値として
使用する。上位通信計器2は、フィールド計器IAと上
位受信計器3.外部電源4との間に接続され1.フィー
ルド計器LAとディジタル信号で通信を行なう。
量に対応した電流を信号用伝送線5に流す定電流源とし
てアナログ信号を出力し、上位受信計器3は、このアナ
ログ信号を受信してフィールド計器IAの指示値として
使用する。上位通信計器2は、フィールド計器IAと上
位受信計器3.外部電源4との間に接続され1.フィー
ルド計器LAとディジタル信号で通信を行なう。
また、第4図は4線式フィールド計器の装置構成例を示
している。図において、フィールド計器1Bは、検出し
た物理量に対応した電流を信号用伝送線5に流す定電流
源として動作する。上位受信計器3と上位通信計器2の
動作は、第3図の場合と同様である。なお、フィールド
計器IBには。
している。図において、フィールド計器1Bは、検出し
た物理量に対応した電流を信号用伝送線5に流す定電流
源として動作する。上位受信計器3と上位通信計器2の
動作は、第3図の場合と同様である。なお、フィールド
計器IBには。
伝送線50を介して外部電源40が接続されている。
信号用伝送線にアナログ信号とディジタル信号を伝送す
る方法としては、アナログ信号上にディジタル信号をの
せて、アナログ信号値に影響を与えずにディジタル信号
を出力できるようにした技術が提案されている。例えば
、特開昭58−48198号公報(以下、従来例1とい
う)では、ディジタル信号を出力する際のディジタル信
号パターンの内容により、アナログ信号値に補正を加え
るようにしている。また特開昭59−201535号公
報(以下、従来例2という)では、ディジタル信号パタ
ーンを正負のパターンにするようにしている。
る方法としては、アナログ信号上にディジタル信号をの
せて、アナログ信号値に影響を与えずにディジタル信号
を出力できるようにした技術が提案されている。例えば
、特開昭58−48198号公報(以下、従来例1とい
う)では、ディジタル信号を出力する際のディジタル信
号パターンの内容により、アナログ信号値に補正を加え
るようにしている。また特開昭59−201535号公
報(以下、従来例2という)では、ディジタル信号パタ
ーンを正負のパターンにするようにしている。
しかしながら、上記従来技術のうち従来例1では、通信
速度が遅い場合、または連続してディジタル信号を通信
する場合、アナログ信号がディジタル信号の影響を受け
て、アナログ信号値の誤差が大きくなるという問題があ
る。
速度が遅い場合、または連続してディジタル信号を通信
する場合、アナログ信号がディジタル信号の影響を受け
て、アナログ信号値の誤差が大きくなるという問題があ
る。
また、従来例2では、2線式のフィールド計器のみを対
象としており、4線式のフィールド計器については考慮
されていない。すなわち、信号用伝送線の線間電圧が低
い場合、上位通信器側から信号用伝送線上のアナログ信
号にディジタル信号を重畳して通信できないという問題
がある。
象としており、4線式のフィールド計器については考慮
されていない。すなわち、信号用伝送線の線間電圧が低
い場合、上位通信器側から信号用伝送線上のアナログ信
号にディジタル信号を重畳して通信できないという問題
がある。
本発明の目的は、アナログ信号値にあまり影響すること
なく、信号用伝送線上でディジタル通信が行なえる4線
式のフィールド計器装置およびその通信方法を提供する
ことである。
なく、信号用伝送線上でディジタル通信が行なえる4線
式のフィールド計器装置およびその通信方法を提供する
ことである。
上記目的を達成するために、本発明は、プロセスの物理
量を検出し、その検出値に対応したアナログ信号を出力
するフィールド計器と、前記アナログ信号を受信する上
位受信計器と、前記フィールド計器を制御するためのデ
ィジタル信号を出力する上位通信計器と、伝送線を介し
て前記フィールド計器に電力を供給する外部電源とを備
え、前記フィールド計器と上位受信計器とを信号用伝送
線で接続するとともに、この信号用伝送線に前記上位通
信計器を接続した4線式フィールド計器装置において、
前記信号用伝送線のうち前記上位受信計器側に、該信号
用伝送線の線間電圧を高く保持する手段を配設したもの
である。
量を検出し、その検出値に対応したアナログ信号を出力
するフィールド計器と、前記アナログ信号を受信する上
位受信計器と、前記フィールド計器を制御するためのデ
ィジタル信号を出力する上位通信計器と、伝送線を介し
て前記フィールド計器に電力を供給する外部電源とを備
え、前記フィールド計器と上位受信計器とを信号用伝送
線で接続するとともに、この信号用伝送線に前記上位通
信計器を接続した4線式フィールド計器装置において、
前記信号用伝送線のうち前記上位受信計器側に、該信号
用伝送線の線間電圧を高く保持する手段を配設したもの
である。
また、本発明は、2線式フィールド計器の信号用伝送線
に、前記2線式フィールド計器の代わりに4線式フィー
ルド計器を接続し、前記2線式フィールド計器の信号用
伝送線、上位受信計器および上位通信計器を利用して、
アナログ信号とディジタル信号を伝送し通信を行なう構
成としたものである。
に、前記2線式フィールド計器の代わりに4線式フィー
ルド計器を接続し、前記2線式フィールド計器の信号用
伝送線、上位受信計器および上位通信計器を利用して、
アナログ信号とディジタル信号を伝送し通信を行なう構
成としたものである。
さらに、本発明は、フィールド計器からのアナログ信号
を信号用伝送線を介して上位受信計器で受信するととも
に、上位通信計器からのディジタル信号を前記信号用伝
送線を利用して前記フィールド計器に送信し、該フィー
ルド計器を制御する4線式フィールド計器装置の通信方
法において、前記信号用伝送線の線間電圧を高く保持し
て前記アナログ信号とディジタル信号を伝送し通信を行
なうようにしたことである。
を信号用伝送線を介して上位受信計器で受信するととも
に、上位通信計器からのディジタル信号を前記信号用伝
送線を利用して前記フィールド計器に送信し、該フィー
ルド計器を制御する4線式フィールド計器装置の通信方
法において、前記信号用伝送線の線間電圧を高く保持し
て前記アナログ信号とディジタル信号を伝送し通信を行
なうようにしたことである。
本発明によれば、4線式フィールド計器の信号用伝送線
を流れるアナログ信号は、国際的に統一された4〜20
mAの電流信号であり、上位受信計器内の伝送線に直列
接続された抵抗は通常250Ωのものが使用されるため
、上位受信計器に加えられる電圧は1〜5vの範囲とな
る。したがって、従来例による通信方式では、信号用伝
送線の線間電圧が1〜5■と低電圧になるので、上位通
信計器を信号用伝送線に接続して、上位通信計器からデ
ィジタル信号を伝送することが困難である。
を流れるアナログ信号は、国際的に統一された4〜20
mAの電流信号であり、上位受信計器内の伝送線に直列
接続された抵抗は通常250Ωのものが使用されるため
、上位受信計器に加えられる電圧は1〜5vの範囲とな
る。したがって、従来例による通信方式では、信号用伝
送線の線間電圧が1〜5■と低電圧になるので、上位通
信計器を信号用伝送線に接続して、上位通信計器からデ
ィジタル信号を伝送することが困難である。
しかし、本発明による通信方式では、外部電源を、例え
ば211式フィールド計器と同じく、24Vの定電圧源
を使用したとすると、伝送路の線間電圧は、19〜23
Vの範囲の比較的に高電圧となるので、上位通信計器は
容易にディジタル信号を伝送できる。
ば211式フィールド計器と同じく、24Vの定電圧源
を使用したとすると、伝送路の線間電圧は、19〜23
Vの範囲の比較的に高電圧となるので、上位通信計器は
容易にディジタル信号を伝送できる。
以下に本発明の一実施例を図面に従って説明する。
第1図は本発明に係る4線式フィールド計器装置の全体
構成を示している。図において、フィールド計器1は各
種プラントにおける圧力、流量。
構成を示している。図において、フィールド計器1は各
種プラントにおける圧力、流量。
温度などの物理量を検出するものであり、伝送線50を
介して外部電源4oより供給される電力で動作し、前記
物理量に対応した電流を2線式の信号用伝送15へ流す
。上位受信計器3は、信号用伝送線5を流れる電流によ
り、フィールド計器1が検出した物理量を受信する。上
位通信計器2は、信号用伝送l515において、フィー
ルド計器1と上位受信計器3.外部電源41の間に接続
され、フィールド計器1とディジタル信号で通信を行な
い、フィールド計器1のレンジ設定、自己診断などの処
理をする。
介して外部電源4oより供給される電力で動作し、前記
物理量に対応した電流を2線式の信号用伝送15へ流す
。上位受信計器3は、信号用伝送線5を流れる電流によ
り、フィールド計器1が検出した物理量を受信する。上
位通信計器2は、信号用伝送l515において、フィー
ルド計器1と上位受信計器3.外部電源41の間に接続
され、フィールド計器1とディジタル信号で通信を行な
い、フィールド計器1のレンジ設定、自己診断などの処
理をする。
フィールド計器1の内部は、ROMIO3にプログラム
された処理により、計器全体がマイクロプロセッサ10
1によって制御されている。複合センサ108は、例え
ば流量センサ、温度センサなどの複数センサからなり、
それぞれのセンサ出力信号はマルチプレクサ109へ導
びかれ、更にI10インターフェイス106の入力選択
信号により、A/D変換器105へ送るセンサ信号の選
択が行なわれる。マイクロプロセッサ101は、A/D
変換器105から順次送り込まれる前記複合センサの信
号と、ROM 103、またはRAM102に記憶され
た種々の補正係数とを比較して補正を行ない、真値を求
め、事前にRAMI O2に設定されている出力レンジ
により、正規化された出力値をD/A変換器107へ出
力する。
された処理により、計器全体がマイクロプロセッサ10
1によって制御されている。複合センサ108は、例え
ば流量センサ、温度センサなどの複数センサからなり、
それぞれのセンサ出力信号はマルチプレクサ109へ導
びかれ、更にI10インターフェイス106の入力選択
信号により、A/D変換器105へ送るセンサ信号の選
択が行なわれる。マイクロプロセッサ101は、A/D
変換器105から順次送り込まれる前記複合センサの信
号と、ROM 103、またはRAM102に記憶され
た種々の補正係数とを比較して補正を行ない、真値を求
め、事前にRAMI O2に設定されている出力レンジ
により、正規化された出力値をD/A変換器107へ出
力する。
D/A変換器107の出力値は、加算器110において
、変調回路112のディジタル出力信号と加算されて、
V/I変換器111へ送られる。
、変調回路112のディジタル出力信号と加算されて、
V/I変換器111へ送られる。
V/I変換器111では、その入力信号に見合った電流
(通常4〜20mAの範囲)が、信号用伝送線5に流れ
るように制御する。ディジタル信号の通信を行なう場合
、送受信回路(UART)104から出力する送信デー
タは、変調回路112により、例えば周波数変調のよう
に、ディジタル信号の11171 、14 Q Itに
対応する2種類の周波数信号に変換される。この信号は
、前述の通り、加算器110でアナログ信号出力値と加
算され、V/I変換器111を通って、アナログ信号に
重畳した形でディジタル信号が信号用伝送線5に送信さ
れる。ここで、変調回路112の出力信号は、正負の方
向に同じ振幅の方形波、またはサイン波の信号であれば
、ディジタル信号を出力しても瞬時的なV/I変換器1
11の出力電流値変化のみで。
(通常4〜20mAの範囲)が、信号用伝送線5に流れ
るように制御する。ディジタル信号の通信を行なう場合
、送受信回路(UART)104から出力する送信デー
タは、変調回路112により、例えば周波数変調のよう
に、ディジタル信号の11171 、14 Q Itに
対応する2種類の周波数信号に変換される。この信号は
、前述の通り、加算器110でアナログ信号出力値と加
算され、V/I変換器111を通って、アナログ信号に
重畳した形でディジタル信号が信号用伝送線5に送信さ
れる。ここで、変調回路112の出力信号は、正負の方
向に同じ振幅の方形波、またはサイン波の信号であれば
、ディジタル信号を出力しても瞬時的なV/I変換器1
11の出力電流値変化のみで。
アナログ信号には、殆ど影響を与えない。また、ディジ
タル信号を受信する場合、上位通信計器2゜上位受信計
器3からの送信信号は、前記の変調された電流信号と同
様なディジタル信号である。ここで、信号用伝送線5の
線間電圧を高くする手段としての外部電源41の電圧値
は常に一定であり、信号用伝送線5を流れる電流値が変
化すると、上位受信計器3のアナログ信号検出用の抵抗
30の両端電圧も、これに応じて変化するため、フィー
ルド計器1に加えられる電圧は、必然的に前記電圧変化
と逆の電圧変化が生じる。復調回路113では、この電
圧変化を捕らえて、復調することにより 1Ej1.t
lo”のディジタル信号とし、送受信回路104でこの
ディジタル信号を受信することができる。また、前述の
フィールド計器1が、ディジタル信号を送信する場合も
同様に、信号用伝送線5を流れる電流値が変化するため
、復調回路113を通して、自らが送信した信号を受信
できる。
タル信号を受信する場合、上位通信計器2゜上位受信計
器3からの送信信号は、前記の変調された電流信号と同
様なディジタル信号である。ここで、信号用伝送線5の
線間電圧を高くする手段としての外部電源41の電圧値
は常に一定であり、信号用伝送線5を流れる電流値が変
化すると、上位受信計器3のアナログ信号検出用の抵抗
30の両端電圧も、これに応じて変化するため、フィー
ルド計器1に加えられる電圧は、必然的に前記電圧変化
と逆の電圧変化が生じる。復調回路113では、この電
圧変化を捕らえて、復調することにより 1Ej1.t
lo”のディジタル信号とし、送受信回路104でこの
ディジタル信号を受信することができる。また、前述の
フィールド計器1が、ディジタル信号を送信する場合も
同様に、信号用伝送線5を流れる電流値が変化するため
、復調回路113を通して、自らが送信した信号を受信
できる。
次に、上位受信計器3の動作について説明する。
信号用伝送線5に対し直列に接続された抵抗30は、普
通250Ωの値のものが用いられ、抵抗の両端の電圧を
アンプ31により取り出すことにより、信号用伝送線5
を流れているアナログ電流信号(4〜20mA)を、1
〜5vの変換して上位システムに伝送する。通信器32
は、フィールド計器1内の送受信回路、変・復調回路と
同じ回路で構成されており、信号用伝送線5に電流信号
を流すことによりディジタル信号を送信し、抵抗30の
両端電圧の変化により、ディジタル信号を受信する。こ
こで、前述と同じく、上位受信計器3でも自らが送信し
た信号を受信できる。
通250Ωの値のものが用いられ、抵抗の両端の電圧を
アンプ31により取り出すことにより、信号用伝送線5
を流れているアナログ電流信号(4〜20mA)を、1
〜5vの変換して上位システムに伝送する。通信器32
は、フィールド計器1内の送受信回路、変・復調回路と
同じ回路で構成されており、信号用伝送線5に電流信号
を流すことによりディジタル信号を送信し、抵抗30の
両端電圧の変化により、ディジタル信号を受信する。こ
こで、前述と同じく、上位受信計器3でも自らが送信し
た信号を受信できる。
上位通信計器2の内部ブロック図を第2図に示す。上位
通信計器2はマイクロプロセッサ201で制御され、I
10インターフェイス205を通して表示装置206に
現在の状態を表示し、入力装置207より入力される動
作指令に対して、フィールド計器1とディジタル信号の
通信を行なう。
通信計器2はマイクロプロセッサ201で制御され、I
10インターフェイス205を通して表示装置206に
現在の状態を表示し、入力装置207より入力される動
作指令に対して、フィールド計器1とディジタル信号の
通信を行なう。
通信部は、送受信回路204.変調回路2o9゜復調回
路212.V/I変換器211で構成され、前記フィー
ルド計器1と同様な動作をする。ここで、変調回路20
9の出力は、前記のように正負に同じ振幅の信号であり
、V/工変換器2111こ入力される。V/I変換器2
11では、信号用伝送線5に流れている電流に、前記の
変調されたディジタル信号に対応した電流を重畳して、
フィールド計器1と通信を行なっている。
路212.V/I変換器211で構成され、前記フィー
ルド計器1と同様な動作をする。ここで、変調回路20
9の出力は、前記のように正負に同じ振幅の信号であり
、V/工変換器2111こ入力される。V/I変換器2
11では、信号用伝送線5に流れている電流に、前記の
変調されたディジタル信号に対応した電流を重畳して、
フィールド計器1と通信を行なっている。
このV/I変換器211の特性として、入力信号に対応
した電流信号を出力することから、その定電流回路をト
ランジスタ等で構成する場合、1個のトランジスタのコ
レクターエミッタ間の電圧だけでも1v以上必要であり
、回路が正常に動作するには少なくとも、その2.3倍
は必要である。
した電流信号を出力することから、その定電流回路をト
ランジスタ等で構成する場合、1個のトランジスタのコ
レクターエミッタ間の電圧だけでも1v以上必要であり
、回路が正常に動作するには少なくとも、その2.3倍
は必要である。
したがって、信号用伝送線5の線間電圧が低い場合、上
位通信計器2が、ディジタル信号を出力するには、複雑
な定電流回路でV/I変換器211を構成しなければな
らないが、本実施例では、外部電源41より、信号用伝
送線5の線間電圧を十分高く保持することができるので
、上位通信計器2の回路が、安価でかつ簡単な構成で、
ディジタル信号の通信ができるという効果がある。
位通信計器2が、ディジタル信号を出力するには、複雑
な定電流回路でV/I変換器211を構成しなければな
らないが、本実施例では、外部電源41より、信号用伝
送線5の線間電圧を十分高く保持することができるので
、上位通信計器2の回路が、安価でかつ簡単な構成で、
ディジタル信号の通信ができるという効果がある。
また、フィールド計器1以外の上位計器側の装置構成を
、2線式のフィールド計器と同一にできるため、共用化
が行なえるという効果がある。
、2線式のフィールド計器と同一にできるため、共用化
が行なえるという効果がある。
以上説明したように2本発明によれば、信号用伝送線の
線間電圧を高電圧に保持できるので、アナログ信号に影
響を与えることなくディジタル信号の通信を行なうこと
ができる。
線間電圧を高電圧に保持できるので、アナログ信号に影
響を与えることなくディジタル信号の通信を行なうこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の4線式フィールド計器装置の全体構成
図、第2図は第1図に示す上位通信計器の内部ブロック
図、第3図は2線式フィールド計器装置の全体構成図、
第4図は従来の4線式フィールド計器装置の全体構成図
である。 1・・・フィールド計器、2・・・上位通信計器、3・
・・上位受信計器、5・・・信号用伝送線、40.41
・・・外部電源、5o・・・伝送線。
図、第2図は第1図に示す上位通信計器の内部ブロック
図、第3図は2線式フィールド計器装置の全体構成図、
第4図は従来の4線式フィールド計器装置の全体構成図
である。 1・・・フィールド計器、2・・・上位通信計器、3・
・・上位受信計器、5・・・信号用伝送線、40.41
・・・外部電源、5o・・・伝送線。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、プロセスの物理量を検出し、その検出値に対応した
アナログ信号を出力するフィールド計器と、前記アナロ
グ信号を受信する上位受信計器と、前記フィールド計器
を制御するためのディジタル信号を出力する上位通信計
器と、伝送線を介して前記フィールド計器に電力を供給
する外部電源とを備え、前記フィールド計器と上位受信
計器とを信号用伝送線で接続するとともに、この信号用
伝送線に前記上位通信計器を接続した4線式フィールド
計器装置において、前記信号用伝送線のうち前記上位受
信計器側に、該信号用伝送線の線間電圧を高く保持する
手段を配設したことを特徴とする4線式フィールド計器
装置。 2、請求項1記載の4線式フィールド計器装置において
、前記手段は前記信号用伝送線の高電位側に配設されて
いることを特徴とする4線式フィールド計器装置。 3、請求項1記載の4線式フィールド計器装置において
、前記手段は前記信号用伝送線の低電位側に配設されて
いることを特徴とする4線式フィールド計器装置。 4、2線式フィールド計器の信号用伝送線に、前記2線
式フィールド計器の代わりに4線式フィールド計器を接
続し、前記2線式フィールド計器の信号用伝送線、上位
受信計器および上位通信計器を利用して、アナログ信号
とディジタル信号を伝送し通信を行なう構成としたこと
を特徴とする4線式フィールド計器装置。 5、フィールド計器からのアナログ信号を信号用伝送線
を介して上位受信計器で受信するとともに、上位通信計
器からのディジタル信号を前記信号用伝送線を利用して
前記フィールド計器に送信し、該フィールド計器を制御
する4線式フィールド計器装置の通信方法において、前
記信号用伝送線の線間電圧を高く保持して前記アナログ
信号とディジタル信号を伝送し通信を行なうことを特徴
とする4線式フィールド計器装置の通信方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1030269A JPH0650555B2 (ja) | 1989-02-09 | 1989-02-09 | 4線式フイールド計器装置とその通信方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1030269A JPH0650555B2 (ja) | 1989-02-09 | 1989-02-09 | 4線式フイールド計器装置とその通信方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02208799A true JPH02208799A (ja) | 1990-08-20 |
JPH0650555B2 JPH0650555B2 (ja) | 1994-06-29 |
Family
ID=12298983
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP1030269A Expired - Lifetime JPH0650555B2 (ja) | 1989-02-09 | 1989-02-09 | 4線式フイールド計器装置とその通信方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JPH0650555B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH04195500A (ja) * | 1990-11-28 | 1992-07-15 | Hitachi Ltd | フィールドバス・システム |
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Citations (1)
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-
1989
- 1989-02-09 JP JP1030269A patent/JPH0650555B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0650555B2 (ja) | 1994-06-29 |
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