JPH0220732Y2 - - Google Patents

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JPH0220732Y2
JPH0220732Y2 JP1987098787U JP9878787U JPH0220732Y2 JP H0220732 Y2 JPH0220732 Y2 JP H0220732Y2 JP 1987098787 U JP1987098787 U JP 1987098787U JP 9878787 U JP9878787 U JP 9878787U JP H0220732 Y2 JPH0220732 Y2 JP H0220732Y2
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prism
case
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は照明器具に関し、更に詳述すれば、例
えば室内の天井面に取りつけられ、虹状の光、即
ち所謂レインボービームを壁面に沿わせるように
して投射する照明器具に関する。
従来技術 この種のレインボービームを投射する照明器具
の従来例としては、第1図に示す構造において、
図中に示す凸レンズ30の代わりに、下方に突曲
面を有する蒲鉾状のシリンドリカルレンズを用い
たものが知られており、そこではハロゲンランプ
31から発せられる光を、シリンドリカルレンズ
を介してこれの下方に設けたプリズム20に入射
せしめ、ここで波長別に分光されたレインボービ
ーム5を第5図に示す壁面6に投射する構造にな
つている。なお、第1図及び第5図に後述する本
案照明器具を示す図面である。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら、上述の従来例による場合は、レ
インボービーム5のビームエネルギの向上を図る
うえで限界があるため、壁面6に所望のレインボ
ービーム5を投射するには、勢いハロゲンランプ
31の消費電力を大きなものにする必要があり、
結果的に消費電力の節約が充分に図れないという
欠点あつた。
また、かかる照明器具では美観の点で壁面6に
直線状のレインボービーム5を投射することが望
まれるものの、シリンドリカルレンズを用いる場
合は、収束性が悪いので、壁面6に直線状のレイ
ンボービーム5を投射することが困難になるとい
う欠点もあつた。
本考案はかかる従来技術の問題点を解決するた
めになされたものであり、消費電力の節約が図
れ、また壁面に直線状のレインボービームを投射
することが容易に行えることになる照明器具を提
供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本願考案に係る照明器具は、ランプからの光を
分光し、壁面に虹状の光を投射する照明器具であ
つて、一端に開口を有し、前記壁面の近傍部位に
配置してある下端側が開口された有底円筒体から
なるケース本体と、このケース本体の前記開口に
取りつけてあるプリズム収納ケースと、このプリ
ズム収納ケースに設けた透孔の位置に取りつけて
あるプリズムと、前記ケース本体内において前記
プリズム収納ケースに取りつけてある保持ケース
と、此の保持ケース内の前記プリズムと対向する
位置であつて、プリズムに対して偏心した位置に
取りつけてあるランプ及びこのランプとプリズム
との間に取りつけてある凸レンズとを具備するこ
とを特徴としている。
作 用 しかるときは、ランプから発せられる光が凸レ
ンズで一旦収束された後、プリズムに入射するこ
とになるので、ここで波長別に分光されたレイン
ボービームが壁面に投射されることになる。
実施例 以下本考案の実施例を図面に基づき説明する。
第1図は本考案に係る照明器具を天井面に取りつ
けた状態を示す正面断面図、第2図は第1図のA
−A線による断面図に相当する半載図、第3図は
第1図の底面図に相当する半載図、第4図は本案
照明器具の要部を示す分解斜視図、第5図は本案
照明器具を天井面に取りつけた状態を示す斜視図
である。
天井面4には開口41を設けてあり、この開口
41を通して本案照明器具を天井裏に取りつけて
ある。この照明器具は、下端側が開口された有底
円筒体10の開口寄りの位置にリング状の底板1
1を取りつけてなるケース本体1と、上端側が開
口された有底円筒状をなし、底板11に連結して
あるプリズム収納ケース2と、下端側が開口され
た有底円筒状をなし、プリズム収納ケース2の上
端側に蓋合わせ状に連結してなる保持ケース3と
を有してなり、プリズム収納ケース2内にはプリ
ズム20を取りつけてあり、また保持ケース3内
には、これの下端寄りの部分に凸レンズ30を、
上端部にハロゲンランプ31を夫々取りつけてあ
る。
前記凸レンズ30とハロゲンランプ31は第1
図に図示するように、プリズム20に対して偏心
して取付けられている。
かかる照明器具の天井面4に対する具体的取り
つけ態様は以下の通りである。第4図に示すよう
にケース本体1、より具体的には有底円筒体10
の側壁12の周方向の複数の位置には角穴14を
貫通状に形成してあり、これらの角穴14には照
明器具を天井面4に固定するためのロブスタばね
13を夫々取りつけてある。即ち、前記開口41
を通して照明器具を天井裏に押し込むと、押し込
み時において角穴14を介してケース本体1内に
一旦退入することになるロブスタばね13が、押
し込み後、第2図に示すように外側に復元し、こ
れの脚部13aが天井面4に係止することになる
ので、これで照明器具の天井面4に対する固定が
行われるようになつている。なお、図面において
角穴14及びロブスタばね13は夫々1個のみが
現れており、また11aは照明器具の天井面4に
対する取りつけ時において天井面4の下面側に係
止することになるフランジ部であり、底板11の
周端部に形成されている。
次に、底板11とプリズム収納ケース2との連
結態様について説明する。これらの連結はリング
状をなす連結枠体15を介して行われるようにな
つている。即ち、第1図に示すようにケース本体
1の内壁近傍部位に位置する底板11の周縁部に
は、ビス16及びこれに締結したスピードナツト
17を用いて連結枠体15の周端部を連結してあ
り、一方プリズム収納ケース2の側壁21には、
第2図に示すようにボルト18及びこれに締結し
たナツト19を用いて連結枠体15の内輪側に突
出形成した突壁15aを連結してあり、これで底
板11とプリズム収納ケース2の連結が行われる
構造になつている。
ここに、スピードナツト17を用いることとし
たのは、組みつけ作業性の向上を図るためであ
り、また、突壁15aは第4図に示すように対向
する2位置に設けられている。
そのうえで、プリズム収納ケース2は底板11
に対して鉛直軸回りにその取りつけ位置を調整で
きるようになつており、また、鉛直軸に対して所
定角度傾動できるようになつている。即ち、底板
11の周縁部と連結枠体15の周端部には第3図
に示すような長穴100,100を周方向に形成
してあり、この長穴100,100内におけるビ
ス16とスピードナツト17との締結位置を調整
することにより、プリズム収納ケース2の底板1
1に対する取りつけ位置が調整べきるようになつ
ている。
一方、ボルト18とナツト19との締結部にお
ける突壁15aとプリズム収納ケース2の側壁2
1との間にはウエーブワツシヤ101を介装し
て、両者の密接を防止してあり、プリズム収納ケ
ース2を前後方向に押すと、これがボルト18,
18を支点にして、前後方向に傾動するようにな
つており、これでプリズム収納ケース2の姿勢を
調整できるようになつている。しかして、かかる
調整機構を具備する場合は、天井面4に本案照明
器具を取りつけた後に、後述するようにして壁面
6(第5図参照)に投射されることになるレイン
ボービーム5の投射域を調整できることになるの
で、実施するうえで望ましいものになる。なお、
調整域としては前者については±30゜程度が望ま
しく、後者については±50゜程度が望ましい。
さて、プリズム収納ケース2の底壁22の中央
寄りの位置には透孔23を形成してあり、この透
孔23の形成位置にはこれを塞ぐようにして三角
柱状をなすプリズム20を取りつけてある。この
取りつけは、プリズム取付金具24により行われ
るようになつている。即ち、下端縁部が底壁22
に固着されることになる、プリズム取付金具24
の上側側縁部には、第4図に示すようにプリズム
20の両端部が差し込まれる保持片25,25を
設けてあり、この保持片25,25間にプリズム
20が保持されるようになつている。
プリズム収納ケース2の上方にはビス26を用
いて保持ケース3を蓋合わせ状に連結してある。
このため、プリズム収納ケース2の上端には内フ
ランジ部27が形成され、この内フランジ部27
と突き合わされることになる保持ケース3の下端
にはフランジ部32を形成してある。
さて、保持ケース3は内、外2槽構造になつて
おり、その上端部には反射板3aを設けてあり、
これの直下には正面視前後方向に長い両口ハロゲ
ンランプ31を取りつけてある。このハロゲンラ
ンプ31はコネクタ33、接続端子34等を介し
て図外の電源に接続されている。
保持ケース3の下端部、より具体的には内槽3
5の下端部には凸レンズ30を取りつけてある。
即ち、内槽35の下端部には内方に少し突出して
なるレンズ受止部36を周方向に形成してあり、
ここに載置されることになる凸レンズ30の上部
をC字状をなす止め輪37で押さえ込んで、取り
つけてある。
かくして、ハロゲンランプ31を点灯すると、
これから直接発せられる光及び前記反射板3aに
より下方に反射された光は、凸レンズ30の出側
に位置する収束点F(第1図参照)に一旦収束さ
れたのち、プリズム20に入射し、ここで波長別
に分光(色分解)されてレインボービーム5とな
り、第5図に示す壁面6上に虹7を形成すること
になる。ここに、ハロゲンランプ31、凸レンズ
30及びプリズム20の相対的位置関係は、前記
収束点Fからプリズム20に入射されることにな
る光の入射角度が60゜程度になるように設定され
ことが望ましい。また、プリズム20の材質とし
てはクラウンガラスが望ましい。
なお、上記実施例のように本案照明器具を天井
面に取りつける場合は、天井面を見苦しくするこ
とがなく、また光源を視認することができないの
で、人間により一層の感動を与えることになり、
実施するうえでは望ましものになる。
考案の効果 以上の本案照明器具による場合は、ランプから
発せられる光を収束性のよい凸レンズで収束し、
プリズムに入射させる形態をとるので、上述の従
来例による場合に比べて同一の消費電力あたりの
レインボービームのビームエネルギを格段に向上
できることになる。従つて、消費電力の節約を格
段に図れることになる。
また、凸レンズの収束性がよいことにより、壁
面に直線状のレインボービームを容易に投射でき
ることになるので、優れた美観を享受できること
になるという利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本考案の実施例を示して
おり、第1図は本考案に係る照明器具を天井面に
取りつけた状態を示す正面断面図、第2図は第1
図のA−A線による断面図に相当する半載図、第
3図は第1図の底面図に相当する半載図、第4図
は本案照明器具の要部を示す分解斜視図、第5図
は本案照明器具を天井面に取りつけた状態を示す
斜視図である。 1……ケース本体、11……底板、13……ロ
ブスタばね、15……連結枠体、2……プリズム
収納ケース、20……プリズム、23……透孔、
24……プリズム取付金具、3……保持ケース、
30……凸レンズ、31……ハロゲンランプ、3
6……レンズ受止部、4……天井面、5……レイ
ンボービーム、6……壁面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ランプからの光を分光し、壁面に虹状の光を投
    射する照明器具であつて、一端に開口を有し、前
    記壁面の近傍部位に配置してある下端側が開口さ
    れた有底円筒体からなるケース本体と、このケー
    ス本体の前記開口に取りつけてあるプリズム収納
    ケースと、このプリズム収納ケースに設けた透孔
    の位置に取りつけてあるプリズムと、前記ケース
    本体内において前記プリズム収納ケースに取りつ
    けてある保持ケースと、此の保持ケース内の前記
    プリズムと対向する位置であつて、プリズムに対
    して偏心した位置に取りつけてあるランプ及びこ
    のランプとプリズムとの間に取りつけてある凸レ
    ンズとを具備することを特徴とする照明器具。
JP1987098787U 1987-06-26 1987-06-26 Expired JPH0220732Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987098787U JPH0220732Y2 (ja) 1987-06-26 1987-06-26

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987098787U JPH0220732Y2 (ja) 1987-06-26 1987-06-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS644006U JPS644006U (ja) 1989-01-11
JPH0220732Y2 true JPH0220732Y2 (ja) 1990-06-06

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ID=31325359

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987098787U Expired JPH0220732Y2 (ja) 1987-06-26 1987-06-26

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60112203A (ja) * 1983-11-18 1985-06-18 松下電器産業株式会社 屋内照明システム

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60112203A (ja) * 1983-11-18 1985-06-18 松下電器産業株式会社 屋内照明システム

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Publication number Publication date
JPS644006U (ja) 1989-01-11

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