JPH0220661Y2 - - Google Patents

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JPH0220661Y2
JPH0220661Y2 JP8439585U JP8439585U JPH0220661Y2 JP H0220661 Y2 JPH0220661 Y2 JP H0220661Y2 JP 8439585 U JP8439585 U JP 8439585U JP 8439585 U JP8439585 U JP 8439585U JP H0220661 Y2 JPH0220661 Y2 JP H0220661Y2
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fluid
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signal
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、離隔した二地点間に配設した流路を
通して流体を移送する場合の流体の外部にたいす
る漏洩を自動的に検出するようにした流体漏洩検
出装置に関する。
従来の技術 近時、ナフサ等の爆発性危険流体を、市街地の
公道下に埋設した地下配管を介して互いに離隔し
た工場から工場へ直接移送することが行われてい
る。
然るに、この移送方法は、地下配管が地震等の
天災、高速道路工事を主とする各種の工事の施工
上の過失などにより損傷を受ける可能性があり、
又外部より力が加わらない場合でも配管の部分的
な腐食やフランジ及びバルブの故障のために移送
流体が漏洩することがある。
このような場合に、若し漏洩に気付かずに流体
の移送を続行すれば漏洩したナフサが滞留し、不
幸にも火災を起こした場合の人的、物的の損害、
交通混乱は計り知れない。
従つて移送流体の漏洩は、これを迅速且つ正確
に検知することが肝要である。
而して、流体送出側と受入側が相当離れている
場合に、配管中における流体変化がどのように伝
播するかが問題になるが、これに関して、特公昭
47−28665号公報によると、配管中の流体中の音
速aは、 但し、a:配管中の音速 K:流体の体積弾性係数 γ:流体の密度 E:管の縦弾性係数 D:配管の内径 δ:管壁の厚さ g:重力加速度 となる。
従つて送出側と受入側間の距離を前記音速aで
割ることによつて伝播時間を算出することができ
る。
第4図は、上記原理に従つて構成された従来の
流体漏洩検出装置の一例を説明するための構成図
で、図中、1はナフサ等の移送すべき流体を貯蔵
せしめた送出側のタンク、2は同じく前記タンク
1より離隔した受入側のタンク、3はこれらタン
ク1,2間を結ぶ流体移送用配管、4は移送ポン
プを示し、図示のように、前記送出側タンク1の
出口及び受入側タンク2の入口に夫々容積式流量
計5,6を配設し、この各流量計5,6によつて
検出した移送流体の流量を夫々パルス発信器7,
8を介してこれに比例するパルス信号に変換せし
め、送出側からのパルス信号を信号送信器9及び
信号回線10を介して受入側工場内に導き、この
信号と前記パルス発信器8の信号を夫々ゲート1
1,12を介して差動計数回路13に印加し、ゲ
ート11の開くタイミングを送出側及び受入側間
の距離に応じて遅延せしめ、前記差動計数回路1
3によつてこれら信号を比較し、その差によつて
移送流体の漏洩を検出せしめるように構成してい
る。
尚、14は測定時間用基準パルスを発信するタ
イマー装置、15は測定時間及び前記ゲート11
の遅延時間の設定値を記憶せしめ、この設定値に
従つて作動するゲート作動時間制御回路、16は
前記差動計数回路13によつて演算された出力を
数で表わすデイジタル表示器、17は警報設定値
と前記表示器16の表示を比較するための回路、
18は警報装置である。而して、送出側タンク1
から受入側タンク2へナフサ等の流体が移送され
れば、流量計5,6が夫々その流量を検出し、パ
ルス発信器7,8がこの流量に比例したパルス信
号を発し、これらの信号のうち送出側の発信器7
が発したパルス信号は信号送信器9及び信号回線
10を介して受入側工場内に設けたゲート11に
導かれる。一方、パルス発信器8が発したパルス
信号はゲート12に導かれる。
測定開始と共にゲート作動時間制御回路15が
働き、先ずゲート11が開き、その後設定遅延時
間だけ遅れてゲート12が開く。各ゲート11,
12は夫々同一の一定時間即ち測定時間だけ開い
てその後閉じる。その間このゲート11,12を
介して差動計数回路13に導入された各パルス信
号はここで演算されてその差がデイジタル表示器
16に送られる。もし流体漏洩があれば送出側と
受入側の流量が相違し、その結果単位時間のパル
ス数が異なり、差動計数回路13を介してその差
が検出されこれに応じた数が表示される。
同時に上記差の数は比較回路17に送られ予め
設定された設定値と比較され、設定値以上になれ
ば警報装置18が働いて警報を発し、流体が漏洩
していることを検出する。
考案が解決しようとしている問題点 而して、上記流体漏洩検出装置においては、送
出側で検出した流量信号を受入側に伝送するため
の信号回線10に電話回線を使用しているが、上
記従来技術によると、この電話回線10を通して
常時計測データを伝送する必要があり、そのた
め、この電話回線10は計測信号の伝送にのみ使
用され、その他の使用は一切できないものであ
り、非常に不経済であつた。
問題点を解決するための手段 本考案は、上述のごとき従来技術の欠点を解決
するためになされたもので、送出側及び受入側に
双方同性のモデムを設けるとともに、両モデム間
を電話回線を通して連結し、所定時間間隔毎に受
入側より送出側をポーリングして前述のごとき両
者間の計測データの比較を行い、電話回線の空時
間時、前記計測データ以外の情報の伝達を可能に
したものである。
実施例 第1図は、本考案による流体漏洩検出装置の一
実施例を説明するための構成図で、図中、20は
送出側に設けられたトータルカウンタ、21は
BCD変換器、22は送出側モデム、30は受入
側に設けた漏洩検出器、31は受入側モデム、1
0はこれらモデム間を連結する電話回線、3は流
体移送用配管、5,6は流量計、7,8はそれぞ
れ流量計5,6によつて検出した移送流体の流量
をパルス信号に変換するパルス発信器で、送出側
において、パルス発信器7より発信されたパルス
は、トータルカウンタ20により計数され、その
値がBCD変換器21によつて例えば3桁のBCD
信号に変換される。一方、受入側においては、パ
ルス発信器8からの流量に比例したパルスが漏洩
検出器30に取り入れられ、所定時間毎に送出側
にポーリングをかけ、前記モデム22,31を通
して取り込まれる前記BCD信号と比較される。
第2図は、本考案の動作説明をするためのフロ
ーチヤート、第3図は、タイムチヤートで、ま
ず、受入側の漏洩検出器30よりポーリング信号
(第3図a参照)をモデムを通して送出側に送信
し、送出側より前記BCD信号をモデムを通して
取り込み(第3図b参照)、該漏洩検出器30に
おいて、パルス発信器8よりのパルス信号(第3
図c参照)と比較する。このポーリング周期to
は、測定時間Tを整数で割つた値に設定されてお
り、例えば、測定時間Tを30Secとした場合は、
ポーリング周期toはT=to×m(ただし、mは整
数)になるように定められ、m=15とすれば、to
=2Sec,m=20とすれば、to=1.5Secとなる。比
較は、前述のように、流入側の流量と、それより
時間tだけ前の流出側の流量、換言すれば、流出
側の流量より前記遅延時間tだけ遅れた流入側の
流量と比較する。この比較は各ポーリング毎に行
い、差分をカウンタに加算し、測定時間T毎にリ
セツトする。今、前回のたとえばBCD3桁のデー
タをn、今回のデータをn+1とした時、n≦n
+1の時は、今回のデータから前回のデータを差
し引き、その差分をカウンタに加算していく、
又、n>n+1の時は、今回の計数値が1000を越
えているものであるから、今回の計数値に1000を
加えてAとし、これより前回の計数値を差し引く
ようにしている。
効 果 以上の説明から明らかなように、本考案による
と、電話回線を通しての計測データの読み出し及
び読み取りと伝送を時分割的に行つているので、
その他の空き時間すなわち第3図におけるt1期間
の間に任意所望のデータの送受が可能となり、電
話回線の有効利用を図ることができる。また、測
定時間Tの間に何回も(整数回)比較計測してい
るので、漏洩検出をより迅速に行うことができる
等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案による流体漏洩検出装置の一
実施例を説明するための構成図、第2図は、本考
案の動作説明をするためのフローチヤート、第3
図は、タイムチヤート、第4図は、従来の漏洩検
出装置の一例を説明するための構成図である。 3……流体移送流路、5,6……流量計、7,
8……パルス信号発信器、20……流体送出側ト
ータルカウンタ、21……BCD変換器、22…
…モデム、30……漏洩検出器、31……モデ
ム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 流体移送路の離隔した送出側及び受入側に夫々
    流量計を配設し、各流量計によつて検出した移送
    流体の流量を該流量に比例した電気信号に変換せ
    しめ、送出側からの信号を移送流体内を略音速で
    伝播する流量変化の伝播時間に基づいた時間だけ
    遅らせて受入側信号と比較せしめ、その差によつ
    て移送流体の漏洩を検出するようにした流体移送
    路における流体漏洩検出装置において、前記送出
    側および受入側にモデムを具備するとともに、該
    モデム間を電話回線を通して連結し、前記送出側
    に流量に比例したパルス信号をn桁のBCD信号
    に変換する変換部を有し、前記受入側に前記送出
    側のBCD信号を計測時間の整数分の1の所定時
    間毎にポーリングして読み出し、同時間内におけ
    る受入側の流量値と比較してその差を求め、更
    に、これを前記計測時間の間繰り返し、該計測時
    間の間の差の合計値を求めるようにしたことを特
    徴とする流体移送路における流体漏洩検出装置。
JP8439585U 1985-06-04 1985-06-04 Expired JPH0220661Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP8439585U JPH0220661Y2 (ja) 1985-06-04 1985-06-04

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JP8439585U JPH0220661Y2 (ja) 1985-06-04 1985-06-04

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Publication Number Publication Date
JPS61199647U JPS61199647U (ja) 1986-12-13
JPH0220661Y2 true JPH0220661Y2 (ja) 1990-06-05

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