JPH02205576A - 調理済み食品密封用蓋付き容器 - Google Patents

調理済み食品密封用蓋付き容器

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JPH02205576A
JPH02205576A JP1026287A JP2628789A JPH02205576A JP H02205576 A JPH02205576 A JP H02205576A JP 1026287 A JP1026287 A JP 1026287A JP 2628789 A JP2628789 A JP 2628789A JP H02205576 A JPH02205576 A JP H02205576A
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JP
Japan
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container
lid
flange
synthetic resin
resin
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JP1026287A
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Koji Minamitani
広治 南谷
Eiji Tamura
英治 田村
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Altemira Co Ltd
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Showa Aluminum Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、再加熱して食べる調理済み食品を密封する
蓋付き容器に関するものである。
従来技術 従来より、カレー シチューなどの調理済み食品をポリ
エチレンのようなプラスチック袋に入れて密封し、レト
ルト内で加熱殺菌することにより完全無菌としたレトル
ト食品がよく知られている。このレトルト食品は、食卓
に供する直前に袋のまま熱湯中で再加熱せられるもので
ある。
ところで、調理済み食品のなかでもグラタン、ハンバー
グなど再加熱のさい若干表面をこがす程度に加熱する必
要のあるものがある。このような食品は電気オーブンな
いしオーブントースタ−で250℃程度に高温加熱しな
ければならないから、レトルト食品に用いられているよ
うなプラスチック袋では、熱湯温度には充分耐ええても
上記のような高温に対する耐熱性は備えていない。その
ため、従来グラタン、ハンバーグなどはアルミニウムな
どの金属製容器に入れていた。しかしながら、これはプ
ラスチック袋のように密封できないので、レトルト殺菌
を行なうことができず、やむなく長期保存のため冷凍に
していた。このように冷凍化した食品は、商品流通過程
においてまた購入後においても常に冷凍状態に保たねば
ならず、食べる前には解凍しなければならないし、さら
にレトルト食品に較べて味が落ちるうらみもある。
そこで、本出願人は先に高温再加熱の必要な調理済み食
品であっても、冷凍によらず密封してレトルト殺菌でき
る調理済み食品密封用容器を提案した(実願昭61−1
88944号)。
この提案容器は、フランジ付アルミニウム箔製容器にお
いて、容器本体内面全体およびフランジ上面にかけ、エ
ポキシ樹脂と、不飽和カルボン酸またはその酸無水物で
変性されたポリプロピレン樹脂とよりなる合成樹脂被覆
層が形成せられているものである。
発明が解決しようとする課題 上記提案容器は、そのフランジ部分にある合成樹脂被覆
層により、蓋と熱封緘しうるちのであるが、蓋の材料に
よっては熱接着性にばらつきが生じざるを得ない。
この発明の目的は、高温再加熱の必要な調理済み食品で
あっても、冷凍によらず密封してレトルト殺菌でき、し
かも容器と蓋との確実な熱接着性を常に保証しうる調理
済み食品密封用量付き容器を提供することにある。
課題を解決するための手段 この発明による調理済み食品密封用蓋付き容器は、上記
の目的を達成するために、フランジ付アルミニウム箔製
容器と、容器を密封する蓋とよりなり、容器本体内面全
体およびフランジ上面にかけ、エポキシ樹脂と、不飽和
カルボン酸またはその酸無水物で変性されたポリプロピ
レン樹脂を主成分とした組成物よりなる合成樹脂被覆層
が形成せられており、蓋の下面に不飽和カルボン酸また
はその酸無水物で変性されたポリプロピレン樹脂と、線
状共重合ポリエステル樹脂、アクリル樹脂およびスチレ
ン共重合樹脂のいずれか1種以上の樹脂との混合物より
なる合成樹脂被覆層が形成せられているものである。
この明細書において、部は重量基準とする。
アルミニウム箔の厚さは、40〜15opが好ましい。
40−未満では強度が不充分であり、150pを超える
と成形しにくくなるうえコスト高になるからである。
エポキシ樹脂の具体例としては、エピクロルヒドリンと
ビスフェノールAなどの多価ン、エノールとの反応生成
物があげられる。エポキシ樹脂の硬化剤としてはポリイ
ソシアネートが好ましく、その具体例としては、キシレ
ンジイソシアネート、2,4−または2.6−)リレン
ジイソシアネート、4.4−ジフェニルメタンジイソシ
アネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、インホロ
ンジイソシアネート、もしくはこれらのアダクト体、あ
るいはブロック型のイソシアネート、もしくはこれらの
重合体などがあげられる。
エポキシ樹脂と、不飽和カルボン酸またはその酸無水物
で変性されたポリプロピレン樹脂との配合割合は、前者
30〜90部、後者5〜50部が好ましい。エポキシ樹
脂が30部未満では高温による再加熱のさい合成樹脂被
覆層に融解が生じ、90部を超えると熱接着性が不充分
となり、他方変性ポリオレフィンが5部未満では熱接着
性が不充分となり、容器の密着性に支障が生じ、50部
を超えると耐熱性に問題が生じるからである。
不飽和カルボン酸またはその酸無水物で変性されたポリ
プロピレン樹脂としては、無水マレイン酸との間でグラ
フト共重合されたポリプロピレン樹脂であって、アルミ
ニウムに対する接着性の点から無水マレイン酸を0.0
5〜5部含有するものが好ましい。
エポキシ樹脂と、不飽和カルボン酸またはその酸無水物
で変性されたポリプロピレン樹脂とを主成分とした組成
物は、セロソルブアセテート、セロソルブ、メチルエチ
ルケトン、トルエンなどを溶剤として塗料化せられ、ア
ルミニウム箔に塗布せられることにより容器側の合成樹
脂被覆層が形成せられる。
深絞り成形時にアルミニウム箔と合成樹脂被覆層が剥離
しないよう両者の密着性を増すために、カップリング剤
を0.1〜5部添加するのが好ましい。
蓋側の合成樹脂被覆層としては、不飽和カルボン酸また
はその酸無水物で変性されたポリプロピレン樹脂50〜
95部と、線状共重合ポリエステル樹脂、アクリル樹脂
およびスチレン共重合樹脂のいずれか1種以上を50〜
5部との混合物よりなるものが好ましい。変性ポリオレ
フィン樹脂が50部未満では熱接着強度が充分でなく、
95部を超えると熱接着強度が強くなりすぎ、他方線状
共重合ポリエステル樹脂等が5部未満では熱接着強度が
強すぎ、50部を超えると熱接着性が不充分となるから
である。接着強度を安定化させるために、フェノール樹
脂1〜10部およびカップリング剤0.1〜5部をさら
に添加してもよい。
なお、食品にはアルミニウムを腐食させ易い食塩、酸性
調味料または香辛料を含んでいるものがあるので、アル
ミニウム箔と合成樹脂被覆層との間に、ジルコニウム含
有合成樹脂下地層を介在させるのが好ましい。
作     用 この発明によれば、容器がアルミニウム箔製であるから
、電気オーブンやオーブントースタ−を用いたさいの高
温に対する耐熱性を有する。
また容器本体内面全体およびフランジ上面にエポキシ樹
脂と、不飽和カルボン酸またはその酸無水物で変性され
たポリプロピレン樹脂とを主成分とした組成物よりなる
合成樹脂被覆層が形成せられているので、容器のフラン
ジに蓋を熱封緘することにより、調理済みの食品が充填
されている容器を密封することができ、しかも開封して
電気オーブンなどにより調理済み食品を高温で再加熱し
ても合成樹脂被覆層が変色したり融解したりして食品容
器としての美感を損なうことがない。なぜなら、エポキ
シ樹脂は高い耐熱性を、不飽和カルボン酸またはその酸
無水物で変性されたポリプロピレン樹脂は優れた熱接着
性をそれぞれ有しているため、前記合成樹脂被覆層がこ
れら両方の性質を兼ね備えているからである。
またポリプロピレン樹脂はアルミニウムとの親和性が充
分でないため上記のように変性されていないと、合成樹
脂被覆層がアルミニウム箔から剥離し易いが、不飽和カ
ルボン酸またはその酸無水物により、接着性が向上する
ように変性せしめられているので、この点での問題がな
い。
蓋の下面にこの被覆層形成時における乾燥温度に起因す
る接着強度のばらつきの少ない不飽和カルボン酸または
その酸無水物で変性されたポリプロピレン樹脂と、線状
共重合ポリエステル樹脂、アクリル樹脂およびスチレン
共重合樹脂のいずれか1種以上の樹脂との混合物よりな
る合成樹脂被覆層が形成せられており、しかもこの被覆
層は蓋の周縁部を上記容器のフランジに熱封緘し食品を
密封しなさい手であけやすい程度の熱接着性を発揮する
しかも容器および蓋のいずれにも変性ポリプロピレン樹
脂を含む合成樹脂被覆層が存在するので、容器の熱封緘
密封が確実となる。
実  施  例 この発明の実施例を、以下図面を参照して説明する。
容器(1)は、容器本体(3)と、その周壁の上端に設
けられたフランジ(4)とよりなる。この容器(1)は
、アルミニウム箔(5)の片面にエポキシ樹脂60部と
、変性ポリプロピレン樹脂30部を主成分とし、他にポ
リイソシアネート樹脂3部、フェノール樹脂5部および
シランカップリング剤2部よりなる組成物を4g/m2
(固形分換算)塗布することにより形成せられた合成樹
脂被覆層(8)を有する積層材を所定形状に打ち抜いた
後、合成樹脂被覆層(8)が容器本体(3)の内側にな
るように深絞り成形せられたものである。変性ポリプロ
ピレン樹脂とじては、無水マレイン酸0.8部を含む無
水マレイン酸変性ポリプロピレン樹脂が用いられた。
蓋(2)は、その下面に無水マレイン酸0.8部を含む
無水マレイン酸変性ポリプロピレン樹脂90部と、線状
共重合ポリエステル樹脂10部との組成物よりなる合成
樹脂被覆層が形成せられている積層材よりなるものであ
る。
上記蓋と容器について、つぎの実験を行なった。すなわ
ち、容器本体(3)に調理済みのグラタンを180g入
れた後、蓋(2)をかぶせてその周縁部を容器(1)の
フランジ(4)に熱封緘した。つぎに、このグラタン入
り容器(1)に120・℃で30分間のレトルト殺菌処
理を施した。
その後、M(2)を除去し、グラタン入り容器(1)を
オーブントースタ−に入れて約250℃で15分間加熱
した。その結果、グラタンの表面には、こげ茶色のこげ
目がついたが、容器(1)の合成樹脂被覆層(6)には
変化が全く認められなかった。
発明の効果 この発明の調理済み食品密封用容器によれば、高温再加
熱の必要な調理済み食品であっても、冷凍によらず密封
してレトルト殺菌できるのみならず、蓋は上記容器と熱
接着性がよいために常に完全密封が保証されしかも手で
はぎとることができる程度の熱接着性であるために、開
封が容易である。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の実施例を示す容器と蓋との垂直断面図
である。 (1)・・・容器、(2)蓋、(3)・・・容器本体、
(4)・・・フランジ、(8) (8)・・・合成樹脂
被覆層。 以  上 特許出願人  昭和アルミニウム株式会社手続補正書 (方式) %式% 1、事件の表示 平成1年特許願第26287号 2、発明の名称 調理済み食品密封用蓋付き容器 3、N正をする者 事件との関係  特許出願人 4、代理人 容器 ! 容器本体 フランジ 合成樹脂被覆層 平成 1年4月25日 6、補正により増加する請求項の敗 7、補正の対象 明細書の図面の簡単な説明の欄および図面全部。 補正の内容 1.明細書12頁9〜10行の「図面は・・・・・・で
ある」を「第1図(a)はこの発明の実施例を示す容器
の垂直断面図、第1図(b)は第1図(a)の容器に被
せられる蓋の垂直断面図である」と訂正する。 2、図面全部を別紙のとおり補正する。 以上 (b) 第1図 1=容器 2:1 3:容器本体 4:フランジ 6.8:合成樹脂被PL層

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. フランジ付アルミニウム箔製容器(1)と、容器(1)
    を密封する蓋(2)とよりなり、容器本体(3)内面全
    体およびフランジ(4)上面にかけ、エポキシ樹脂と、
    不飽和カルボン酸またはその酸無水物で変性されたポリ
    プロピレン樹脂を主成分とした組成物よりなる合成樹脂
    被覆層(6)が形成せられており、蓋(2)の下面に不
    飽和カルボン酸またはその酸無水物で変性されたポリプ
    ロピレン樹脂と、線状共重合ポリエステル樹脂、アクリ
    ル樹脂およびスチレン共重合樹脂のいずれか1種以上の
    樹脂との混合物よりなる合成樹脂被覆層(8)が形成せ
    られている調理済み食品密封用蓋付き容器。
JP1026287A 1989-02-03 1989-02-03 調理済み食品密封用蓋付き容器 Expired - Lifetime JPH085495B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05132056A (ja) * 1991-05-10 1993-05-28 Soc Prod Nestle Sa 密封カートリツジ
JP2002179144A (ja) * 2000-12-20 2002-06-26 Kagome Co Ltd 食品用金属製容器
CN101954998A (zh) * 2010-09-19 2011-01-26 徐州财华铝业有限公司 铝冷冻盒

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JPH0219285A (ja) * 1988-06-30 1990-01-23 Toyo Seikan Kaisha Ltd レトルト用包装容器

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