JPH02204019A - 熱可塑性プラスチック材料シートによる成形品の成形装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は熱可塑性プラスチックシートにより包装容器等
を成形するだめの成形装置に関するものである。

（従来の技術） 従来、ポリプロピレンシート、ポリスチレンペーパー等
の熱可塑性プラスチックシートを用いて食品トレーその
他のプラスチック製包装容器等のプラスチック成形物を
製造する場合には熱可塑性プラスチックシートまたはペ
ーパー等の材料シートのロールを回転自在に保持し、こ
のロールを巻き戻し、材料シートの両側縁部を左右の移
送用チェーンコンベヤ装置のチェーンにクランプして保
持させ、チェーンコンベヤ装置を間歇的に作動して１シ
ョット分の材料シートを加熱炉に間歇的に送太し、この
加熱炉により加熱軟化された１ショット分の材料シート
を成形機に送り、成形機の上下型により１ショットによ
って複数個の成形品を同時に成形した後、トリミング機
に送り、成形機の１ショットによって成形された複数個
の成形品を複数個のビク刃またはトリミング刃を有する
刃型により同時にトリミングまたは打抜いている。

従来、上述したプラスチック製包装容器等の製造に用い
られるシート材料は一般に、幅が６００〜１０００ｍｍ
の種々のものがあり、したがって、それぞれの幅のシー
ト材料を取扱い得る別個の成形装置を用いることが必要
であるという問題があった。

このような問題を解決する対策として、シート材料の幅
に合わせてチェーンコンベヤ装置の左右のチェーンコン
ベヤの位置を調整することによって幅の異なるシート材
料を１個の成形装置によって取扱うことが提案されてい
る。しかしながら、従来のチェーンコンベヤ位置調整装
置では幅方向の寸法が５００ａ＋＋ａも相違するシート
材料に適合するよう調整することは困難であった。

従来のチェーンコンベヤ位置調整装置として、例えば、
特開昭６２−１７６７９９号公報に開示さているものが
既知である。この従来のチェーンコンベヤ位置調整装置
は第５図に示すようにシート移送用チェーンコンベヤ装
置のシートクランプ用クランプ針ｌが取付けられたチェ
ーン２を案内する案内レール３が成形装置の左右両側に
設けられ、固定支持枠４に軸線方向に移動することなく
一定位置で回転自在に支承された調整支持棒５のねじ何
部６が案内レール３のねじ孔７に螺合され、ハンドル８
により調整支持棒５を回転することによっ゛にれと螺合
する案内レール３が移動してチェーンコンベヤの位置が
材料シートの幅方向に成形装置に対して相対的に調整さ
れ得るよう構成されている。

しかしながら、上述したような従来の位置調整装置では
、材料歩留りを高くするため、第５図に示すように、例
えばトリミング機の刃型１０と協働する受け台１１から
材料シートの側端部を僅かに突出させ、この突出側端部
をクランプ針１で保持するよう構成する場合には、クラ
ンプ針１を取付けたチェーン２およびその案内レール３
の幅方向の動きが受け台１１によって制限されるため調
整量が僅かしか得られず、２００〜４００ｍｍのような
幅方向の調整は不可能である。

（発明が解決しようとする問題点） 本発明は上述したコンベヤ位置の調整をシート幅方向に
５００嗣のように大幅に調整可能とするコンベヤ位置調
整装置を提供しよ・）とするものである。

また８、本発明は材料シート幅が例えば、６００〜１１
００止のように異なる種々の材料シートを材料シートτ
１−ルからの繰り出し７エ程から成形品の打抜き工程ま
で連続したシート状のゴ：まで処理し得る連続成形装置
を提供し５ようとするものである。

（課題を解決するための手段） 本発明の第１の特徴によれば、成形装置のトリミング機
の幅り向に位置を調整可能にトリミング機の両側に設け
られた幅方向位置調整可能の案内レール上のコンベヤチ
ェーンにトリミング機内部にまで幅方向に延長する複数
個の細長い腕をチェーンコンベヤの長さ方向に互いに所
定間隔で離間して設け、これらの腕の遊端部に材料シー
トの側縁部を掛止するクランク針を設ける。

また、本発明の第２の特徴によれば、熱可塑性プラスチ
ックシートまたはペーパー等の材料・シートのロールを
回転自在に保持ずろ材料シート供給装置と、この材料シ
ー　ト供給装置から送入された材料シートを加熱軟化す
る加熱炉と、加熱軟化し。

た材料シートを加熱炉から受け取っ゛Ｃ１ショットによ
って複数個の成形品を成形する上下型ををする成形機と
、ｌショツト分の複数個の成形品を同時にトリミングす
る複数個のビク刃またはトリミング刃を設けた上型と受
け台とを有するトリミング機とを順次に配置し、これら
の加熱炉、成形機およびトリミング機を貫通して成形装
置の長さ方向に延在する幅方向位置調整可能の案内レー
ルを設け、これらの案内レール上に案内されるコンベヤ
チェーンに成形装置内部に幅方向に延長１゛る細長い支
持腕を複数個チェーンコンベヤの長さ方向に所定間隔で
離間して設け、これらの腕の遊端部に材料シートの側縁
部を掛止するクランプ針を設ける。

本発明の第３の特徴によれば、成形機および成形機の後
側に位置するトリミング機のいずれかを成形装置の長さ
方向に前後に移動可能としてトリミング機を成形機に対
して相対的に位置調整可能とする。

本発明の第４の特徴によれば、トリミング機の後側にト
リミングした成形品を材料シートから抜取る手段と、抜
取った成形品を積重ねて支持する手段とを具えるスタッ
キング装置を設ける。

また、本発明の第５の特徴によれば、成形機の前側に位
置する加熱炉を成形装置の長さ方向に移動可能とする。

また、本発明の第６の特徴によれば、成形機の上型を流
体アクチュエータにより作動される複数個のクランプ片
により着脱可能に固定するよう構成する。

また、本発明の第７の特徴によれば、トリミング機の刃
型の外周縁部を昇降可能の上板に流体アクチュエータに
より作動される複数個のクランプ片により掛合固定する
よう構成する。

く作　用） 上述した本発明の第１の特徴によれば、材料シートの側
縁をクランプするクランプ針１を第３図に示すように案
内レール３上のコンベヤチェーン２からトリミング機内
に幅方向に伸びる支持腕１２の遊端に設けたことによっ
て、第３図に示すようにシート幅が、例えば、１０４０
ｍｍのように大きい場合は勿論のこと、第４図に示すよ
うにシート幅が、例えば、６３０ｕのように小さい場合
にもコンベヤチェーン２および案内レール３がトリミン
グ機の受け台１１と干渉することがなく、その幅方向の
位置調整を大きく行うことができ、したがって、シート
幅が大きく相違する種々の材料シートを同一のトリミン
グ機でトリミングすることができる。

また、本発明の第２の特徴によれば、材料シート送り用
チェーンコンベヤを案内支持する案内レールを加熱炉か
らトリミング機まで装置内に貫通して設けたことによっ
て材料シートを連続したシート状のままで成形処理する
ことができる。

また、本発明の第３の特徴によれば、成形機において１
ショットで成形される材料ジー　トの長さの変化に応じ
て成形機またはトリミング機の位置を変化させて成形機
とトリミング機との間隔を１ショット分の材料シートの
長さに対応させることにより１ショットの材料シートの
長さが８００゜１２００、１２５０のように種々に相違
するものを連続シートにより連続ライン成形装置で成形
することができる。

さらに、本発明の第４の特徴を具えることによって、ト
リミング後の成形品の処理を自動化して能率よく行うこ
とができる。

さらに、本発明の第５の特徴によれば、成形機の上下型
の交換に際し、加熱炉が邪魔にならぬ位置にまで移動す
ることができるので、成形機の上下型の交換を容易に行
うことができる。

また、本発明の第６の特徴によれば、成形機の上下型の
交換作業お、よび位置調整を極めて容易かつ正確に行う
ことができる。

さらに、本発明の第７の特徴によれば、成形機により成
形された成形品の位置に対しトリミング刃またはビク刃
が正しく一致する位置に刃型を容易かつ正確に調整して
固定することができる。

（実施例） 第１〜４図は本発明による成形装置の１実施例を示す。

図示の例では、第１図に示すように、熱可塑性プラスチ
ックシートまたはベーパー等の材料シート１３のロール
１４を回転自在に保持する材料シート供給茅＠１５と、
この材料シート供給装置から送入された材料シートを加
熱軟化する加熱炉１６と、加熱軟化した材料シートを加
熱炉から受け取って１ショットによって複数個の成形品
１７を成形する上下成形型１８ａ、　１３ｔ＋を上下昇
降板１９ａ、　１９ｂに取付けた成形機２０と、１ショ
ット分の複数個の成形品を同時にトリミングする複数個
のビク刃またはトリミング刃９を有する刃型１０を設け
た上型２１と受け台１１とを有するトリミング機２２と
、トリミングした成形品２３を材料シート１３から抜取
る手段２４と、抜き取った成形品を積重ねて支持する手
段２５とを具えるスタッキング装置２６と、成形品を抜
取った後の材料シートを切断してスクラップにするカッ
ター装置２７とを順次に配置して成形装置を構成してい
る。

成形機２０は図示の例では固定され、この成形機２０の
前側に位置する加熱炉１６はその支持台３０上に前後に
摺動可能に支持され、成形機２０の型交換時に加熱炉１
６を成形機２０から離間させて型交換作業を容易にして
いる。

また、成形機２０の後側のトリミング機２２はレール３
１上に直動軸受け（図示せず）を介して前後に移動可能
とし、これにより成形機２０において１ショットで成形
される材料シートの長さの変化に対応してトリミング機
２２の位置を変化させて成形機２０とトリミング機との
間隔を１ショット分の材料シートの長さに一致させるよ
うにする。図示の例では、前述したように成形機２０が
固定されているが成形機２０をトリミング機２２と同様
にレール上に移動可能に設けることもできこの場合には
トリミング機２２を固定しても同じ目的を達成できる。

スタッキング装置２６も、また、トリミング機２２と同
様の目的で、レール３２上に前後に移動可能としている
。

第３および４図に示すように、材料シート１３を搬送す
るためのチェーンコンベヤｉｔのチェーン３に成形装置
内部にまで延長し得る細長い支持腕１２をブラケット３
３により固着し、腕１２の遊端または先端にクランプ針
１を直立して取付ける。コンベヤチェーン２の案内レー
ル３を第１および２図に示すように加熱炉１６、成形機
２０、トリミング機２２およびスタッキング機２６に貫
通させ、例えば、加熱炉１６の前後、成形機２００Å口
部分、成形機２０とトリミング機２２との間およびスタ
ッキング機２Ｇの後側位置で案内レール位＠調整装置を
設けることができる。

案内レール位置調整装置は例えば、第３図に示すように
、固定支持枠・１に軸線方向に移動することなく回転自
在に支承された調整支持棒５のねじ何部６を案内レール
３に設けたねじ孔７にねじ込んだ従来既知のものを用い
ることができる。なお、図示の例では、ハンドル８によ
り調整支持棒５を回転するよう構成しているが、所要に
応じサーボモータを用いることができる。

また、第３図に示すように、トリミング機２０の上板２
１の外周縁に切欠溝３５を適当間隔で設け、各切欠溝３
５内にＬ字形クランプ片３６を上下動可能に取付け、ク
ランプ片３６をエアシリンダ３７のロッド３８に連結し
、圧力空気をライン３９または４０を経て導入してエア
シリンダ３７を作動することにより、刃型１０の外周縁
にクランプ片３６を掛合させて土板２１に対し所望の調
整位置で固定し得るよう構成する。

図面には示していないが、成形機の上下成形型１８ａ、
　　１８ｂも上下昇降板１９ａ、　１９ｂに上述したと
同様にそれぞれ流体アクチュエータによって作動される
クランプ片によって所望の調整位置に固定するよう構成
４−るのが良い。

また、図示の例のスタッキング装置２６ではトリミング
した成形品２３を材料シート１３から抜取る手段２４を
連続シート通路の上側に設けた昇降板２４＆とこの昇降
板の下面から下方に突出する複数の突き棒２４ｂとで構
成し、抜取った成形品を積重ねて支持する手段を連続シ
ート通路の下側に横断方向に延長して設けた搬送コンベ
ヤで構成し、これにより突き棒２４ｂによって連続シー
ト２から成形品２３を下方に突き落として搬送コンベヤ
２５１に積重ね、搬送コンベヤ２５上に連続シート２の
１力学間の高さによって制限される、例えば、２５〜５
０個程度の数の成形品が積重ねられた際に、搬送コンベ
ヤ２５を作動し７て送り出すよう構成している。しかし
スタッキング装置はこのように連続シートから下方に成
品を抜取る場合に限らず、Ｌ方に成品を抜取ることもで
きる。

（発明の効果） 本発明によれば、種々の幅の材料シートを用いて、種々
の１ショット長さの成形を１台の成形装置で容易かつ効
率よく行うことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による成形装置の概略側面図、第２図は
第１図に示す装置の概略平面図、第３図はクランプ針の
取付構造を示すトリミング機の部分断面図、 第４図は異なる幅の材料シートに対する調整位置で示す
第３図と同様の断面図、 第５図はクランプ針およびその支持腕の平面図、第６図
は第５図のＶＩ−Ｖｌ線上から矢の方向に見た側面図、 第７図は従来のクランプ針の取付構造を示す断面図であ
る。 １・・・クランプ針　　　　２・・・コンベヤチェーン
３・・・案内レール　　　　４・・・固定支持枠５・・
・調整支持棒　　　　６・・・ねじ何部７・・・ねじ孔
　　　　　　８・・・ハンドル９・・・トリミング刃　
　　ｌＯ・・・トリミング刃型１１・・・受け台　　　
　　　１２・・・支持腕１３・・・材料シー）　　　　
　１４・・・ロール１５・・・材料シート供給装置 １６・・・加熱炉　　　　　　１７・・・成形品１８ａ
、　１８ｂ・・・上下成形型　１９ａ、　１９ｂ・・・
上下昇降板２０・・・成形機　　　　　　２１・・・上
型２２・・・トリミング機　　　２３・・・成形品２４
ａ・・・抜取り手段 ２６・・・スタッキング装置 ３１、３２・・・レール ３７・・・エアシリンダ 特 許 出 願 人 ２５・・・積重ね支持手段 ２７・−・カッター装置 ３６・・・クランプ片 東成産業株式会社 第３図 第４図 第５図 第６図 第７図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、熱可塑性プラスチック材料シートに成形された複数
   個の成形品を同時にトリミングするビク刃またはトリミ
   ング刃を有する成形装置のトリミング機において、成形
   装置の幅方向に位置を調整可能に両側に対で設けられた
   幅方向位置調整可能の案内レール上に材料シート送り用
   チェーンコンベヤを支持し、このチェーンコンベヤに成
   形装置内部にまで装置幅方向に延長する複数個の細長い
   支持腕をチェーンコンベヤの長さ方向に互いに所定間隔
   で離間した位置で設け、これらの腕の遊端部に材料シー
   トの側縁部を掛止するクランプ針を設けたことを特徴と
   する熱可塑性プラスチック材料シートによる成形品の成
   形装置。 ２、熱可塑性プラスチックシートまたはペーパー等の材
   料シートのロールを回転自在に保持する材料シート供給
   装置と、この材料シート供給装置から送入された材料シ
   ートを加熱軟化する加熱炉と、加熱軟化した材料シート
   を加熱炉から受け取って１ショットによって複数個の成
   形品を成形する上下型を有する成形機と、１ショット分
   の複数個の成形品を同時にトリミングする複数個のビク
   刃またはトリミング刃を設けた上型と受け台とを有する
   トリミング機とを順次に配置し、これらの加熱炉、成形
   機およびトリミング機を貫通して成形装置の長さ方向に
   延在する幅方向位置調整可能の案内レールを設け、これ
   らの案内レール上に案内されるコンベヤチェーンに成形
   装置内部に幅方向に延長する複数個の細長い支持腕を複
   数個チェーンコンベヤの長さ方向に所定間隔で離間して
   設け、これらの腕の遊端部に材料シートの側縁部を掛止
   するクランプ針を設けたことを特徴とする熱可塑性プラ
   スチック材料シートによる成形品の成形装置。 ３、成形機の後側に位置するトリミング機を成形装置の
   長さ方向に前後に成形機に対して相対的に位置調整可能
   とした請求項２に記載の装置。 ４、トリミング機の後側にトリミングした成形品を材料
   シートから抜取る手段と、抜取った成形品を積重ねて支
   持する手段とを具えるスタッキング装置を設けたことを
   特徴とする請求項２に記載の装置。 ５、成形機の前側に位置する加熱炉を成形装置の長さ方
   向に移動可能とした請求項２に記載の装置。 ６、成形機の上下型を流体アクチュエータにより作動さ
   れる複数個のクランプ片により着脱可能に固定するよう
   構成した請求項２に記載の装置。 ７、トリミング機の刃型の外周縁を昇降可能の上板に流
   体アクチュエータにより作動される複数個のクランプ片
   により掛合固定するよう構成した請求項２に記載の装置
   。