JPH02203920A - 窒素酸化物を含む排ガスの浄化方法 - Google Patents
窒素酸化物を含む排ガスの浄化方法Info
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- JPH02203920A JPH02203920A JP1019485A JP1948589A JPH02203920A JP H02203920 A JPH02203920 A JP H02203920A JP 1019485 A JP1019485 A JP 1019485A JP 1948589 A JP1948589 A JP 1948589A JP H02203920 A JPH02203920 A JP H02203920A
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Landscapes
- Treating Waste Gases (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は発電プラント用ボイラ、ディーゼルエンジン、
ガスタービン、乗用車など各種燃焼炉、あるいは各種燃
焼機関などの排ガス公害対策及びクリーン化などの窒素
酸化物を含む排ガスの浄化方法に関する。
ガスタービン、乗用車など各種燃焼炉、あるいは各種燃
焼機関などの排ガス公害対策及びクリーン化などの窒素
酸化物を含む排ガスの浄化方法に関する。
従来のグロー放電プラズマにより排ガス中の窒素酸化物
(NoX)を無害な窒素(N、)に転換するシステムに
ついては、すでに本出願人が特願昭6363410にて
提案した。この提案の方法を第2図により説明する。排
ガス中にアンモニヤ供給装置10から小量のアンモニヤ
が供給された後、反応容器11に導かれる。ガラス等で
作られた反容容器11は同心同筒型で、複数の孔を持つ
内部電極11と、反応容器11の外側に設けられた外部
電極13とを備え、それらは電源14につながれている
。外部電極13と内部電極11の間でグロー放電プラズ
マを発生させると、NOx等が大量に処理される。
(NoX)を無害な窒素(N、)に転換するシステムに
ついては、すでに本出願人が特願昭6363410にて
提案した。この提案の方法を第2図により説明する。排
ガス中にアンモニヤ供給装置10から小量のアンモニヤ
が供給された後、反応容器11に導かれる。ガラス等で
作られた反容容器11は同心同筒型で、複数の孔を持つ
内部電極11と、反応容器11の外側に設けられた外部
電極13とを備え、それらは電源14につながれている
。外部電極13と内部電極11の間でグロー放電プラズ
マを発生させると、NOx等が大量に処理される。
上記従来の方法は現在実用されている触媒方式〇NOX
除去装置と比較して経済的で工業上有用であるが、高い
NOx低減率を得ようとすると、オゾン(03)を副生
ずる不都合がある。03もNOと同様大気汚染物質の一
つであり、極力抑制する必要があ〔課題を解決するため
の手段〕 本発明は上記課題を解決するため次の手段を講する。
除去装置と比較して経済的で工業上有用であるが、高い
NOx低減率を得ようとすると、オゾン(03)を副生
ずる不都合がある。03もNOと同様大気汚染物質の一
つであり、極力抑制する必要があ〔課題を解決するため
の手段〕 本発明は上記課題を解決するため次の手段を講する。
(1)窒素酸化物を含む排ガスの一部をグロー放電プラ
ズマ条件下で処理し、残りを同処理の排ガスと混合する
ことによってオゾンの副生なく窒素酸化物を低減するこ
とを特徴とする窒素酸化物を含む排ガスの浄化方法。
ズマ条件下で処理し、残りを同処理の排ガスと混合する
ことによってオゾンの副生なく窒素酸化物を低減するこ
とを特徴とする窒素酸化物を含む排ガスの浄化方法。
(2)請求項(1)記載の方法において、大気放出前の
最終排ガス中の一酸化窒素濃度を検知し、もって処理排
ガスと未処理の排ガスとの流量比を調節することを特徴
とする窒素酸化物を含む排ガスの浄化方法。
最終排ガス中の一酸化窒素濃度を検知し、もって処理排
ガスと未処理の排ガスとの流量比を調節することを特徴
とする窒素酸化物を含む排ガスの浄化方法。
上記手段により窒素酸化物を含む排ガスはグロー放電プ
ラズマ条件下で処理される。そのとき、プラズマ発生部
でオゾンの副生が生じても残りの未処理の排ガスと混合
されて未処理の排ガス中の反応性の高いNOで03を0
2に転換する。このようにして、大気放出排ガス中のオ
ゾンは殆ど皆無に近く、かつ脱硝率も高く維持できるよ
うになる。
ラズマ条件下で処理される。そのとき、プラズマ発生部
でオゾンの副生が生じても残りの未処理の排ガスと混合
されて未処理の排ガス中の反応性の高いNOで03を0
2に転換する。このようにして、大気放出排ガス中のオ
ゾンは殆ど皆無に近く、かつ脱硝率も高く維持できるよ
うになる。
なお、副生ずる03の量、排ガス中のNOの量によって
、排ガスの大部分をグロー放電プラズマ条件下で処理し
てもよいし、小部分を処理してもよい。
、排ガスの大部分をグロー放電プラズマ条件下で処理し
てもよいし、小部分を処理してもよい。
本発明の方法を適用した一実施例を第1図により説明す
る。
る。
第1図は通常の発電用ボイラ1の排ガスを対象に示して
いるが、他の燃焼器よりの排ガス、例えばガスタービン
、ディーゼルエンジンよりの排ガス、あるいはトンネル
等からの排気等にも殆ど同様の手法が適用される。発電
用ボイラ1の排ガスは空気予熱器2、集塵装置3を順次
繰てグロー放電プラズマ発生装置4、すなわち排ガス処
理装置に通される。ここで排ガス中のNOX (大部分
はNOとNO□である)はその相当量が次の(1)式乃
至(3)式によりN2に無公害化される。
いるが、他の燃焼器よりの排ガス、例えばガスタービン
、ディーゼルエンジンよりの排ガス、あるいはトンネル
等からの排気等にも殆ど同様の手法が適用される。発電
用ボイラ1の排ガスは空気予熱器2、集塵装置3を順次
繰てグロー放電プラズマ発生装置4、すなわち排ガス処
理装置に通される。ここで排ガス中のNOX (大部分
はNOとNO□である)はその相当量が次の(1)式乃
至(3)式によりN2に無公害化される。
No+電子エネルギ→Nz + ’/20□−(1)N
2+電子エネルギ→N −1−N −−−(2)N
o +N = Nz +O−−−(3)このときオ
ゾンが、次の(4)式及び(5)式などの反応により副
生ずる。
2+電子エネルギ→N −1−N −−−(2)N
o +N = Nz +O−−−(3)このときオ
ゾンが、次の(4)式及び(5)式などの反応により副
生ずる。
02+電子エネルギ→0 −−−(4)O+0.
→ 03 −−−(5)特に含有02濃度が
高いガス、例えばガスタービン、ディーゼル等の内燃機
よりの排ガス、あるいはトンネル排気などの場合、ある
いは、高い脱硝率を目的とする場合、にはオゾンの副生
量が多くなる。オゾンは大気汚染防止の点から好ましく
ない物質であるから煙突8から大気中へ放出する迄に何
らかの方法で除去する必要がある。オゾンの除去法とし
ては活性炭などによる吸着、或いは水洗方式が考えられ
るが、いずれも装置が大型となり運転費もかさむので現
実的でない。しかし、NOと03の反応性は高いので、
未処理排ガスの一部をバイパスライン5を設け、ブロー
放電プラズマ発生装置4をバイパスさせた後混合する。
→ 03 −−−(5)特に含有02濃度が
高いガス、例えばガスタービン、ディーゼル等の内燃機
よりの排ガス、あるいはトンネル排気などの場合、ある
いは、高い脱硝率を目的とする場合、にはオゾンの副生
量が多くなる。オゾンは大気汚染防止の点から好ましく
ない物質であるから煙突8から大気中へ放出する迄に何
らかの方法で除去する必要がある。オゾンの除去法とし
ては活性炭などによる吸着、或いは水洗方式が考えられ
るが、いずれも装置が大型となり運転費もかさむので現
実的でない。しかし、NOと03の反応性は高いので、
未処理排ガスの一部をバイパスライン5を設け、ブロー
放電プラズマ発生装置4をバイパスさせた後混合する。
すると次の(6)式のように反応し、オゾンが無害なo
2として除去され、誘引ファン7を経て煙突より放出さ
れる。
2として除去され、誘引ファン7を経て煙突より放出さ
れる。
03+NO→0□十NOx −−−(6)未処理ガス
をバイパスさせることによる脱硝率の低下は通常の場合
小さく、後述の試験例に示すように、NoX、オゾンの
排出量の総和はこの方式が最も少い。また(6)式の反
応は充分速いので、特別の反応器は不要であるが、勿論
処理ガスと未処理ガスは充分混合できるようプロセス上
配慮することが望ましいく例えば誘引ファン7、を混合
点より後流に設置する)。
をバイパスさせることによる脱硝率の低下は通常の場合
小さく、後述の試験例に示すように、NoX、オゾンの
排出量の総和はこの方式が最も少い。また(6)式の反
応は充分速いので、特別の反応器は不要であるが、勿論
処理ガスと未処理ガスは充分混合できるようプロセス上
配慮することが望ましいく例えば誘引ファン7、を混合
点より後流に設置する)。
オゾンを除去するためのバイパス量は、現在通常排ガス
性状監視装置として設置されているNo分析計6によっ
て制御することができる。即ち排ガス中にNoが残存し
ている条件では0.の排出は殆ど無視できる量まで低減
されるからである。
性状監視装置として設置されているNo分析計6によっ
て制御することができる。即ち排ガス中にNoが残存し
ている条件では0.の排出は殆ど無視できる量まで低減
されるからである。
なお、排ガス処理装置はガス温度の影響が小さいので、
発電用ボイラlと空気予熱器2との間又は空気予熱器2
と集塵機3との間、あるいは脱硫装置が設置されている
プラントではその前後、等に設置しても有効である。こ
れも本実施例の産業上の−利点である。
発電用ボイラlと空気予熱器2との間又は空気予熱器2
と集塵機3との間、あるいは脱硫装置が設置されている
プラントではその前後、等に設置しても有効である。こ
れも本実施例の産業上の−利点である。
以上の実施例の有効性を確認するために、小型の模擬グ
ロー放電プラズマ発生装置を用いて行った試験を以下に
説明する。実験は人口ガスとしてN0194ppm、
022χ、残N2を使用したケース八と、N。
ロー放電プラズマ発生装置を用いて行った試験を以下に
説明する。実験は人口ガスとしてN0194ppm、
022χ、残N2を使用したケース八と、N。
8.6ppm+ 0220%+ 残N2を使用したケ
ースBについて、それぞれ未処理ガスの混合の有無の比
較を行った。ケースAはボイラ排ガス、ケースBはトン
ネル排気を対象としたものである。試験は、ボンへより
の模擬ガスを用い、NOX、 NOはNO2→NOコン
バータ付化学方光式、0□は磁気式、03は紫外方式の
計器にて、それぞれの濃度を計測した。全ガス流量は3
■/分である。
ースBについて、それぞれ未処理ガスの混合の有無の比
較を行った。ケースAはボイラ排ガス、ケースBはトン
ネル排気を対象としたものである。試験は、ボンへより
の模擬ガスを用い、NOX、 NOはNO2→NOコン
バータ付化学方光式、0□は磁気式、03は紫外方式の
計器にて、それぞれの濃度を計測した。全ガス流量は3
■/分である。
試験結果を表1に示す。
以下余白
表1より適切な量をバイパスすることにより、脱硝率の
低下を抑えたままで、有害な副性物であるオゾンの発生
を抑制することができること、No濃度を監視すること
により、03の発生を予測・抑制することが可能なこと
が判る。
低下を抑えたままで、有害な副性物であるオゾンの発生
を抑制することができること、No濃度を監視すること
により、03の発生を予測・抑制することが可能なこと
が判る。
以上に説明したように本発明によれば簡易な装置構成で
オゾンの副生なく高い脱硝効率を得ることができる。従
ってボイラ、ガスタービン、ディーゼルエンジン、乗用
車などの排ガス処理方法として産業上の価値が著しく高
い。
オゾンの副生なく高い脱硝効率を得ることができる。従
ってボイラ、ガスタービン、ディーゼルエンジン、乗用
車などの排ガス処理方法として産業上の価値が著しく高
い。
第1図は本発明の方法を適用した実施例の構成系統図で
ある。 1−一一発電用ボイラ、2−−−空気予熱器。 3−m=集塵装置。 4−m−グロー放電プラズマ発生装置。 5−−−バイパスライン、6−−− N OX分析計。 7−−−誘引フアン、8−一一煙突 代理人 弁理士 坂 間 暁 外2名図
ある。 1−一一発電用ボイラ、2−−−空気予熱器。 3−m=集塵装置。 4−m−グロー放電プラズマ発生装置。 5−−−バイパスライン、6−−− N OX分析計。 7−−−誘引フアン、8−一一煙突 代理人 弁理士 坂 間 暁 外2名図
Claims (2)
- (1)窒素酸化物を含む排ガスの一部をグロー放電プラ
ズマ条件下で処理し、残りを同処理の排ガスと混合する
ことによってオゾンの副生なく窒素酸化物を低減するこ
とを特徴とする窒素酸化物を含む排ガスの浄化方法。 - (2)請求項(1)記載の方法において、大気放出前の
最終排ガス中の一酸化窒素濃度を検知し、これに基いて
処理排ガスと未処理の排ガスとの流量比を調節すること
を特徴とする窒素酸化物を含む排ガスの浄化方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1019485A JPH02203920A (ja) | 1989-01-31 | 1989-01-31 | 窒素酸化物を含む排ガスの浄化方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1019485A JPH02203920A (ja) | 1989-01-31 | 1989-01-31 | 窒素酸化物を含む排ガスの浄化方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02203920A true JPH02203920A (ja) | 1990-08-13 |
Family
ID=12000656
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1019485A Pending JPH02203920A (ja) | 1989-01-31 | 1989-01-31 | 窒素酸化物を含む排ガスの浄化方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02203920A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107875817A (zh) * | 2017-09-25 | 2018-04-06 | 杨家华 | 一种等离子脱硝装置 |
-
1989
- 1989-01-31 JP JP1019485A patent/JPH02203920A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107875817A (zh) * | 2017-09-25 | 2018-04-06 | 杨家华 | 一种等离子脱硝装置 |
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