JPH02203393A - 歪発生装置 - Google Patents
歪発生装置Info
- Publication number
- JPH02203393A JPH02203393A JP1023224A JP2322489A JPH02203393A JP H02203393 A JPH02203393 A JP H02203393A JP 1023224 A JP1023224 A JP 1023224A JP 2322489 A JP2322489 A JP 2322489A JP H02203393 A JPH02203393 A JP H02203393A
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- output
- coefficient
- dsp
- multiplier
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- 238000004364 calculation method Methods 0.000 claims description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000006870 function Effects 0.000 description 2
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 1
- 230000005236 sound signal Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Electrophonic Musical Instruments (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、発生された楽音の音色を変化するもので、
楽音信号を積極的に歪ませる歪発生装置に関する。
楽音信号を積極的に歪ませる歪発生装置に関する。
[従来技術]
従来、楽音信号の波形を積極的に歪ませる装置として、
電気ギターの出力信号を歪ませる装置がよく知られてお
り、デイスト−ジョンまたはオーバードライブ等と呼ば
れている。これらの装置はアナログ回路で波形歪を発生
させるものである。
電気ギターの出力信号を歪ませる装置がよく知られてお
り、デイスト−ジョンまたはオーバードライブ等と呼ば
れている。これらの装置はアナログ回路で波形歪を発生
させるものである。
一方、楽音信号をディジタル処理により歪ませようとす
るものも各種知られており、特開昭62−118394
号などにその一例が開示されている。
るものも各種知られており、特開昭62−118394
号などにその一例が開示されている。
[発明の概要]
本発明は、上記のものと同様にディジタル処理により歪
を発生するも で、乗算器と加算器のみを用いて処理を
行うものである。
を発生するも で、乗算器と加算器のみを用いて処理を
行うものである。
近年ディジタル信号処理技術が各方面で利用されるよう
になり、高速演算を行える信号処理用の専用LSIが各
社から比較的安価で供給されている。これらは一般にD
S P (Digital Signal Pr。
になり、高速演算を行える信号処理用の専用LSIが各
社から比較的安価で供給されている。これらは一般にD
S P (Digital Signal Pr。
cessor)とよばれ、テキサスインストルメント社
の320シリーズやNEC(日本電気)社の72シリー
ズ等が知られている。しかしながら、これらのLSIは
信号処理専用ではあるが、あらゆる信号処理に適すると
いうものではなく、最も多く用いられるアルゴリズムに
適するような構成がとられている。そのため乗算、およ
び加算は得意であるが、数値比較等は不得意である。
の320シリーズやNEC(日本電気)社の72シリー
ズ等が知られている。しかしながら、これらのLSIは
信号処理専用ではあるが、あらゆる信号処理に適すると
いうものではなく、最も多く用いられるアルゴリズムに
適するような構成がとられている。そのため乗算、およ
び加算は得意であるが、数値比較等は不得意である。
本発明はこのようなLSIを用いて入力音声信号に歪を
発生させる装置で、これらに用いられる乗算器は、その
乗算値がオーバーフローすると最大値を出力するように
構成されていることに基づくものである。
発生させる装置で、これらに用いられる乗算器は、その
乗算値がオーバーフローすると最大値を出力するように
構成されていることに基づくものである。
[発明の効果]
従来知られている歪発生装置で、テーブルルックアップ
方式のものは、歪特性を変化することが容易にできない
。またテーブルのメモリとしては容量の大きいものが必
要である。また、演算により歪特性を得る方式のものも
提案されているが、所定の関数において、係数を変化す
ることが出来るが、関数そのものを変えることは出来な
い。
方式のものは、歪特性を変化することが容易にできない
。またテーブルのメモリとしては容量の大きいものが必
要である。また、演算により歪特性を得る方式のものも
提案されているが、所定の関数において、係数を変化す
ることが出来るが、関数そのものを変えることは出来な
い。
本願発明によれば、折れ線による非線形特性を比較的自
由に変化することができ、さらに乗算器と加算器を組合
せるだけで容易に実現することができる。また、係数を
記憶するだけでよいので記憶容量の小さいメモリで済む
。
由に変化することができ、さらに乗算器と加算器を組合
せるだけで容易に実現することができる。また、係数を
記憶するだけでよいので記憶容量の小さいメモリで済む
。
[実施例]
まず本発明の詳細な説明する。なお、以下の説明では入
力信号の振幅の符号が正として述べるが、負である場合
も符号が異なる以外は正の場合と同様である。
力信号の振幅の符号が正として述べるが、負である場合
も符号が異なる以外は正の場合と同様である。
現在用いられる乗算器は、乗算値すなわち積がオーバー
フローすると、出力値としてとりうる最大値(2進数で
は、符号を除く全てのビットが1)を出力するように構
成されている。たとえば乗数、被乗数ともに2進数でと
もにビット数が16、これに対し乗算値の出力ビツト数
が24というような固定小数点の乗算器の場合、小数点
の位置の設定によりオーバーフローが発生する。このと
き最大値は、この出力ビツト数がとり得る最大の値であ
る。
フローすると、出力値としてとりうる最大値(2進数で
は、符号を除く全てのビットが1)を出力するように構
成されている。たとえば乗数、被乗数ともに2進数でと
もにビット数が16、これに対し乗算値の出力ビツト数
が24というような固定小数点の乗算器の場合、小数点
の位置の設定によりオーバーフローが発生する。このと
き最大値は、この出力ビツト数がとり得る最大の値であ
る。
そこで、例えば第2図に示すように、係数すを1より大
きく設定しくここでの1は10進数)、入力値Xを整数
として出力値 y=bx を図示すると、出力値yは、領域X≧Xkで出力値とし
てとり得る最大値Mとなる。
きく設定しくここでの1は10進数)、入力値Xを整数
として出力値 y=bx を図示すると、出力値yは、領域X≧Xkで出力値とし
てとり得る最大値Mとなる。
この乗算出力にさらに第2の係数c (1より小さい)
を掛けると第3図のような折れ線の非線形入出力特性が
得られる。
を掛けると第3図のような折れ線の非線形入出力特性が
得られる。
本発明は、この折れ線の入出力特性を複数組合せること
により、自由な入出力特性を得るもので、ある。
により、自由な入出力特性を得るもので、ある。
第1図は本発明の一実施例のデータフロー図である。こ
れらの乗算はすべて一つの乗算器を時分割で用いて行う
ことができる。得ようとする入出力特性を第4図に示す
。同図の特性は例えば、演奏者が任意に各折れ線のブレ
ークポイントを操作子等を用いて設定するものである。
れらの乗算はすべて一つの乗算器を時分割で用いて行う
ことができる。得ようとする入出力特性を第4図に示す
。同図の特性は例えば、演奏者が任意に各折れ線のブレ
ークポイントを操作子等を用いて設定するものである。
したがって値X1〜Xn、Y、〜Ynは決定さる。これ
らの値から係数b K + CKは次のようにして求め
ることが出来る。
らの値から係数b K + CKは次のようにして求め
ることが出来る。
ます、値bKは、
bK=−
XK
である。
ここで、n:系の数(ここで系とは入力振幅値に係数す
を乗算し、その出力に係数Cを乗算するもの) K=1〜n M;乗算器がとりうる最大値 ■式と0式から XKYK+、−XK+、Yk=M(XK−XK+、)Σ
C1したがって、mを1から順に代入することにより係
数CKを求めることができる。
を乗算し、その出力に係数Cを乗算するもの) K=1〜n M;乗算器がとりうる最大値 ■式と0式から XKYK+、−XK+、Yk=M(XK−XK+、)Σ
C1したがって、mを1から順に代入することにより係
数CKを求めることができる。
ただし、k=nのとき XK+1=YK+l=Mこれら
の演算はマイクロコンピュータを用いれば容易に行うこ
とができる。この歪発生装置をDSPで構成し、各係数
をCPUがら供給する場合のブロック図を第5図に示す
。
の演算はマイクロコンピュータを用いれば容易に行うこ
とができる。この歪発生装置をDSPで構成し、各係数
をCPUがら供給する場合のブロック図を第5図に示す
。
同図において、1はディジタル入力端子で、所定のサン
プリング周波数およびビット数の振幅値がディジタル信
号で入力される。ディジタル信号で楽音を発生する電子
楽器に組み込む場合には、この端子に接続される。2は
アナログ入力端子で、電気ギター等の出力がアナログ信
号である場合にこの端子に接続し、A/D変換器3によ
りディジタル値に変換される。4は加算器であって、複
数の人力信号を加算しDSP5に人力される。
プリング周波数およびビット数の振幅値がディジタル信
号で入力される。ディジタル信号で楽音を発生する電子
楽器に組み込む場合には、この端子に接続される。2は
アナログ入力端子で、電気ギター等の出力がアナログ信
号である場合にこの端子に接続し、A/D変換器3によ
りディジタル値に変換される。4は加算器であって、複
数の人力信号を加算しDSP5に人力される。
DSP5は上記のとおり、信号処理用のLSIで図示し
ないが、メモリに記憶されたプログラムに基づいて、入
力信号に所定の演算処理を行い、出力する。6はCPU
で操作パネル7において設定された歪特性から各係数を
演算により求めDSPに供給する。9はディジタルアウ
ト、10はD/A変換器8によりアナログ信号に変換し
、出力する端子である。
ないが、メモリに記憶されたプログラムに基づいて、入
力信号に所定の演算処理を行い、出力する。6はCPU
で操作パネル7において設定された歪特性から各係数を
演算により求めDSPに供給する。9はディジタルアウ
ト、10はD/A変換器8によりアナログ信号に変換し
、出力する端子である。
なお、第6図に示すように歪発生装置に入力される信号
に予め直流成分dを加算することにより、歪特性を正負
により変えることが出来る。
に予め直流成分dを加算することにより、歪特性を正負
により変えることが出来る。
また、入力信号のレベルを変化(gを乗算)することに
より歪の深さを変化させることができる。
より歪の深さを変化させることができる。
以上のように、本発明によれば乗算器と加算器を用いる
だけで折れ線の非線形入出力特性を得ることが出来る。
だけで折れ線の非線形入出力特性を得ることが出来る。
第1図は、本発明の一実施例を示すデータフロー図、第
2.3図は本発明の詳細な説明する図、第4図は、実施
例における入出力特性を表す図、第5図は本発明による
装置の応用例を表す図である。 特許出願人 ローランド株式会社 代表者 梯 郁太部 す。 第1図 第4図 第2図 第3図 呂 第6図 第5図 手 続 補 正 書(方 式) 補正の内容 平成 1年 5月 1日 (1)第8ページ第11行目 「第5図は」を「第5図、6図は」と補正する。 平成 1年特許願第 23224号 郵便番号 住 所 大阪市住之江区新北島3丁目7番13号補正命令の日付 平成 1年 3月31日(但し発送は 4月25日) 補正の対象 明細書の「図面の簡単な説明」の欄
2.3図は本発明の詳細な説明する図、第4図は、実施
例における入出力特性を表す図、第5図は本発明による
装置の応用例を表す図である。 特許出願人 ローランド株式会社 代表者 梯 郁太部 す。 第1図 第4図 第2図 第3図 呂 第6図 第5図 手 続 補 正 書(方 式) 補正の内容 平成 1年 5月 1日 (1)第8ページ第11行目 「第5図は」を「第5図、6図は」と補正する。 平成 1年特許願第 23224号 郵便番号 住 所 大阪市住之江区新北島3丁目7番13号補正命令の日付 平成 1年 3月31日(但し発送は 4月25日) 補正の対象 明細書の「図面の簡単な説明」の欄
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 乗算値が最大値を越えるとその最大値を出力するディジ
タル乗算器と 上記乗算器に入力振幅値と1より大きい第1の係数を供
給して乗算を行い、その出力値に1より小さい第2の係
数を乗算する系を複数、並列に行う制御手段と、 上記それぞれの系の演算結果の総和を求める加算器と、 を備えた歪発生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1023224A JPH02203393A (ja) | 1989-02-01 | 1989-02-01 | 歪発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1023224A JPH02203393A (ja) | 1989-02-01 | 1989-02-01 | 歪発生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02203393A true JPH02203393A (ja) | 1990-08-13 |
Family
ID=12104669
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1023224A Pending JPH02203393A (ja) | 1989-02-01 | 1989-02-01 | 歪発生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02203393A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05281972A (ja) * | 1992-03-30 | 1993-10-29 | Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd | 効果装置 |
US5528532A (en) * | 1992-11-30 | 1996-06-18 | Yamaha Corporation | Distortion circuits for improving distortion effects to audio data |
-
1989
- 1989-02-01 JP JP1023224A patent/JPH02203393A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05281972A (ja) * | 1992-03-30 | 1993-10-29 | Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd | 効果装置 |
US5528532A (en) * | 1992-11-30 | 1996-06-18 | Yamaha Corporation | Distortion circuits for improving distortion effects to audio data |
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